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第2章 動きだした凶悪な者達
第26話 帝国の意地と、皇帝の立ち向かう意志!
しおりを挟むガス王国との国境にて、大苦戦をしていたのはエルフの国グランド王国だけでは無かった。
その国の名は、ボベー帝国という。
実は、国境以外の森の国境線を既に越えられて、王城に攻め込まれていたのだ!
まさか、そんな事が起こるとは!
ボベー帝国の皇帝は急いで皇太子に国境を任せて、城に戻る事になる。
ゴブリンエンペラーは、ゴブリン達を生み出すためにゴブリンキングや、ゴブリンジェネラル達を惜しみなく(死の森)(血の地獄池)とか言われる魔境とかに投入して、制圧してるなんて夢にも思わなかったのだ。
つまり、人が入れない地域を国境線にしていたのが、全てそこの住むモンスター達がゴブリンの食糧になってしまった時点で、帝国の対ゴブリン国境線が事実上瓦解した状態になった。
しかし、何故か持ちこたえてはいたのだ!
カザト達が、神聖皇国の国境でのゴブリンの大軍の討伐などをしていたので、一気に帝国にやってくるゴブリン達をが来なくなったのに加えて,帝国内部に侵入して多方面から侵攻していた,別働隊のゴブリン軍約150師団が方向転換して神聖皇国の国境に向かったので、国内のゴブリン軍の95%がいなくなり、そのせいで国境だけに戦力を集中出来たからであった。
しかし、それも風前の灯火であった。
ゴブリンキング達の猛攻に遂に帝国軍の最強の部隊が、破れてしまった。
皇太子も倒れ、もはや砦は落ちる寸前であり皇太子は、最後の命令として全兵力を伴って皇帝を神聖皇国に逃がせと言って、気を失った。
皇帝は、討ち死にするつもりで砦にむかう!
避難出来る者は、船に乗って神聖皇国に行けと命令した後だった!
ドーーーーーーッ!
ドーーーーーーッ!
ゴーーーーーー!
砦の向こうに、竜巻が起こり轟音を立ててゴブリン達が舞い上がり、切り刻まれていくのが見えたのだ!
そして、
グガーーーーーー!
ゴブリンキング達の総攻撃の合図の叫びが聞こえる中、竜巻に落雷や火の柱が、立ち上り国境砦の壁を登って暴れていたゴブリン達が国境の外に戻りだした。
恐る恐る皇帝は、砦の上から、外を見ると…
通信魔導珠越しに見たことがある男と、ゴブリンキング10匹が戦っていた!
一匹づつ斬られていくゴブリンキング。
その傍らでは、二人組の女性拳士と聖女達によって、ゴブリンジェネラル達がワンパンチで、倒されていく。
あれは[皆殺しのマーベル・メーベル]!
そして、3人のエルフ達が竜巻を起こして、ゴブリン達を切り刻んでいく。
そして、ゴブリンキングの首を斬った女性戦士がいた。
見たことがあるな…。
あ!ドワーフの姫だ、キスカ王女だと!
そうか![チームカザト]だ!
来てくれたのか!
それを見たときまでは皇帝は覚えていた。
[皇帝視点]
そして気がついた時は、傍らで娘が泣いていた。
聞くと、かなり危ない状態だったらしい。
そして皇太子を、今隣のベッドで全身からヒールの光を発するカザト殿が、懸命に治療を受けていた。
その光は、カミナリみたいにカザト殿の身体を走り回り、周りの重症の者達を少しづつ回復させていった。
皇太子の、ち切れた腕が、引っ付いていって元通りになり腹の穴も塞がって、目を開けていた。
次に気がついた時は、夜だった。
起き上がって、廊下を歩く。
そして、物見台に向かった。
何故か引かれたのだ。
溢れていた負傷兵達が、唸り声ではなく健やかに寝息を立てていた。
いつの間にか、騎士団長が側にいた。
そして、物見台の前にマーベル達がいたのだ。
マーベルが、黙って一礼して物見台の中に入る。
儂も(皇帝)も中に入った。
物見台にはカザトがいた。
ずっとあるところを睨んでいた。
その事にすぐに気づいた騎士団長と、儂(皇帝)はそちらを見ると、ゴブリンエンペラーと、それと同じくらい大きな黒く光るオークが並んでこちらの砦を見ていた。
そして、カザト殿は魔法をいつでも撃てるように、構えていたのだ。
そう、三つ巴のにらみ合う状態であった。
マーベルが、オークの手を見るように騎士団長に言った。
騎士団長が、望遠鏡でみたらガス国王と宰相と、ブレーダー王女が羽根をはやした姿で、握られた状態で捕まっていた。
儂(皇帝)も、確認して騎士団長に、ゴブリンエンペラーと、大きなオークを刺激しないように兵達に移動出来るように準備を指令する。
あのオーク…儂でもわかる。
強い!
