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第3章 爆闘!魔王の墳墓と呼ばれたダンジョン

第32話 [裏話]女王としての戦い。

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 カザト達が、地下水脈工事をしていた頃

 ドワーフ王国で、キスカ副女王はトワイライト達と相談していた事を実行する事にした。

ドワーフ王国冒険者ギルド支部
ギルドマスター
「あの…副女王様。
それは、冒険者ギルド本部の許可が必要です。

私の一存では、お受けできません。」

キスカ副女王
「ならぬ!!
すでに、この事は皇主、ポベー帝国皇帝、ラッド国王、ブラー国王、ベイントス公国の承認も得ている。

そして、我らが伴侶カザトを奴隷化する為に、冒険者ギルドに何度も出された事は、確認済みだ。

王族と同じ地位と認められている者に対する扱いからすれば、この依頼は受けて当たり前ですわよね。」


ドワーフ王国冒険者ギルド支部
ギルドマスター
「なんと言われようと、無理です。」

キスカ副女王
「つまり、公式にカザトに敵対して、邪神達に与するという事か!

よくわかった。
なら、人類の敵を駆逐するしかないな。」


エルフ最長老フィーリア達が、ドワーフ王国の宮殿にやって来た。  


元グランド王国 最強エルフ王女
レイダー
「キスカ副女王陛下。申し訳ございませんが、この依頼は受けることができません。

先程のギルドマスターとの会話を聞いていましたが、冒険者ギルド本部機能などは、中立としての役割がございます。

これまでの支部が受けた、カザト様に関する締機依頼は全て、下げさせていく予定です。

なので、この
[ガス王国王女ブレーダー討伐依頼]
は、受けられません。」   

キスカ副女王
「ならぬ!冗談で妾はこんなことを、依頼するのではない。

どういうことか、よく考えてすぐに依頼を全支部に通達する事です。

討伐するだけなら、
ドワーフ王国軍を動かすわよ!

しっかりと、考えなさい!
これ以上は言うつもりは無い!」


?????!!

エルフ最長老フィーリアは、キスカの言い方に何か、妙な感覚を覚えたので世界樹の大精霊にお伺いする。

グランド王国 最強エルフ王女
レイダー
「冒険者ギルドは、私物化するようなものではないですよ!

それを、しようとするならキスカ副女王も、ガス王族と同じ事をしようとしているのだと、なぜわからない?」


キスカ副女王
「もう一度言う!よく考えろ!

ハァ~。
わかってないな。

私物化するようなものではない。
なら、前代勇者の時から改善なんてされてなかった事がバレているのに、カザト捕縛依頼を受けるたのか?

しかもいまから、その依頼を消すから信用しろだと!

ボケ!
貴様!戦士としてのカンすら、鈍ったか!

いいか、お・だ・い・も・くは、出した!

よく考えて、受注処理して実行だ!」


エルフ最長老フィーリアは、どういう事なのか全くわからなかった為に、困惑しているとドワーフ王国の王城に、世界樹の大精霊の分体がやって来た。

世界樹の大精霊(分体)
「キスカ副女王。フィーリア達を困らせないでくれ。

争いを広げるつもりは無い。
依頼受注しないことは、カザト殿を軽視しているからではないのだ。」


キスカ副女王
「どうだか?
その論理が、通じるとでも?
まぁ、無理でしょうね。

その証拠に、根は張れた?

土の上に、載ってるだけでしょ?

それは、あの大神殿のエリア開放がされても無理。

そして、今のままだとあのエリアに入ることすら無理でしょうね。」


元グランド王国 最強エルフ王女
レイダー
「いくら、副女王だと言っても大精霊様に対して不敬だぞ!」


トスカ女王
「なら?最近封印…
まぁいいか…
 
ハァ…。
他の大精霊達に、聞けば?
私が、何を言っているのか、
わからない!
わかりたくない!
だから自分達の勝手な論理を飲み込ませられると、おもっているなら、大間違いよ!

