3 / 20
第3話 何が起こったのか?
しおりを挟む
空っぽの王城…
絨毯とか、趣味の悪い金ピカ装飾品も全て無い状態であった。
冒険者ギルドマスター
「お前たち、冒険者ギルド代表軍が西の魔王領の最大の規模の砦を他国に先んじて陥落させたとの報が来たときから、王城の様子がおかしくなりだしてな…。」
今は、王都?の一番大きな食堂の一番大きなテーブルで冒険者ギルドマスターと食事をしていた。
そこに、商業ギルドのマスターがやってくる。
護衛のやつが睨んで来たので殺気を込めて睨み返したら、震えてやがる。
この程度で震えて、護衛なんて務まるのかよ?
俺が、哀れな目をして、商業ギルドマスターさんを見ると…
商業ギルドマスター
「すまない、冒険者のアルト君だね。異世界勇者召喚された一人だと聞いている。
私は、商業ギルドマスターのジャズ・ゴーと言う。
その…いくつか聞きたいことがあるのだがいいかな?」
アルト
「構いませんが…なぜ商業ギルドマスターが?」
商業ギルドマスター護衛が、キレた事を言うが睨むと黙った。
黙るくらいなら、喋るなよ。
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「君は、魔王討伐軍に王命で参加したのだよね?」
アルト
「違いますよ! 私は、冒険者ギルドの魔王討伐クエストを受けてのクエスト受諾としての、参加ですね。
王命の方は、断りました。
報酬すら出ない! 命は、狙われる。
そんな、信用無い王国の命令なんて、お断りですから。」
冒険者ギルドマスター
「確かに、アルトは冒険者ギルド代表軍として、参加した。
だが、砦でかなりの高ランク冒険者パーティー達が離脱して、アルトだけ魔王城に挑んだ!
そう、報告を受けている。」
アルト
「そういえば、あの後冒険者ギルド代表軍は、どこに行ったのだ?
俺が、魔王を討伐して城を出てきても誰もいなかったぞ!」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「何だと! それは本当か! 帝国軍に聖国軍は?」
アルト
「いなかったぞ! 各国の勇者パーティー達は魔王を見てびびって、マジックシールドを何枚も張って隠れたけど、結局シールドごと魔王に吹き飛ばされたからな~
アイツラの遺体はなんとか確保したが、他の兵士達の遺体すら戦場跡になかった。
何があったのだ?」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「そうだったのか! 情報は正しかったか…
連合軍は、逃げた!逃亡したのだ!
魔王城から、爆風と黒い雨の暴風雨が吹いた時に、各国の最強パーティー・騎士団・特殊部隊が地面に叩きつけられて即死だったらしい。
かなり離れた距離から聖国の魔道具で確認された。
まだまだ連合軍と暴風雨の距離があったので、暴風雨が来る前に転移の魔石を使い各国の軍は退却した。
だが、その後…君が魔王を討伐したことが、魔道士達と神官達にて確認された。」
冒険者ギルドマスター
「お前のスキルで、縛られたこの国の王は報酬カウントが貯まって行くに連れて、神官に召喚担当のこの世界の管理者様に、お前のスキルでの約束事を反故にできないか、頼んだのだが…」
俺のエクストラスキルは今は、[守るもの]
その派生のスキルで、クエストなどの条件・報酬をしっかりと守らせるスキルがある。
そして、違反すると王であろうが、とんでもないことになるのだが…
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「君を、召喚したこの世界の管理者様サーギー様は、君の世界の親族を人質にしてスキルを、解除させようと考えたらしい。
ゴブリン一匹に対して、鉄貨1枚のとんでもない安い基準で計算されていても、ついに王国の予算を超過したらしいのだ!」
ちなみに鉄貨1枚で10マール
日本円で10円
ちなみに、冒険者ギルドでの常設依頼では、コブリン一匹銅貨1枚・1000マール
日本円で1000円
まぁ、王様の依頼価格でかなり格安で受けさせられたクエストだったのだが…
アルト
「ハァ?家族を人質?腐ってるな!
