上 下
42 / 334
第1章 生き抜く事は大変!

第42話 神殿攻略は、かなりハードらしい

しおりを挟む
 

 今で9つの神殿を通過した。

 勇者の記憶では13の試練の神殿のその上に巨大な封鎖された神殿があり、そして、それを通過してこの試練の神殿の最終神殿、別名[神が降り立った地]に続く道があるらしいのだが。
 
 今、亜空間部屋からこの、第9の神殿の扉を見ている。
 見事な彫刻だ。
 そして、壁に彫られた壁画なにかの物語だろか?

 あれ?
 壁画の下にギザギザの模様?

 鑑定
 
 古代ゲース文字

 え?
 へ~この世界の創世記の事だな。
 えーと、まぁ、この世界と自称・女神?には、腹が立っているが、この壁画は芸術を超えているから空間魔法で型取りして、記録しておこう。
 
 あ!

 第一からの神殿のものも記録するか。
 さて、記録が終わったら今日は休む事にする。
 実は、トワイライト達がこの神殿で妙な物を見つけていた。

 木箱だ!この中に魔導書が入っていたのだ!
 [神託・お告げ魔法]の魔導書

 神託って魔法なのか?
 まぁ、異世界なのでオレの考え方の基準とは違うからな~。
 これを読む事にする。

 トワイライト達は、水魔法の習得するために今、魔導書を読んだり演習場で試したりしている。
 錬金術スキルを使い、即席発酵器と、蒸し器、そして豆腐全自動製造機を作った(作ってしまった!)
 あと、農作物乾燥機!
 これで、ピーナツも、カシューナッツも手に入った!
 あとは味噌と醤油と、豆腐だ!
 これで、たんぱく質を補充する!
 そして、カロリーフレンド!
 この非常食を作る事に…したのだが、試作品が不味い!

 うぅ、すいませんメーカーさんカザトは、簡単な作れそうだと舐めてました。
 謝ります!
 何かカロリーフレンドをこの世界に布教するためにも何かヒントを!
 
 ピカ!

 な!何だ!今、頭に何かひらめいたような!
 あ!
 温度だ!
 温度を一定に出来るオーブンが必要なんだ!
 確かに、フライパンでは焼きムラがあったよな!
 さっそく、オーブンを作ってみた!

 そして、クッキーを作ると、オーブンはエルシーに占領された。
 ハマっているな~。
 休みも3日間に延長することにした。

 次の日
 
 ピコリン♫
「神託・お告げ魔法の解析が完了しました。
 関連ある派生魔法を発見しました。
[神託・お告げ魔法]を習得しました。 
[契約魔法]を習得しました。
 [料理]スキルを習得しました。
[意思共有可能]スキルが構築されました。起動します。
 常時稼働スキルです。
[簡易感覚伝達]スキルが統合されます。」


 その日なぜか朝から、トワイライト達の様子がおかしい。
 
トワイライト
「あの~カザト様。
 精霊達から聞いたのですが、[契約魔法]出来そうって波動が出ていると…

 ジュルリ!

 食事の作り置きもしたので今日は、ハァハァハァ
 わかりあいましょう!」

え?
(;゚д゚)ェ…

 遅かった!
 すでに、エルシーがオレのスボンにしがみつき、エルファーがオレの後ろに回り込んで、
トワイライトが…




 え?

 あ~
 腰が!痛い!

 あれ?
 何だ?
 この感覚?

ピコリン♫
「[意思共有可能]スキルが、契約魔法に反応しました!
 これより、リンクを開始します!
トワイライト…リンク感度365% リンク成功!
どこにいても召喚出来ます。

エルシー…リンク感度362% リンク成功!
どこにいても召喚出来ます。

エルファー…リンク感度363% リンク成功!
どこにいても召喚出来ます。
 感覚共有を開始します!
 魔力の譲渡が可能になりました!」


 うん?
 エルフ娘3人からヤキイモが、食べたいという意思が!
 今日は、オーブンもあるからスイートポテトでも作るか!

 あと、味噌汁とか!
 あ!
 米が乾燥出来た!
 では脱穀して…

 しまった!魔道具作るにも、アレはプログラムがいるんだ!
 えーと、始めたチョロチョロ、中パッパだったよな!

 だめだ!
 家のボロ炊飯器ですら、全て全自動だったからわからね~!
 釜から、ご飯炊いてデーター取るしかないよな~!

 なんとなく、3人もオレが何をしようとしているのかわかるらしく、手伝ってくれた。
 ハァ、疲れたけど楽しくて嬉しくて、何か充実した日だったな~。


休暇3日目

 今日は四人で手を繋いで、いろいろな属性の魔力を流している!
 スキル表記にはない魔法スキル各属性のレベルが1程度だが、スキル表記は無いけど使用出来ている。
 これから残り6の神殿を行くので、全属性を基礎でも獲得しておきたい。
 そして、夕方エルフ3人娘が疲労で寝た頃。
 神殿郡の入り口に、かなり人間が来たことを探知した。

 冒険者ギルト軍?
 ガス王国の貴族?
 ブラー王国の貴族?
 それに、ドワーフ国の宰相?

 敵性反応は、各半分!
 だが、鑑定の結果オレを拘束することで、一致したみたいだな。
 なるほど、ガス王都の冒険者ギルトマスター バッカーが、言ったことはこれか!

 レベルをあげろ!

 強くないと、拘束されて自由が無くなる。
 自由に動くには、斬り拓くしかない!
 斬って斬って斬るしかない。

 よし!第1神殿に、罠を設置しよう!
 空間魔法で、迷宮を作る!
 出口は砦のゴブリン境界線のすぐ前!
 まぁ頑張ってくれ!

 そして、すでにいる斥候達は?
 あれ?撤退している?
 早い対応だな~

 さてと、

 勇者の記憶から、この先の事を予測しないと!
 ハァ?
 俺たちが、次の第10の神殿を突破したら抜け道が開放される?
 しかも抜け道は、洞窟型で妨害が出来ないように、結界で保護されているだと!
 だから、奴らは軍を連れてきたのか!
 斥候が撤退したのは、もう必要無いからか!
 待てよ? 今のうちに第9の神殿広場を結界で封鎖しよう。

 第10の前も封鎖!

ピコリン♫
「真・空間魔法のスキルレベルが5上がりました。」

バリン!

 何だ!第1神殿の第1層の結界が割れた!
 誰か割ったのか!
 すぐに修復して、空間把握で観て見る。

ガス貴族 ラッド公爵
「早く、シールドブレーカーを使って、この結界を破壊しろ!
 手遅れになるぞ!
 第13の神殿の試練は、神託の勇者だけしか突破出来ない。
 例えいくら強くても無理なのだろ?」

 魔道具シールドブレーカー?

 構造は?
 ホウ?空間魔法で結界に振動を与えて壊すのか?
 なるほどなるほど!
 なら、衝撃吸収する結界に切り替えたらいいだけだよな~。

 ハイ!
 えーと、イメージは~シリコン?いや~ゼリーかな?
 柔らかめ~に結界生成!出来た!
 他の奴らは、何を企んでる?

ドワーフ国 宰相
「急げ! カザト殿は姫が伴侶候補に指定された。
 なんとして、裁きの神殿に行く前に止めろ!」

 裁きの神殿?
 勇者の記憶には無かったぞ?
 増設されたのか?
 それを知っていると言うことは…まず、この宰相も警戒するべきだな。

冒険者ギルト本部戦闘部 
本部長 エッサ
「まず、結界破壊もしくは抜け道が出来た時点で、我々は、冒険者カザトに接触します。
 裁きの神殿の事は、彼は知らないと思われますのでそのことを言って、なんとか断念してもらわないといけません。
 その後、彼を冒険者ギルト管轄に置きます。
 各国ですでにゴブリンを討伐してもらうことで合意しています。
 問題は、彼をどうやって説得するかです。
 で?
 そこの聖女ファルミだけで本当に、説得できるのですね?
 聖女メーベルは、うちのギルドの支部マスターの姉妹!
 まさか、我々を敵にまわしてでも生贄にするつもりではないでしょうな!」

神聖皇国 司祭
「待ってくれ! 敵対するつもりはない!
 だが、これは皇国の決定で!ヒィーーーーーーー!」

(仮)マスター マーベル
「だめよ! メーベルは、こちらで預かった。
 これ以上、ろくでもない事を企画すると、貴様らはやはり邪神の使いと認定するしかないわね~。」

神聖皇国 司祭
「皇主様に連絡しろ~!」





 何が、冒険者ギルトの管轄だって?ゴブリンの討伐?
 やり方教えたのだから軍隊あるのだから自分達でやれよ!
 各国で合意?

 あ!
 ミラージュ!
 どうなっている?





ミラージュ
「それでは、この工房を閉鎖します。」

ドワーフのキスカ姫
「待ってください!あなたは、どうするつもりですか!]

ミラージュ
「今から、辞表を国王陛下に提出して砦に向かい、そこから神殿に向かいます。
 ハァ~
 まさかこんな事に、なるなんて。」

ドワーフのキスカ姫
「なにの置き手紙ですか?よく、考えて下さい!
 各国が、出した結論が1番カザトさんにとっていい選択だと、なぜわからないのですか?」

ミラージュ
「彼の希望であり、1番のいい選択は元の世界に戻る事。
 しかし、あなた達が出した決定は、飼い殺しにして働かせるだけ働かせて、元の世界に戻る事を妨害して前代勇者達と同じくこの世界で殺すこと!
 つまり!敵対!
 私はお断りです!
 なので、彼の元に行きます!
 ハイ!これは、あなたの荷物!
 この工房は、彼の家です。
 万が一使うときの保険として保存します!
 これは、これまでの収益です!
 全てお渡しします。」

ブラー王国第4騎士団長ミラージェ子爵
「間に合った!
 待って!
 敵対したのではないの!
 ゴブリンエンペラーが、ゴブリンエンペラーが遂に動き出したのよ!
 魔の森からも、ドンドン旧ガス王城にゴブリンが入りだして、ゴブリン軍が編成されてすでにガス王都と、隣国のゲルー王国に侵攻を始めたのよ!
 カザトさんの方針もあるけど、この世界が終わるかどうかの事態なのよ!」

ミラージュ
「カザトさんは、この世界の人ではありません!
 全く関係ないのに誘拐して巻き込んで、なのに、彼はゴブリンの討伐のスマートなやり方を開発して、無償で広めたのですよ!
 それで充分でしょう!
 軍隊があるなら、戦えばいい!
 カザトさんをゴミといって捨てたガス王女と、勇者達に頼めばいいじゃないですか!
 ハイ!これ!辞表です、渡しておいて下さい。
 それとも、呪いを渡しましょうか?」

ブラー王国第4騎士団長ミラージェ子爵
「待って!
 クソ!
 ミラージュを、拘束しろ!」

ブロ公爵
「待ちなさい!
 我が家の者に、拘束だと!
 貴様! 
 やはり、貴様はミラージュの姉失格だ!
 失せろ!

 ミラージュ!こちらに来てくれ!
 カザト君の所に行くにもこのままでは駄目なのだよ。
 あいつらは、神殿を舐めている。
 あいつらは、神殿に入れない。
 そのことも説明する。」




 え?
 勇者の記憶でも?
 あ!
 第1神殿を突破しなかった者は抜け道から出られないって、言われていたらしいってご先祖様達が、言っていたな。
 だから、記憶の中でも冒険者ギルトの猛者が、食料の運び役をやっていたぞ。
 あ~この抜け道は、食料供給路か!
 なるほど!

 お!ミラージュは、公爵の馬車で移動したか。
 ブラー国王様は?





ブラー国王
「冒険者ギルトグランドマスター殿は、この行為が敵対的行動だとわからないのですか?
 我が国は、今回の事に参加しない!
 無断で神殿前にいる軍隊は盗賊の扱いとするしかないな。」


冒険者ギルトグランドマスター **
「国王陛下、この国はあのゴブリンの大軍を全滅させて、ダンジョンも攻略したからいいですが、すでにゴブリンエンペラーがゲルー王国と、ガス王都を攻撃し始めた!
 国境までのガス貴族達もすでに敗退!
 手段はもう選べません!。」

ブラー国王
「グランドマスターよ?ワシを舐めるなよ!
 こんなことが起こると、カザト殿と協議した結果、あの砦を作り鉱山開発をした!
 それは、ゴブリンキラーブートキャンプを実際にやって、その実戦での戦果!(ゴブリン討伐の1番楽な方法)
を公開して、ゴブリンに対する戦闘力をつける事にあった。
 いずれ、かつての邪神戦争の時みたいに、先の皇国が言い出した自分勝手な論理みたいに、勇者達を家畜のごとく扱い魔王を倒すのは当たり前、この世界の為に馬車馬の如く使い潰して当たり前、みたいな事を言い出しても、もはや戯言と斬るれように、お前たちにゴブリン討伐のやり方を、先に広めた!

 だから、カザト殿がいないとゴブリンエンペラーが討伐出来ないなどと言うと言う事は、前代勇者達が言う邪神の使徒として扱わねばならないな~!
 貴様も、前代勇者の血を引くのだろ!
 少しは、各国からの金の勘定ばっかりでなく、どれだけ自分の先祖が理不尽を食らわされたのかを考えて、他の国の要望なんて突き返せよ!
 先祖から、「人でなし」いわば、モンスターと同じだと言われても仕方ない事を言っているのがまだわからんのか!」

冒険者ギルトグランドマスター **
「ぐっ(クソ!バッカーの奴と、同じ事を言いやがる。 
 だが、爺さんならオレを死ぬほど叩くだろうし、婆さんなら、死ぬほど火魔法で焼くだろうな…
 だが…もう、戦力がいないのだ!)
 確かに、そうでしょう。
 だが、もう戦力がいない!
 ガス王国の王女様に膝をついて、勇者達に頼みますか?
 どうします?」

ブラー国王
「だから、人頼みではなくて、自分の国の兵士を訓練させろって!
 自前の軍が、ゴブリン討伐出来ないから負けるのだろう?
 なら、討伐出来るように、訓練させろって!
 そのやり方を公開したのだ!
 それでも、訓練しなくて他人任せだと本当に滅ぶぞ?
 わかっているのか?
 自滅だぞ!
 ガス国王やあの王女と同じだぞ!
 わかっているのか?
 自国で防衛出来るのにやらないのだから自滅だな!」


冒険者ギルトグランドマスター **
「だがカザトは、裁きの神殿を超える事はできませんぞ!
 勇者ではありませんから!
 過去に挑んで死んだ猛者は、ものすごく多い!
 止めないと、死にますよ?
 止めて、勇者を育ててそして突破する!
 私の言っている事は、間違っていますか?
 彼は、空間魔法の神殿を突破出来た。
 なら、裁きの神殿を突破する資格のある勇者ジョブ持ちの者と組む資格が有る。

 なら、こうしましょう?
 勇者から、ゴミと呼ばれて王女達に生贄投棄されましたね?
 彼らに怒りを持っている。
 当たり前です。

 なら、奴らを報酬にしてゴブリンエンペラーを倒してもらう!
 裁きの神殿には、半殺しにした勇者を拘束して、持って行けばいい!」

ブラー国王
「する気もないくせに、よく言うよな。
 半殺しのガス国王と王女に勇者達を用意してから、神殿の前に置いて特別依頼として頼むなら論理の筋も通るが、
用意も無しで、いうだけなら詐欺師の方便だぞ!」

冒険者ギルトグランドマスター **
「これまでのブラー王国に対する冒険者ギルトの姿勢を謝る。
 全てのやらかした馬鹿を更迭する。
 そして、普通の対応にさせる。
 だから、協力をしてくれ!
 カザトと戦えば冒険者ギルトは、いや、他のギルトも全滅するとスキル「危険予知」持ちが全員警告するのだ!
 だが、もう戦力はいない!
 ガス王族の事は、神聖皇国に言う。
 だから、協力してくれ!」

ブラー国王
「私は、カザト殿との友好を壊すつもりはない。
 敵対しないと言うなら、ガス王族と、勇者達を半殺しにして神殿の前に用意しろ!
 時間はないぞ!
 オレは、カザト殿が裁きの神殿を突破すると思っている。」

冒険者ギルトグランドマスター **
「すぐに、神聖皇国に連絡する。」




カザト
「本気で、裁きの神殿があると認識している?
 どういうことだ?
 ジョブ勇者ではないと通過できないってことか?

ピコリン♫
「真・空間魔法のスキルレベルが10上がりました。」

え?

カクン!

 あららら、夢中で聞いていたので魔力を使いすぎたか。
 すぐに、マナポーションの味改良失敗作を飲む!
 うう、不味い…。
 だけど、効くなぁ~ 
 ガス王都でも見るか?





ガス王都冒険者ギルトマスター バッカー
「いいか!ゴブリンを斬るときは、目をつぶらず、切り口だけを見ろ!」
 お!初級編をやっているな!
 俺も、人を見捨てるわけではない。
 誰かの家畜扱いされるのが嫌なだけだ。
 また、ゴブリンが攻めてきたな。

 だが、主力が来てないぞ!

 あれ?
 ガス旧王城って確か王都から北の方角だったよな。
 あった!ガス旧王城だ!

 うわ~、なんか黒いガスが出てるな~

 アレは、ゴブリンキングか!
 そして、ゴブリングレートキング!
 あの奥の玉座に座っているのが
鑑定!

ゴブリンキングオブキング?

 え?エンペラーじゃないの??
 キングオブキングってゴブリンの顔が2つになってる!

 いた!
 ゴブリンエンペラー??だ。

 え?オレを認識した!なに!空間干渉だと!
 負けるか!
 ゴブリンキングオブキングも空間干渉だと!
 こいつらスキル単体の、技が出来るのか!
 エンペラーのスキル位鑑定してやる!

ゴブリンベビーエンペラー

転移(不可能)
空間振動
空間干渉
空間爆破
空間庫(武器専用)

肉体皇体化レベル10
軍隊増強レベル10
闇魔法レベル10

なるほど!

あれ? ベビーエンペラー???

年齢 0.2才

ハア?

 こいつ!この旧ガス王城を占領したゴブリンエンペラーじゃない!
 どこだ!ゴブリンエンペラーは?
 げーーーーーーーー!
 ガス王都に、左回りで向かっているぞ!
 だから、オレが直線で探したからわからなかったか!
 クソ!間に合わない!
 とんでもない黒い霧だ!
 空間が曲がってやがる。

 どうする?

 そうか!よし! 
 旧ガス王城だ!
 いた!キングオブキング!
 ほぼ生まれたてのベビーエンペラーが、気づいてまた攻撃してきた!
 空間振動か!

 あわわわわわわわわわわ!
 そうするのか!
 では、お返しだ!
 貴様の周りの空間を超振動させてやる。

 バビビビビビビビビビ!
 キングオブキングは、ミンチだ!
 ベビーエンペラー!貴様の空間振動は、見きった!

 お返しだ!

 ブルルルルルルルルルルルル!
 やったぞ!ミンチにしてやった!

 あとは、松明を、う!クソ!遠隔操作はキツイ!
 よしなんとか、近くに置けた!
 後は、灯り用の油をまく!
 よし燃えだしたぞ!

 お?
 エンペラーが、キングオブキングと、ベビーエンペラーが倒された事に気がついて引き換えして来た!
 うわ~!ガス旧王城が燃え出したぞ~!
 ゴブリン達が帰ってきて、消火を始めている。

 ふぅ!

 これでガス王都の危機は少し遠のいたな。
 戻ろう!

 ハァハァハァ
 マナポーションを2本飲んで、あれ?

パタン!


ピコリン♫
「真・空間魔法のレベルが大幅に上がりました。

 スキルアップが可能です。スキルアップに入ります。
 3時間おやすみください。
 ゴブリンベビーエンペラーと、ゴブリンキングオブキングの討伐の経験値が入りました。
 大幅なレベルアップに入ります。
 真・空間魔法のレベルが上限に達しました。
 スキルアップと、スキルの構築を、はじます。
 追加で18時間おやすみ下さい。」


□□

築石 風人(つくし かざと)
冒険者ネーム カザト

レベル 500(up!)
年齢  ▲▶
ジョブ ◀◇☆◇□

攻撃力 ■◇◀◐
守備力 ◐◆☆●
魔力  ▲□○●
知力  ▶⬛○□
運   -14501(up!)

スキル
鑑定◁◇■レベル405(up!)

 派生スキル
 (動線探索再現)レベル200(up!)
 (自身世界軸固定保有)レベル160(up!)
 (超高速並列処理)レベル200(up!)
 (不正悪意・意思軸自動反射)         
         レベル100(up!)
 (意思共有可能)レベル25(new!)
  [簡易感覚伝達スキル統合]
 ( %%%%%%%)新領域構築中
 ( ∩∩∩∩∩)新領域構築中 
  ( ααααααιι )新領域構築中
 (      )新領域構築中
 (      )新領域構築中
 (      )新領域構築中  
 (鑑定範囲制限解除)
 (鑑定結果MAP化)
 (記録無限領域)
 記憶 [魔法斬り][神のイカズチ]
    [勇者達の記憶]
    [勇者達の怒り]
    [エクスプロージョン] 
    [威圧]
    [フレイムビーム]
    [ファイヤービーム]
    [ライトニングビーム]  
    [アイスウォータービーム]
    [ウインドダイナマイト]
    [エアービーム]
    [アースビーム]     
    [ファイヤーブレス]
                [ウォーターブレス]
    [ライトニングブレス] 
    [絶対零度]
    [神殿の壁画]解析中
    [古代ゲース文字]解析中
     
    
真・基礎魔法レベル98(up!)
光魔法レベル10(up!)
闇魔法レベル10(up!)
真・炎魔法レベル80
真・氷水魔法レベル25
真・土魔法レベル25
真・風魔法レベル35
真・雷魔法レベル25
神聖魔法レベル70(up!)
極・空間魔法レベル3(統合 new!)
植物魔法レベル15(new!)
封印魔法レベル55
神託・お告げ魔法レベル5(new!)
[占い・心体共鳴 統合]
契約魔法レベル35(new!)
隠蔽魔法レベル20(up!)
補助魔法レベルmax
付与魔法レベルmax
料理レベル2(new!)


鍛冶  レベル40(up!)
錬金術 レベルmax
気配遮断レベル17(up!)
築石流刀術レベル35
真・精神力強化レベル50(up!)
力制御レベル100(限界値)
真・力制御レベル0.5(準備中)
ガス言語
ブラー王国語
エルフ語
聖神皇国・教国語

パートナースキル
スキル共有(コンバインド)
レベル365(new!)

○パートナー
トワイライト
エルシー
エルファー

称号
異世界人
女神が◁▲■◆☆★○
マナポーションドランカー4!(new!)

□□   

武器 刀

攻撃力 3000

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 鉈(なた)

攻撃力 3000


スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


□□
カザトバスターソード2

攻撃力 8000/8000

スキル
[自己修復][半不壊][カザト専用]
空き6

□□

名前 トワイライト

種族 エルフ(ハイエルフ)
  
性別 男性(女性)

年齢 21

状態 偽装中(魔道具) 

主人 カザト
   

ジョブ 精霊魔法使い

レベル 120

攻撃力 12000
守備力 5200
魔力  40000
知力  480
運   430

スキル
精霊眼 
真・精霊魔法(風)レベル25
真・精霊魔法(火)レベル5
精霊魔法(土)レベル65
身体強化レベル55(up!)

パートナースキル
スキル共有(コンバインド)
         レベル365(new!)

称号
なし(エルフ村の生き残り)
エルフの姐さん
カザトの伴侶候補
□□

トワイライトの杖2
(強化打ち直し)

トワイライト専用
攻撃力 2500
魔法攻撃力 基準値16000
      最大値設定無し

スキル
[自己修復][トワイライト専用]
[半不壊]
空き6

□□


名前 エルシー

種族 エルフ
性別 女性
年齢 20
ジョブ 精霊魔法使い


レベル120

攻撃力 8000
守備力 3000
魔力  30000
知力  400
運   250

スキル
真・精霊魔法(風)レベル25
真・精霊魔法(火)レベル5
精霊魔法(土)レベル65
身体強化レベル35(up!)

パートナースキル
スキル共有(コンバインド)
        レベル362(new!)

称号
赤子の時に攫われた者
助け出された者
カザトの下僕

□□

名前 エルファー

種族 エルフ
性別 女性
年齢 20
ジョブ 精霊魔法使い
    

レベル120

攻撃力 8200
守備力 3200
魔力  32000
知力  410
運   300

スキル
真・精霊魔法(風)レベル25
真・精霊魔法(火)レベル5
精霊魔法(土)レベル65
身体強化レベル35(up!)

パートナースキル
スキル共有(コンバインド)
        レベル363(new!)

称号
赤子の時に攫われた者
助け出された者
カザトの下僕







 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

クラスごと異世界に召喚されたんだけど別ルートで転移した俺は気の合う女子たちととある目的のために冒険者生活 勇者が困っていようが助けてやらない

枕崎 削節
ファンタジー
安西タクミ18歳、事情があって他の生徒よりも2年遅れで某高校の1学年に学期の途中で編入することになった。ところが編入初日に一歩教室に足を踏み入れた途端に部屋全体が白い光に包まれる。 「おい、このクソ神! 日本に戻ってきて2週間しか経ってないのにまた召喚かよ! いくらんでも人使いが荒すぎるぞ!」 とまあ文句を言ってみたものの、彼は否応なく異世界に飛ばされる。だがその途中でタクミだけが見慣れた神様のいる場所に途中下車して今回の召喚の目的を知る。実は過去2回の異世界召喚はあくまでもタクミを鍛えるための修行の一環であって、実は3度目の今回こそが本来彼が果たすべき使命だった。 単なる召喚と思いきや、その裏には宇宙規模の侵略が潜んでおり、タクミは地球の未来を守るために3度目の異世界行きを余儀なくされる。 自己紹介もしないうちに召喚された彼と行動を共にしてくれるクラスメートはいるのだろうか? そして本当に地球の運命なんて大そうなモノが彼の肩に懸かっているという重圧を撥ね退けて使命を果たせるのか? 剣と魔法が何よりも物を言う世界で地球と銀河の運命を賭けた一大叙事詩がここからスタートする。

スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?

山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。 2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。 異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。 唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

【転生先が四天王の中でも最弱!の息子とか聞いてない】ハズレ転生先かと思いきや世界で唯一の氷魔法使いだった俺・・・いっちょ頑張ってみますか

他仲 波瑠都
ファンタジー
古の大戦で連合軍を勝利に導いた四人の英雄《導勝の四英傑》の末裔の息子に転生した天道明道改めマルス・エルバイス しかし彼の転生先はなんと”四天王の中でも最弱!!”と名高いエルバイス家であった。 異世界に来てまで馬鹿にされ続ける人生はまっぴらだ、とマルスは転生特典《絶剣・グランデル》を駆使して最強を目指そうと意気込むが、そんな彼を他所にどうやら様々な思惑が入り乱れ世界は終末へと向かっているようで・・・。 絶剣の刃が煌めく時、天は哭き、地は震える。悠久の時を経て遂に解かれる悪神らの封印、世界が向かうのは新たな時代かそれとも終焉か──── ぜひ読んでみてください!

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた

きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました! 「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」 魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。 魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。 信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。 悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。 かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。 ※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。 ※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります

古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。 一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。 一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。 どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。 ※他サイト様でも掲載しております。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅

聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。

異世界列島

黒酢
ファンタジー
 【速報】日本列島、異世界へ!資源・食糧・法律etc……何もかもが足りない非常事態に、現代文明崩壊のタイムリミットは約1年!?そんな詰んじゃった状態の列島に差した一筋の光明―――新大陸の発見。だが……異世界の大陸には厄介な生物。有り難くない〝宗教〟に〝覇権主義国〟と、問題の火種がハーレム状態。手足を縛られた(憲法の話)日本は、この覇権主義の世界に平和と安寧をもたらすことができるのか!?今ここに……日本国民及び在留外国人―――総勢1億3000万人―――を乗せた列島の奮闘が始まる…… 始まってしまった!! ■【毎日投稿】2019.2.27~3.1 毎日投稿ができず申し訳ありません。今日から三日間、大量投稿を致します。 今後の予定(3日間で計14話投稿予定) 2.27 20時、21時、22時、23時 2.28 7時、8時、12時、16時、21時、23時 3.1  7時、12時、16時、21時 ■なろう版とサブタイトルが異なる話もありますが、その内容は同じです。なお、一部修正をしております。また、改稿が前後しており、修正ができていない話も含まれております。ご了承ください。

たとえばこんな異世界ライフ

れのひと
ファンタジー
初めまして、白石 直人15歳! 誕生日の朝に部屋の扉を開けたら別の世界がまっていた。 「夢ってたのしー!」 ……え?夢だよね?? 気がついたら知らない場所にいた直人は夢なのか現実なのかわからないままとりあえず流されるままそこでの生活を続けていくことになった。

処理中です...