[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

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第3章 爆闘!魔王の墳墓と呼ばれたダンジョン

第30話 激突!vsペトロニウムスライム

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 カザトは、ダンジョンに入ってすぐに、変な臭いに気づく。

 何処かで嗅いだ事のある臭いだ!

トワイライト
「油の臭いですか?」

マーベル
「これって、燃える黒い水の臭いそっくり!」

あ!
カザトは、思い出した!
ガソリンスタンドで、よく臭う臭いだ!

カザト
「ガソリンか!」

パートナースキルですぐに、ガソリンの性質の情報が、共有される。


エルシー
「火気厳禁ですか!」

メーベル
「すごいですね。鉄の車を動かすとか!だけど猛毒ですか。」

そして、出てきたのは
[燃えスライム]


え?
透明色の灯油のスライムだ!

カザトは、結界で隔離して火をスライムに近づけると…

ドゥン!

爆発した。


結界の中には、燃えスライムの核しか残っていない。


これは、火花すら出せないな…
神経を使いそうなダンジョン攻略となりそうだな…


カザトは、スライム達を捕縛して絞って討伐することにした。

別の亜空間マジックボックスには灯油が沢山溜まってきた。

今で、すでに100リットルである。

カザトは、石油ストーブを作るかと思ってしまった。


第1階層は、灯油のスライム地帯だった。


第2階層に降りる。
黒いスライムか!
まさかブラックスライム??

あ!
いかん!
慎重に!鑑定する時間があるなら鑑定優先!


鑑定

ベビーオイリースライム

体質
地球での、重油に相当する油質をスライム化した身体をもつスライム。

戦闘は……


戦闘力はそんなにないが、やはり発火性の強いスライムだな。

しかし、こちらも対策をしている。

すでに耐油性素材をオレが霊体物質干渉を使って製造してグローブとか袋を作り上げた。

あれ?
もう、無限回牢ダンジョンから脱出したから、普通バージョンに戻ったはずなのに、物が作れるぞ?あれ?


トワイライト達が、そんな戸惑うオレを見てニッコリと笑う。

まぁいいか?

重油スライム達は、メーベル達に全て捕獲されて、核を取られ重油はマジックボックスに入って行った。

重油250リットル!の備蓄完了!



そして、第3階層である。

カザトは、ずっと…ある対策を考えていた。

灯油とか、重油が出たなら、この先の更に奥のダンジョンボスは、恐らく…
恐らく

ケロシンだと!

ケロシンとは、航空燃料とかロケット用の燃料である。

気化したものを吸うと、即死する毒性をもつ。

ロケット燃料にも使われるので、間違いなく重力を振り切るほどの大爆発を起こす!

そんなヤツが、出てくるだろう。
なんせ大ではないが中の魔王と名乗っていたからな。

そして、降りた先の地下第3階層…

広い広い荒野のフィールドの中央に、キングスライムよりもデカいピンク色のスライムが、鎮座していた。

高さ3メートル級?
横が6メートル位かな?

鑑定
ペトロニウムスライム!


ペトロニウムスライム
「よくぞ、怖気づかずにやってきたな!
だがここまでだ!
このダンジョンの主であり!
このフェイク様直属6魔王の一角!
中魔王ペトロニウムスライム様が燃やしてくれようぞ!」

エルシー
「やっぱり、大魔王じゃないんだ!」

ペトロニウムスライム
「うるさいわ!

魔王様を、舐めるとどうなるか!
その身体で、味あわせてやるわ!」

カザト
「ペトロニウムって、ガソリンだな…。
おい!!

お前が、このダンジョンの主?
嘘をつくな!
魔王を名乗るなら、ガソリンじゃなくてケロシンくらいのスライムだろうが!」


ペトロニウムスライム
「く!
すっごく気にしていたトラウマをほじくり返しやがって!
嘘ではない!
俺が、このダンジョンの主だ!

いたよ!
たった3分くらいだがな!
この場所にあった油田をフェイク様が、ダンジョンに改造した時に、確かに航空燃料系のスライムが、ボスとして生成されたよ!

だけど、フェイクさまの作り方が悪か…
ゲフンゲフン!

事故があって、3分で大爆発して消えた。
フェイク様は何体か作られたが、大爆発した。

そして、諦めら…
ゲフンゲフン

そして、私の優秀さを再評価されたフェイク様は、このペトロニウムスライムを魔王に指定されたのだ!」

カザト
「あ…、そうだったね…。」

ペトロニウムスライム
「チクショーーーーーー!
喰らえ、ファイアーブレス!」

口にライターを灯して、息を吐くペトロニウムスライム!

ドォーーーーーー!

炎のブレスが、ボス部屋に吹き荒れるが…。

マーベル
「ゴブリンスーパーキングのファイアーブレスの方が、強くない?」

そう、カザト達はメーベルのセントバリアによって無傷だった。


ペトロニウムスライム
「クソ!!あんな奴らと比較するな!」

サラサラサラサラサラサラサラサラサラサラサラサラ…。

ペトロニウムスライム
「なんだ?何の音だ?」

サラサラサラサラサラサラサラサラサラ

ペトロニウムスライム
「ウン?げ!
き!貴様!何をしているのだ!」


ペトロニウムスライムが、後ろに視覚を向けると、カザトが何かの粉をペトロニウムスライムにかけている。

バキ!
バキバキバキバキバキ!

ペトロニウムスライム
「へ?
か!身体が!」

カザト
「油は、固めてポイ!だ!
ケロシン対策に作っていたが、ガソリンでも有効だな…

固まれ!!固まれ!」

ペトロニウムスライム
「ざげんなよ!
喰らえ!ファイアーブレス!」

ライターに火をつける、ペトロニウムスライムだったのだが、その時固まったスライムの身体に火がついた。

スライム状態のときは、炎上しない作りだったのだが、魔力で作った科学薬品で固められたせいで変質したらしい。

ボッ!

ペトロニウムスライム
「へ?
ギャーーーーーー!
燃えてる!
燃えてる!

いやーーーーーー!」


カザトは、騒ぐペトロニウムスライムを放置して、トワイライト達と共に隅っこに避難して、結界を張り防御を徹底する。

ペトロニウムスライム
「スライムは、ばくは…」


ドン!

ペトロニウムスライムは、何かを言おうとしていたのかもしれないが、爆発した。

そこには、ペトロニウムスライムのデカい魔石が残っていた。

カザトは激戦を考えていたが、あまりもあっけなかったので、唖然としていた。

そして、ダンジョンコアをさがしだす。

コアの近くに、地下水の水路があった。
ダンジョンの別の出口?のすぐ前に有り、灯油スライム達がそれを破壊しようとしていた。

すでに9割以上破壊されていたので、ダンジョンコアを制圧してから、すぐにスライム討伐班と水路復旧班に別れる事になる。

ミラージュや、メリー、ナタリーも呼んでレベリングを兼ねて、マーベルとトワイライト達が、スライム討伐班になる。

残りのカザト達が、水路復旧工事に入ることになった。





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