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第5章 ついに始まった本当の戦い。
第31話[並行ストーリー]ガス国王様の召喚先は?
しおりを挟むゴミが散乱する部屋に、いきなり立たされたガス国王達。
直立不動。
話せない。
動けない。
眼が、無理矢理開けられて、強制的に声が脳に響くようにされてしまった汚い部屋。
そんな状態で、ガス国王とその部下30万人が立っていた。
そこに現れる、風呂敷で荷物を包んで背負い、どこかに行こうとしている異世界の部下天使。
顔を見られたくないのか、仮面を被っている。
仮面の部下天使
「われは、貴様らの(仮)管理者神見習いフェイク(フロンダーパ)に、よって殺された(仮)管理者神見習い様達の衝突によって出来た世界に残る、部下天使様だ!
さて、貴様らには衝突での災害でも生き残った者達の戦力として召喚された!
良かったな、罪人フェイクの下僕共よ!
役に立たせてやろう。
30万人が勇者なのだな!
死んでも働けよ!
質問は、1人1つだけ許してやる。
質問出来る奴は、俺の気分しだいだ。
時間制限も、俺の気分しだいだ!」
ガス宰相
「勇者召喚だと!ふざけるな!元の世界に返せ!」
(ハァ?このバカ…いや、今は言わないで置こう)
仮面の部下天使
「却下!罪人フェイクの下僕は働けよ!
次は?」
ガス国王
「ふざけるな!…」
仮面の部下天使
「却下!次!」
ガス老公爵
「われわれは、怪獣と戦っていた。
それで、戦力にはならんと既にわかっている。
なぜ、戦力にならん我々を召喚した?」
ガス国王達も、うんうんと口が開けられないが頷く。
仮面の部下天使
「ハァ?戦力にならないだと?
ムダ!嘘をついてものムダ!
弱くても、フェイクの罪を償ってもらう。
それだけだ。次!」
ブレーダー王女
「何をさせるつもりなのよ!」
仮面の部下天使
「現地で、聞いてくれ。
俺達は知らん。
知りたくも無い。
我々は、契約で部下天使をしていただけだ。
契約では、この世界が終わる時に昇進することになっている。
だから、(仮)管理者神見習いに腹が立ってもムカついても従ってきた。
そこから、解放されて昇進するんだよ。
祝福しろよ!
で、衝突した異世界と戦争になるから、戦力がいるよな?
それくらい、想像出来るよな?
出来ない位に馬鹿ならここで処刑だ。
まぁ、予想されるのは戦力だ。
まぁ、罪人フェイクの罪の償いの為に戦えよ。
あ、時間だな。最後だ!
そこのマヌケズラのクソ!貴様だ!」
勇者 ゴン太
「何がクソだ!このクソ部下天使め!
貴様の上司(室長)様の部下に何をしやがる!
俺を地球に帰せ!
そして、フェイクの罪を償わせるなら、勇者召喚の定番のスキルを与えてやれや!
常識だろうが!」
仮面の部下天使
「俺は管理者神では無い。
そして、この事態を引き起こしたのは、(仮)管理者神見習いフェイクだ!
なので、フェイクにスキルをつけてもらえ。
俺は知らん。
そして、上司様だと!
チッ!
今の地球は、俺でも無傷の侵入は不可能だ!
だが、朗報だ!
心が、広い俺様が教えてやろう。
後、少しするとこの異世界を含む第4******群異世界は地球世界めがけて、衝突合体する予定だったのだ。
だから、少し生き延びれば大丈夫だ!
フフフフフ!
まぁ頑張れよ。」
それを聞いて、ガス宰相とブレーダー王女は、真っ青になる。
カザトが、言っていた訳のわからない事の内容がやっと解ったからだ。
フェイク世界は、放置していても地球に衝突したのか!
だから、カザトは邪神に対しても慎重に対応していたのか!
そして、ガス国王達は勇者召喚した者達の元に強制的におくられた。
???
「よくぞ、我らの命令によって来たな、勇者達よ。
貴様らは、今から私達の奴隷として働いて…
え?!」
ブレーダー王女
「え?!」
ガス国王
「は?」
勇者 ゴン太
「嘘だろ?!」
ガス宰相
「ま、まさかこれは、幼少期に絵本で見た事があるぞ! まさか実在したとは!」
???
「私達に、そっくりだと?!
どういう事だ!」
そう、ブレーダー王女は見た!
目の前に、高貴なる自分達を奴隷にするなんて狂った事をぬかすフードを被った女を。
全く自分の鏡面写しではないか!
勇者 ゴン太
「ブレーダーが、二人いる。
おい、偉そうに座っているあのおっさん、ガス宰相だよな?!」
ガス国王
「ま、正しくそうだな。
ここは、死の国か?!」
勇者 ゴン太
「ハァ?死の国?考えようによっては、パラレルワールドって事だろ?」
ガス宰相
「パラレルワールド。それも幼少期の絵本に有ったな。
確か、並行世界か?
だがな、我々の世界では自分のそのもののそっくりさんが現れると、死ぬと言われておる。
ガス国王が言うのは、その事なのだ。」
勇者 ゴン太
「全く、姿合わせの呪詛じゃあるまいし…。
あ!ドッペルゲンガーか!
だけど、あれは幽体離脱制御不能症候群って奴で、幽体離脱したのはいいのだけど、制御不能で霊的エネルギーの枯渇で死ぬってやつだよな。」
???=ブレダー王女
「我が名は、高貴なるブレダー王女だ。
ドッペルゲンガーだと?!
聞いたことがある単語だな。
管理者神様から、賜った本に書かれていた単語だな。
貴様らは、大罪人である。
我らの世界の(仮)管理者神見習い様を殺した(仮)管理者神見習いフェイクの下僕だと、既にわかっている。
今から、奴隷の首輪をつけるから、神妙にいたせ!」
勇者 ゴン太
「ふざけた事をぬかしやがる!
何が大罪人だ!
他人の空似と考えたら、簡単な事だ!
確率的に、似たものが生まれてきて当たり前なんだよ!
おい!ガス貴族共!
戦闘体制だ!」
ガス国王
「全軍、おお!3000万の全軍がいるじゃないか!
全軍突撃!ぶっ殺して占領だ!
勇者舐めるな!」
うわ~。ガス国王達を召喚したのは、パラレルワールドの異世界だったようですね~。
その頃、そんなガス国王を見ていた天界では。
[あれは、妙な仕込みをしたね。]
「その…、私達の仕込みではないのです。」
「え?」
「われわれの方も手を出してません。
あの第四特殊室がらみの案件なんて、手も出さたくないです。」
[つまりだな、第四特殊室以外は手を出してないと?]
「はい。」
「もはや、運命」
「ハァ、地獄の管理の方から、かなりお怒りの知らせが来ていますから、放置しました。」
「あの、我々の派は貴方がたに対立するつもりはありません。」
[だけど、筑紫 風人の誕生の時に、運のステータスに、マイナスなんて背負わせた。
それも、あの第四特殊室の下僕の運命管理局第四特殊課と組んでまで。
お怒りだよ。
ついでにいうと、コスモ達がこの会議に来ていないのは、出陣の準備だからね。]
「まっ、まって下さい。
そんな! あの作業は不正をした者達に対する処置として…ヒィッ!」
「まってくれ!こちらは正規の手続きを…グハッ!」
「こちらも、手続きが正当な…、なんだその紙は、ハァ?最上級意思決定書?
ぞ!そんな馬鹿な!ここにいる、あのマイナス運命の仕込みに、関わった3部所には正規の命令書が来たのだぞ!」
[はい!君達が不正をやった自白は、いただきました。
あのね、あの筑紫 風人の誕生の要請はね、もっと上からの要請だったのだよ。]
と、ピエロ姿の者が天界の更に上の方を向く。
「ぞ!そんな!(ガタガタガタガタ)」
「つまりだな、我々は不正を…(ガタガタガタガタガタガタ)」
「い、いかん!既に運命管理局の別の部所がフェイクランドに、制裁に向かってしまったぞ!」
[(どうしようかな?追いかけて捕まえるか?いや、それなら禍根が残る。正式に手続きをするか。)
その、不正制裁命令は、誰が出したの?
君達?]
「ち、違う、私達ではない。自動的に動いた。」
「本当だ!信じてくれよ!」
「ヒィー!(ガタガタガタガタ)」
[仕方ない。今から上層部にいくよ。
君達が本当に嘘をついていないなら、行くべきだろうね。]
「は、はい。」
「行きます。」
「全て。話します。」
あ~、何かカザト達に向かって、何かやって来そうですね。
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