[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。3部 乱闘編 邪神vs フェイクROUND2と、乱闘に巻き込まれる者達。

第15話 何もかも石化させる邪神の襲撃!(フェイクの邪神宣言の前夜・ガス衝突暗黒地獄戦争)その10

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 マイネと、衝突する刹那。
 カザトには、旧友から教えてもらった技をとっさに使う覚悟をした。
 下手に使うと、人が死ぬ。
 だから、例え勇者ゴン太達に高校でいじめられても、蹴られても、スクーターやバイクで轢かれても、反撃の為に人には使った事はなかったのだが、今回は使った。
(ハイキングの時に出くわしたクマと旧友達で戦った時に、使ってはいる。)

カザト
「両手(もろて)抜き手!」
 
管理者神マイネ
「ぶっ殺す!私の金剛石の手でな!」

 手をダイヤに変えたマイネの縦の抜き手とカザトの使える力を全て制限なく載せた横の抜き手が交差した。


 


 そして地上のワイライト達も、限界が近づいて来ていた。

 戦士ミストラルは、既にボロボロである。
 千切れたはずの腕とかは、肉で出来た蔦でつなぎ合わせている。
 生態反応が無ければ、アンデットだと言われても納得する風貌だ。


 その状況を見た、フェイクが最後の仕上げと言わんばかりの、まるで己がマイネすら部下にしたような余裕しゃくしゃくな顔をして、下界に降りて来た。

(仮)管理者神見習いフェイク
(なぜかフロンダーパは、意識の奥に追いやられていて、王妃がサブ主人格として表に出てきている。)
「さぁ!あるべき姿にするわ!
 邪神ゴベール使えない子ね。
 最後に、役に立たせてあげる。
 いいことを思いついたのよ!
 クソ馬鹿な実家の兄弟や、嫁ぎ先のクソ従兄弟が勢ぞろいして、みんな実は管理者神ではなくて(仮)管理者見習いだったなんて、クソな展開だったけどね、私達だけ管理者神となるだけの経験値を得る方法を思いついたのよ!

 管理者神!
 なんて当たり前に私にふさわしいエレガントな響き!
 さぁ、人間時代に散々私よりも下の分際で偉そうな事を言ってい、今も見下した事を言った罪の精算をしてあげましょう。

 邪神ゴベール!
 冒険者カザトとマイネの衝突如きで気絶するような(仮)管理者神見習い達を石にしておしまい!」

 管理者神マイネは、裏切りやがるのか!と思ったが、身体が動かない。
 マイネの手刀というか、抜き手はカザトの肩に刺さっていたが、骨を砕けなかった。
 そして、そのまま身を切る前進されて脇にマイネの手を締められて抜けない。
 だか、カザトの渾身の抜き手はマイネの絶対神格防御結界を破壊して、腹に突き刺さっていた。内蔵まで貫通している。

 管理者神マイネは、フェイクの裏切りにこの状況でブチギレた。
 使うと、しばらくは動けない事を覚悟しないといけないが、自分のオーラを爆発させた。

 カザトは、マイネの内蔵を掴んでいたので自爆するような力の流れを感じる事が出来たから、思いっきり全ての力を出して掴んだよくわからない内蔵を引きちぎって、離脱する。

 ドーン!

管理者神マイネ
「アグー!ウオ、オエー!
 よくも、よくも、私の、」

(仮)管理者神見習いフェイク(王妃)
「チャ~ンス!マイネも我が覇道の役にたってもらうわ!」

(仮)管理者神見習いフェイク(王女達)
「お母様!いいことを思いついた!
 みてみて!アイツラ60ぐらいを石化してぶっ殺したから、経験値が入ってきて管理者神レベルが30になったわよ!
 すっごく、簡単に管理者神になれるわ!」

(仮)管理者神見習いフェイク
(フロンダーパ 主人格)
「貴様ら、気が狂ったのか!味方殺して何を考えている!
 いくら気に入らないからって、上司様の他の計画を潰してどうするのよ!
 お前達は、天界のお尋ねものなのよ!
 有罪地獄行きから、無罪放免かつ私達の正当化をするための計画なのに、なんて事をしてくれるのよ!」