実行して、証明する。

これは、旦那様カザトのこの世界に来てからの基本方針なの!

あなた達だけVIP扱いじゃないのよ!
かなり、冒険者ギルド本部と共にやらかしているあなた達に出された、お題なのよ!」


世界樹の大精霊(分体)
「ランド達が、黙ったままで話してくれない。
どういうことなの?
どうしてなのよ!」

エルフ最長老フィーリア
「キスカ副女王陛下。
失礼が、あったかもしれません。
お詫び申し上げます。

貴族・庶民問わず、依頼を受ける事はいたしますが、暗殺や殺害の依頼は基本受けていません。

そして、ブレーダー王女は今でもガス王国の王女です。

国家の王太子位にある者です。
その殺害を、別国家の権力者である副女王が発注するのはいかがなものでしょうか?」


キスカ副女王
「ほう?なら、妾達の伴侶だと公表したあとも、なぜ依頼を受けた?

軽視?いや…敵対ですよね?
まして、主様カザトの認識ではすでにブレーダー王女はモンスターです。

依頼を受ける事に、何が問題だと?」


世界樹の大精霊(分体)
「く!なぜ?
なぜ?答えてくれない?」

キスカ副女王
「大精霊(土)ランド
大精霊(風) ウェンディ
大精霊(火) フレイム
大精霊(光焔)プロミネンス
大精霊(水) アクア
大精霊(闇) ダーク
大精霊(光) ライト
大精霊(空間)フレーム

全員に聞きましたか?」

世界樹の大精霊(分体)
「聞いたけど、黙ったままだ。
教えてくれ。
どういう事だ!」

キスカ副女王
「お忘れですか?
前代勇者達を裏切って、精霊契約を破棄して邪神側についたことを!

エルフ最長老フィーリア様も、その当時邪神側についたようですね。

そして、他の国々に散らばったエルフ族の方々も、ベイントス公国から入国申請が来てますが、却下されてます。

一部に、自称・前代勇者側だと言っていたけど、裏切った者が多数いることが確認されていますからね。

言っておきますよ!
却下したのではなくて、却下されたのです。

見せてもらいましょう!
表明してもらいましょう?
邪神側なのか、それともこの世界の原初の方針に従うのか?

ウソはいらない!
実行して、証明する!

こちら側の話し合いは、既に終わってますから。」


世界樹の大精霊(分体)
「待て!あの時は邪神戦争の時は仕方なかったのだ!
そうしないと、エルフ族は全滅!
ドワーフ王国すら、無くなっていたぞ!
他の民族も、死滅していた!」

トスカ女王
「その言葉、管理者神交代の時に異を唱えて封印されても戦っていた大精霊達に言えますか?」


世界樹の大精霊(分体)
「クッ…。」

キスカ副女王
「裏切る要素が、沢山あり過ぎる。
さて、受けないのなら私もここに残った役目を果たすか。」


エルフ最長老フィーリア
「カザト殿に、話させてください。
お願いします。」

元グランド王国 最強エルフ王女
レイダー
「私も、お願いします。」


キスカ副女王
「無理!
私達は、前代勇者の事を知らずに主様カザトにエルフ最長老フィーリア様との会談を勧めたけど、だめだった。

だから、あるお方と相談してこの依頼を用意したのよ。

世界樹の大精霊(分体)様?
あなたは、わかっていたと思いますが?」


世界樹の大精霊(分体)
「聞いていたら…
言いたいこと言うのはいいが、どうすることもできないことを言うのはやめてくれ!」


キスカは、パートナースキルを使って、宙に浮いている世界樹の大精霊(分体)に一瞬で距離を詰めて、その頭に触れた。

エルフ最長老フィーリア
「貴様!不敬にもほどがあるぞ!」

キスカ副女王
「やはり、それが素だったか!
なるほどね。
なら、もう遠慮はいりませんね!
もう、猫をかぶる事もいらないですよ。」


世界樹の大精霊(分体)
「なんだと!なんだと!
お前達は、コ…」

ガスン!

