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第2章 動きだした凶悪な者達

第9話 笑う者達と、解決しない問題

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 カザト達が、アッロガーンス王国に向かった。
 
 その15日後…
 ドワーフ国のキスカ姫達はアッロガーンス王国のお茶会にて、離れたテラスでアッロガーンス王国の第1王女と
おしゃべりとは言えない内容のおしゃべりをしていた。


アッロガーンス王国の第1王女
「やれやれ、やっと、我が国のゴブリン達がいなくなって、国力回復を臨めますわ~
 ホホホホホホホホホホ!」

ドワーフのキスカ姫
「それにしてもアッロガーンス王国は、よくゴブリン退治の予算を組めましたわね~
 あのゴブリンの数だと相当な量になるのに!」

アッロガーンス王国の第1王女
「アラ?あの平民にそんな予算なんて,用意してあげるわけないじゃない!
 冒険者ギルドには、(お試し!)って事でとりあえず、1億タール入金しておいて後は、あのゴブリンスーパーキングと相打ち?させてしぶとく生きていたら、補助役の騎士団にトドメをさせる作戦ですわ~!
 そろそろ、作戦も終わった頃かしら~!」

ドワーフのキスカ姫
「(クソ!カザトにゴブリン国を壊滅させようとしていたのに!
 だけど、父上(ドワーフ国王)の命令だから、なんとも言えない!
 ドワーフ国王に、勇者しか通過できない神殿を攻略した貴重な戦力だと、いくら言っても、聞かなかった。
 まぁカザトと言う冒険者も、私の部下にならなかったのが原因なのだから、自業自得なのよ!)

ㇷㇷフフフフ! 私の部下になっていたら、こんな事にはならず生きていれたのにね~。」

 キスカ王女側近が、カザトにゴブリンスーバーソルジャーの討伐記録があると言うと…。

アッロガーンス王国の第1王女
「え?そんなに、貴重な戦力だったの?」


ドワーフのキスカ王女
「(このクソ女!どこか抜けているからこんな計画を立てたのか!)
 困ったわ~ゴブリン国を討伐する計画が台無し…
 まぁ、この穴埋めはアッロガーンス国王様が、されるでしょうから私達は、黙るしかないけどね~。」


アッロガーンス王国の第1王女
「え?ゴブリン国討伐計画?
 ちょっと!単なるモブキャラではなかったの?
(ハァ?国王が穴埋め?私、そんな事聞いてませんよ?
 じゃあ、キスカ王女が婿にしたい冒険者って、カザトって奴だったの?
 どうするのよ!もう、暗殺・使い捨て作戦は始まってますわ。
 キャンセルできないわよ!)

 まぁ、この程度切り抜ないと、キスカ王女の婿にふさわしいと認められないですわ!
 なんせ、次期女王の伴侶候補なのですから!」
 そこに、伝令が来る。

伝令騎士
「申し上げます!ゴブリンスーパーソルジャー30匹の討伐に成功!
 しかし、ゴブリンスーパーキングが、3匹もいたとの報告です。」

アッロガーンス王国の第1王女
「え?1匹ではなかったの?」

 そこに、執事が入ってきた。
「大変です!冒険者ギルトが、この作戦の事を嗅ぎつけました!
 今、国王陛下がギルトマスターに説明していますが、冒険者ギルトが撤退をちらつかせています!
 第2計画をすぐに、始めよと、言うことです。」

 アッロガーンス国王が、第2計画?の発動を命令したらしい。
 アッロガーンス王国の第1王女が、どうしようか?と言う顔でドワーフのキスカ王女を見る。

 執事がキスカ王女に婿候補の、ゴブリンキラーを貸してもらえるか?と言い出した。

ドワーフのキスカ姫
「今、あなた達の計画通り、ゴブリンスーパーキング討伐をしているじゃない?
 ボケるには早くなくて?」
 と、言うと執事は、しばらく何を言っているのか?
 なんて顔をしていたが…

 やっと、理解した執事は、アッロガーンス王国の第1王女に顔を向けた!

