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第2章 動きだした凶悪な者達
第2話 カザト工場機械を作る?
しおりを挟むカザトは、朝から不機嫌ではあったが、約束なのでヒーラー・ナタリーと、聖騎士・メリーに会うことになった。
カザト
「あーーーーーー!聖騎士・メリーって、ガス王都戦でB級パーティーで参加していた、腕か千切れる寸前の騎士の娘だったか。」
ヒーラー・ナタリー
「カザトさん…その…隠していたわけでは無くて、本当にあのゲス王女が私の姉なんて、知らなかったのです!」
聖騎士・メリー
「まずは、あの時の礼を言わせて欲しい。」
カザトは、初めにガス王国の奴隷になるつもりも、馬車馬になるつもりも無いとハッキリと言う。
そして、昨日メリーの父親の宰相が奴隷にしようと、カザトの前に現れた事を、言った。
うなだれる二人組…
ミラージュがいった通り、親の業があまりに深い!そう実感した二人は…
諦めなかった…
カザト
「ハァ…とりあえず、工房の従業員としているってことで、なんとかおさまったけど…」
トワイライト
「状況が、変わらないと動こうにも、動けません。
あの三人にはまず、魔力の基礎力をつけて貰わないと。」
カザト
「さて、これをどうすかな…。」
そこには、ゴブリン討伐の戦利品の魔鉄の短剣や、ナイフの山があった。
一応、全てマジックボックスに収納してあったものだ。
エルシー
「砦の冒険者ギルドと商業ギルトの新マスターさんに、武器屋(ブキヨー)のオヤジさんからかなり注文が入ってます。
数が足りないらしいです。」
エルファー
「カザト様?一応、マーベルに聞いてきたのですが鍛冶での武器製造中は、クエスト扱いになるみたいですね。」
カザト
「わかった。とりあえず、魔鉄のインゴットを作るか~」
インゴットは、トワイライト達にも作れるので、数打ち剣と呼ばれる形の剣の自動製造魔道具?
イヤ!製造工場をつくることにした。
今マップで見たら、ハッキリと言うと旧ガス王城の周りから、10万のゴブリンが全方向に向かって進軍していた。
そして、まだまだガス旧王城には、ゴブリンがひしめいている。
ふと、カザトは思った。
あのゴブリンキングやエンペラーが出てきた森の奥に、何があるのだろうか?
おそらく、ダンジョンかもしれない。
帰還魔法陣を起動して、異世界転移する力を得るにはダンジョンコアの収集が必要。
候補に入れておいていいかもしれないと、思っていた。
カザトは小学校で見た、昔の製鉄所のH鋼の製造ラインのビデオ映像を思い出す。
かなり、部品がいるな~
だが、魔鉄は100トン以上はあるから作って見よう!
ハンマーはアダマンタイトを使ってレールの鋼材とベアリングか…
あと、油がいるな~。
無理か!イヤ、ベルトコンベアー式の超大量生産をしなければいいのだ!
まずは、ミドルクラスの剣専用の自動製造魔導鍛冶機を作る。
時間をずらして、3振り打てるものを10機作る。
炉の温度を上げっぱなしにしないといけないから、その間の魔力の消費はかなり無駄になる。
なら、その間にもう一振り打てばいいのだ。
あと、自動刃研ぎ機も作りたい!
部品をイメージして、錬金術で、金属を変形させて作っていく。
そして、夕刻魔導自動鍛冶機(ミドル・ロングソード用)が出来た。
その後は、簡単だった。
応用して、バスターソード用も作る。
そして、その日もう夕刻だったので作業を停止した。
次の日、早速自動鍛冶機の稼働である。
カン!カン!カン!カン!カン!
ジュワ~!
ゴーーー!
カン!カン!カン!カン!カン!
ジュワ~!
ゴーーー!
規則正しく剣を作り出す。
そして、商業ギルトに頼んで工房の周りの空家を買った。
結界を張って、邪魔をされないように要塞化した。
マップには、冒険者ギルトにガス王国からのどこかの侯爵の執事とか、朝からかなり来ているのがマップで確認できている。
トワイライト達には、買い物中とか気をつけるように言って、自動鍛冶機に魔力を流しながら、対ゴブリンエンペラー想定のバスターソードを作ることにしていた。
アダマンタイトをかなり使う。
神殿の戦いでわかった事は、確かにオリハルコンは魔力伝導性と、物理攻撃力はかなり高い!
