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第4章 バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編
第91話 スーパースタンピードの前触れ
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魔国の南の魔の森の中でもあり、バボン王国と聖カルッティ王国との国境地帯でもある、その地域に変化が起こっていた。
大きな大きな卵があった。
高さは20mはあるだろう。
その茶色の大きな卵に、ブタ系モンスターのオークが整列して突入していた。
卵の殻は柔らかく、オークは卵の中にゆっくりと一列になって入ってゆく。
音もなく、叫ぶのでもなく、ただ黙って入ってゆく。
その周りには、1万を超えるオークが卵を守っていた。
そしてある日、卵の殻が固くなり、オークの突入がなくなった。
今度は、オーク達がゴブリンの村を襲ったり、コボルトを襲ったりしだした。
卵の前に供物?みたいに、ゴブリンやコボルトの死骸を置く。
その時。大きな卵にヒビが入りだした。
出てきたのは、オーク・ジャイアントであった。
ゴブリンやコボルトを食べだした。
ブヒュゴー!
辺り一面に、オークが集まりだす!
オークの大軍が、作られようとされだした。
バボン王国側の村人が、見ていた。
村人は必死に、逃げ帰り村長に報告する。
村長は避難を決定。
近くの街に行くことになった。
報告は、バボン国王に入る。
一方、聖カルッティ王国側では、ヨウ・ヨウガを呼び出す為の会議が行われていた。
使い魔で、国境を監視していた者達から急報が入って来る。
「オーク・ジャイアントが出た。」
首脳陣の顔が、真っ青になった瞬間であった。
…………………………………
なんと!卵生ではないはずのオークなのに、
なぜかオーク・ジャイアントだけは卵から産まれた?
新章(バボン王国・聖カルッティ王国乱闘編)
始まります。
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