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61 実践!
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「実は僕、調べてわかったんです!」
「……ん?」
「僕のお尻に蓮さんのを入れるんですよね!」
「ああ、調べたのか……」
「はい! ならせば入るようになるってサイトに書いてあったんです。あんな大きなものが入るようになるなんて、すごいですね!」
「…………」
「昨日は知らなくて、笑っちゃってごめんなさい。もう大丈夫です!」
「……そうか、じゃあ今夜するか」
「はい!」
蓮に調べたことを伝えたら、今夜実践することになった。お尻を見せるのは少し恥ずかしいが、とうとう恋人同士が行うことを虎太郎と蓮もできると思うとワクワクもした。お風呂に入り、寝る準備を済ませた虎太郎は、寝室に入りベッドに寝そべる。最後の復習としてスマホを取り出し、やり方を調べる。どうやら、お尻を慣らす際にローションというものが必要なようだ。買ってないぞ、と慌てて起き上がった虎太郎は買いに行くために自分の部屋に戻り財布を探した。着替えて部屋から出たタイミングで、お風呂から上がった蓮とばったり会った。
「ん? どこか行くのか?」
「なんか、ローション? が必要らしいんですよ。買ってなかったんで、今から買いに行ってきます」
「ああ、もう用意しているから、大丈夫だ」
「そうなんですか!? 良かったです」
蓮が既に買ってくれていたようだ。安心した虎太郎は財布をしまいに部屋へ戻った。部屋から出ると、蓮がまだ部屋の前にいた。
「あれ、蓮さんどうしたんですか?」
「いや、寝室行くぞ」
「はーい!」
虎太郎の部屋から寝室までは少しの距離だったが、手を繋いで一緒に向かった。
ベッドに座った虎太郎に蓮がキスをしてくる。いつもの流れだ。深いキスをされながらベッドへ押し倒される。
上から覆いかぶさるような体勢になった蓮は、虎太郎の口内を舌でかき回す。虎太郎は蓮の腕を掴みながら、それに答えた。キスに夢中になっていると、蓮の手が虎太郎の体を弄り、服を脱がせてきた。
息を整えているうちに、上も下も脱がされて、虎太郎だけが裸になった。少し恥ずかしくて近くにあったブランケットを手繰り寄せた。
「蓮さんも脱がないの?」
そう聞いた虎太郎に対して、蓮が虎太郎の体を挟んで膝立ちになり、上の服を勢いよく脱ぎ捨てた。綺麗に筋肉のついた上半身が露わになる。
虎太郎を上から見下ろして少しだけ笑った蓮の顔を見た虎太郎の顔は真っ赤になった。ドキドキしている心臓が更に早くなる。
近づいてきた蓮が虎太郎の乳首へと手を伸ばす。左右両方ともいじられて、虎太郎の背筋がゾワゾワと震え、息が徐々に荒くなる。
「……んっ、はっ、はっ」
抑えるもののない下半身が徐々に立ち上がってきた。それに気がついた蓮は、片手で虎太郎の立ち上がりかけたモノを刺激してきた。
自分だけがされていることに気がついた虎太郎は、蓮の下半身へと空いている両手を伸ばす。手にズボンが触れた。
「蓮さん、下も、下も脱いで……」
虎太郎がお願いすると、蓮は直ぐに下の服も脱いでくれる。お互いに一切の布を身に着けていない。素っ裸だ。虎太郎は蓮の体に抱きついた。火照った体が触れ合う。その拍子に、お互いの高ぶりも触れ合い、虎太郎は腰を揺らした。
「……はぁ、んんっ」
「一回イクか」
「うん……」
合わせたお互いのモノを蓮が上下に擦っていく。虎太郎は蓮の首にしがみついた。徐々に動きが早くなり、2人は同時に吐き出す。熱いものが2人の間に飛び散った。
「……ん?」
「僕のお尻に蓮さんのを入れるんですよね!」
「ああ、調べたのか……」
「はい! ならせば入るようになるってサイトに書いてあったんです。あんな大きなものが入るようになるなんて、すごいですね!」
「…………」
「昨日は知らなくて、笑っちゃってごめんなさい。もう大丈夫です!」
「……そうか、じゃあ今夜するか」
「はい!」
蓮に調べたことを伝えたら、今夜実践することになった。お尻を見せるのは少し恥ずかしいが、とうとう恋人同士が行うことを虎太郎と蓮もできると思うとワクワクもした。お風呂に入り、寝る準備を済ませた虎太郎は、寝室に入りベッドに寝そべる。最後の復習としてスマホを取り出し、やり方を調べる。どうやら、お尻を慣らす際にローションというものが必要なようだ。買ってないぞ、と慌てて起き上がった虎太郎は買いに行くために自分の部屋に戻り財布を探した。着替えて部屋から出たタイミングで、お風呂から上がった蓮とばったり会った。
「ん? どこか行くのか?」
「なんか、ローション? が必要らしいんですよ。買ってなかったんで、今から買いに行ってきます」
「ああ、もう用意しているから、大丈夫だ」
「そうなんですか!? 良かったです」
蓮が既に買ってくれていたようだ。安心した虎太郎は財布をしまいに部屋へ戻った。部屋から出ると、蓮がまだ部屋の前にいた。
「あれ、蓮さんどうしたんですか?」
「いや、寝室行くぞ」
「はーい!」
虎太郎の部屋から寝室までは少しの距離だったが、手を繋いで一緒に向かった。
ベッドに座った虎太郎に蓮がキスをしてくる。いつもの流れだ。深いキスをされながらベッドへ押し倒される。
上から覆いかぶさるような体勢になった蓮は、虎太郎の口内を舌でかき回す。虎太郎は蓮の腕を掴みながら、それに答えた。キスに夢中になっていると、蓮の手が虎太郎の体を弄り、服を脱がせてきた。
息を整えているうちに、上も下も脱がされて、虎太郎だけが裸になった。少し恥ずかしくて近くにあったブランケットを手繰り寄せた。
「蓮さんも脱がないの?」
そう聞いた虎太郎に対して、蓮が虎太郎の体を挟んで膝立ちになり、上の服を勢いよく脱ぎ捨てた。綺麗に筋肉のついた上半身が露わになる。
虎太郎を上から見下ろして少しだけ笑った蓮の顔を見た虎太郎の顔は真っ赤になった。ドキドキしている心臓が更に早くなる。
近づいてきた蓮が虎太郎の乳首へと手を伸ばす。左右両方ともいじられて、虎太郎の背筋がゾワゾワと震え、息が徐々に荒くなる。
「……んっ、はっ、はっ」
抑えるもののない下半身が徐々に立ち上がってきた。それに気がついた蓮は、片手で虎太郎の立ち上がりかけたモノを刺激してきた。
自分だけがされていることに気がついた虎太郎は、蓮の下半身へと空いている両手を伸ばす。手にズボンが触れた。
「蓮さん、下も、下も脱いで……」
虎太郎がお願いすると、蓮は直ぐに下の服も脱いでくれる。お互いに一切の布を身に着けていない。素っ裸だ。虎太郎は蓮の体に抱きついた。火照った体が触れ合う。その拍子に、お互いの高ぶりも触れ合い、虎太郎は腰を揺らした。
「……はぁ、んんっ」
「一回イクか」
「うん……」
合わせたお互いのモノを蓮が上下に擦っていく。虎太郎は蓮の首にしがみついた。徐々に動きが早くなり、2人は同時に吐き出す。熱いものが2人の間に飛び散った。
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