だが、カミナリに耐えきれなく砂状になるまで、砕けた。
それに比べて、アダマンタイトとミスリルの組み合わせのバスターソードは、半壊だったが形は残っていた。
その為、今回はアダマンタイトメインにする。
ミスリルは魔力電池替わりにしようと、かんがえた。
やっとアダマンタイトのメイン刀身が出来たとき気がついた。
これは、斬馬刀だよな…!
よし。斬ゴブ刀いや斬邪刀とでも名付けるか?
一度、アダマンタイトを自然放熱させる必要が有るので作業を休む。
トワイライト達は、買い物みたいだ。
市場で果物を買っている。
ミラージュ達は、レベル上げにゴブリン狩りをしていた。
あの二人に合う、剣を打つか?
そして、魔鉄製のミドルソードが研磨工程に入っていた。
そろそろ付与をしないとな~
その時、マップ上でガス王国の子爵の使いとかが、工房に近づくのがわかった。
来たか!警備ゴーレムは起動中。
そして、追い払われて撤退する子爵達の使い。
だが、続々とこちらにやってくる奴ら…
何の目的なのか、空間把握で聞いてみると、やはり奴隷にして戦わせようとする魂胆らしい。
ラッド公爵や、ガス王国宰相までが砦にやってきた。
冒険者ギルトは、そいつらで今は滅茶苦茶混雑している。
明日、脱出しよう。
そう考えて出来た剣に[自動修復]を付与していく。
3時間後…
カザト
「あーーーーーー!やっと出来た!
うん?土の精霊さん?
どうした?」
珍しく土の精霊さんが、出てきて話しかけてきた!慌てている!
ただ事ではないな!
マップを見る!まさか、トワイライト達が?
いや、違った…
トワイライト達も、急いで帰ってきている。
さらに拡大!
なんだ?隣国から?ゴブリンの大軍がきた?
鑑定さん?
数わかる?
[約35万!]の表示が点滅する。
こいつはヤバイな!!
鑑定さん、ありがとう!
トワイライト達が帰ってきた。そして、急いで戦闘準備をする。
まずは、武器屋(ブキヨー)の建物横の暗がりに転移して、武器屋に入り魔鉄のバスターソードと、ミドルソードなどを納品する。
自動鍛冶機などの制作費を引いても、計350万タールの利益!
(カザト達の魔力の分は計算外)
後は、商業ギルトに納品。前副マスターで現ギルドマスターのゲッジ
「助かります!これで、ノルマが達成出来ました!」
ここで、650万タールの収入!
そして、冒険者ギルドに納品
受付嬢
「これで、冒険者に武器を配れます!」
650万タールの収入!
そして、ギルドマスター室に行く…
と…
ドアの前に立つと男の悲鳴が聞こえる…
受付嬢と顔を見合わせる。
カザト
「どうする?別の日にするか?」
受付嬢
「少し、様子を見てきます。」
そして、恐る恐る中に入っていく受付嬢さん。
空間把握で中を確認すると…
ヒーラー・ナタリーと、聖騎士・メリーが暴れていた。
中に入る。
聖騎士・メリー
「あら、元お父様(宰相)!こんな事をやっておいて、よくも、自分は公正だと言ってこれましたね!」
ヒーラー・ナタリー
「あら、いつも(ボロ雑巾め!)なんて孤児院で、蹴り飛ばしてくれましね。
まさか、ラッド公爵様だったとは!
で?宰相様が言っていた、生みの親からの月々金貨5枚の養育費を盗んでいたとは!
ええ!瀕死になるほど蹴ってくれましたので、どれだけ強くなったか、このバスターソードで斬って証明して差し上げましょう!」
カザト
「(ボロ雑巾呼ばりかよ!ラッド公爵は、やはり駄目だな。)」
だが、カザトが来たことによって仕切り直しとなる。
トワイライトが、土焼のトレイを机に置いた。
トワイライト
「保存用の塩も、用意出来ております。」
初めに、何の事か気がついたガス王国宰相様が、顔を赤くして震えだすが聖騎士・メリーに睨まれて、カザトに殺気を当てられて真っ青に急降下する。
次に、気がついたのはラッド公爵であった。
顔は真っ青だが斜め上路線を変えずに何か言おうとすると、
ガチャ!