アッロガーンス王国の第1王女
「まさか!同一人物だったとは…
 だが、これは陛下(アッロガーンス国王)と、ドワーフ国王の決めた、共同作戦。
 もう、私の手から離れていると報告しなさい!
 わかりましたね!」

執事
「わっ私が報告するのですか!そっそんな!」

アッロガーンス王国の第1王女
「私は、次の事をキスカ王女いえ、キスカ次期女王と決めないといけません!
 執事に仕事をさせなさい!」

 護衛の兵に、引きずられていく執事!
 ため息をついて、メイドが入れたお茶を飲む二人…

アッロガーンス王国の第1王女
「(どうしよう?ゴブリン国を倒す手立てが、無くなったじゃない!

 ゴブリンキングを倒せる冒険者が、神聖皇国に入国したって情報があったから、料金をふっかけられても雇うふりをしたのに、まさか、キスカ王女の婿候補だった?
 陛下(父親)は、何を考えているよの!)」

 ドワーフのキスカ姫
「(まさか、 あの脳筋国王(父親)はカザトとは、別の冒険者だと思っていた?
 だけど、困ったぞ!ゴブリン国を討伐する手立てを失った。
 アッロガーンス王国が、穴埋めできるとは思えない!どうすればいいのか…。)」

 その時である!

ドドドドドドドドド

ドゴーーーーーーーーーーーーン!

 振動と、爆風がアッロガーンス城のテラスまで、やって来た!
 カザト達がいる山岳地帯には、キノコ雲が立っている!
 伝令兵が来た。
「報告します!ゴブリンスーパーキング2体との交戦中にゴブリンキング50体が乱入!
 作戦班は、例の物を仕掛けて全て撤退して作戦パターン3を発動して、例の物、ドワーフ国からの鉱山の魔導爆薬に遠隔点火したと報告が来ました!」

ドワーフのキスカ姫
「アレを、人殺しに使っただと!どういう事だ!」

アッロガーンス王国の第1王女
「爆薬は、人殺しに使う事を、前勇者達が禁止したのは私もわかっている。
 パターン3なんて知らない!どういう事よ!答えなさい!」

アッロガーンス王国の第1王女の側近
「パターン3は、両国陛下の合意の元出来た作戦。
 私達の介入出来る余地はありません。」

 ものすごく苦いモノを飲まされた顔をする王女達。

 しかし、キスカ王女の側近は、
「(あんなに魔導爆弾に威力はあったか?
 ものすごい大量を極秘にどうやって短時間で、ダンジョンに持ち込んだのか?
 マジックバックでも無理だぞ?)」と、首をかしげていた。


 そして、しばらくすると…
伝令兵A
「報告します。観測班からです!
 ダンジョン入口前にいた作戦実行班全員が、魔導爆薬の爆風で全身大火傷の重症です!
 ダンジョン入口の崩壊を確認しました!」

伝令兵B
「冒険者ギルトの魔導掲示板に、(チームカザト)の討伐履歴に
 コブリンスーパーキング5体
 ゴブリンキング150体の討伐記録が追加されました。
 ゴブリン討伐作戦は、成功した模様。

 しかし、その…冒険者ギルトが、撤退を表明しました!
 後、一時間後の大門が閉まる30分前に全面閉鎖の決定!
 冒険者達の早い移動が既に始まっております!
 王都内の冒険者の3分の2が既に王都を出ました!
 クエスト中の冒険者にも、通達がされた模様!

 クエスト中の者には、クエスト中の想定外の外部からのトラブルの為に、失敗とはみなさずにする!
 国外脱出を推奨する。
 国内冒険者ギルドの依頼申し込みの全てを、商人の、国外脱出以外のクエストを全てキャンセル払い戻し!
 金の無い冒険者にも、無料の脱出乗り合い馬車の提供を始めました!」

 先程まで筆頭執事だった使用人
「陛下が、冒険者ギルド撤退を阻止しろとご命令です!」

新筆頭執事
「商業ギルドが!魔導ギルドが!撤退を、始めました!
 陛下に報告しました結果、第1王女にギルド撤退阻止の任務を任せるとの事です!」

ドワーフ国の護衛A
「キスカ王女!緊急の本国の陛下からのご命令です!
 アッロガーンス王国に、要請してドワーフ国からの、撤退した冒険者ギルドマスターと冒険者を足止めして、ドワーフ国に戻るように要請きょうせい めいれいしろと!」

