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第2章 動きだした凶悪な者達
第18話 第3の試練に向かう道中
しおりを挟むブラー王国に、入って砦についた[チームカザト]一行…
途中ゴブリン討伐で、キスカとの戦闘での連携の実戦訓練をしたり、ブラー国王にこれまでの事を報告したりして、砦に入った一行は、神殿方面とは違う空間操作で隠されたという道を探す事にした。
なんでも、第3の試練がある所はかなりの山岳地帯であり、順路である道を通りトンネルをくぐるのだが、もう一つの山を登って踏破する道よりも、比較的安全で迷子にならないみたいなので
順路を探す事になった。
そして、みつけたのだが…
あまかった…
トンネルが内部で崩落していて空間把握で探知して行っても、全て崩落や土を入れられている形跡があって、30キロ以上物凄く丹念に埋められていた。
間違いがないように!立入らないように封鎖されていた!
そしてカザトは、完全に確信した。
ここまで念入りに隠蔽する!
到達できないようにする!という事は間違いなく、第2世代管理者神フェイクが邪神だと天界に通報できる別手段が存在するのか、
それとも直接生きたまま、天界に行く手段があるのか?
第2世代管理者神フェイクにとって、隠蔽しないといけない物が存在すると確信した。
空間把握で、限界までマッピングすることに3日かかってしまった。
だが、いわゆる未開地域の簡単な地図が出来た。
翌日出発する時に、ブラー国王から天使に憑依された状態のガス国王が、もしも神聖皇国とブラー王国側に攻めてきたら加勢してくれと手紙で伝えて来たので、わかったと返事を書いてハト便を飛ばす。
もう、100年以上前前から人が入らなくなった山。
山道がかつてあったはずなのだが、もうそんな痕跡はなくなってしまっていた。
そして、カザト達は妙なモノを見ることになる!
鑑定!
□□
コブリンウルフ
レベル5
攻撃力 3500
守備力 4500
魔力 100
知力 5
運 5
スキル 噛む レベル15
吠える レベル16
風魔法 レベル16
身体強化レベル20
称号
親がゴブリンとウルフ!
えーーーーーーー!マジか!
というか…こいつ、ホフゴブリンくらい強いな。
だが、顔がゴブリンで身体がウルフって違和感がありすぎる!
しかも、「グギャーン」と鳴くと、ワラワラと仲間が集まり出して来やがった!
追加でゴブリンウルフマジシャン?なんて、ヤツも出てきやがった!
口からファイヤーボールを吐き出すように、撃ってくる!
トワイライト
「ウインドカッターハリケーン!」
ミラージュ
「ファイヤーウィップ!」
キスカ
「ソードスマッシュ!」
︙
︙
︙
カザトは、ゴブリンウルフを斬りながらこの群れの主がいるはずだと空間把握で探すがいない…
おかしい!
ゴブリンにしても最低でもホフゴブリンが群れの主としているし、ウルフだって地球のウルフの知識がそのまま通じるなら、群れの主がいるはずだ!
だが、どこを探してもいない?
鑑定で、全方位は探すとどうもかなり近くに反応がある。
まさか!
上だ!
樹の上にいた!
だが、ここでサラにカザト達がびっくりする事になる。
なんと、ゴブリンウルフ達2千匹を取りまとめていたのは、樹の上にいたゴブリンイタッチーという、ウルフとは別種ではないかと思うモンスターであった!
鑑定!
□□
ゴブリンイタッチー
レベル50
攻撃力 8000
守備力 8500
魔力 800
知力 56
運 5
スキル 毒屁 レベル15
身体強化 レベル20
火魔法 レベル16
気配遮断 レベル50
称号
親がゴブリンとイタッチー
ハァ???
しかも、強すぎね~?
口から火を吐いてきたぞ!
うわ~!
顔がゴブリンのイタチだよ!
ブホッ!
え?なにの音だ!
しまった!毒の屁だ!
カザト
「ファイヤーバーン!」
ゴーーーーーー!
カザトは、血が有毒なゴブリンと臭い屁のが組み合わさった、スキル毒屁がどんな毒かわからないが、ばらまかれたら被害が甚大だと思って毒ガスを焼却することにしたのだ!
火魔法で、焼かれたゴブリンイタッチー!は、こんがりと、真っ黒になって木の上から落ちてきた!