外道じゃん!人を勝手にこの世界に入れて、魔王討伐なんて事をさせる奴だったけど腹が立つな!」
冒険者ギルドマスター
「これが、お前達が魔王城に入る5日前にこの王都全員が見た、夢の内容だ!」
魔導水晶玉に映し出される映像が…
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
召喚の時に、一方的に喋っていた女神?
「我は、この世界の管理者サーギー様だ!
冒険者に魔王討伐の報酬が払えないだと!
貴様ら!俺様の顔に…私の顔に泥を塗るつもり?
仕方ないわね、人質を用意してあげましょう!
うまく使って、タダ働きをさせろ!
さてと、地球!!地球!
両親と姉を…」
??
「見つけたぞ! また拉致をするつもりか! そうは行くか!」
「逃がすか!」
「しばけ!」
「この野郎!」
管理者サーギー
「き、貴様ら!げ!お前は!ヨーなのか!
クソーーーーーー!
ギョワーーーーーーー!」
殴り合いの場面になって、フェイドアウトする夢の映像
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
何か…
アレ?
俺の友達が、殴り合いに登場したような?
冒険者ギルドマスター
「この夢の後の、全く管理者様の神託がなくなった。
その後だ!
ポーンコツ253世陛下が、援軍に行くなんて出兵して…。」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「次の日に、門番・衛兵すらいなくなった。
そして、城が空だとわかった。
その夢の後だが、我々王都に住むもの全てにこの、君のスキルでの束縛を意味する、この紋が浮かんだのだよ。」
アルト
「え?護衛のお兄さんも?」
首を縦に振る護衛達。
アルト
「見せてくれるか?」
冒険者ギルドマスターのものを見る。
アルト
「Markか… 俺の世界の他の国の言葉で印って意味だけど…俺のマークと似てるが…文字が俺は日本語で[印]だな。
わからねぇなぁ…
だいたい、商業ギルドと契約とかしてないから、俺のスキルが作動するようなことはないのだがな~。」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「わかった。何かわかれば情報が、欲しい。
あと、国王が逃げ出すほどの報酬になったみたいだが、いくらなんだ?」
冒険者ギルドマスター
「魔王単独討伐の報酬になるからな…」
アルト
「ステータス!オープン!
スキル[守るもの]の起動!
稼働中のスキルを表示!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アルト(大木 あたり)
レベル 550
HP 86000000/86000000
MP 150000000/150000000
︙
︙
︙
運 25
スキル
気配察知 気配遮断 全魔法適正 魔力探知 マップ 武器全般 武術 巫術(new!) 霊体離脱 神聖術(new!)
エクストラスキル[守るもの]
派生
守る … 起動中
約束…all over this world people!(new!)
対魔法…アルト
対物理…アルト
起動中以外の者は非表示。
称号
異世界人
世界を支えてきた者の友人
魔王を倒した者
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アルト
「ハァ? レベルが凄く上がっているな!
あ!!だから、3日で森や谷を横断して、帰ってこれたのか!
あまりにも早すぎる到着だなって、思っていたんだよ!」
冒険者ギルドマスター
「なんだ!この数字は…
道理でA級の奴らが、簡単にやられる訳だ…」
ちなみに一般人は、
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
レベル35
HP 120/120
MP100/100
︙
︙
︙
運 75
スキル
算術レベル9 剣術 筆記 四則計算 書類製作 書類偽造 商人
エキストラスキル
天気察知
となる。
恐らく魔王を倒したことで、かなりのステータスが、上がったのだろう。
新派生スキル?[約束]の対象が、 all over this world people!なんて表記になっているけど?
何か、約束なんてしたか?
護衛さんにも、考えてもらう。
わからない。
とりあえず、臨時政府は元王都の各ギルドマスター達の会議で運営したら?
俺の地球って言うふるさとの世界では、そういう臨時政府の作り方もあるよ!
なんて言うとギルドマスター達も、我が意を得たりと、うなずいていた。
あーーーーーーー!そういうことか!
報酬は、元王家に請求するから、臨時政府には、魔王討伐の報酬請求しないという確約をする。
お!身体が光ったぞ!
どうも、スキルでの約束ごとの登録がされたらしい。
それを見て、ギルドマスター達も肩の荷が下りたようだ。
だけど、元王様が逃げ出すなんて…
確か、戦争税なんて5割も取っていたから、払えないはずは無いのだけどな?
