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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編
第175話 救出作戦を立てる1
しおりを挟む用は、真っ黒な梅状態であった実をクリーンと、クリア・ダークで洗っていく。
だけど…染み込んだ汚れ?黒?なかなか取れない…
用は、修行もかねて某マンガのイメージみたいに、手のひらでクリア・ダークを玉状に放出し続け、その中に実を入れて、洗浄していた。
ゆみ
「用様~この遺跡の壁画に、大きな樹が描かれていますけど、世界樹と関係あるかもしれませんね~」
メイド 魔神デス・トロイ
「なになに、え? この遺跡は世界樹の実を、ここで育てて聖域にする予定の施設だったようですね。」
メイド 魔神デス・トロイアル
「あの穴かな? なるほど、地脈の力をここに注いで、樹を育てるつもりでしたか…」
ミイナ・ヴァーミリオン
「はて? そんな施設あったっけ?」
ゆみ
「ここに、何かサインみたいなものが掘られてますね。」
メイド 魔神デス・トロイアル
「うん? えーと
(我ここに、世界樹を増やし、オババに対抗して世界の安定を計画する者なり
ミレイ・ヴァーミリオン
ミイナ・ヴァーミリオン。)
ミイナ・ヴァーミリオン
「あははは… あっれ~? こんなの建てたっけ?
だいたい、実なんて持ってなかったよ!
変だね…作った覚えがない!
ちょっと、姉さんに聞いてみる。
姉さんも、記憶にないって…それより、姉さん今大変みたい。
村ごと義勇軍になって、第3王女の軍に組みこまれたみたいよ。
もうホロン王国王家に関わらないって約束も破られたみたいよ。
ゴブリン・ジャイアント追討の途中まで行って、そこから別行動でこちらに来たいみたい。
用様、いいですか?」
用
「え?ミレイさん来るの?
義勇軍が組みこまれたって…
第3王女?… だと辺境伯の娘も…まさか!あのヒャッハーか!
ミレイさん、助けないと!」
「息子のラントさんにも、野営のイロハを教えてもらったからな~3人ともいいかな?」
AI
「わだじも~」
用
「ごめんゴメン、四人ともいいかな~息子のラントさんも気さくな人だから…」
こんな事言いながら、用達一行は、別の意味で謎の遺跡を出発!
魔の森に入り、ブリードル帝国と、魔国の境を北上してゴブリン・ジャイアント軍をくぐり抜け、ポンロ村軍に出合いバボン王国に呼び込む事する事になった。
パイン街に留守番中の第2王子?ミルト・ラ・バボンと、冒険者ギルドマスターのドリズと、執事の大俵に魔導特級ハト便で、知らせる。
なぜか、ミルトはすごく賛成みたいだ!
ドリズさんも、賛成。
大俵さんは、ラントさんを鍛えるつもりだ!
王都近くのゴースト部隊だけでも、倒して欲しいと、ミルトさんから要請があったので、倒しながらの移動を始める。
バボン王国ーブリードル帝国…国境砦
オークジェネラルG
「あん?なんだって?交代のゴースト部隊が来ない? おいおい、今から王都攻めるのに
何かあったのか?」
オークメッセンジャーA(走り特化のオーク)
「それが、遺跡でスケルトン・ジャイアント様を復活成功したって報告が来てから、音信不通です。
それで、現地に行ったのですが…遺跡に誰もいませんでした。
むしろ、浄化されて近寄り難い状態になっていました。」
オークジェネラルJ
「浄化?…まさか…聖カルッティ王国の世界樹守護隊の裏部隊
裏ミノタウロス部隊…通称、裏ミノが出てきたのか!」
オークジェネラルK
「だとしたら、やべーな!
オイ!オーク・ジャイアント様に報告だ!
スケルトン・ジャイアント様行方不明
リッチキングさんの部隊も行方不明
遺跡が浄化されてる事もだぞ!」
オークメッセンジャーA
「はい。すぐに行ってきます!」
つづく
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