上 下
126 / 630
第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編

第124話 パイン街防衛 前哨戦2

しおりを挟む
 



リッチキングA
 「なに!ガイコツ兵団第1隊が、消えただと!」

リッチキングB
 「小賢しい!我らがすぐに復活させてしんぜよう!フハハハ!」

リッチキングC
 「アレ?復活できないぞ!オイ!怨霊の魂が帰ってきているはずだよな?」

部下リッチA
 「それが…魂ごと浄化されてしまったようです。
 何度も呼び戻そうとしても無理でした。」

リッチエンペラー
 「まずいな!神官軍団が待ち受けていたのか?
 リッチ・ジャイアント様の封印を解くのにも、大勢の怨霊がいる。
 オーク軍団をパイン街に行ってもらって、スケルトンキング軍はどうなった?」

部下リッチA
 「王都に進行しています。
 もうすぐ、封印の遺跡に到達する予定です。」

リッチエンペラー
「よし!まずは、スケルトンジャイアント様を復活させる。
 オークジャイアント様!よろしいですか?」

 オークジャイアント
「うむ。
 そのほうが効率がいいだろう。
 あと、ダンジョン・コア共鳴の用意をここでするのも手だな。
 時間をかけずにメーンタークのダンジョンからスタンピードを起こさせよう!」


 リッチエンペラー
「すぐに取り掛かります。」




AI
「用様、アンデッド軍が引いてオーク軍団が全面に出てきましたね。」

パイン街冒険者ギルドマスター・ドリズ
「オーク軍団か、物理攻撃で倒すしかないね。
 ゴーレムだけで対応できるけど、どうする?」


「何か嫌な予感がする。
 あれを、動かせるようにしたほうがいいな。」

AI
「アレですか?」

ゆみ
「オーク軍団2部隊、第1防衛線内に入りました! 散弾砲発射!」


「あれ?撤退した? 時間稼ぎだな。よし、此方も戦力増強しよう。」



 バボン王国・王都
宮殿内

宰相
「オーク・ジャイアントはパイン街に向かいました。
 やはり用殿の読み通り、狙いはメーンタークのダンジョンか!」

第2王子?ミルト
「こちらに来るオーク軍団よりも先に、元公爵領のダンジョンを攻略済みだつたのは大きな戦果だな。」

宮廷魔導特戦部隊長
「今、元公爵領ダンジョン跡の映像が出ました。
 やはりダンジョン跡をリッチ達が何か探しているみたいです。
 あと、パイン街周辺の映像が出ます。」

 用たちが、スケルトン軍団とオーク軍団にスキルを撃ち込む場面がでる。

「「「「オ~スケルトンが浄化していくぞ!~」」」」

国王
「すごい!万の軍団が一撃で浄化か!」

ミルト
「死の森のゴブリン・ジャイアントの軍団の猛攻の中で、勝利に導いた力は本物ですね。」

国王
「ミルト、わかっているな。ここが落ちたらパイン街に行け!」

ミルト
「いいえ、ここを守り抜きます。その上で結婚を申し込みます。」

国王
「ハァー、どちらのミルトも頑固だな。」

宮廷魔導特戦部隊長
「リッチ軍団が、遺跡に集まってます。」

国王
「まさか、何かあるのか?」

宰相
「我が先祖が、当時の勇者と共に巨大スケルトンを封印したと云われる場所があの辺りです。まさか…」

国王
「遺跡の状態は?」

王都・冒険者ギルドマスター代理
「付近は、呪われており近づくだけで死にます。
 状態は悪いかと。
 あとアンデッド用の聖水を大量に作るので、対策は精一杯です。」
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

リーフクエスト 

どら焼き
ファンタジー
 和解なんてありえない。  仲間なんてありえないのだよ!  スカッとした読みやすい展開と、わかりやすい物語を求む!  勢いはあるが、ガキでもわかるスカッとさが無い!  これまでの感想ありがとうございます。  今清書中の物語が、年内リリースに間に合わないので急遽、昔の書いたものではなく、短いかもしれませんが、なんとか感想を反映した新作書いてみます!  簡単な導入あらすじ。  地球の中世くらいの文明の世界の辺境と呼ばれる、国境沿いにある寂しい村。  敵が攻めてきたら、燃えるものに火をつけて辺境伯様に敵襲を知らせる事を義務付けられた村。  そんな村で生まれた少年リーフは、最近変な夢をよく見るのだが、相談しても誰も相手にしてくれない。  明日は、10歳になる者が受ける祝福の儀を受ける為に、領都に向かう日だ。  この祝福の儀は、受けることが義務付けされているので、いかないと100日間のムチ打ちの刑にされる。  いやいや幼馴染達と、領都に向かうリーフ達に待ち受けるのは?

落ちこぼれの烙印を押された少年、唯一無二のスキルを開花させ世界に裁きの鉄槌を!

酒井 曳野
ファンタジー
この世界ニードにはスキルと呼ばれる物がある。 スキルは、生まれた時に全員が神から授けられ 個人差はあるが5〜8歳で開花する。 そのスキルによって今後の人生が決まる。 しかし、極めて稀にスキルが開花しない者がいる。 世界はその者たちを、ドロップアウト(落ちこぼれ)と呼んで差別し、見下した。 カイアスもスキルは開花しなかった。 しかし、それは気付いていないだけだった。 遅咲きで開花したスキルは唯一無二の特異であり最強のもの!! それを使い、自分を蔑んだ世界に裁きを降す!

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

神眼の鑑定師~女勇者に追放されてからの成り上がり~大地の精霊に気に入られてアイテム作りで無双します

すもも太郎
ファンタジー
 伝説級勇者パーティーを首になったニースは、ギルドからも放逐されて傷心の旅に出る。  その途中で大地の精霊と運命の邂逅を果たし、精霊に認められて加護を得る。  出会った友人たちと共に成り上がり、いつの日にか国家の運命を変えるほどの傑物となって行く。  そんなニースの大活躍を知った元のパーティーが追いかけてくるが、彼らはみじめに落ちぶれて行きあっという間に立場が逆転してしまう。  大精霊の力を得た鑑定師の神眼で、透視してモンスター軍団や敵国を翻弄したり、創り出した究極のアイテムで一般兵が超人化したりします。  今にも踏み潰されそうな弱小国が超大国に打ち勝っていくサクセスストーリーです。  ※ハッピーエンドです

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

無能スキルと言われ追放されたが実は防御無視の最強スキルだった

さくらはい
ファンタジー
 主人公の不動颯太は勇者としてクラスメイト達と共に異世界に召喚された。だが、【アスポート】という使えないスキルを獲得してしまったばかりに、一人だけ城を追放されてしまった。この【アスポート】は対象物を1mだけ瞬間移動させるという単純な効果を持つが、実はどんな物質でも一撃で破壊できる攻撃特化超火力スキルだったのだ―― 【不定期更新】 1話あたり2000~3000文字くらいで短めです。 性的な表現はありませんが、ややグロテスクな表現や過激な思想が含まれます。 良ければ感想ください。誤字脱字誤用報告も歓迎です。

神様との賭けに勝ったので異世界で無双したいと思います。

猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。 突然足元に魔法陣が現れる。 そして、気付けば神様が異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。 もっとスキルが欲しいと欲をかいた悠斗は神様に賭けをしないかと提案した。 神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――― ※チートな主人公が異世界無双する話です。小説家になろう、ノベルバの方にも投稿しています。

俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉

まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。 貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。

処理中です...