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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。 第2部 復讐の邪神vs フェイクROUND1

第27話[幕間]奇跡的に生きていた幹部!

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 そんな頃地球では。
 フェイクの執事長部下天使セバスチャン7が、フェイクの上司に捕まってしまったのだが、その話でなくて勇者ゴン太達の所属する秘密組織話である。


 「上様の~……!」

 と、黒服にグラサンをかけた筋肉ムキムキの男達が両方に控える畳の大広間では、御簾(すだれのすっごく細かく上等なもの)の奥にちょんまげの髪型ではないが着物を来た男性で恐らく人間だと思われる存在が入って来て着席した。

上様?
「おい!どういう事だ!」

 一つ下の段差の所に、5本ほど点滴が繋がれており包帯で全身を巻いていて片目だけ隙間が開いているミイラみたいな人物に対して、怒鳴る上様。

 あれ?上様?が怒鳴っている人物って前回、F15戦闘機にヘリを撃墜されてしまって○んだ上様なのでは?

 上様とは大名の殿様が呼ばれた名称または、目上の位の人の事を呼ぶ時に使われた言葉であるので、江戸時代だと大名でも幕府の将軍様や、副将軍(有名な方だと、水戸光國)に使わねばならない言葉でもある。
 
 つまり、勇者ゴン太達の属する組織の上様よりも上の存在が出てきたのだ。
 ゴン太達が上様と呼ぶこの男は、喋る事が出来ないと筆談する。

上様?
「舐めるでないぞ!このうつけが!あれほど20年前から何度も何度も、築石 風力左衛門の子孫と一族をスケープゴート(生贄)にする事を止めて、本人は達の地位を回復しろと言っていたのよな!
 それに、貴様が病室で看護師の尻を男女問わず撫でては、セクハラ三昧の言葉を投げかけているのは既にわかっておる!
 なにが、築石 風力左衛門の事はこちらの管轄だから口出しするなだ!
 貴様が酒の席でそう言っている都度、儂は散々スケープゴートを止めろと言っていたよな!
 総理大臣は、既に築石 風人側についた。
 どうするつもりだ!」

 身振り手振りで、まるで踊っているかのようにするゴン太達の上司。
 しかし、聞いていなかったのだろうか?
 病室でセクハラ三昧していた事がバレていて話せる事もバレていると言われているのに、まだ声が出ないと言う設定を無理矢理押し通せると思っているゴン太の上司。
 
 いきなり簾が上がった。

上様?
「声が出ることは、わかっておるといったであろう!このクソうつけが!」

 上様が、扇子を投げて見事ゴン太の上司の頭にヒット!

 ゴキッ!
 ドサッ!

 え?扇子でそんな音がする?
 イヤイヤ、江戸時代の殿様が持つ扇子が竹で編んだ扇子?
 確かに、贈答用の扇子とか博物館に展示されている物はそうだけども、江戸時代の大名って戦国時代の大名の子孫ですよ!つまり、いくら交渉役で成り上がった~とか言われる文系大名であっても、全員戦闘経験者の子孫であり上様のいる大広場には、切腹用の脇差し(短い刀みたいな物を想像してください。)しか持っていなくて、護身用の物は持っていないって?
 いや、他に何か防具とか武器を持っていて当たり前ですよ。
 だから、扇子はリアル大名だと鉄扇(鉄製の扇子)も持っています。
(この組織で、最近の流行りはチタンの軽量で硬いのだけど、人も殺せる武器となる扇子です。)

 では、ゴン太の上司にヒットした扇子は?
 ハイ!すっごく重い鉄製の扇子ですね!
 
