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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第243話 オババが…目覚めた…

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所変わって、聖カルッティ王国…

城の地下牢屋で、目覚めるオババ達。


オババ
「だしぇ~!ごごからだしぇ~!」

腹が減って、声が思うように出ない!


大オババ
「ごら~、えいべい~、ご~い~」

なんとなくわかるが…



女王   メルト・ラ・カルッティ
「なぜ? クソ! スキルが使えん!

魔法も使えん! ここは特殊牢屋か?

違う…ふつう牢屋だ! なぜここにいる?」


その頃、玉座の間では…

王女達が互いに目をパチクリしながら、

床に寝ていたところから、起きた。


体の節々が、背中が痛い!

スキルが使えない。魔法も…



衛兵を呼ぶ!

しかし来ない!


辺りを見回す。

オババにコブラツイストをかけたところまでは

覚えていたが…そこから真っ白…


覚えていない!

3王女達が、城を回ってわかったことは…


時計が狂ってなければ、!はぁ?

一週間寝ていた事になる!


兵士達や、ミノタウロスは全員真っ白…

オババ達は、行方不明…



お腹が空いた3王女は食堂から、厨房に行くが…


カビの生えた黒パンしか無かった!


仕方なく、金をもって城下に忍び足で行く!


たらふく買い食いをして、宿屋で寝る。


やっとスキルと魔法が使えるようになった。


そして、城に戻り兵士を起こして回って、


城の機能を回復させる。


オババ共を発見したが、3時間放置したのは

内緒である。


さて城は、大混乱になった!

まず、食料を買い出させる!

なにが起こったのかの情報収集…


そして…

女王   メルト・ラ・カルッティ
「いったい…なにが…

何?ブリードル帝国が全土放送をやってる?」


リッパーの新皇帝就任式予告である…


オババ
「何を言っとるんじゃ!

ここに挨拶するならわかるが!」


そんな、姿勢はたった一日で終わった…


魔人国とブリードル帝国が

平和条約を魔法契約で結んだのである!


ハァ?

なにィ!

ヤバい!


そう!

「魔人は悪魔の使い」と宣伝していた

聖カルッティ王国が、嘘をついていたと

バレるからである…


和平などありえない悪魔…


それが、違反したら国が滅ぶ魔法契約で

平和条約をむすんだ!



オババ達は、

新皇帝リッパー暗殺の為に

刺客を送ろうとするが…

だめだった…


理由?

暗殺部隊さんたちも…

一週間、絶食だったからね~入院したらしい。




そして、頭が痛い事態がまだまだあることが

判明する…


近衛兵士A
「大変です! 城内の公文書が!

公文書が!すべて真っ白です!」


女王   メルト・ラ・カルッティ
「ハァ? バカ言え! もっと詳しく言え!」


真っ白だった…

オババ共が、王女達が、

玉座の間にやって来た!


オババ
「図書館の本が!みんな変わってしもうた!」


女王   メルト・ラ・カルッティ
「それで? どう変わったの?」

オババ
「大オババが大好きな男と男の

ラブロマンスの漫画になっておる!」


女王   メルト・ラ・カルッティ
「なにィ! それを早く言え!」


オババと王女達を突き飛ばして、

図書館に行く、女王…

まさか…

その日、大オババと女王は

図書館から出てこなかった…



お腹が空くまで、読みふけっていたらしい…
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