8 / 13
見鬼登場
しおりを挟む
「悪かった。俺がもっと気を配るべきだった」
モカが急に巫女を辞めると宣言し、神社を去ってしまった。
浅緋は項垂れる従兄弟の背中にそっと手を添えた。
「本当よっ!緋ぃちゃんたら、やっぱり口先だけだったじゃないのっ」
伯母が腰に手を当てて睨んでいる。
「蒼士がモカちゃんと心が通じあってるって言うから」
「おバカさん!!どれだけ太い縁で結ばれてようが、相手を思いやる事が出来なければ……」
伯母は、先程氏子さんから貰ったというキュウリをビニール袋から取り出して両手に持つと、フンっと鼻息を吐いて、ボッキリと真っ二つに折った。
浅緋と蒼士は伯母の暴挙にビクリと身体を震わせる。
「簡単に解けるのよ!覚えときなさい!」
「……まだ、解けてない!!」
「だと良いわねぇぇぇ。とにかく、しっかり反省なさい!女の子を泣かせるなんて伯母さん許しません。これは宮司に報告してきっちり叱ってもらうから。それ迄はモカちゃんに近付くことを禁止します」
「そんな!!」
蒼士が悲痛な声を上げて伯母に詰め寄るところを、浅緋が腕を引いて宥める。
「これは叩きにするわ。夕飯は食べていきなさいね」
伯母は割れたキュウリを掲げると、二人に背中を向けて廊下を遠ざかっていった。
「モカ……嘘だろ。やっと再会して、もう離れねぇと思ってたのに。だって、俺達は運命の太い縁で結ばれてんだぞ、ずっと前から」
蒼士は放心したように呟く。
「縁の力は万能じゃ無いってことだな。……でも、大丈夫だと思う。モカちゃんはちゃんと蒼士の事が好きだよ。だったら何とかなるさ」
「自信無くなってきたんだけど、めっちゃわかりやすかったと思うんだけど俺の態度なんてさ。何で俺の本気が伝わってねぇんだろ。他の女なんて絶対好きになんねぇのに」
浅緋は蒼士の肩を抱き、勇気づける。
「そこはちゃんと言葉で伝えなきゃ。好きだとか君だけだとか」
「お前みたいなスケコマシの真似なんかできねぇ」
「お前ねぇ、俺の事誤解してるよ。確かに一時は誘われるまま節操のない生活をしていた自覚はあるけど…俺自身はたいしたテクニックなんか持ってないから」
「じゃあ、アドバイスなんかすんなよ、腹立つ」
浅緋はムスッとする蒼士の横顔を眺めつつ、微笑んだ。
「蒼士よ、縁は結ぶものだぞ。解れそうになったらもう1回結び直せば良い」
「だからなんなんだよお前、偉そうだな」
「みっともなくたって、恥ずかしくたって、なりふり構わず伝えろよ。言葉には言霊が宿る。俺達が唱える祝詞だってそうだ。心から伝えた言葉に力が宿って縁を結んでくれる。まあ、俺もつい最近気付いたというか、気付かされたんだけど」
蒼士が浅緋に顔を向け、怪訝な表情を浮かべる。
「どうしたんだお前?もしかして本気で好きなやつでも出来たのか?」
「……まあね、ずっと黙ってたけど、打ち明けるよ。蒼士にも協力して欲しいし」
蒼士は呆けた表情で頷いた。
*****
「見鬼?」
浅緋と蒼士は声を揃えて聞き返した。
どっしりとした座卓の向こうで、田出呂神社の宮司である伯父が腕を組んで目を閉じている。
長きに渡る入院生活で少々頬の肉が削ぎ落ちたせいか、精悍さが増したように見える顔を、若き甥っ子二人は凝視した。
「うん。広瀬家の本家から枝分かれした先に、そういった能力を持つ者がいるらしい。所謂、妖怪や妖精の類が見えるそうだ」
「いったい何なんだ俺達の一族って。得体が知れねぇ」
蒼士が頭を搔いて呟く。
伯父は目を開けて浅緋に視線を向けた。
「本家から連絡を取ってもらったが、当主は遠方にお住いの上に高齢との事で、こちらまで出向いて貰うのは申し訳なくてなぁ」
「じゃあ、俺と上茶谷さんでうかがうよ」
「いや、祓うにはこの神社を場に選んだ方が何かと有利なのだそうだ。それでな、秘蔵っ子を寄越して貰うことにした。何でも隣の市に住んどるそうで、ここにも知らずに何度か足を運んだ事があるらしい」