エルシー
「アイスプリズン!」
真四角な氷に閉ざされてゴブリンイタッチーは、地面に叩きつけられて割れた。
統率者が、いなくなったせいか、バラバラの攻撃しかしなくなったゴブリンウルフ達の一匹を、カザトは氷漬けにして確保する。
あとは、全て討伐した。
ゴブリン討伐カウンター 150匹
ゴブリンジェネラル相当
討伐カウンター 101匹
と、なっていた。
マーベル
「新種?ですかね?
聞いたこともないですよ。
ギルドカードのカウンターにも[相当]って分類になっているときは、新種発見の時なのですが…
ゴブリンイタッチー?
ゴブリンウルフ?
どうします?一応報告しておきますか?
それとも、ギルドに黙っておきますか?」
カザト
「神聖皇国と、冒険者ギルドに報告しておこう!
異変の始まりかもしれない。
しばらく、その元凶を調査に秘境に行くとか言っておいたら、指名依頼を受ける事が出来ない理由にできるだろ?」
と、言う事でブラー王国に帰る事になっていた、ミラージュに託してミラージュを秘密の場所に転移させてから、カザト達は先に進む事にした。
ミラージュの任務!
それは、万が一の事態の時に転移で撤退出来る空間座標基準点のマークと地点の確保!
いわゆる、脱出方法の確保なのだ!
はじめは、嫌がっていたが、(カザト達と同行希望!)マジでヤバい所からとか、異空間の罠にはめられた時に逃げる所の確保と言う重大な役割だと気がついたミラージュは、引き受けた。
ニセハト通信(パートナースキル通信)を受ける側になって、冒険者ギルドとかの連絡役もいるのでかなり大変だが、一応貴族なのでその辺はうまくやれそうだ。
そして、砦ではミラージュが持ち込んだゴブリンイタッチーと、ゴブリンウルフが大論争の核となっていた。
砦・冒険者ギルド副マスター
ガロン
「ミラージュ様。
(仮)ギルドマスターの手紙でも書いてましたが、いろいろ聞いていいですか?」
ミラージュ
「ええ、マーベルも、こんなモンスター始めて見たと言っていたのと、群れとしての指揮系統?がおかしいとカザト様も言っていたのよ!」
ガロン
「まず、このモンスターの名前は、鑑定での名前なのですね。
イタッチーって名前のがよくわからない…。
ウルフは、わかるけど…。」
ミラージュ
「イタッチーではないですが、イタチという、姿・サイズがそっくりな動物ならカザト様の勇者達の世界にいたそうです。
だけど、ウルフとは別種だろうから、なぜ指揮権がイタッチーなのかわからないと。」
ガロン
「私は、ウルフ型の獣人だからわかるのですが、臭いが違います。
全く別種でしょう!
だが…共通するゴブリンの臭いもする。」
ミラージュ
「内蔵の半分が、ゴブリンに似ているとカザト様も言っていました。
まるで、ゴブリンとの子供みたいだと!
何かの異変の始まりかもしれないと言う事で、調査とその元凶を倒せたら倒すと言っていました。」
ガロン
「わかりました。すぐに冒険者ギルド本部に報告します。ミラージュ様は?」
ミラージュ
「ブラー国王陛下に報告して、ベイントス公国とドワーフ王国にも報告します。
そして、神聖皇国にも報告です。」
そして、新モンスターの報告はすぐに拡散された。
時は、少し遡る!
ガス王都
ここで、ガス国王は上司の天使が左遷されたと昨日まで喜んで、ついにフェイク執務室に昇進して帰る事が出来ると喜んでいたが、全く別の部署からの天使が自分の上司になってしまい、ガス国王憑依継続決定になってしまって意気消沈していた。
このときガス国王は何故上司が、フェイク執務室のドブ掃除に左遷されたのか、本当によく考えるべきだったのだ!
