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第四章 現実世界
第18話 謎のトレーニングマシンと言乃花の妹
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笑顔で上座に座る健斗と弥乃。対照的に体を小刻みに震わせながら青い顔で下座に正座している一布。室内に漂う何とも言えない空気に冬夜たちが困惑していると弥乃が口を開く。
「皆様どうされましたか? 一布さんのことでしたら気にされなくて大丈夫ですよ。皆様がお見えになる前に少しお話をしていただけですよね、一布さん?」
弥乃の言葉に対し、頭が取れるのではないかという勢いで上下に首を振り続ける一布。不思議そうな顔で見ているメイとソフィーに対し、何かを察したように納得した様子の他のメンバー。
「客人を立たせたままでは申し訳ない。一布の隣に座ってくれ」
「はい、みんな座りましょう。説明をちゃんと聞きかないと、けがでもしたら大変だからね」
言乃花に促され、一布から少し離れて言乃花、レイス、リーゼ、芹澤、冬夜、メイ、ソフィーの順に座るが、ソフィーはうまく正座ができないので前に足を投げ出す形で座る。
「長旅ご苦労であった。改めて挨拶をさせて頂こう、椿流武術十五代目師範である椿 健斗だ」
「師範代を任せていただいております、椿 弥乃です。皆様のことは学園長より伺っております」
険しい表情を崩さない健斗とニコニコとした笑顔で話しかける弥乃。口調こそ穏やかではあるが、言葉とともにあふれ出す気迫のようなものに何とも言えない緊張感が漂う。
「椿 言乃花及び学園一同、幻想世界より到着いたしました」
「うむ。しっかり疲れを癒やすことはできたか?」
「はい、全員の体調は良好です」
「ならば問題ないな。これから行う鍛錬は短期間であるため、内容の濃いものとなっている。気を抜かず取り組むように」
「「「はい!」」」
健斗の言葉に対し、全員が声を揃えて返事をすると次に弥乃が口を開く。
「皆様の元気のよいお返事を聞いて安心しました。それでは私の方からグループ分けと流れについてお話させて頂きます。皆様には三グループに分かれて鍛錬を行っていただきます。各自に課題を設けており、厳しいものも多々あると思います。しかし、鍛錬を乗り越えていかなければ妖精たちとの戦いに打ち勝つことは不可能です」
弥乃から投げかけられる言葉に徐々に表情が硬くなる冬夜たち。
「皆さんなら乗り越えてくれると確信していますよ。それではグループを発表します。一グループ、芹澤さん、レイスさん、言乃花、指導は健斗。二グループ、リーゼさん、冬夜さん、指導は一布と私。三グループ、メイさん、ソフィーさん、指導は私が兼任します」
黙って前を見据えていた言乃花が弥乃へ言葉を選びながら進言する。
「わかりました。メイさん、ソフィーさんは武道の経験があるわけではないので……」
「言乃花、心配は無用ですよ。承知の上で課題を設けておりますし、鍛錬への参加はお二人からの強い要望ですからね」
大きく口を開いたまま二人の方を向く言乃花に意を決したようにメイが話しかける。
「言乃花さん、私たちが無理を言ってお願いしたのです。最初は見学をするというお話だったのですが、自分たちも何かできることをしてみんなの役に立ちたいと考えました」
「わかったわ。強い意志を聞けて嬉しいし、私は大歓迎よ。一緒に頑張りましょう」
「はい!」
「私も頑張ります!」
メイとソフィーが元気よく返事をし、言乃花の顔に安堵の色が広がる。するとジッと話を聞いていた芹澤が口を開く。
「弥乃さん、質問をしてもよろしいでしょうか?」
「令士さん、どうされました?」
「父よりトレーニングマシンが搬入されたと伺っております。自分も開発に携わった身として、動作確認と調整を行いたいのですが可能でしょうか?」
「大丈夫ですよ。マシンは先日、予定通り鍛錬を行う部屋に搬入いたしました。試運転を兼ねて一布さんに体験していただきましたよ」
「もう試されていたのですね。しかし、アレを調整なしでというのは……」
芹澤がチラリと一布のほうに視線を動かすと小刻みに震えながら全身から冷や汗が噴き出している。
「アレはヤバい、アレはヤバい、アレはヤバい……」
念仏のように言葉を唱え続ける一布の様子に一気に不安な表情になる冬夜たち。頭に手をやり、小さく息を吐く芹澤。その場の空気に構わず弥乃が口を開いた。
「言乃花、美桜にも鍛錬の手伝いをお願いしました。あと、あなたが帰ってくるのを心待ちにしていたので鍛錬が終わったら遊びに連れていきなさいね」
「わかりました。私も話したいことがたくさんありますから」
聞きなれない名前を聞いた冬夜が口を開く。
「言乃花、美桜さんって誰なんだ?」
「あら? 言ってなかったかしら? 私の妹よ。途中から鍛錬に来るかもしれないわね」
「言乃花に妹がいたなんて初耳だけど? 鍛錬に参加するってどういうことなんだ?」
戸惑う冬夜を気にとめることなく、頬を緩ませながら嬉しそうに話す言乃花。
「そういえば言ってなかったわね。お母様にお願いしてメイさん、ソフィーちゃんの鍛練のお手伝いを頼んだのよ」
言乃花の言葉を聞いて嬉しそうな笑顔になるメイとソフィー。