浅緋と蒼士は顔を見合せた。
「お前らと歳も近いぞ。当主の孫娘で……」
「広瀬ハンナです」
「妖怪ハンターはんにゃんの婚約者の此原です」
「やだぁ、此原さんってば」
顔を緩ませて、隣のシュッとしたイケメンの胸を叩くちまっとした女性。
えへへと笑うイケメン。
田出呂神社の一同と上茶谷は、緊張感皆無でイチャつくカップルを唖然と見つめていた。
「本当にこの人が祓ってくれんのかよ。テンションおかしいぞ」
蒼士がコソッと呟く。
浅緋も期待していた分、どっと不安が押し寄せた。
「妖怪ハンターはんにゃんですって、広瀬さん」
しかし、何故か興奮した様子の上茶谷が、目を輝かせて浅緋の袖を引っ張る。
相変わらず呑気というか、動じないというか。
「いや、よく来てくれたね。まあ、上がってください。事情を説明しよう」
伯父が社務所へと誘うが、妖怪ハンターはんにゃんは、首を振る。
「だいたい見えたので大丈夫です。社務所は結界が弱まるので良く見えなくなっちゃうし」
その返答に皆は動きを止めてハンナを凝視した。
「出来るなら本殿に近い方が良いんです。但し、中まで入るのはそれが妨害するだろうから、この辺がちょうど良い。天狗様も居るし」
「天狗?!どこにいるのハンナ!」
此原が辺りを見回しながら訊ねると、ハンナはすっと拝殿の屋根を指さした。
「烏天狗が七匹。本殿の奥にいらっしゃるのが彼らを使役する頭です。この神社の御祭神様ですね」
「……その通りだ。田出呂神社の御祭神は一期太郎坊という天狗様なんだ!」
皆は、驚愕する宮司に視線を向け、その後、得意げに顎をあげる妖怪ハンターに注目した。
「凄いなハンナ!」
「いやいや、たいしたことじゃありません」
「アルコール無しでも見えるんだね!」
感激してハンナを抱き寄せる此原に、ハンナは二ヘラと笑って見せる。
「ここは波長が合うんですよ。だから、彼女に憑いてる物も見えます」
ハンナは上茶谷に視線を止めて、じっと見つめる。
緊張して背筋を伸ばす上茶谷に、浅緋はそっと寄り添って手を握った。
「彼女にはいったい何が憑いているんだね?」
宮司の問いに、ハンナは視線を動かさぬまま答えた。
「夢魔です」
皆は顔を見合せた。
悪霊や悪縁と向き合ったことはあっても妖怪とは接点の無かった面々は、初めて聞く名に戸惑う。
一人、上茶谷だけは興奮冷めやらぬという体で小さく身体を揺らしている。
「外国ではサキュバスとも呼ばれているようですが、彼女に取り憑いているのは和製版。女性の身体を借りて男性を誘惑し、眠らせて精を食う妖怪です」
ハンナが目を眇めつつ淡々と語るその内容は、まさに寸分違わず上茶谷の身に起こった現象と一致する。
浅緋は上茶谷の手をギュッと握った。
全身からジワっと汗が吹き出す。
「そ、それで、どうやったら祓えるんですか?」
浅緋は縋るように訊ねる。
ハンナは視線を上に向けて、うーんと唸った。
「あの、私の力じゃ難しいです」
「そんな!!」
「此原さんはああ言いましたけど、私たち見鬼の能力者にはたいした力は無いんです。人ならざる者が見えて、稀に会話が出来るだけで」
浅緋は目の前が真っ暗になる心地がした。
ここまで来て祓えないなんて。
それじゃあ上茶谷さんと一生エッチできな……
「浅緋さん、しっかり!」
あからさまにガッカリした浅緋を、隣から当事者である上茶谷が励ます。
浅緋は気を取り直して、顔を上げた。
「何か方法は無いんでしょうか」
ハンナは口角を上げてニンマリと微笑んだ。
「ええ。ですから、天狗様のお力をお借りしましょう!」
モカが急に巫女を辞めると宣言し、神社を去ってしまった。
浅緋は項垂れる従兄弟の背中にそっと手を添えた。
「本当よっ!緋ぃちゃんたら、やっぱり口先だけだったじゃないのっ」
伯母が腰に手を当てて睨んでいる。
「蒼士がモカちゃんと心が通じあってるって言うから」
