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第5章前編 変革の胎動1
第249話 (幕間)クラス優遇組達の変な祭典3
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用が、覚悟を決めないと…
と修羅場っていた頃…
用の同級生、優遇組の
担任 帆山 ・杉谷 ・旧田丸 則子・野波
達は、海賊団の拠点島の海岸部で、
漂着した木を拾って薪を集めていた。
杉谷
「クソ! なんで俺たち勇者が
薪拾いなんてしなくてはならないんだよ!」
旧田丸 則子
「クソ!、あの石油?石炭?あれば、
石油王になれたのに!
こんなジジイな事やってる奴らなんかと
なんで一緒にいるのよ!」
野波
「あ~、旧田丸 則子は
川に洗濯に行きました!」
旧田丸 則子
「わたしゃ、ババアじゃない!」
帆山
「用賀のヤツ、ひょっとして…
俺達が生きている事を知らないのか?」
〈イヤ、シッテハ イマスガ
オマエラガ トウボウ シタノデハ?〉
杉谷
「なぜ、そう思うんだ?」
帆山
「あいつ石油とか、石炭とか合成できて、
商会なんて立ち上げているんだろ?
倉庫とか、デカかったのだろ?」
旧田丸 則子
「そうよね! 好景気なら、ふつう私達を
助けるのが下僕の義務よね!」
〈ダレガ ゲボク? コイツラ…〉
杉谷
「そうだよな! 知らないか…
今俺達は、他の奴らと同じく
自爆して、死んだ事になっているのか?」
野波
「そうに違いない!
オイ!ここから逃げようぜ!
用賀の所に、行って
この奴隷魔法の首輪も解除させて
ウハウハするんだよ!」
旧田丸 則子
「いいわね!ソレ! 」
帆山
「船を盗んで、いや徴収して
バボン王国に行くぞ!」
杉谷
「勇者様の行動は、すべて合法!
行くぜ!」
〈ソンナ ホウリツ アリマセン!〉
そんな、頭の中がいよいよおかしいと
疑われるレベルに…
いや…もともとそうか…
そんな、四人で船に乗り海に出たのだが…
野波
「おい本当に、
お前ら2人に任していいのか?
船の操縦経験あるっていうから、
任せたけど…」
帆山
「以外だよ。お前ら二人が船乗れるなんて。」
杉谷
「簡単だよ! スマホで地図なぞるだけ!」
旧田丸 則子
「ホント簡単よ! スマホの地図の
画面の赤い地点と地点を指でなぞれば
すぐに着くもの!」
野波
「ハァ? スマホ? どうやってスマホで
このボロ木造船を動かすんだよ!
おまえ…」
帆山
「野波、まて。 ここはファンタジー世界!
スマホ操作みたいに、
魔法で操作するんだよな?」
野波
「あ! す…すまん… つい地球の常識で…
言ってしまった。すまん。」
杉谷
「ハァ? スマホゲームに決まってるだろ!
まったく… なにが魔法だよ、
そんなかんたんな… あ!アア!
ゲ! ヤベ! マジか!…」
旧田丸 則子
「ちょっと~、なに?
ねぇ早く船動かしてよ~
ったくグズなんだか…
ハァ? いや、無理!ちょ!
無理だって! ごめん…
リアルの船動かし方知らない…」
ゲームと混同していた杉谷と旧田丸 則子…
辺りは、まっくら…
もう、陸も見えない…
すぐに行けるとか、考えていたから…
水無し! 食料無し!
あぜんとする四人…
どうする?
と修羅場っていた頃…
用の同級生、優遇組の
担任 帆山 ・杉谷 ・旧田丸 則子・野波
達は、海賊団の拠点島の海岸部で、
漂着した木を拾って薪を集めていた。
杉谷
「クソ! なんで俺たち勇者が
薪拾いなんてしなくてはならないんだよ!」
旧田丸 則子
「クソ!、あの石油?石炭?あれば、
石油王になれたのに!
こんなジジイな事やってる奴らなんかと
なんで一緒にいるのよ!」
野波
「あ~、旧田丸 則子は
川に洗濯に行きました!」
旧田丸 則子
「わたしゃ、ババアじゃない!」
帆山
「用賀のヤツ、ひょっとして…
俺達が生きている事を知らないのか?」
〈イヤ、シッテハ イマスガ
オマエラガ トウボウ シタノデハ?〉
杉谷
「なぜ、そう思うんだ?」
帆山
「あいつ石油とか、石炭とか合成できて、
商会なんて立ち上げているんだろ?
倉庫とか、デカかったのだろ?」
旧田丸 則子
「そうよね! 好景気なら、ふつう私達を
助けるのが下僕の義務よね!」
〈ダレガ ゲボク? コイツラ…〉
杉谷
「そうだよな! 知らないか…
今俺達は、他の奴らと同じく
自爆して、死んだ事になっているのか?」
野波
「そうに違いない!
オイ!ここから逃げようぜ!
用賀の所に、行って
この奴隷魔法の首輪も解除させて
ウハウハするんだよ!」
旧田丸 則子
「いいわね!ソレ! 」
帆山
「船を盗んで、いや徴収して
バボン王国に行くぞ!」
杉谷
「勇者様の行動は、すべて合法!
行くぜ!」
〈ソンナ ホウリツ アリマセン!〉
そんな、頭の中がいよいよおかしいと
疑われるレベルに…
いや…もともとそうか…
そんな、四人で船に乗り海に出たのだが…
野波
「おい本当に、
お前ら2人に任していいのか?
船の操縦経験あるっていうから、
任せたけど…」
帆山
「以外だよ。お前ら二人が船乗れるなんて。」
杉谷
「簡単だよ! スマホで地図なぞるだけ!」
旧田丸 則子
「ホント簡単よ! スマホの地図の
画面の赤い地点と地点を指でなぞれば
すぐに着くもの!」
野波
「ハァ? スマホ? どうやってスマホで
このボロ木造船を動かすんだよ!
おまえ…」
帆山
「野波、まて。 ここはファンタジー世界!
スマホ操作みたいに、
魔法で操作するんだよな?」
野波
「あ! す…すまん… つい地球の常識で…
言ってしまった。すまん。」
杉谷
「ハァ? スマホゲームに決まってるだろ!
まったく… なにが魔法だよ、
そんなかんたんな… あ!アア!
ゲ! ヤベ! マジか!…」
旧田丸 則子
「ちょっと~、なに?
ねぇ早く船動かしてよ~
ったくグズなんだか…
ハァ? いや、無理!ちょ!
無理だって! ごめん…
リアルの船動かし方知らない…」
ゲームと混同していた杉谷と旧田丸 則子…
辺りは、まっくら…
もう、陸も見えない…
すぐに行けるとか、考えていたから…
水無し! 食料無し!
あぜんとする四人…
どうする?
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