上 下
194 / 630
第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第191話 王妃陛下の決断!!

しおりを挟む




 なぜ、ブリザード公国が戦闘体制になったか?
 そんな、不安と…自分達の怪物父親がプチッと終わった事…
 そして、ゴブリン・ジャイアントの上半身が、ブリードル帝国から魔人国を超えて、聖ボロボーン王国までふっ飛んで来た事実…
 3人の王妃は、疲れ切っていた…
 それを聞いて見ていた側近も…

 第3王女 フリーザー・デ・ブリザードは、なにも言わず宿で全員に休むように言う。
 流石にクタクタに付かれた一行は、すぐに寝てしまった。

近衛兵士L
「フリーザー王女、良かったのですか?」

第3王女 フリーザー・デ・ブリザード
「大丈夫よ。
 3人共に、むかし子供の時にここに逃げ込んだ子供達よ。
 姉様に報告してくるわ。」



「…と、言うことです。」

「プリナ女王陛下、いえ、プリナお姉様状況がひどいですが、あの子達を見捨てるわけにはいきません!」

女王 プリナ・デ・ブリザード
「ふ~、まぁ仕方ない。
 で、吹っ飛んできたのは何だった?」

第3王女 フリーザー・デ・ブリザード
「それが…ゴブリン・ジャイアントの上半身でした。
 【黒い棺】の中身が取り込もうとしておりました。」

女王  プリナ・デ・ブリザード
「はあ? それにしては、全く邪気がなかったぞ?
 どうやって、祓った?
 いや、違うな…消したのか?」

第3王女 フリーザー・デ・ブリザード
「わかりませんでした。
 ただ、観察するとホーリーストリームの傷跡がありました。
 効果は浅かったみたいです。
 しかし、あの瘴気結界を貫通して、なお、吹き飛ばす…
 そして、その残骸がまだ己が無傷だと思いこむほど、意識にも次元断絶が発生している…
 そんな、技は…」


女王プリナ・デ・ブリザード
「まさか… 
 ホーリーストリームはミレイ姉のオリジナル魔法…
 まさかミレイ姉さんが……
 それを見て、前世の記憶が出てきて…」

第3王女 フリーザー・デ・ブリザード
「ええ。「切れた」に!
 ロールケーキ一本賭けましょう!」

女王プリナ・デ・ブリザード
「今の、推測を二人に伝える。
 そして、用様に繋がないと!
 後で、あの3人もここに呼ぼう。
 例の話をして、どうするか聴く事にしよう。」



 その二日後…

バボン王国第1王妃
「2日寝ていたとは…」

ブリードル帝国第1王妃
「久しぶりに、眠れた…」

ホロン王国第1王妃
「ハァ。疲れていたのね。」

第3王女 フリーザー・デ・ブリザード
「さて、お昼から女王陛下がお会いになりますから、少し早めですが朝食をどうぞ!」

バボン王国第1王妃
「ひょっとして…フリーザーお姉様?」

ブリードル帝国第1王妃
「あ!…」

ホロン王国第1王妃
「(フルフル!)あの…その…」

第3王女 フリーザー・デ・ブリザード
「フフフ、やっぱり変わりらないわね。」

テーブルに食事を用意するメイド?
「フフフ、生きてここに来れただけでも、あの時の修行が役にたったようですね。」

「「「プリナ女王陛下!」」」

メイド改め プリナ・デ・ブリザード
「さてと、3人とも、今の状況を言うわよ」


しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

異世界でもうちの娘が最強カワイイ!

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:378

ポータルズ -最弱魔法を育てようー

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:328

アレク・プランタン

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:299pt お気に入り:52

30年待たされた異世界転移

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:398pt お気に入り:517

クライン工房へようこそ!【第15部まで公開】

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:329

どこかで見たような異世界物語

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:7pt お気に入り:42

処理中です...