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第3章 え?これまでがエピローグみたいなもので、これからが本番っぽいって!マジか!

第81話 奇妙な地下の世界1

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 その頃、用はダンジョン地下2階へと進んでいた。
 そこは、また通路みたいに一人が通れる位の横幅の通路だったが、上は空があった。
 ダンゴムシ?らしきものがゆっくりと近づいてくる。
 目が見えた!口には牙が付いていた。
 上にジャンプして、避ける。

 すぐに、引き換えして来て襲い罹って来るだろうからと身構えると、そのまま真っすぐ階段口まで行ってしまい、階段口横の謎の穴に落ちていった。
 確認しに行ったが、穴の先が光魔法で照らしても見えず、石を落とし一時間しても石が落ちた音が聞こえなかった。
 落ちないようにしよう。
 そう思い、先に進む事にした。
 途中から、岩肌だけだったのが赤いレンガの天井が出てきたと思い、通り過ぎる。

 「AIさん、この空間どこかおかしくない?」

AI
「そうですよね。
 私の力の干渉をしようとしましたが、出来ません。
 ゆみさんと通信はできますが、このダンジョン内で実体化ができなくなってますね。
 他のダンジョンとダンジョンプログラムが違い過ぎます。」

 「やっぱり。マジックリングは使えるけど、生活魔法で水を出そうとしても出来ないみたい。」

AI
「え!マジックキャンセラー効果とかの効果はこのダンジョンから検出してませんから、あの(?)のやつどこかの異世界を持って来てダンジョンに組み込んだ可能性がありますね。」

 ふと振り返ると、赤いレンガの天井だと思っていたものが、上に空があり洞窟内に中2階を作るみたいに突き出ているだけであった。

 なんで、こんな意味のない作りになっているのだ?

 さらに、進むと今度は大きなスッポンが口を開けて襲いかかってきた。

 試しに、ハバネロバナナを口に投げつけたかが、効いていない。

 「舌の機能がないのか?」

AI
「用様、さっきのモンスターなのですが全くハバネロバナナに反応すらありません。
 どちらかと言うと生物というより、肉で出来た機械ですね。」

  またスッポンが出てくる。

  落とし穴や、そこの見えない崖などを飛び越えて進む。

  ダンゴムシモドキとか、スッポンモドキにスキル使うのも疲れるので、ジャンプして飛び越えて、先に進む。

  「レンガのロフトに、ダンゴムシモドキとスッポンモドキの世界って…なに考えて作ったんだ? わからん。」
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