ステータスプレートのスキルの項目を押すと、元ポーンコツ王国が払う予定の報酬額が表示される。
最低約束報酬額 358427650マール
ゴブリン1匹鉄貨1枚10マール換算。
普通報酬額 35842765000マール
ゴブリン1匹銅貨1枚1000マール換算。
と出ていた!
ハァ?
3兆5千8百億!
ハァ…
聞いてみた!
アルト
「3兆5千8百億なんて出ましたけど、あの王様税金取ってましたから、払えますよね?」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「8000兆も金をかき集めていたから余裕でしょうね。おかしいな?
普通報酬でも、余裕なのに…
だいたい、あの王家の通常予算は軍隊運営費を入れても、戦時中で10億マールでお釣りが出ます。変ですね。
わたしたちは、あなたへの報酬額がてっきり1京を超えたのかもと、思っていたのですが…」
なんだかんだと、他のギルドマスター達が集まってきて、戦闘の報告をしてその日は宿に戻った。
あーーーーーーー、疲れた!
じつは、あの夢には続きがある。
俺の数少ない友達の一人が、少ない夢の制限時間に、あの魔王戦で活躍したベルト式のマジックアイテムを俺に貸してくれた。
だから、俺は生き残っている。
ホッとして、すぐに寝た。
絨毯とか、趣味の悪い金ピカ装飾品も全て無い状態であった。
冒険者ギルドマスター
「お前たち、冒険者ギルド代表軍が西の魔王領の最大の規模の砦を他国に先んじて陥落させたとの報が来たときから、王城の様子がおかしくなりだしてな…。」
今は、王都?の一番大きな食堂の一番大きなテーブルで冒険者ギルドマスターと食事をしていた。
そこに、商業ギルドのマスターがやってくる。
護衛のやつが睨んで来たので殺気を込めて睨み返したら、震えてやがる。
この程度で震えて、護衛なんて務まるのかよ?
俺が、哀れな目をして、商業ギルドマスターさんを見ると…
商業ギルドマスター
「すまない、冒険者のアルト君だね。異世界勇者召喚された一人だと聞いている。
私は、商業ギルドマスターのジャズ・ゴーと言う。
その…いくつか聞きたいことがあるのだがいいかな?」
アルト
「構いませんが…なぜ商業ギルドマスターが?」
商業ギルドマスター護衛が、キレた事を言うが睨むと黙った。
黙るくらいなら、喋るなよ。
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「君は、魔王討伐軍に王命で参加したのだよね?」
アルト
「違いますよ! 私は、冒険者ギルドの魔王討伐クエストを受けてのクエスト受諾としての、参加ですね。
王命の方は、断りました。
報酬すら出ない! 命は、狙われる。
そんな、信用無い王国の命令なんて、お断りですから。」
冒険者ギルドマスター
「確かに、アルトは冒険者ギルド代表軍として、参加した。
だが、砦でかなりの高ランク冒険者パーティー達が離脱して、アルトだけ魔王城に挑んだ!
そう、報告を受けている。」
アルト
「そういえば、あの後冒険者ギルド代表軍は、どこに行ったのだ?
俺が、魔王を討伐して城を出てきても誰もいなかったぞ!」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「何だと! それは本当か! 帝国軍に聖国軍は?」
アルト
「いなかったぞ! 各国の勇者パーティー達は魔王を見てびびって、マジックシールドを何枚も張って隠れたけど、結局シールドごと魔王に吹き飛ばされたからな~
アイツラの遺体はなんとか確保したが、他の兵士達の遺体すら戦場跡になかった。
何があったのだ?」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「そうだったのか! 情報は正しかったか…
連合軍は、逃げた!逃亡したのだ!