黄金と黒のオーラを放っている。
邪神か魔神じゃないだろうか。
ドワーフ王国方面に、ゴブリンエンペラーが振り向く!
あの先にはゴブリン帝国があった方向だったはずだ。
ゴブリンエンペラーに黒い霧が纏わりついて、足元に何か黒い魔法陣らしきものが浮かんだ時消えた。
転移だ!
この世界では使えなくなった転移だとすると、やはりゴブリンエンペラーは異世界邪神の手のものか!
そして、オークもあの廃城に帰って行った。
息を吐く、騎士団長。
しばらくして、やっと構えを解くカザト殿と、顔を見合わせて見張りを他の兵に任せてやっと、会話が始まった。
礼儀正しい。
礼儀作法が違うが礼儀正しいのがよくわかる。
初めに、戦闘緊急時での非礼をわびてくる所はまさに、前代勇者伝説そのものだ。
今回の召喚男勇者達の姿を見たときは、何だこれは?と呆れたが、この男は違った。
次の日。
あっさり過ぎる。
あまりにあっさり過ぎる!
あのカザト殿は、儂(皇帝)と謁見の間にて何も所望しなかった。
そして、貴族達の囲い込みなんて気にしなくていいと、儂(皇帝)が言った事に対して、今の自分の立場が微妙なので皇帝陛下と皇太子陛下の後楯があるというだけでとんでもない、自分には贅沢すぎる褒美だと言った。
そして、献上品としてポーションと、除虫菊という植物の種を出してきた。
なんでも、この除虫菊を食べたゴブリンが、泡を吹いて倒れるらしい。
なんと!確かに古き教典にかかれているモンスター忌避植物か!
すぐに、栽培するように大臣に言った。
そして、カザト達はすぐに旅立っていったのだ。
なんでも、先祖の前勇者の記録に[勇者達の試練]を早めに済ませないと、スタンピード(モンスターの大軍が発生する災害)が起こるものがあるらしいが、どうも、それが神聖皇国や新ベイントス公国やドワーフ王国の記録によると、ゴブリン帝国の横に位置する、旧魔王領域のモンスターの国にあることが判明したらしい。
その試練のダンジョンを踏破することで、ゴブリン達の勢いを弱める事ができるのではないか、と思っているみたいでカザト達は、すぐに出発していった。
うんうん!気に入ったぞ!
それに、実はあの気性が荒いドワーフのキスカとトスカの姉妹が、大人しくしているのはあのカザトと言う男の人柄だな。
その後立ち直ったボベー帝国はカザト達の後ろ盾になった。
次の日…
この帝国に皇帝の頭痛の2つの種あったのだが…。
その一つの頭痛の種の一人の、とんでもない元王女がいた。
ブレーダー王女の母親であり、ガス国王の妻であり、皇帝の母親違いの姉である。
もう一つの頭痛の種の姉の母親も、今日帝都に来ていた。
言ってくることはわかっていたのだ。
ガス王国に、援軍を送れと言うだろうな…。
しかし、この予想は悪い方に外れた。
前皇帝の第2妃(だったかな?)
「ゴブリン達を、やっと掃除したのですわね!
全く!娘が女帝になっていたらこんな事には、ならなかったでしょうね!
まぁいいわ!
冒険者カザトですか?
さっさと、呼び出して孫のブレーダーの補助をさせなさい!
いいですか!
これは、要望ではありません!
命令です!」
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「さっさと、呼びなさい!
このグズが!
全く!私達をなんだと思っているの!」
うわ~
話したくね~!
カザト殿が、ブレーダー王女に関わりたくない!って言っていたのが本当によ~くわかる。
しかも、半分は身内だからな…
ハァ…。
このアホ(ガス国王第1妃)は、帝都の闇カジノに通ってバカほどカモにされて、ボーガーというカードゲームでカモにされて、ズロットという魔導博打装置でアホほど負けて、皇位継承権を停止された事を忘れてしまったみたいだな…。
まさか…その性格がブレーダー王女に伝染してしまって、あんな性格に…
ありえるぞ。 !頭が、痛いから考えないようにしてたが、ありえるぞ!
そうだよな!
この際、改革するか!
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「こら!何か言うことがあるんじゃないのか!
このグズ!」
前皇帝の第2妃
「全くよ! なんで義理の息子がこんなグズなのよ!」
ブチ!
あれ?
