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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第170話 魔人国から…1

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 魔人国 宮殿最奥部

 そこには…
 召喚拉致されて…魔王?を倒し…元の世界に帰ったはずの勇者達が(?)に石像に変えられてたたずんでいた…
 最近、その石像の間に変化があった!
 そう! 魔人王様の奇行であるが…
 周りの者も、協力する。

 Side  達也(前召喚勇者)
「なにやってるんだ!」

「変な首飾りだな? あれ?砕けた…」

 「祈祷?…」

 「聖水? いや、バケツでぶっかけられても…」

 「うえ! ブクブクって、石像だから溺れないけどさ~聖水に沈めるって…」

 「うん? まさか!この石像の呪いを解こうとしているのか?」

他の元勇者との念話
「どうも解呪しようとしているみたいだな~」

「困ったわね~この人(現魔人王)悪い人ではないのは、わかっていたけど…」

「俺たちが、この国の生活壊したからな…
 あの(?)やろう!それに国王共め!
 よくもだまして、呪いかけやがったな!」
 「あれ?ねぇ!バイブル読み出したよ…」
 「今度は…かな?」
 「おい!般若心経唱えだした!」
 「伝えられていたんだ…」
 「なぁ、私達、今石像ってことは…」
 「いや、拝まれてもな…」
 「解呪しようとしているのはわかった…」
 「どうしよう…」


魔人国 宰相
「陛下、気持ちはわかりますが…」

魔人王
「これを見ろ! 解呪の札に、首飾りが反応していた。
 間違いなくこれは神託ではなくて呪いだ… 
 聖カルッティ王国を調べろ!
 やっぱり裏があるぞ! 
 あのクソオババ!とクソ大オババ! 
 あいつらの仕業かもしれん!」

宰相
「その事ですが、四天王の調べでどうも…
 聖カルッティ王国にある世界樹は、ユグドラシルではなく、サブドラシルの可能性がでてきました。」

魔人王
「なんだと! 
 あれは、この世界ができた時の制御装置だろ? 
 ユグドラシルの行方を探せ!」

宰相
「あと、ヨー・ヨーガに接触しようにも、今オーク・ジャイアントとの戦闘中なので無理でした。
 商人に化けて近づこうにも、商人が今バボン王国に通行すらしていません。」

魔人王
「ユミ・オオトに、ウソの我らの情報がもたらされているのは明白だし、困ったな…」
「思い切って、直接話をするか?」

宰相
「手紙出して見ましょうか?」

魔人王
「うーん。困ったな~」


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