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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第151話 フロン海賊団の帰還?反逆軍討伐編1

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 その頃、ブリードル帝国の宮殿では…

 皇帝
「なに?反乱軍?どこだ?公爵領?本当か?」

 皇太子
「あれ?予定よりも早くね?」

 皇帝
「なにの予定だ!」




公爵
「ガチガチガチ…」
 歯をガタガタいわせ震える公爵…

 フロン皇女(大海賊王フロン様)
「公爵!…いや…叔父上…皇帝陛下の任務遂行を妨害し、そして私を狙うとは…もはや、反逆だ!
(ここから、大海賊王フロン様)わかってるんだろうな!
 コラ!貴様ら一派の行動は立派な皇帝に対する反逆そのものなんだよ!」

 港町警備隊・隊長(公爵の次男)
「ヒー!ガチガチガチ…」

 公爵
「クソッ!どうしてわかった!」

 大海賊王フロン様(フロン皇女)
「帝国旗(皇帝版)振っても大砲撃ってきて、反逆がわからないとでも、思った?
 なめとんのか!このボケが!(バキ!)」

 バキ!

 公爵の顔にアイアンクローをかけたまま、片腕の握力だけで、公爵の頭蓋骨を割ったフロン皇女…

 港町警備隊・隊長(公爵の次男)
「ヒー」ジョロジョロ…

 何かを漏らす、公爵の息子さん。


 公爵は反乱を起こした。
 自分の判断だけで、処刑せずに親父(皇帝)の判断を仰ごう。
 こいつらを柱にくくりつけ、見えるようにして、王都へと向う。
 途中、皇太子派の侯爵の軍勢が攻めてきた!

 侯爵A
 「おい!賊軍!公爵を離せ!さもないと死刑だ!」
 思い出した! 

 あいつ(皇太子)が、勝手にオレ(フロン)の婚約を決めて来たのが、侯爵Aの息子だ!

 もちろん、オレの帰還を邪魔する奴は反乱軍とみなして、戦闘だ!
 やったぜ!公爵Aの息子も捕縛したぞ!
 いくら、婚約破棄をしても破棄出来ないなんて、あいつ(皇太子)が邪魔しやがったが、今度は現行犯だ!

 フロン皇女(大海賊王フロン様)
「侯爵Aの息子!えーと(゜-゜)名前なんだったっけ?
 まあいい、貴様はありがたく婚約破棄をしてやったのに邪魔をして、それだけでも大罪なのに、今度は皇帝の勅令を軍を出して邪魔するとは!
 もはや皇帝に対する反乱である。」

 侯爵Aの息子
「なんだ!
 貴様!
 侯爵の軍だとわかってやっているんだろな!
 何が皇帝の勅令?ウソを…グァ!」

 フロンが、また片腕でアイアンクローをかけて侯爵の息子を顔から持ち上げる。
 フロンは、フードをはずすと、素顔があらわになる。

 侯爵Aの息子
「フロン!…なぜ…」

フロン皇女(大海賊王フロン様)
「帝国旗を見れば、近衛兵団と侯爵ならわかって当然!
 この声を聞いてフロンだと侯爵やその親族、まして婚約者を無理矢理にでも名乗っているなら、すぐにフロンだとわかって当然!」

 フロン皇女(大海賊王フロン様)
「まして、反乱軍の首謀者を離せだと?
 そんなことを言った時点で反乱軍の一味なのは明白!
 しかし、公爵一家だけでも数が多すぎる!…

 よし!! 侯爵A! 貴様だけ王都に連行だ!

 侯爵Aの息子は~死刑!」

 侯爵Aの息子
「ふざけるな~「ボギ!ボギギ」ギャー……」

 フロン皇女は、侯爵Aの息子の頭蓋骨を片手で割る!

 本日二人目である。

 さて、処刑しようとしたら、今度は子爵Aや男爵Aの反乱軍がやって来た!

 反乱軍の討伐をしていたら…あっ!

 侯爵Aの息子を死刑にするのを忘れてた!

 王都に着いてしまった。

 どうしよう?

 :
 :
 :
 しかし、フロン皇女は王宮でまた妙なものを、見てしまったのである。


 
次回予告

フロンです。
 王宮に帰ったら、お父様と(一応)兄様が決闘していると、聞いたので急いで宮殿に向かいましたら…

 兄様…そんなご趣味が…

 次回!「皇太子○○に目覚める!」
です。
 
 いや…えー(・_・;)?書くの?
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