途中参加するという言乃花の妹『美桜』、一布にトラウマを植え付けた芹澤財閥のトレーニングマシン。水面下で動きを見せる妖精たち……
冬夜たちは鍛錬を無事に終えることはできるのだろうか。
「皆様どうされましたか? 一布さんのことでしたら気にされなくて大丈夫ですよ。皆様がお見えになる前に少しお話をしていただけですよね、一布さん?」
弥乃の言葉に対し、頭が取れるのではないかという勢いで上下に首を振り続ける一布。不思議そうな顔で見ているメイとソフィーに対し、何かを察したように納得した様子の他のメンバー。
「客人を立たせたままでは申し訳ない。一布の隣に座ってくれ」
「はい、みんな座りましょう。説明をちゃんと聞きかないと、けがでもしたら大変だからね」
言乃花に促され、一布から少し離れて言乃花、レイス、リーゼ、芹澤、冬夜、メイ、ソフィーの順に座るが、ソフィーはうまく正座ができないので前に足を投げ出す形で座る。
「長旅ご苦労であった。改めて挨拶をさせて頂こう、椿流武術十五代目師範である椿 健斗だ」
「師範代を任せていただいております、椿 弥乃です。皆様のことは学園長より伺っております」
険しい表情を崩さない健斗とニコニコとした笑顔で話しかける弥乃。口調こそ穏やかではあるが、言葉とともにあふれ出す気迫のようなものに何とも言えない緊張感が漂う。
「椿 言乃花及び学園一同、幻想世界より到着いたしました」
「うむ。しっかり疲れを癒やすことはできたか?」
「はい、全員の体調は良好です」
「ならば問題ないな。これから行う鍛錬は短期間であるため、内容の濃いものとなっている。気を抜かず取り組むように」
「「「はい!」」」
健斗の言葉に対し、全員が声を揃えて返事をすると次に弥乃が口を開く。
「皆様の元気のよいお返事を聞いて安心しました。それでは私の方からグループ分けと流れについてお話させて頂きます。皆様には三グループに分かれて鍛錬を行っていただきます。各自に課題を設けており、厳しいものも多々あると思います。しかし、鍛錬を乗り越えていかなければ妖精たちとの戦いに打ち勝つことは不可能です」
弥乃から投げかけられる言葉に徐々に表情が硬くなる冬夜たち。
「皆さんなら乗り越えてくれると確信していますよ。それではグループを発表します。一グループ、芹澤さん、レイスさん、言乃花、指導は健斗。二グループ、リーゼさん、冬夜さん、指導は一布と私。三グループ、メイさん、ソフィーさん、指導は私が兼任します」
黙って前を見据えていた言乃花が弥乃へ言葉を選びながら進言する。
「わかりました。メイさん、ソフィーさんは武道の経験があるわけではないので……」
「言乃花、心配は無用ですよ。承知の上で課題を設けておりますし、鍛錬への参加はお二人からの強い要望ですからね」
大きく口を開いたまま二人の方を向く言乃花に意を決したようにメイが話しかける。
「言乃花さん、私たちが無理を言ってお願いしたのです。最初は見学をするというお話だったのですが、自分たちも何かできることをしてみんなの役に立ちたいと考えました」
「わかったわ。強い意志を聞けて嬉しいし、私は大歓迎よ。一緒に頑張りましょう」
「はい!」
「私も頑張ります!」
メイとソフィーが元気よく返事をし、言乃花の顔に安堵の色が広がる。するとジッと話を聞いていた芹澤が口を開く。
「弥乃さん、質問をしてもよろしいでしょうか?」
「令士さん、どうされました?」
「父よりトレーニングマシンが搬入されたと伺っております。自分も開発に携わった身として、動作確認と調整を行いたいのですが可能でしょうか?」
「大丈夫ですよ。マシンは先日、予定通り鍛錬を行う部屋に搬入いたしました。試運転を兼ねて一布さんに体験していただきましたよ」
「もう試されていたのですね。しかし、アレを調整なしでというのは……」
芹澤がチラリと一布のほうに視線を動かすと小刻みに震えながら全身から冷や汗が噴き出している。
「アレはヤバい、アレはヤバい、アレはヤバい……」
念仏のように言葉を唱え続ける一布の様子に一気に不安な表情になる冬夜たち。頭に手をやり、小さく息を吐く芹澤。その場の空気に構わず弥乃が口を開いた。
「言乃花、美桜にも鍛錬の手伝いをお願いしました。あと、あなたが帰ってくるのを心待ちにしていたので鍛錬が終わったら遊びに連れていきなさいね」
「わかりました。私も話したいことがたくさんありますから」
聞きなれない名前を聞いた冬夜が口を開く。
「言乃花、美桜さんって誰なんだ?」
「あら? 言ってなかったかしら? 私の妹よ。途中から鍛錬に来るかもしれないわね」
「言乃花に妹がいたなんて初耳だけど? 鍛錬に参加するってどういうことなんだ?」
戸惑う冬夜を気にとめることなく、頬を緩ませながら嬉しそうに話す言乃花。
「そういえば言ってなかったわね。お母様にお願いしてメイさん、ソフィーちゃんの鍛練のお手伝いを頼んだのよ」
言乃花の言葉を聞いて嬉しそうな笑顔になるメイとソフィー。
途中参加するという言乃花の妹『美桜』、一布にトラウマを植え付けた芹澤財閥のトレーニングマシン。水面下で動きを見せる妖精たち……
冬夜たちは鍛錬を無事に終えることはできるのだろうか。
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