魔王城から、爆風と黒い雨の暴風雨が吹いた時に、各国の最強パーティー・騎士団・特殊部隊が地面に叩きつけられて即死だったらしい。
かなり離れた距離から聖国の魔道具で確認された。
まだまだ連合軍と暴風雨の距離があったので、暴風雨が来る前に転移の魔石を使い各国の軍は退却した。
だが、その後…君が魔王を討伐したことが、魔道士達と神官達にて確認された。」
冒険者ギルドマスター
「お前のスキルで、縛られたこの国の王は報酬カウントが貯まって行くに連れて、神官に召喚担当のこの世界の管理者様に、お前のスキルでの約束事を反故にできないか、頼んだのだが…」
俺のエクストラスキルは今は、[守るもの]
その派生のスキルで、クエストなどの条件・報酬をしっかりと守らせるスキルがある。
そして、違反すると王であろうが、とんでもないことになるのだが…
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「君を、召喚したこの世界の管理者様サーギー様は、君の世界の親族を人質にしてスキルを、解除させようと考えたらしい。
ゴブリン一匹に対して、鉄貨1枚のとんでもない安い基準で計算されていても、ついに王国の予算を超過したらしいのだ!」
ちなみに鉄貨1枚で10マール
日本円で10円
ちなみに、冒険者ギルドでの常設依頼では、コブリン一匹銅貨1枚・1000マール
日本円で1000円
まぁ、王様の依頼価格でかなり格安で受けさせられたクエストだったのだが…
アルト
「ハァ?家族を人質?腐ってるな!
外道じゃん!人を勝手にこの世界に入れて、魔王討伐なんて事をさせる奴だったけど腹が立つな!」
冒険者ギルドマスター
「これが、お前達が魔王城に入る5日前にこの王都全員が見た、夢の内容だ!」
魔導水晶玉に映し出される映像が…
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
召喚の時に、一方的に喋っていた女神?
「我は、この世界の管理者サーギー様だ!
冒険者に魔王討伐の報酬が払えないだと!
貴様ら!俺様の顔に…私の顔に泥を塗るつもり?
仕方ないわね、人質を用意してあげましょう!
うまく使って、タダ働きをさせろ!
さてと、地球!!地球!
両親と姉を…」
??
「見つけたぞ! また拉致をするつもりか! そうは行くか!」
「逃がすか!」
「しばけ!」
「この野郎!」
管理者サーギー
「き、貴様ら!げ!お前は!ヨーなのか!
クソーーーーーー!
ギョワーーーーーーー!」
殴り合いの場面になって、フェイドアウトする夢の映像
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
何か…
アレ?
俺の友達が、殴り合いに登場したような?
冒険者ギルドマスター
「この夢の後の、全く管理者様の神託がなくなった。
その後だ!
ポーンコツ253世陛下が、援軍に行くなんて出兵して…。」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「次の日に、門番・衛兵すらいなくなった。
そして、城が空だとわかった。
その夢の後だが、我々王都に住むもの全てにこの、君のスキルでの束縛を意味する、この紋が浮かんだのだよ。」
アルト
「え?護衛のお兄さんも?」
首を縦に振る護衛達。
アルト
「見せてくれるか?」
冒険者ギルドマスターのものを見る。
アルト
「Markか… 俺の世界の他の国の言葉で印って意味だけど…俺のマークと似てるが…文字が俺は日本語で[印]だな。
わからねぇなぁ…
だいたい、商業ギルドと契約とかしてないから、俺のスキルが作動するようなことはないのだがな~。」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「わかった。何かわかれば情報が、欲しい。
あと、国王が逃げ出すほどの報酬になったみたいだが、いくらなんだ?」
冒険者ギルドマスター
「魔王単独討伐の報酬になるからな…」
アルト
「ステータス!オープン!
スキル[守るもの]の起動!
稼働中のスキルを表示!」
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アルト(大木 あたり)
レベル 550
HP 86000000/86000000
MP 150000000/150000000
︙
︙
︙
運 25
スキル
気配察知 気配遮断 全魔法適正 魔力探知 マップ 武器全般 武術 巫術(new!) 霊体離脱 神聖術(new!)
エクストラスキル[守るもの]
派生
守る … 起動中
約束…all over this world people!(new!)
対魔法…アルト
対物理…アルト
起動中以外の者は非表示。
称号
異世界人
世界を支えてきた者の友人
魔王を倒した者
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
アルト
「ハァ? レベルが凄く上がっているな!
あ!!だから、3日で森や谷を横断して、帰ってこれたのか!