勇者召喚したときに、第2世代管理者神フェイクの神格よりもかなりはるか上の存在から加護を受けた者を、勇者召喚(拉致)したと言う事は、天界に違法勇者召喚がバレるリスクや捜査が始まるリスクが高まったと言う事であると、気づかないといけない事だった。
しかし…コイツラの創造主は、第2世代管理者神フェイクである。
性格が、かなりフェイクよりで全く気が付かなかった。
天界からいきなり問合わせを受けて、慌てで左遷したのだ。
そして、カザトの名前をカザートと誤表記した為に、カザトを監視するフェイク執務室のワールド制御装置の監視からも漏れていた。
つまり、偽者カザトさんならぬ、冒険者カザートを監視していたという不祥事が発覚したのだ!
これには、天使達も焦りだした!
ガス国王に緊急事態発生の報告をして、カザトの居場所を冒険者ギルドに報告させるように命令する。
ブレーダー王女には、中の天使の意識拘束を緊急解除して、カザトを手中に納めるように命令する。
しかし…遅かった(笑)
カザトが、ブラー王国の砦に到着したときに
ピコリン♫
「カザト様の、無事種族が安定化しました。
これよりオリジンヒューマンプレーンタイプとして、活動出来ます。」
と、アナウンスがあってカザトはレベル1がやっと安定化して、鍛冶などを軽くやって肩慣らしをしていた時であった。
ビー!ビー!ビー!
第2世代管理者神フェイクの執務室に鳴り響く警報!
なんだと、駆け寄る天使達。
ワールド管理装置にデカデカと表記されるのは
「カザト反応 ロスト! カザト反応 ロスト!
魂魄の探知もロスト! 魂魄の探知もロスト!
追跡機能ロスト!
過去ログ閲覧機能ロスト!
管理不可能!」
と表記された管理装置だった。
カザートの誤表記不祥事で、勇者関連の部署はカザト探知後にガス国王に兵を差し向けさせて、カザトを捕縛と精査をして、もし、勇者召喚時のエラーの原因だったなら、
○記憶喪失にして、各国の人間からエネルギーを絞り出して、地球に送り帰して証拠隠滅する。
○封印して、天界には知らぬ存ぜぬとして後で証拠隠滅する。
等の選択肢が提起されていたが、カザトが補足できなくなった。
代わりに、その後いくら探知しても何故か、偽者カザトである冒険者カザートが探知されるようになった。
(これはコスモ1が操作した為に、カザートにどうしても探知システムのセンサーが行くようになった為。)
なぜ、カザトが探知できなくなったか?
実はオリジンヒューマンと、言う人種は今の地球ではいない。
はっきと言うと、アダムとイブよりも遥かに前の地球の人種なのだ…
そして、第2世代管理者神フェイクが、まだ人であった時の人種よりも後の世代である。
当然、フェイクの部下天使達は知らない人種なので知識があっても、すでに今はいない人種なので管理者権限システムには探知するシステムは,構築されていなかった。
そしてフェイクの管理者神端末にも、もちろん組み込まれていない。
何故か!
それはオリジンヒューマンだった者達は、フェイクの同僚がやらかしたことにより、クローン人間製造禁止になっていたのでフェイクが探知すると、関連する同僚たちが動き出しかねないので、フェイクの上司が探知システムそのものを抜いたからであった。
つまり、オリジンヒューマン(劣化第3世代}探知禁止!
天使達は、カザトが進化するなんて思ってもいなかった。
なので、原因不明の探知不能に、かなり慌てたのだ!
そして、慌てた天使達は左遷させた元勇者担当上位天使を、ガス王国宰相に憑依させてガス王国の勇者育成と、カザトの補足、を命じた。
ガス王都の地獄が、本当の地獄が始まった!
□□
築石 風人(つくし かざと)
冒険者ネーム カザト
種族 オリジンヒューマン
(古代人類種 プレーン)
レベル 1 (正式稼働)
年齢 ▲▶
ジョブ ◀◇☆◇□
攻撃力 ■◇◀◐
守備力 ◐◆☆●
魔力 ▲□○●
知力 ▶⬛○□
運 -12000
(進化によってマイナス無効化発動)
スキル
鑑定◁◇■レベル3001(up!)
派生スキル
(人格霊格絶対保護)レベルMAX
[サブスキル全統合]
( )新領域構築中
( )新領域構築中
( )新領域構築中
(鑑定範囲制限解除)
(鑑定結果MAP化)
(記録無限領域)
記憶 [勇者達の記憶]
[勇者達の怒り]
[神殿の壁画]解析完了
魔術法則理解・創造・作成
レベル1.1(微up!)