上様?
「え?」

 そこに、時代劇なら老中か家老(今なら副将軍よりも下の大名位かな?)が出てくるのだが、やはりそれらしき男が出てきて言う。

老中?家老?
「上様。このうつけは昨日、邪邪堕様の使いの今は異世界の管理者神様であるマイネ様の、ありがたい事情聴取の訪問に対して、下々の者と同じように対応してしまうとの、大失態を起こして、舌をペンチで抜かれ手術用のハサミで下のモノを切除されました。」

上様?
「はよう言え!全く!で?おい!起きろ!」

 しかしビクとも動かないゴン太の上司。
 胸が上下しているので、まだ生きてはいるが首は骨折しているだろう。
 それを見ていたゴン太の上司の側近は、漏らしてしまった。脱○である。

上様?
「沙汰を降す。貴様らの組織は今後、名前を言うことも今の政府の権力を越える権力を行使する事も禁止する。
 活動は、全て申告してからすること!
 許可なくすると切腹を申し付ける。」

「そ!そんな!どうか御慈悲を!」
「上様!どうかどうか御慈悲を!」
「筑紫 風人は、異世界にいて生きているかどうかすらわかりません。今から名誉を回復せよと言われても無理です。」
「悪いのは、筑紫 風人や、勇者ゴン太を異世界に無理矢理召喚した、クソな異世界の奴らです!私達は悪くありませんよ!」

老中?家老?
「このうつけ共が!召喚したのがつまり、邪邪堕様の一番下の部下である以上、邪邪堕様の意思の遂行である。何がクソだ!口を慎め!
 上様、こいつらはこのままだと、またやらかします。」

上様?
「わかった。貴様らの特権は全て廃止だ!それと、困ったな。こいつらに西に逃避された隠れ里の頭領の安否を確認させようとしたが、こんな今の状況の把握すら出来ない者だと思わなかった。」

 そこに、ゴン太達の組織とは仲が悪い組織の長が、悪知恵を吹き込む。
「この者達を矢面に立たせてしまえば?見事生き残れば、助けてやると言うのは?」

上様?
「良かろう。見事、我らに世間の非難の矛先が来ぬようにしろ!」

「そ!そんな!お助けください!」
とか、聞こえていたが漏らしていたので引きずられずに黒服によって防水の大袋(180リットルのゴミ袋)に入れられて、強制退場させられたゴン太達の属していたし謎の組織員達は、そのまま恨みを持たれていたものは、東京の隅田川に素っ裸で橋から投棄され、組織内で上様と呼ばれていた元の旧華族の元大名家の子孫は、どう見ても牢屋としか見えない大学病院の特殊個室に入れられた。

 ここに勇者ゴン太が、幼稚園の頃から同級生を橋から突き落として殺しかけた事から始まった、強盗、窃盗、器物損壊、強○、公文書偽造(内申書の成績を改ざん、高校入学試験の成績の改ざん)、意図的○亡誘導による殺○(○ぬように経済的に誘導する)などを全て無かったことにした組織が凍結されてしまったのだ。
 
 しかし、この物語からするとこの場面ですら幕間である。



 ガゴン!

 何かの歯車が動く音が天界のとある所でしたのだが、そこで問題が起こる。

「やっと、歪んだ運命の力の流れが正しく動くように動き出したよ。」
「おい、こっちに来い!まずいぞ!あれが!あの運命の歯車がビクとも動いていないぞ!」
「なんだって!早く動かせと上層部から命令が出ているのだぞ!早く動かせよ!」
「なぜ動かないのだ!」

 天使達が見るその視線の先には、やせ細った歯車のような水車のようなよく分からない他の運命の歯車などは、はっきりとみえるのにこれだけは天使の天力ももっても見えないものがあった。
 そこの横に書いてあるの[筑紫 風人]。

 すぐに、天界運命局第4特殊課に報告がいく。
「動かない?そんな事があるわけない!働け!」
 と、第4特殊課の課長様は言うのだが動かない歯車のようなモノの個人名を聞くとキレて部下を殴った後に冷静になり話し出す。。

課長
「先程、管理者神マイネ様から来た報告だ。フロンダーパ様の管理する世界に連れていかれた…ゲフンゲフン。
 これ以上言えんな。
 で、つまり動かない歯車はあのバカ王女共の管理する世界に召喚されてしまった冒険者カザトの歯車なのか?」