あまりにも早すぎる到着だなって、思っていたんだよ!」
冒険者ギルドマスター
「なんだ!この数字は…
道理でA級の奴らが、簡単にやられる訳だ…」
ちなみに一般人は、
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
レベル35
HP 120/120
MP100/100
︙
︙
︙
運 75
スキル
算術レベル9 剣術 筆記 四則計算 書類製作 書類偽造 商人
エキストラスキル
天気察知
となる。
恐らく魔王を倒したことで、かなりのステータスが、上がったのだろう。
新派生スキル?[約束]の対象が、 all over this world people!なんて表記になっているけど?
何か、約束なんてしたか?
護衛さんにも、考えてもらう。
わからない。
とりあえず、臨時政府は元王都の各ギルドマスター達の会議で運営したら?
俺の地球って言うふるさとの世界では、そういう臨時政府の作り方もあるよ!
なんて言うとギルドマスター達も、我が意を得たりと、うなずいていた。
あーーーーーーー!そういうことか!
報酬は、元王家に請求するから、臨時政府には、魔王討伐の報酬請求しないという確約をする。
お!身体が光ったぞ!
どうも、スキルでの約束ごとの登録がされたらしい。
それを見て、ギルドマスター達も肩の荷が下りたようだ。
だけど、元王様が逃げ出すなんて…
確か、戦争税なんて5割も取っていたから、払えないはずは無いのだけどな?
ステータスプレートのスキルの項目を押すと、元ポーンコツ王国が払う予定の報酬額が表示される。
最低約束報酬額 358427650マール
ゴブリン1匹鉄貨1枚10マール換算。
普通報酬額 35842765000マール
ゴブリン1匹銅貨1枚1000マール換算。
と出ていた!
ハァ?
3兆5千8百億!
ハァ…
聞いてみた!
アルト
「3兆5千8百億なんて出ましたけど、あの王様税金取ってましたから、払えますよね?」
商業ギルドマスター ジャズ・ゴー
「8000兆も金をかき集めていたから余裕でしょうね。おかしいな?
普通報酬でも、余裕なのに…
だいたい、あの王家の通常予算は軍隊運営費を入れても、戦時中で10億マールでお釣りが出ます。変ですね。
わたしたちは、あなたへの報酬額がてっきり1京を超えたのかもと、思っていたのですが…」
なんだかんだと、他のギルドマスター達が集まってきて、戦闘の報告をしてその日は宿に戻った。
あーーーーーーー、疲れた!
じつは、あの夢には続きがある。
俺の数少ない友達の一人が、少ない夢の制限時間に、あの魔王戦で活躍したベルト式のマジックアイテムを俺に貸してくれた。
だから、俺は生き残っている。
ホッとして、すぐに寝た。
10
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。

目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう
果 一
ファンタジー
目立つことが大嫌いな男子高校生、篠村暁斗の通う学校には、アイドルがいる。
名前は芹なずな。学校一美人で現役アイドル、さらに有名ダンジョン配信者という勝ち組人生を送っている女の子だ。
日夜、ぼんやりと空を眺めるだけの暁斗とは縁のない存在。
ところが、ある日暁斗がダンジョンの下層でひっそりとモンスター狩りをしていると、SSクラスモンスターのワイバーンに襲われている小規模パーティに遭遇する。
この期に及んで「目立ちたくないから」と見捨てるわけにもいかず、暁斗は隠していた実力を解放して、ワイバーンを一撃粉砕してしまう。
しかし、近くに倒れていたアイドル配信者の芹なずなに目撃されていて――
しかも、その一部始終は生放送されていて――!?
《ワイバーン一撃で倒すとか異次元過ぎw》
《さっき見たらツイットーのトレンドに上がってた。これ、明日のネットニュースにも載るっしょ絶対》
SNSでバズりにバズり、さらには芹なずなにも正体がバレて!?
暁斗の陰キャ自由ライフは、瞬く間に崩壊する!
※本作は小説家になろう・カクヨムでも公開しています。両サイトでのタイトルは『目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう~バズりまくって陰キャ生活が無事終了したんだが~』となります。
※この作品はフィクションです。実在の人物•団体•事件•法律などとは一切関係ありません。あらかじめご了承ください。

スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる