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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。3部 乱闘編 邪神vs フェイクROUND2と、乱闘に巻き込まれる者達。
第23話 面倒事を解決していくのはしんどいな〜
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そして、やってきた!
何が?
ガス国王達が攻めてくる前から、問題となっていた金貨問題。
宝石での物々交換にも限界がある。
カザトは、人造ダイヤモンドを作っていた。
ダイヤモンドのカットは、ダイヤモンドよりも硬いアダマンタイトの刃が有るので、そんなに難しく考える必要はなかった。
カザトは、このダイヤモンドとチタンを組み合わせた硬貨を製造した。
ダイヤモンド貨幣である。
地球での人造ダイヤモンドの作り方は、ハリウッド映画では他の惑星から来た胸にマークがある青い服を来た筋肉ムキムキの空を飛べる[スーパーなすごい人]が、石炭を手で握って作っていたが、(ある意味人造ダイヤともいう。)その後に爆薬と炭もを入れた缶の中で、爆発させて作るとか色々方法が開発されたが、
この世界では、錬金術が使える。
原料は炭素!
あとは、ダイヤモンド結晶という、炭素配置どおりに原子を配置すればいい。
(六方格子隕石ダイヤモンドとは、炭素配置が違います。)
ゴーレムを使った、貨幣製造ラインが完成した。
それを、ラッド国王は生活立て直し資金として、住人と他国からの避難民に配ったのだ。
そして協議の結果、カザトのパーティーが、モンスターランクB以下までの指名依頼なら、受けると言う事も始める。
ただし、月に2~3まで。
国家指名依頼のみ。
貴族は、指名依頼禁止。
支払いは、新貨幣ダイヤモンド貨幣のみ!
前払い制。
予約するにも、抽選式。
抽選代金は冒険者ギルドの収入。
抽選権の購入の支払いもダイヤモンド貨幣のみ。
つまり、ダイヤモンド貨幣の流通キャンペーンである。
ガス王国金貨とも、交換を開始した。
同じ金貨でも、ものすごく貨幣価値の低い今のガス国王や、ガス狂魔王の肖像の金貨も他の金貨と同じ交換比率にした為に、すごく多く金貨が集まりだした。
カザト
「よかった。流通が始まったな。
やっぱり、光り物が貨幣価値を生むのか?
さてと、食料増産!」
商業ギルド(仮)本部では、いま干し野菜など保存出来る食料の作り方などの本を作ることに、躍起になっている。
それも、食料が消費されている原因なのだが、フェイクランド全土にこれから戦争が激しくなると、予報が出たのもある。
カザトは、水耕栽培キットもつくっていた。
濃すぎる聖水によって、[破邪のキャベツ][破邪のネギ][破邪のタマネギ]なんてものが出来上がってしまったので、その増産も始めたのだ。
これからは、敵モンスターもゴブリンだけではない。
他の異世界の衝突によって、アンデットなどのモンスターも現れるだろう。
今の内に用意をしておいて、損はない。
そうだ![破邪のニンニク]なんて作れないだろうか?
吸血鬼とかに効きそうだな。
なぜか、沈黙している邪神達。
今のフェイクランドの面倒事は、ホビットの軍団と、行方不明のガス国王達。
考えたくない!
あんな奴らに、関わりたくない!
カザト達は、そんな気持ちで食料増産に力を入れていたが、そんな束の間の平和も魔道通信からの映像が、戦いの始まりのコングを鳴らした。
ガス国王が、ホビット大王を四つん這いにして、椅子代わりに座っている映像。
うん。
ラッド国王も、胃が痛そうだ。
共に、冷たい炭酸果実水を飲んで映像を見ることになったカザト達。
ここは、新生ガス王国のマトの街の城の中。
ガス国王
「フッハハハハハハハハハ!
よく聞け!愚民どもよ!
私は帰って来た!」
ガス宰相
「ウルサイ!ボケ!
まだ、何があったのか全く思い出せないのに偉そうな事を言うな!」
どつかれているガス国王。
ガス国王
「あ~。
まぁいいのか。
あの戦いの後で、何があったのか未だに分からないが、私はここ!元ニャントゥ王国の城にいる。
その事実だけでいい。
さて、我の国から勝手に分離した愚かな兄と、その周辺各国を蹂躙してやることには失敗したようだが、覚えておらん!
ワッハハハハハハ!
困った困った。
だが、これは天が我に失敗したなんて忘れてしまって、世界統一しろという掲示なのだと悟ったのだ!
すまなかったな、愚民ども!
早く、その事に気がついて我に偉そうに言うやつはぶっ殺して、世界統一してやればよかったのだ!」
その時、文官が何かの書類を宰相に渡す。
それを見た宰相は、ガス国王になにか耳打ちしていた。
ガス国王
「く!
まぁいい。
冒険者カザトは重症で動けないらしいな。
だから、我に降伏宣言するのは少し待ってやろう。
いまから、蘇ったガス防衛隊500万とホビット族の残りの男達や、猫獣人達の軍団を入れて6000万の軍団で世界統一をすることにする。
だが、私は心が海よりも広い!
今から、食料や金を持って来て、命乞いをするなら聞いてやろう!
期限は一週間だ!
その内に来い!
あぁ、兄貴も来てもいいぞ!
じゃあな!」
そんな動画が流れた。
そこには、ブレーダー王女や勇者ゴン太も映っていた。
カザト
「う~ん。つまりだな、軍団を増やしすぎて食料難になったと!」
新生ガス王国宰相
「はい。ワタシもそう思います。」
キスカ(ドワーフ副女王)
「確かに、戦争中って食料の減り方が2倍くらいになったわね。
特に、魔法攻撃を増やすと食料は減りが早くなる。」
ラッド国王
「そうなのか。そうか!ホビット族って、魔法は得意だが、物理攻撃の時も身体強化を浸かっているから、軍団としては恐ろしく燃費が悪いのか。」
神聖皇国大使
「今来た、斥候からの報告だとガス王都には食料はなかったとのことです。」
カザト
「飢えによる行軍は、凶暴だ。
まずいぞ。」
かつて、勇者ゴン太達の親達の経済的妨害で、飢えていた時期もあったカザトの家庭事情もあり、カザトの顔は険しい。
元ガス前代騎士団長が、そこに爆弾発言をした。
元ガス前代騎士団長
現在 新生ガス王都防衛部隊長
「農業生産が、今のガス国王になってから縮小していましたからね。
あの国王は、(無ければぶっ殺して取ってこい!)なんて農業大臣に言っていましたから。」
ラッド国王
「そう言えば、言っていたな。
あの食料自給率の低下は、なぜ起こっていたのだ?」
冒険者ギルド(仮)グランドマスター
バッカー
「地下水の水位の低下です。
海は、瘴気ヘドロになってしまって海水すら無くなっていってましたから。
肥料すら、瘴気ヘドロに化けてしまって動物ですらもゴブリンに駆逐されてしまっていましたから。」
カザト
「つまりだな、ガス王都の食料問題はすぐには解決しないと言う事か。
まだ、降水に、よって地下水が復活したのはこの新生ガス王国まで。
それも、今の水位が20センチくらい。
元ニャントゥ王国の水位は1センチか。」
会議室は、真っ青になる。
なぜ?対策をしない!と、ガス国王に怒鳴りたくなるが、怒鳴っても無駄だとわかっているで、無力感が漂う。
会議結果は、ガス国王はこらえきれなくて、明日にでもどこかの国を襲うだろうとの予想を出しての、各国に対する注意喚起を出すことになった。
そして、
ガス国王
「よし、今からガス防衛隊は油断しているマトの街に攻めろ!」
勇者ゴン太
「いや、攻めてくるかもな?」
宰相
「え?」
勇者ゴン太
「途中から、記憶がないがあれだけの火力を出せるなら、俺達を皆殺しにしたほうが早いからな。
特に、ガス国王のおっさんやブレーダー王女は、恨まれている。
この世界なら、警察なんていないから魔法でぶっ殺しに来るかもな。」
ブレーダー王女
「な!本当にあなた達は本当に記憶が無いの?
く!
そうか、そうなのですね。
おい!猫の宰相よ!本当にあと2ヶ月の食料はあるのだろうな?
今から、確かめに行こう。」
プギャー!
と、いきなり叫んだニャントゥ王国の元宰相は、窓から飛び降りて逃げていった。
は?
ガス国王達も、あ然としている。
そして、ホビットの文官が走ってきた。
「大変です。もう、小麦がありません!
城下街の店や問屋の在庫は空です!
城の帳簿の、王国内食料在庫記載はすべて捏造でした。
やられました。」
ガス国王
「ち!チキショー!
腹が減る前に、進軍だー!」
カザト達の予想通り、ガス国王たちはその日の内に隣の小国を攻めだしたのだった。
何が?
ガス国王達が攻めてくる前から、問題となっていた金貨問題。
宝石での物々交換にも限界がある。
カザトは、人造ダイヤモンドを作っていた。
ダイヤモンドのカットは、ダイヤモンドよりも硬いアダマンタイトの刃が有るので、そんなに難しく考える必要はなかった。
カザトは、このダイヤモンドとチタンを組み合わせた硬貨を製造した。
ダイヤモンド貨幣である。
地球での人造ダイヤモンドの作り方は、ハリウッド映画では他の惑星から来た胸にマークがある青い服を来た筋肉ムキムキの空を飛べる[スーパーなすごい人]が、石炭を手で握って作っていたが、(ある意味人造ダイヤともいう。)その後に爆薬と炭もを入れた缶の中で、爆発させて作るとか色々方法が開発されたが、
この世界では、錬金術が使える。
原料は炭素!
あとは、ダイヤモンド結晶という、炭素配置どおりに原子を配置すればいい。
(六方格子隕石ダイヤモンドとは、炭素配置が違います。)
ゴーレムを使った、貨幣製造ラインが完成した。
それを、ラッド国王は生活立て直し資金として、住人と他国からの避難民に配ったのだ。
そして協議の結果、カザトのパーティーが、モンスターランクB以下までの指名依頼なら、受けると言う事も始める。
ただし、月に2~3まで。
国家指名依頼のみ。
貴族は、指名依頼禁止。
支払いは、新貨幣ダイヤモンド貨幣のみ!
前払い制。
予約するにも、抽選式。
抽選代金は冒険者ギルドの収入。
抽選権の購入の支払いもダイヤモンド貨幣のみ。
つまり、ダイヤモンド貨幣の流通キャンペーンである。
ガス王国金貨とも、交換を開始した。
同じ金貨でも、ものすごく貨幣価値の低い今のガス国王や、ガス狂魔王の肖像の金貨も他の金貨と同じ交換比率にした為に、すごく多く金貨が集まりだした。
カザト
「よかった。流通が始まったな。
やっぱり、光り物が貨幣価値を生むのか?
さてと、食料増産!」
商業ギルド(仮)本部では、いま干し野菜など保存出来る食料の作り方などの本を作ることに、躍起になっている。
それも、食料が消費されている原因なのだが、フェイクランド全土にこれから戦争が激しくなると、予報が出たのもある。
カザトは、水耕栽培キットもつくっていた。
濃すぎる聖水によって、[破邪のキャベツ][破邪のネギ][破邪のタマネギ]なんてものが出来上がってしまったので、その増産も始めたのだ。
これからは、敵モンスターもゴブリンだけではない。
他の異世界の衝突によって、アンデットなどのモンスターも現れるだろう。
今の内に用意をしておいて、損はない。
そうだ![破邪のニンニク]なんて作れないだろうか?
吸血鬼とかに効きそうだな。
なぜか、沈黙している邪神達。
今のフェイクランドの面倒事は、ホビットの軍団と、行方不明のガス国王達。
考えたくない!
あんな奴らに、関わりたくない!
カザト達は、そんな気持ちで食料増産に力を入れていたが、そんな束の間の平和も魔道通信からの映像が、戦いの始まりのコングを鳴らした。
ガス国王が、ホビット大王を四つん這いにして、椅子代わりに座っている映像。
うん。
ラッド国王も、胃が痛そうだ。
共に、冷たい炭酸果実水を飲んで映像を見ることになったカザト達。
ここは、新生ガス王国のマトの街の城の中。
ガス国王
「フッハハハハハハハハハ!
よく聞け!愚民どもよ!
私は帰って来た!」
ガス宰相
「ウルサイ!ボケ!
まだ、何があったのか全く思い出せないのに偉そうな事を言うな!」
どつかれているガス国王。
ガス国王
「あ~。
まぁいいのか。
あの戦いの後で、何があったのか未だに分からないが、私はここ!元ニャントゥ王国の城にいる。
その事実だけでいい。
さて、我の国から勝手に分離した愚かな兄と、その周辺各国を蹂躙してやることには失敗したようだが、覚えておらん!
ワッハハハハハハ!
困った困った。
だが、これは天が我に失敗したなんて忘れてしまって、世界統一しろという掲示なのだと悟ったのだ!
すまなかったな、愚民ども!
早く、その事に気がついて我に偉そうに言うやつはぶっ殺して、世界統一してやればよかったのだ!」
その時、文官が何かの書類を宰相に渡す。
それを見た宰相は、ガス国王になにか耳打ちしていた。
ガス国王
「く!
まぁいい。
冒険者カザトは重症で動けないらしいな。
だから、我に降伏宣言するのは少し待ってやろう。
いまから、蘇ったガス防衛隊500万とホビット族の残りの男達や、猫獣人達の軍団を入れて6000万の軍団で世界統一をすることにする。
だが、私は心が海よりも広い!
今から、食料や金を持って来て、命乞いをするなら聞いてやろう!
期限は一週間だ!
その内に来い!
あぁ、兄貴も来てもいいぞ!
じゃあな!」
そんな動画が流れた。
そこには、ブレーダー王女や勇者ゴン太も映っていた。
カザト
「う~ん。つまりだな、軍団を増やしすぎて食料難になったと!」
新生ガス王国宰相
「はい。ワタシもそう思います。」
キスカ(ドワーフ副女王)
「確かに、戦争中って食料の減り方が2倍くらいになったわね。
特に、魔法攻撃を増やすと食料は減りが早くなる。」
ラッド国王
「そうなのか。そうか!ホビット族って、魔法は得意だが、物理攻撃の時も身体強化を浸かっているから、軍団としては恐ろしく燃費が悪いのか。」
神聖皇国大使
「今来た、斥候からの報告だとガス王都には食料はなかったとのことです。」
カザト
「飢えによる行軍は、凶暴だ。
まずいぞ。」
かつて、勇者ゴン太達の親達の経済的妨害で、飢えていた時期もあったカザトの家庭事情もあり、カザトの顔は険しい。
元ガス前代騎士団長が、そこに爆弾発言をした。
元ガス前代騎士団長
現在 新生ガス王都防衛部隊長
「農業生産が、今のガス国王になってから縮小していましたからね。
あの国王は、(無ければぶっ殺して取ってこい!)なんて農業大臣に言っていましたから。」
ラッド国王
「そう言えば、言っていたな。
あの食料自給率の低下は、なぜ起こっていたのだ?」
冒険者ギルド(仮)グランドマスター
バッカー
「地下水の水位の低下です。
海は、瘴気ヘドロになってしまって海水すら無くなっていってましたから。
肥料すら、瘴気ヘドロに化けてしまって動物ですらもゴブリンに駆逐されてしまっていましたから。」
カザト
「つまりだな、ガス王都の食料問題はすぐには解決しないと言う事か。
まだ、降水に、よって地下水が復活したのはこの新生ガス王国まで。
それも、今の水位が20センチくらい。
元ニャントゥ王国の水位は1センチか。」
会議室は、真っ青になる。
なぜ?対策をしない!と、ガス国王に怒鳴りたくなるが、怒鳴っても無駄だとわかっているで、無力感が漂う。
会議結果は、ガス国王はこらえきれなくて、明日にでもどこかの国を襲うだろうとの予想を出しての、各国に対する注意喚起を出すことになった。
そして、
ガス国王
「よし、今からガス防衛隊は油断しているマトの街に攻めろ!」
勇者ゴン太
「いや、攻めてくるかもな?」
宰相
「え?」
勇者ゴン太
「途中から、記憶がないがあれだけの火力を出せるなら、俺達を皆殺しにしたほうが早いからな。
特に、ガス国王のおっさんやブレーダー王女は、恨まれている。
この世界なら、警察なんていないから魔法でぶっ殺しに来るかもな。」
ブレーダー王女
「な!本当にあなた達は本当に記憶が無いの?
く!
そうか、そうなのですね。
おい!猫の宰相よ!本当にあと2ヶ月の食料はあるのだろうな?
今から、確かめに行こう。」
プギャー!
と、いきなり叫んだニャントゥ王国の元宰相は、窓から飛び降りて逃げていった。
は?
ガス国王達も、あ然としている。
そして、ホビットの文官が走ってきた。
「大変です。もう、小麦がありません!
城下街の店や問屋の在庫は空です!
城の帳簿の、王国内食料在庫記載はすべて捏造でした。
やられました。」
ガス国王
「ち!チキショー!
腹が減る前に、進軍だー!」
カザト達の予想通り、ガス国王たちはその日の内に隣の小国を攻めだしたのだった。
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