キスカ副女王が、世界樹の大精霊(分体)が何か言おうとすると、王城大広間の床に殴り落とす。

キスカ副女王
「言ってはいけない。
だから、触れて知らせた。
わかってますわね!」

世界樹の大精霊(分体)
「は!はい。
申し訳ございません。

す!すぐに!
すぐに、カザト様に敵対しない事を行動で!
行動で!示します。

身体を重ねて、信用してもらおうなんて、浅はかな考えをしていた事をお詫びします。

エルフ族が、拒否するなら私が単独でもします。

どうか!!どうか!
あの方々様達に、敵対しないとお伝え下さい。その証拠とし、すぐに行動で示します。」

いきなり、態度を変えた大精霊に啞然として、まだついていけてないエルフ最長老フィーリアと元王女の戦士レイダーは、今の(仮)拠点に帰っていった。

□□□□□

レイダーは、脳内世界が無茶苦茶になっていたのだ!

キスカ副女王が、ハイエルフの精霊魔法を使って宙に浮き移動するのを見て、自分の眼は節穴だったのではないのか?

確実に、[キスカ副女王の実力を見誤っていた]という事実で出来た爆弾で吹き飛ばされたような感覚に打ちのめされたレイダーは、カザトを伴侶にするという計画が、甘すぎる計画だと実感する。

カザトの側にいる二人のグランド王国出身のエルフは、普通のエルフだったと、記録されているが今はハイエルフ以上だという。

力で、なんとか押し通して時間が経てば、勝手に懐柔されて行くだろうと思っていたが、これはまずいかも知れない。

□□□□□□□

(キスカ副女王視点)
 

あら?

きがつくと、大の字で失神している支部ギルドマスター。

そこに、女性側近が歓喜の声を上げて、大広間に入って来た!

ドワーフ王国・宰相
「これ!何があったのか、わからないが、はしゃいでないで報告しなさい!」

キスカの側近
「陛下!みてください!
この水桶バケツの中を!
先程汲んだ井戸水です!

水位1ミリだったのが、80センチまで回復しました!

そして、どうもキレイです!
聖水ではないでしょうか?
すぐに鑑定を!」

宮廷鑑定師が、すぐに鑑定する。

宮廷鑑定師
「す!すごいですよ!
聖水(高)です!
水が、復活した!

女王陛下!副女王陛下!主様カザト!
バンザイ!」

オオ!!

大臣達が、水を見て、
おのおのに振る舞われ試飲する。

キスカ副女王も、ニッコリだ!

パートナースキルで、魔導通信珠をカザト達に繋いで報告する。

カザト
「お!そこまで聖水が行ったか!
今、地底湖のあるところで掃除して、崩れないように補強するところだ!

水量は、他のダンジョンを攻略しないと、これ以上増えないが、整備したらもう少し水位が上がると思う。」


キスカは、トワイライト達と相談していた事を実行したことを、報告する。
そして、事後承諾になることを詫びた。

カザト
「今、トワイライト達に聞いた。
構わない。
この旧魔王城のサブダンジョン突破が終わると、前代勇者達の問題がすぐに浮上する。

今のうちに、しっかりと出来る事を実行していくしかない。」

聖水を飲んで、正気に戻った支部ギルドマスターは、このあと…すぐにギルド支部に戻り通常依頼として、しれっと(仮)暫定クエスト表に張り出した。

依頼者名義?
適当に書いておいて!なんてキスカ副女王が、言っていたので、ある(仮)団体の名前にしておく。

後は、ギルド本部の審査機構がクエストとして認可するかどうかだが、ギルドマスターは(仮)クエスト予約表として出しておいた。

キスカ副女王も、初めはそれでいいと言う。

もちろん!全支部に(仮)クエスト通達もしたのだ。

こうして、ブレーダー王女はお尋ね者になった。

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