「おバカさん!!どれだけ太い縁で結ばれてようが、相手を思いやる事が出来なければ……」
伯母は、先程氏子さんから貰ったというキュウリをビニール袋から取り出して両手に持つと、フンっと鼻息を吐いて、ボッキリと真っ二つに折った。
浅緋と蒼士は伯母の暴挙にビクリと身体を震わせる。
「簡単に解けるのよ!覚えときなさい!」
「……まだ、解けてない!!」
「だと良いわねぇぇぇ。とにかく、しっかり反省なさい!女の子を泣かせるなんて伯母さん許しません。これは宮司に報告してきっちり叱ってもらうから。それ迄はモカちゃんに近付くことを禁止します」
「そんな!!」
蒼士が悲痛な声を上げて伯母に詰め寄るところを、浅緋が腕を引いて宥める。
「これは叩きにするわ。夕飯は食べていきなさいね」
伯母は割れたキュウリを掲げると、二人に背中を向けて廊下を遠ざかっていった。
「モカ……嘘だろ。やっと再会して、もう離れねぇと思ってたのに。だって、俺達は運命の太い縁で結ばれてんだぞ、ずっと前から」
蒼士は放心したように呟く。
「縁の力は万能じゃ無いってことだな。……でも、大丈夫だと思う。モカちゃんはちゃんと蒼士の事が好きだよ。だったら何とかなるさ」
「自信無くなってきたんだけど、めっちゃわかりやすかったと思うんだけど俺の態度なんてさ。何で俺の本気が伝わってねぇんだろ。他の女なんて絶対好きになんねぇのに」
浅緋は蒼士の肩を抱き、勇気づける。
「そこはちゃんと言葉で伝えなきゃ。好きだとか君だけだとか」
「お前みたいなスケコマシの真似なんかできねぇ」
「お前ねぇ、俺の事誤解してるよ。確かに一時は誘われるまま節操のない生活をしていた自覚はあるけど…俺自身はたいしたテクニックなんか持ってないから」
「じゃあ、アドバイスなんかすんなよ、腹立つ」
浅緋はムスッとする蒼士の横顔を眺めつつ、微笑んだ。
「蒼士よ、縁は結ぶものだぞ。解れそうになったらもう1回結び直せば良い」
「だからなんなんだよお前、偉そうだな」
「みっともなくたって、恥ずかしくたって、なりふり構わず伝えろよ。言葉には言霊が宿る。俺達が唱える祝詞だってそうだ。心から伝えた言葉に力が宿って縁を結んでくれる。まあ、俺もつい最近気付いたというか、気付かされたんだけど」
蒼士が浅緋に顔を向け、怪訝な表情を浮かべる。
「どうしたんだお前?もしかして本気で好きなやつでも出来たのか?」
「……まあね、ずっと黙ってたけど、打ち明けるよ。蒼士にも協力して欲しいし」
蒼士は呆けた表情で頷いた。
*****
「見鬼?」
浅緋と蒼士は声を揃えて聞き返した。
どっしりとした座卓の向こうで、田出呂神社の宮司である伯父が腕を組んで目を閉じている。
長きに渡る入院生活で少々頬の肉が削ぎ落ちたせいか、精悍さが増したように見える顔を、若き甥っ子二人は凝視した。
「うん。広瀬家の本家から枝分かれした先に、そういった能力を持つ者がいるらしい。所謂、妖怪や妖精の類が見えるそうだ」
「いったい何なんだ俺達の一族って。得体が知れねぇ」
蒼士が頭を搔いて呟く。
伯父は目を開けて浅緋に視線を向けた。
「本家から連絡を取ってもらったが、当主は遠方にお住いの上に高齢との事で、こちらまで出向いて貰うのは申し訳なくてなぁ」
「じゃあ、俺と上茶谷さんでうかがうよ」
「いや、祓うにはこの神社を場に選んだ方が何かと有利なのだそうだ。それでな、秘蔵っ子を寄越して貰うことにした。何でも隣の市に住んどるそうで、ここにも知らずに何度か足を運んだ事があるらしい」
浅緋と蒼士は顔を見合せた。
「お前らと歳も近いぞ。当主の孫娘で……」
「広瀬ハンナです」
「妖怪ハンターはんにゃんの婚約者の此原です」
「やだぁ、此原さんってば」
顔を緩ませて、隣のシュッとしたイケメンの胸を叩くちまっとした女性。
えへへと笑うイケメン。