(仮)管理者神フェイク(王妃)
「フロンダーパ!もっと視野を広く見ろ!
 上司様と呼んでやるが、奴の計画に弱者が務まるか?
 務まらんぞ!
 これだけぶっ殺しても、レベルがたった30!
 たいした経験値でもない。
 どうせぶっ殺される要員なのだ。
 だが、我らは計画の中心核(コア)なのだ!
 だから、奴らの経験値は必要経費なのだ!
 それくらい、あの威張ってばっかりで腕力のある上司様なら分かるはずだ。
 わからないなら、この計画すら駄目だ。」

管理者神マイネ
「言うじゃないか!なら、貴様らか計画の中心核を担えるか試してやる。
 あとで、徹底的に叩きのめしたいから死ぬなよ!
 カーー!」

 管理者神マイネを中心に、爆発が発生する。
 すぐに絶対防御なる結界を張ったが、地平線の向こうの瘴気ヘドロの海に吹き飛んで行ったフェイク。

 カザトもなんとか、耐えた。
 後ろにトワイライト達がいるから、避けるという選択肢はない。
 だが、トワイライト達に空間の衝撃だけは伝わってしまった。
 その衝撃で動けないメーベルに襲いかかる戦士ミストラルの後ろから、カザトはチタンの鎖をマジックポーチから出して巻き付けて、マイネやカンターレ達のいる方向に、麻痺の薬の粉の袋を、ミストラルに叩きつけてから投げ飛ばした。


カザト
「みんな、生きているか!
 エクストラヒール!
 エリアエクストラヒール!」

 トワイライト達は、なんとか持ち直していたがその余波は、ガス王国防衛隊やホビット全軍にまで達していた。
 ベイントス公国の国境は崩壊していたが、その横のドワーフ王国の国境まで崩壊している。
 マトの街の6重の対魔法対物理付与の防壁も3つ粉々になっていた。
 フェイク側についたハイエルフ達も戦闘不能である。
 だが、その時カザトは大変な見落としがあることに気がついた。

 中性子!あの圧縮された高重力の中性子の塊が無い!
 邪神ゴベールを鑑定して、真っ青になる。
 なに!体内にあるだと!
 
 さらに、何かの波がやってきた!
 なんだ?
 邪神ゴベールではなくて、カンターレのいる所からだ。

黒き魔導師カンターレ
「フロンダーパよ!貴様の行動原理は変わらないな!
 だが、心配するな!
 貴様の裏切りも計画に織り込み済みだ。
 いでよ!カオス!
 黒き世界よ!顕著せよ!」

 いかにも、黒い光線が出て大きな穴が空間を裂いて出てきた。
 しかも、10も!
 そしてそこから、いかにも魔神と言わざる得ないモノが出現する。

魔神
〔我を呼び出したは、お前か?なに?別の魔神界から複数同時に喚び出しただと!〕

 なんと、カンターレは10の別々の異世界から魔神を喚び出したのだ。
 邪神ゴキブリですら、激闘のぎりぎりだったのに、それに匹敵する強さの魔神を10体も喚び出したのだ。

黒き魔導師カンターレ
「クハハハハハハハハハ!
 まだ始めのサラダですらないよ! 
 フン!」

 カンターレが気合いを入れると、その10の魔界に繋がった穴を飲み込むほどの、デカイ穴が空間を引き裂いて出てきた。

黒き魔導師カンターレ
「さぁ!いでよ!黒き魔神よ!この魔神達を贄に、我が呼びかけに応ずるべし。」

魔神
〔なんだ!この魔神圧は!まさか我よりも深層の魔神界に接続して、我を贄にだと! 
 ふざけるな!
 グガッ!〕

 魔神達が、一瞬にしてデカイ穴から出てきたデカイ、魔神に捕まり魔神達が出てきた穴ごと食われた。

 管理者神マイネも、腹の痛みを忘れてびっくりした顔になっている。

大邪魔神
〔フン!10の小さき魔神界ぐらいでは、少々物足りないが、飯代くらいは働いてやろうか。〕

 なんてこったい!
 とんでもないのが、出てきたよ。
 邪神ゴベールですら、小さくみえるほどのデカさで、強力な魔神すら食っちまって少々物足りない?
 魔神界ごと食った?
 どうする。

 だけど、この世界に召喚されて間もない頃に見た、あのオーガの時ほど震えもヤバイという感覚もなかった。

 恐らく、目の前のモノ達が強過ぎるのだろうな。
 カザトは、マジックポーチからツバインヘンダーや、バスターソードを出して、錬金術で隕石ダイヤモンドをその上からコーティングして、まずはバスターソードを背中にツバインヘンダーを両手に装備した。

 やるしかないでしょ。 

 

 
 
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