ドワーフ国の護衛B
「追加の、ご命令です!ドワーフ国から撤退の、商業ギルドと、魔導ギルドを足止めせよ!
 ドワーフ国に帰るようにせよとの事です。」

 すぐに、お茶会はお開きになった。
 アッロガーンス国王に急遽謁見する二人の王女は、その6時間後にアッロガーンス王国兵を率いて、国境を封鎖するが、既に両国のギルド員の大半が逃亡した後だった。
 他国出身の有能な出稼ぎ人は、全て出国した後であり、だいたいの事態を知って何か企む者や、自国出身の家族が住んでいて反対されて残った者以外は、かなりのスピードで移動したことになる。

 これには、アッロガーンス王国の騎士団長も、ドワーフ国の責任者も首をかしげた。

 そして、両国の国王に報告されて、周りの大臣達は国王の八つ当たりを食らって疲労度マックスになった所に、
両王国の宰相に、
「ゴブリンスーパーキング討伐作戦開始から、既に撤退を用意されていた可能性がある」
と報告されると、また両王国とも国王が暴れ出して、王宮も大惨事になった。


□□

ガス王都 

 ここにも、[チームカザト]爆殺される?の報告が、来ていた。

生徒会長・勇者
「ウッヘヘヘヘヘヘヘヘ~!あ~!今日の塩スープは、旨いなぁ~!
 勇者が、強くて主人公なのは当たり前なのに、モブがいきって表舞台に立つからぶっ殺されるのだよ~
 飲むぞ~!オイ!エール!」

「本当だ!俺たちの主役復活の第一歩にかんぱーい!」

「かんぱーい!」

「ヒャッハー!」

 高校生達は、エール酒を飲んでいた!
 それが、異世界のスキル使用の負担で、疲弊しきった脳にとんでもない負担を強いることである事を、感じていても飲んでいた。
[未成年者の飲酒は、身体に悪影響を及ぼす為に、絶対にダメですよ!]

 大人でも、飲酒は悪影響なのにカブ飲みしていた。
 担任なんて、全く注意すらしない。
 周りの冒険者達も呆れかえって、その酒場からひっそりと離脱していった。

 そこに、ブレーダー王女がやってきた!
ブレーダー王女
「(カザトが死んだだと!神託の不都合調査はどうするのよ?
 ゴブリンエンペラーは、このボケ達(勇者達)ではいくら、ヒール(ペインヒール)をかけても無理!
 どうするのよ!)
 アラ!ご機嫌ね!」

生徒会長・勇者
「ヒャッハー!いい報告じゃないか!
 王女もこれから、教会に行けば?
 そして、報告するんだよ!
 勇者召喚の不都合[ゴミ]は、アッロガーンス王国?だっけ?に焼却されました!
 私のせいではありません!

 または~!ゴミは、焼却したので解決です!
って言えば、神託で言われたミッションの一つが解決だろ~!
 こんないい事あるかよ~!お~い!エール追加!」

 ブレーダー王女は、コブリンエンペラー討伐はどうするつもりだ!と怒鳴りたかったが、確かに勇者召喚の不都合は、アッロガーンス王国責任で[ゴミ]が焼却されたので、一つ解決だとして冒険者ギルドに向かい、カザト爆殺の情報の確実性を聞いたが、確認していないと受付嬢に言われたために魔導珠で、神聖皇国のガス国王に
確かめたが、まだ、元王女扱いで国王とは話せず、仕方ないのでガス公爵に連絡して聞くと国家間の情報ではそうなっている、とのことなので教会にお祈りをして報告した。