真極・10属性魔法
(炎・水・土・風・雷・神聖・光・闇
空間・植物)
レベル1
真・封印魔法レベル200
神託・お告げ魔法レベル200
真・契約魔法レベル5
隠蔽魔法レベル153
真・補助魔法レベル36
真・付与魔法レベル65
料理レベル20
鍛冶 レベル121
真・錬金術レベル50
気配遮断レベル30
極・築石流刀術レベル30
極・精神力強化レベル1
極・力制御レベル1
精力大絶倫レベル21(up!)
睡眠魔法レベル5
(昼寝・寝不足貯蓄 統合)
家族保護
ガス言語
ブラー王国語
エルフ語
聖神皇国・教国語
古代ゲース語
ベイントス公国語
ドワーフ王国語
特殊スキル
ブレス魔法レベル250
[記憶帯のブレス系全統合]
ビーム魔法レベル250
[記憶帯のビーム系全統合]
オリジナルスキル
[種族の進化によりスキル化]
エクスプロージョン・レベル25
絶対零度 ・レベル25
神のイカズチ ・レベル25
パートナースキル
経験値分配
極・スキル共有(コンバインド)
レベル6
○パートナー
コスモ1
トワイライト
エルシー
エルファー
マーベル
メーベル
ナタリー
メリー
大精霊(土)ランド
キスカ
トスカ
称号
異世界人
女神が◁▲■◆☆★○
マナポーションドランカー7!(new!)
苦労人に認定された者
限界突破し克服したもの。
□□
武器 刀(打ち直し)
攻撃力 100000/100000
スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長
武器 太刀(打ち直し)
攻撃力 100000/100000
(自己修復中)
スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長
□□
カザトバスターソード7(打ち直し)
攻撃力 150000/150000
スキル
[自己修復][半不壊][カザト専用]
空き6
□□
名前 トワイライト
種族 エルフ
(オリジンエルフ)(正式稼働)
性別 男性(女性)
年齢 21
状態 偽装中(魔道具)
主人 カザト
ジョブ 精霊魔法使い
レベル 1
攻撃力 300000
守備力 200000
魔力 6000000
知力 30000
運 1000
スキル
極・精霊眼(上位)(new!)
極・精霊魔法(風)レベル100
極・精霊魔法(火)レベル100
真・精霊魔法(土)レベル100
真・身体強化レベル150
パートナースキル
経験値分配
極・スキル共有(コンバインド)
レベル6(up!)
称号
なし(エルフ村の生き残り)
カザトファミリー取りまとめ役
姐さん(new!)
カザトの伴侶候補
カザトの家族
□□
トワイライトの杖7
(強化打ち直し)
トワイライト専用
攻撃力 100000/100000
(自己修復中)
魔法攻撃力 基準値1700000
最大値設定無し
スキル
[自己修復][トワイライト専用]
[半不壊]
空き6
□□
名前 エルシー
種族 エンシェントハイエルフ
(正式稼働)
性別 女性
年齢 20
ジョブ 精霊魔法使い
主人ガザト
レベル1
攻撃力 250000
守備力 200000
魔力 1000000
知力 10750
運 700
スキル
極・精霊眼(new!)
極・精霊魔法(風)レベル100
極・精霊魔法(火)レベル100
真・精霊魔法(土)レベル100
真・身体強化レベル150
パートナースキル
経験値分配
極・スキル共有(コンバインド)
レベル6(up!)
称号
赤子の時に攫われた者
助け出された者
カザトの下僕
カザトの家族
□□
名前 エルファー
種族 エンシェントハイエルフ
(正式稼働)
性別 女性
年齢 20
ジョブ 精霊魔法使い
主人ガザト
レベル1
攻撃力 251000
守備力 201000
魔力 1030000
知力 11750
運 1150
スキル
極・精霊眼(new!)
極・精霊魔法(風)レベル100
極・精霊魔法(火)レベル100
真・精霊魔法(土)レベル100
真・身体強化レベル150
パートナースキル
経験値分配
極・スキル共有(コンバインド)
レベル6(up!)
称号
赤子の時に攫われた者
助け出された者
カザトの下僕
カザトの家族
□□
ミラージュ達のステータスは
新章からの
表記の予定です。
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