「正しくそうです。その、あまりに動かないので警報が鳴り、運命測定課のヤツに探知されてしまって、強制測定が行われてしまいました。
 そして、部所内に踏み込まれてしまいすいません。」

課長
「そんなに、異常値が出たのか?だってセバスチャン7達のの報告だと、冒険者カザトの運のステータ値マイナス15000だったよな?」

「はい。セバスチャン7は邪…ゲフンゲフン。第4の…す!すいません。防音対策はしています。あの御方様に捕まって、地球にいますが嘘はついていないみたいです。」

課長
「マイナス15000だったら、高圧洗浄機でこっそりと洗浄して記憶も真っ白に浄化してしまって、後はフロンダーパ様の処置で傀儡にすればいいじゃないか!」

「それが、少なく見積もっても歪曲度1000000を超えている、地球の3分の一を焦土にするレベルの不幸度だったらしく、抵抗した部下達も全て取り押さえられて強制運命測定になりました。」

課長
「え?100万超えた?おい?その冒険者カザトってどうやって生きているのだ?
 で、上層部は知っているのか?
 地球にいる、あの御方は知っているよな?」

「無理ですよ。電話の受話器を上げて下さい。」

 ぷ~!ぷ~♪ぷぷ~♬プププッ~♬

 どう聞いても、電子音ではない音だ。
 真っ青になる課長。
 口で言っている、不通の音真似だ。

 盗聴どころのレベルでは無い。
 完全に監視されている。
 すぐに、受話器を置いてストレスでゴミ箱に口からオーロラを出す課長。

課長
「で?測定結果は?」

「それがわかりません。」

 そこに、ズカズカと入って来た天界監察官が言う。
「言わなくても、わかっているな!出頭してもらう。」
 連れられて行く課長の他局員全員。




 コスモ
「で、うちにこの報告書が回ってきたと!」

フロンティア
「運命測定値が、マイナス9千万でカウンターストップですか。1億超えているのですよね。
 彼に夢精神の世界で会いましたが、そこまで酷いとはわかりませんでした。
 私も、まだまだ修行が足りないのはわかっていますが、彼はあの邪神達の大勢いる世界で平然としているのは、あまりにもおかしい。
 コスモ?彼は何者ですか?」

 コスモ
「これが、小学校の頃の写真。左があの方。右が当時のカザト君。」

 フロンティア 
「ハァ?って事は、旧友の出す一部の雰囲気とよく似ているとか、言われたけど…。」

 コスモ
「ついでに言うとね、私が関わったというか関われたのは、あの世界に測定所として当時の私の人格コピーAIを置いていった、あの難攻不落の合金製の扉をカザト君が開けたから。」

 フロンティア
「あれを開けた?!え?…。 で?その後はどうするの?」

 その時、女神フロンティアの部下が測定値を持ってきた。
「測定値が1億超えてました。そのことで、運命局の他の部署が動き出しました。どうしましょう?奴らは、中立派なんて言っていますが油断できません。」

コスモ
「全て、予想通りですね。動き出しましたか。 
 隠れ世界破壊派達が動き出しましたか。
 我々の戦場となるのは地球、マルダス、フェイクランドで、他多数の世界も火の海になりますね。
 地獄戦隊は既に出動準備を済ませて、準備運動代わりに既に少しづつ動き出しています。
 始まりますよ。あの大戦の後始末と総決算が、始まりますよ。」

フロンティア
「どこかで、あのフロンティアちゃんというエルフを見たような?」

コスモ
「後でわかりますよ。今は、我々も言霊に出してしまって悪影響を及ぼさないように我慢している状態なので、もう少し待って下さい。」

フロンティア
「カンターレは、どうします?」

コスモ
「あ~、あれは…」


 どうも、次にカザトの所にやってくる敵は、手強いようですね。
 
 

□□□□□□
 そろそろ次の部に移ります。
 主人公カザトに話がもどる予定です。 
 これから出てくる奴らは、濃すぎるかもしれません。
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