□□
 普通なら、三日三晩の祈祷になるが、今、ブレーダー王女の中には天使がいる。
 すぐに、第2世代管理者神フェイク側近の部下天使に伝えられた。

 第2世代管理者神フェイク側近の部下天使
「つまり、解決したの?どうしようもなくなったって事?どちらなの?」

部下天使
「その、何が不都合なのかすらわからない状態であり、判断できません。」

 結局、カザト問題は[解決不能の解決]?だとされて、放置される事になった。


 そして、それを聞いたブレーダー王女は、コブリンエンペラーをどう討伐するかに頭を悩ませる!
 ガス国王の降格まで、あと10日足らず!
 旧ガス王城にすら、到達出来ていない。
 王女は、特攻を決意していた。

□□
 
 ブラー王国では、王都のブロ公爵邸にお忍びで、国王と王女ミル姫が来ていた。
 そして、密談が始まっていた。

□□

 神聖皇国では?

 ナタリー達は、女性勇者組とダンジョン攻略を進めていた!
 実は、既にE級ダンジョンを一つ攻略出来ていた!
 女子高生勇者組が成長を開始したのである。レベルが上がりだした!
 このことにより、女子高生たちは、やる気を出して討伐に勤しむようになる。

□□

 ドワーフ国では、元皇太子が今回のカザト爆殺の計画を立案したことが調査でわかり、国王はキスカ王女の言葉を聞かなかったから、カザトを使ったゴブリン国討伐作戦が全てだめになったと責められて、論破された国王は元皇太子(王太子)を強制的にゴブリン討伐に行かせる事にした!

元皇太子
(王位継承権がなくなったのでドワーフ王国での表記は王子)
「俺は!皇太子だ~!カザトと言う下郎を殺しただけだろうが!
 目を、覚ませ!下郎一人消えて清々しただろうが!」

キスカ王女
「下郎?アラ?お兄様?では、下郎でも出来る仕事を完璧に出来ないと、下郎未満ですわね?
 お父様? お兄様にゴブリン国の討伐をさせてみては?
 もちろん期限付で!
 3日間内での、最低コブリンキング1匹の討伐義務!
 一ヶ月で、コブリン国の討伐義務です!」

ドワーフ国王
「オイ!息子よ!
 キスカが、情けをかけてくれたぞ!土下座して泣いて感謝しろ!
 このクソ息子が!」

 国王にボコボコに叩かれて、いやいやながら土下座して感謝の言葉を出す元皇太子。
 そして元皇太子は、兵を率いて最前線(義務)に立って[総司令官ではなく、部隊長として]迫りくるゴブリン軍を迎え撃つ事になった。


 ボベー帝国では、皇帝が先陣をきって国境に押し寄せるゴブリン軍の迎撃に、精一杯なのでカザト爆殺の情報の
分析どころではなかった。


 そして、ガス王国の貴族達はカザトの爆殺報に、計画の立て直しを迫られていた。

某公爵
「クソ!アッロガーンス王国め!どうしてくれよう!我が覇道の邪魔をしやがって!」

某侯爵
「兵は、どれくらい集まった?アッロガーンス王国と、ドワーフ王国から流れてきた冒険者達は?
 なに?ガス王都に流れている?
 なぜだ?冒険者ギルドに言って我が領に招き寄せろ!」

ラッド公爵
「冒険者達を、雇い入れろ!王都のギルド達と協力協定が結ぶ事が出来た!
 カザト殿が、作ってくれた鍛冶場にまず人を雇え!
 冒険者でも、魔力があれば収入が入ると言えば来てくれる!
 鍛冶師が休んでいる間に錬金術師の監督で精錬作業を進めろ!

 武器を揃えるぞ!ガス王国王位継承争奪戦開催まで、10日を切った!」

某公爵
「クソ!帝国はコブリン迎撃に必死だ!こちらに援軍なんて来ない!どうしよう?」

ガス公爵
「ブレーダーは、天使がきてから旧王城めがけて、何度も攻めているがたどり着けないらしい。
 男勇者達は、あてにならない。女子高生勇者達は、既に神聖皇国の傘下になったから、借りるのは難しいだろうな。
 ラッド公爵の兄貴は俺達を、目の敵にしているからな~
 だが今、剣を作れるのはラッド公爵領だけだ…
 説得なんて、出来るわけがないけどするしか無いのか~。」


□□
カザトは、生きているのか?
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