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第1章 始まりの村からハードだった?

第26話 ❨?❩の行方

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 死の森の中に泉があった。もし、そこを通りかかる人がいれば携帯電話で110番を押すだろう光景が展開されていた。

 泉から上に人型の足が生えているのである。

 いや、ニブイ白い(?)が泉に真っ逆さまに突き刺さっているのである。

 そしてゆっくりと、まるで上から引き抜くように、上空へ上がってゆく。

(?)
「コラー!テメー!オレ様を誰だと思っているんだ!」

 目の前には、ゴブリンジャイアントが座りこんでいた。ゴブリンプリーストがヒールをかけている。

(?)は一旦地上に降り、思いっきりゴブリンジャイアントに向かって跳んだ!

 頭突きだ!

 その迫力にゴブリンジャイアントは両手を重ね、全力で防御態勢に入るが突き抜けていった。

 ドシン。横たわるゴブリンジャイアント。必死にヒールをかけるゴブリンプリースト。

 (?)は勢いのまま空を突き抜け、白い部屋に戻ってしまった。

 グラリ。 

(?)
「なんだ?おい!システム!何があった!」

AI(まずい!)

ダミー制御珠
「ピッピッ、只今調査中!」

(?)
「うるせえ!命令だ!早くしろ!」

 ガン! 杖でダミー制御珠を叩く?

AI(チャンス!)

ダミー制御珠
「ピッピッーガー。 …… 暗証番号を入力してください。」

(?)
「ハァ?そんなのあったか?まずいな、あいつそんなの設定していたのか。確か書斎に何かあったよな。」

…………………

AI
「こちらマルダス管理システム。天界制御室ヘ応答願います。」

AI
「(?)が帰ってきました。
 次元工事の振動を感知しています。
 調べようとし始めました。
 時間稼ぎができません。」

「了解。今、手をうった。大丈夫だ。必ずハマる。」

AI「了解しました。観察入ります。以上。」


…………………

(?)
「書斎はここか。あれ?こんな本棚あったかな?」

(?)
「ヘ~。このマンガ面白いな。全巻そろっているのか?」

AI
(天界制御室恐るべし。)

(?)は、マンガ本を読み出した。
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