頭の中で
何か音が聞こえたな。
あ~!
もう、遠慮することないか!
帝国が、危機にひんした原因を処理するか!
(皇帝)
「宰相! 国境砦の、警備を全くしなかった国賊者の砦警備隊長を、連れてこい!」
尋問官に徹底的に絞られた、ボロボロの砦警備隊長が引きずられて来た。
儂(皇帝)は、知っている。
こいつは、このクソ姉とガス国王とが婚約したのにも関わらず、男女の関係を持っていた奴だった。
散々警告したのに、先ほどみたいな態度を崩さず、俺に黙るように命令していたな。
そろそろ、決断するか…。
(皇帝)
「オイ!クソ共(姉と前皇帝第2妃)!
訳のわからないことを言ってないで、こいつを連れてきたのはどういうことなのかわかっているよな!」
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「ナニを抜かす、本来なら女皇帝になっている者に対して不敬だぞ!」
前皇帝の第2妃
「全くよ! このグズが!」
ハァ…。
(皇帝)
「オイ!俺が皇帝だ!
寝ぼけているようだから叩いて、目を覚まさせろ!
やってくれ!」
バシン!
(ガス国王第1妃)ァガッ!
バシン!
(先代皇帝第2妃)グァ!
近衛兵が、ムチでこのバカ女達を叩くのだが、睨んできているのはまだ寝ぼけている証拠だから、10回叩かせた!
虫の息らしい…。
困ったものだ…。
だが、思いだした。
[皆殺しのマーベル・メーベル]の双子姉妹を襲った冒険者と、当時の帝国兵のバカ達がどういう目にあったかの報告書を思いだした。
ヒーラーに、このクソ女共を回復させてまたムチでしばいてやった!
そういえばブレーダー王女は、ペインヒールなる痛みを無惨に伴うヒールを使って、勇者達を痛めつけていて、そのせいで勇者達がピエロになったとか言う噂があったな!
あ!
思いだした!
儂も、このクソ女達に同じ事をやられていたな!
つらい記憶だから、無理矢理忘れていたのだな!
カザト殿が言っていたな…
つらいものでも、立ち向かわないといけないと言って、次の試練に行くと、言っていたな…。
儂も、つらい過去に立ち向かうか!
2回ほど、ムチとヒールを繰り返してやっと、ガタガタ震えだしたな。
前皇帝の第2妃
「どうするつもりよ!
(ガタガタガタガタガタガタガタ)
許してよ!」
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「すいません、二度と皇帝に不敬を働きません。
許してよ!」
(皇帝)
「お前ら、ブレーダー王女というどアホが、勇者召喚なんてやらかした事を知っているな。
旧ガス王城に邪神か召喚されていたのが、ゴブリンエンペラーが強化された原因だった。
誰が、召喚したのか?」
前皇帝の第2妃
「ヒィーーーーーーー!
ブレーダー王女では…
そ、そんな、だけど、あの娘は今はフェイク様の[お部下様の天使]が憑依しています!
そんな事は…。(ガタガタガタガタガタガタ)」
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「そうよ!憑依されている!
そして、私の娘!だから、私のほうが偉いのよ!」
(皇帝)
「この馬鹿者が!ムチでたたけ!」
ついつい怒鳴ってしまった。
バシン!
(ガス国王第1妃)グェ!
バシン!
(ガス国王第1妃)グェ!
近衛衛生兵ヒーラー
「ヒール!」「ヒール!」
やれやれ!やっと、黙ったか!
(皇帝)
「オイ!元父上の第2の妃だったクソ!
俺が、なぜ貴様の娘を、ムチで叩かせたのかわかるか?」
前皇帝の第2妃
「(ガタガタガタガタ)いいえ、その…。」
(皇帝)
「教典に、書いてあるよな!
婚約している王族の姫が、他の男と男女の関係になることは禁止すると!
その理由は、この城にも仕掛られている、あの邪悪な魔法陣を誤作動させないためだと!
(カザト殿に、あの魔法陣はただの灯りにしてもらったから、もう事情を知っているコイツラなんて怖くないぞ!
この際、徹底的に叩きのめしてやる!)
そして、その娘に部下天使様が舞い降りた!
これは、大変だよな!
まさかあのブレーダーは、そこにいるゴブリン達の軍団に、わざと第一と第二の国境砦を破らせた警備隊長の子供だとの疑いもあるのだ!
ガス国王も、このグズ警備隊長に自分の婚約者との不倫を認める、なんて事はしていなかったよな!
つまり…。
わかるよな! 言ってみろ!」
前皇帝の第2妃
「ハイ、バレたらまずいです!
