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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第163話 マルモの封印遺跡にて3

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 マルモの封印遺跡にて3

  バボン王国も、ただ指をくわえて見ているだけではなかった。

 使い魔で「マルモの封印遺跡」を監視しながら、長距離魔導砲を近くの砦から撃ったり抵抗していたが、無駄だった。


 そこへ、大きなガイコツが使い魔経由で、宮殿の会議室に映される。

 「うわ~!」

 「出た~!」

 「復活したのか!」

 「魔導砲の一斉射撃の準備と、魔力を貯めろ!」

 あまり、絶望的すぎる声が出てもいいのだが、出なかった。
 そう!彼らの先祖はスケルトン・ジャイアントと戦ったことがあるのだ!
 あと、スタミナポーションの影響もあるが、その時の建国の勇者501人が、その当時の姿でいるのである。
 ある意味、ヨーガ商店のヨーガ軍団による、下級ポーションの納品は、精神衛生上良かったようだ!

 そして…
 使い魔は遺跡にうごめく1億近いモンスター達の映像から、妙な集団が遺跡に近づいて来るのを発見する。


 その集団の映像を拡大すると……
 メイドが、馬車の屋根に上がった?
 何か両手を上げたな~

 そして、両肩から? 大きな四角い長細い箱? が出てきた?
 あの箱に四角い穴があるぞ?


 うわ!

 穴から光が出た!
 ある者達(昔冒険者やっていた武闘派貴族)から、「あれは、ブレスか!」
 と発言あり!

 モンスターの軍勢に爆発が起る!

 うわ~!
 敵にまわしたくね~!

 誰かが(前王からの時からいる貴族)言った
 「あれは、(ガタガタ)ユミ・オオトではないか!」

 復讐されてもしかながない貴族達に、悲鳴が上がる。
 そこに、メイド2名と ミイナ・ヴァーミリオンがあらわれる。

 なんかだか3人とも~光線を上空に発射したぞ~

 上空に、5層の魔法陣が3セット出現する!


 そして…

 光の玉?が魔法陣それぞれの中心に発生して、モンスター軍めがけて落ちていった。
 ピカ一!

 強烈な光が出る!
 ドッーーーーーーーーカーーーーーン!


 その振動は、王都までやって来た。
 会議室に、兵士が3つの白いキノコ雲が遺跡から立っていると、知らせてきた!
 使い魔からの、映像が回復する!
 5千のオーク軍団は、焼豚を通り過ぎ炭豚になったのが3割?
 あとは白い灰豚?

 そこに、スケルトンやゴーストの軍勢が、やってくる?
 馬車の前に、一人の青年がいる?
 ヨー・ヨーガだ!
 両手に光が灯る!
 そして、光が放射された。
 スケルトンが、分解されてゆく。
 ゴーストが…真っ黒だったのが…
 キレイな白になって…白い玉になって…

 空に上がっていった…

 会議室が泣いていた…
 しかし、遺跡から、デカいスケルトンが出てきた!
 スケルトン・ジャイアントである!



 次回!

 「激戦!スケルトン・ジャイアントvs用とゆかいな仲間達」

を、書きたい…

 作者でした。m(_ _)m
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