ヒーラー・ナタリーが、バスターソードを鳴らす!
カザト
「冒険者ギルドとは、特殊指名クエスト枠での受注として既に合意している。
だが、こちらも命をかける戦場に立つ以上、背中からきられたり、毒入りの水やスープはいらない。
雇用主が信用が出来ると言う保証を出してもらいましょう!」
わざと、大きな声で言う。
空間把握で、他の各国のスパイやガス王国貴族達の使いとかは、二階のギルドマスター室で何を話しているかを
スキルで聞いているのは、把握している。
ガス王国宰相
「カザト殿、奴は君の仲間と共に行動を共にしてる。
ガス王国元第1王女ブレーダー・ド・ガスの身柄は私達の手元には無い。
ゴブリンエンペラーを討伐してからの処分となる。」
カザト
「断る!」
ガス王国宰相
「これは、この世界のルールだ!」
カザト
「舐めるなよ!
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まして、拉致されて捨てられた存在だ!
その事を、考えてもかなり寛大なる、冒険者ギルドの傭兵条件に何の不服がある!
言ってみろ!」
宰相が、持っていた印蝋で封じた手紙が手から離れ落ちる。
あの手紙から魔力を感じる。
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ガス王国宰相
「(恐怖耐性と、異常状態耐性の宝珠をつけても、死ぬかもしれないという恐怖は消えない。
それに、反論が出来ない!クソ!どうすればいい!
兄貴のラッド公爵は、弟の王とオレを恨んでいる!
ここでカザトが、ラッド公爵側についたらもう終わりだ!)
人質を出す!一人娘だ!今は、それしか出せん。」
カザト
「(聖騎士・メリーに向かって)姉か、妹でもいたのか?」と聞く。
状況をよく理解しているメリーは、
「私が、廃嫡されて家を追放される3年前までいませんでした!
まるで女の子っポイ、今、護衛の後ろに隠れている嫡男ならいますが、次男はガス王家近衛軍にいるはずですし
、女性にチェンジしたとも聞いてません。
まぁ、騎士なのに女々しかったですが。
隠し子がいたとは聞いてませんから…
まぁ、頭脳明晰な元生みの父親なら、(隠し子は)いたかもしれません。」
カザト
「いない、らしいね?人質? いない者を作ってはいけないと思うが?」
副ギルドマスター ガロン
「(すごい攻防だ! だけど、本部長からはカザト側に立てと命令だからな~
どうなるのだよ~(仮)マスター マーベルさ~ん!早く帰ってきてくれ~!)」
ガス王国宰相
「メリーよ! わしの娘よ!」
聖騎士・メリー
「[武術ばかりやって男を籠絡すらせずに、ワシの役に立たんやつなんてワシの子供ではない!]
なんて言って、魔の森に私を縄で簀巻きに縛って、捨てさせたのはどこの誰だよ!
お前だよな!
まさか自力で王都に戻って来て、冒険者をやっているとき暗殺者を送り込んだのはお前だよな!
最近は、ゴブリンジェネラルの餌にされかけたよ!
よくそこまでやってくれたな!これな~んだ!」
ドサ!
マーベルが、ギルドマスター室の別室のドアから現れてやってきて、縄で縛ったボコボコにした見たことある、B級パーティーのリーダーを、床に転がした。
(仮)マスター マーベル
「婦女暴行未遂現行犯逮捕の男が全てゲロしたわよ!
宰相様?うちのギルドの新エースを、ガス王都のゴブリンジェネラル討伐作戦に紛れ込んでの、暗殺実行なんて
どうされました?」
ガス王国宰相
「クソ!これでも食らえ!」
落とした、印蝋で封印した手紙を、カザト達に広げると手紙が光る!
が!
光は、カザト達に行かず宰相達に向かった!
ガス王国宰相
「あへ~~ん?ぽかーー!
僕ちゃん、何をしていたの~?あれ~お姉ちゃん達、僕と遊ばない~?
あれ~兄貴、また女性襲って返り討ちにあったの?」
ラッド公爵が、思わぬ流れ弾を食らう。
ラッド公爵は、この事態にどうすればいいか、わからなくなってきた。
カザト
「宰相?宰相?」
ガス王国宰相
「あ?あーーーーーー!はい。」
カザト
「では、もう私達に奴隷を強いらない!
聖騎士・メリーの婚姻を無条件で認める。
ガス王国は、責任をもって違法勇者召喚をした、ガス王国元第1王女ブレーダー・ド・ガスの身柄を確保して、処罰する。
国王も責任をとって勇者達を元の帰還させる。これでよろしいですね。」
ガス王国宰相
「(ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク)いや…だ…。」
カザト
「サンダー(超弱く!)」
ガス王国宰相
「アビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ!
ハイ!そのとおりです!約束は守ります。」
カザト
「では、(封印魔法起動!魔法陣展開!)誓って下さい。」
ガス王国宰相
「もう、邪魔や隷属などを強いません!
冒険者として、公正に手続きします。
違法勇者召喚した者達は元の世界に帰還するために、全力で帰還魔法陣を用意して、ガス王家全てのカザト様の家族を除外した、血の連なる者達の存在をかけて責任を取ります。」
ラッド公爵
「グハッ!(血を吐く)まっ!待て!!」
カザト
「では、この世界をおつくりなった原初管理者神様に誓いなさい。
そして、約束の成立です。」
ガス王国宰相
「はい、原初管理者神様。誓います。」
ラッド公爵
「ウガャー!(クソ!身体が言うことをきかない!)
ち!誓います!」
『はい、わかりました。』
カザト「?!」
ガロン「!!!」
マーベル、メーベル
「??!」
エルフ三人娘
「「「?!」」」
カザト
「(あれ?契約魔法が成立している?ええ?あ!しっかりとしないと!!)
では宰相、冒険者ギルドとの決まり通りに!」
ガス王国宰相
「はい、ではこれにて失礼します。」
パタン!宰相は、帰って行った。
これは、ガス貴族がカザトを権力では縛れないとの事のだとわかり、階段から降りてくる宰相の後を、ガス貴族達が後について一部を残し、帰って行った。
一部?子爵本人とか、侯爵本人で母親が元ガス王族とかの血が濃い者達に、契約紋が浮かんでおり冷や汗をかいて
食堂の椅子に座り込んでいた。
もちろん、ギルドマスター室のラッド公爵にも契約紋が浮かぶ。
ラッド公爵
「なんてことだ!(そうだ!良いことを 思いついたぞ!)
我が領地に、そんな経済力は無い。
都市を!都市を一つ渡す!だから…」
なんとか、カザトを取り入れたいラッド公爵!
しかし、元の世界に戻る事前提のカザトには、都市一つなんて全くの魅力も無いいわば、この世界に括り付けられそうな、足かせにすらなるかねないリスクの高いものであった。
かなり粘るラッド公爵!
自分が王になりたい執念が!弟に王座を取られた怨念がそうさせるのか?
宰相達は、既に砦を離れておりゴブリン軍に捕まらずに、無事王都の方面から神聖皇国に向かったみたいだ。
既に、夕暮れとなった時である。
カーーーーーーーン!
カーーーーーーーン!
カーーーーーーーン!
カーーーーーーーン!
カーーーーーーーン!
カーーーーーーーン!
(仮)マスターマーベル
「非常事態?」
ギルド職員
「ギルドマスター!ゴブリンの軍勢が、来ました!戦闘体制に入ります!」
(仮)マスター マーベル
「ガロンさん!司令を頼んだわよ!」
カザト
「出陣だ!」
副ギルドマスター ガロン
「ラッド公爵を、避難場所に!」
ギルド職員
「ハ!ラッド公爵様、案内します。30万以上の大軍です。急いで下さい!」
ラッド公爵
「ヘ? わ、わかった。」
こうして、何故かやる気のメリーと、ナタリーを加えミラージュも合流したカザト隊(仮)が、出陣する事になったのである。
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