そして、この娘はあなたに酷い仕打ちをしていました。
あ!
ブレーダーの中にいるということは…
どうしましょう!
どうすればいいのです!
助けて下さい!
罰はイヤーーーーーー!」
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「そ!そんな!
あのブレーダーは、確かに、ガス国王の子供よ!
そのはずよ!」
ガタガタ震える二人の腹黒い女達。
(皇帝)
「そして、ゴブリン達が攻めて来ているのに、不倫相手と密会していた警備隊長か…。
まだ、関係は続いていたと言う事は、ブレーダーの父親はこの警備隊長か?
それとも、アッロガーンス国王か?
今は無いゲルー王国の公爵か?
なぁ?誰なんだ?
そういえば、ブレーダーのヤツは元ゲルー王国の廃城に2回も逃げ込んだよな?
さては、貴様ら…。」
前皇帝の第2妃
「私が、手引きしたのじゃない!
ただいい男だから、お茶会に呼んで、関係を結ばせただけよ!」
(皇帝)
「(自白しやがった。)」
宰相
「(自白ですな。ハァ…これで、前皇帝の第2妃様廃位ですな。
まぁ今回のゴブリン軍の国内侵攻を引き起こした犯人の一人なので、仕方なしですな。)」
他の大臣も、了解したようだと皇帝も一息ついた。
ガス国王第1妃(皇帝の姉)
「アウーーーーーー!」
(皇帝)
「さてと、では貴様らの国内の不倫相手の貴族達も貴様らも、全て廃位する。
そして、そんな事態になった以上、修道院では恐らくフェイク様の部下天使様の御慈悲はないだろうな…。
そうだ!
援軍に行ってこい!
不倫貴族共には、援軍に行くように命ずる!
恩赦が出れば、貴族位を回復することを考えよう!
クソ異母姉は…投獄だよな…。
ガス国王に連絡する。
ゴブリン達に攻め込まれた原因の事も書いておこう!」
その後…5日後…
命ガラガラ、旧ゲルー王国で邪神オークにボコボコにされて逃げてきた(わざと逃がされた)ガス国王(部下天使)と、宰相(部下天使)とブレーダー王女(部下天使)と勇者ピエロ達は、旧ガス王城に忍びこもうとして結界に弾かれてしまい、逆ギレをして前ガス公爵の城近郊の森にある、公爵の隠れ邸宅に押し入って占拠して避難所としていた。
そこに、やってきた帝国からの廃位された貴族達だけで組織された自称・救援軍に、ついてきた皇帝の使いが親書を出す。
ガス国王(勇者副担当部下天使)
「ハァ?妃のいい男達の軍団?
(ヤッベー!俺がこいつに憑依しているのはバレたら駄目だから…どうしよう?)」
宰相(勇者担当部下天使)
「(だよな! 援軍は、受け入れてこき使おう! 罰だとして、こき使うと返事を書いておけ!
妃か…。不倫女はいらないから処刑してもらって結構と、書いておけ!)」
ブレーダー王女
「(ハァ?何?この手紙? 叔父様(皇帝)は、つまり…ここにいる廃位貴族達全員が、私の父親疑惑がある男だと
言っているってこと?
マジ?って事は、この部下天使様がいなくなったら、私が廃位されてしまうじゃない!
つまり本当の戦力にすらならない[ゴミ]は私って事?)」
ブレーダーの中の部下天使
「(ハハハハハハハハハハ! つまり、武功を上げないと生きていけなくなったな!
本来なら暗殺されて当たり前だな。 毒の入ったワインでも飲むか?
まぁ生きたいなら武功を自身の手で作りあげろ!
カザトか?
そいつに頼って、ゴブリン達やあの邪神オークを倒しても駄目だって事だな!)」
ガス国王(勇者副担当天使)
「うむ!
知らん!
そんなクソな奴なんて知らん!
俺は、妃にもう一人の夫を許可した覚えなんてない。
処刑して結構!
大体、一夫多妻でも妻の許可無しでは、妻を増やす事は禁止されていたよな?
別の異世界で、一妻多夫を認めている国があったとしても、論理的に夫の許可を求めるのは当たり前だよな?
つまり、我が妃はクソ女だった。
ブレーダー?
異論はないな!
では、妃を廃位する。
そのように皇帝に返事する。
ブレーダー!
お前は、自身で武功を上げろ!
それを基準に処置を考える。」
こうして、皇帝のキチガイ姉と親は廃位されて平民として監視のもと、ヒーラー修行に神聖皇国に出される事になった。
そして、ブレーダー王女の後ろ盾が無くなってしまい、地位基盤が遂に無くなってしまったのだ。
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※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
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