田出呂神社の一同と上茶谷は、緊張感皆無でイチャつくカップルを唖然と見つめていた。
「本当にこの人が祓ってくれんのかよ。テンションおかしいぞ」
蒼士がコソッと呟く。
浅緋も期待していた分、どっと不安が押し寄せた。
「妖怪ハンターはんにゃんですって、広瀬さん」
しかし、何故か興奮した様子の上茶谷が、目を輝かせて浅緋の袖を引っ張る。
相変わらず呑気というか、動じないというか。
「いや、よく来てくれたね。まあ、上がってください。事情を説明しよう」
伯父が社務所へと誘うが、妖怪ハンターはんにゃんは、首を振る。
「だいたい見えたので大丈夫です。社務所は結界が弱まるので良く見えなくなっちゃうし」
その返答に皆は動きを止めてハンナを凝視した。
「出来るなら本殿に近い方が良いんです。但し、中まで入るのはそれが妨害するだろうから、この辺がちょうど良い。天狗様も居るし」
「天狗?!どこにいるのハンナ!」
此原が辺りを見回しながら訊ねると、ハンナはすっと拝殿の屋根を指さした。
「烏天狗が七匹。本殿の奥にいらっしゃるのが彼らを使役する頭です。この神社の御祭神様ですね」
「……その通りだ。田出呂神社の御祭神は一期太郎坊という天狗様なんだ!」
皆は、驚愕する宮司に視線を向け、その後、得意げに顎をあげる妖怪ハンターに注目した。
「凄いなハンナ!」
「いやいや、たいしたことじゃありません」
「アルコール無しでも見えるんだね!」
感激してハンナを抱き寄せる此原に、ハンナは二ヘラと笑って見せる。
「ここは波長が合うんですよ。だから、彼女に憑いてる物も見えます」
ハンナは上茶谷に視線を止めて、じっと見つめる。
緊張して背筋を伸ばす上茶谷に、浅緋はそっと寄り添って手を握った。
「彼女にはいったい何が憑いているんだね?」
宮司の問いに、ハンナは視線を動かさぬまま答えた。
「夢魔です」
皆は顔を見合せた。
悪霊や悪縁と向き合ったことはあっても妖怪とは接点の無かった面々は、初めて聞く名に戸惑う。
一人、上茶谷だけは興奮冷めやらぬという体で小さく身体を揺らしている。
「外国ではサキュバスとも呼ばれているようですが、彼女に取り憑いているのは和製版。女性の身体を借りて男性を誘惑し、眠らせて精を食う妖怪です」
ハンナが目を眇めつつ淡々と語るその内容は、まさに寸分違わず上茶谷の身に起こった現象と一致する。
浅緋は上茶谷の手をギュッと握った。
全身からジワっと汗が吹き出す。
「そ、それで、どうやったら祓えるんですか?」
浅緋は縋るように訊ねる。
ハンナは視線を上に向けて、うーんと唸った。
「あの、私の力じゃ難しいです」
「そんな!!」
「此原さんはああ言いましたけど、私たち見鬼の能力者にはたいした力は無いんです。人ならざる者が見えて、稀に会話が出来るだけで」
浅緋は目の前が真っ暗になる心地がした。
ここまで来て祓えないなんて。
それじゃあ上茶谷さんと一生エッチできな……
「浅緋さん、しっかり!」
あからさまにガッカリした浅緋を、隣から当事者である上茶谷が励ます。
浅緋は気を取り直して、顔を上げた。
「何か方法は無いんでしょうか」
ハンナは口角を上げてニンマリと微笑んだ。
「ええ。ですから、天狗様のお力をお借りしましょう!」
10
あなたにおすすめの小説
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
冷徹社長は幼馴染の私にだけ甘い
森本イチカ
恋愛
妹じゃなくて、女として見て欲しい。
14歳年下の凛子は幼馴染の優にずっと片想いしていた。
やっと社会人になり、社長である優と少しでも近づけたと思っていた矢先、優がお見合いをしている事を知る凛子。
女としてみて欲しくて迫るが拒まれてーー
★短編ですが長編に変更可能です。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる