Room 510

ひふみ しごろく

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コスプレ妄想話:婦警さん編(3/4)

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<三幕>
犯人の要求はエスカレートしますます変態度を増していった。
私はテーブルの四つん這いから開放されたが自由に振る舞えるスキはなく、巧妙に拘束されたままプレイを強いられ続けた。

どこかでスキを見つけようと従順に振る舞うが素人にしては脇の甘さをみせない。
また人体構造や拘束に長けている。
いったいどんな仕事についているのか。

今は椅子の上にしゃがんだ状態で拘束されている。
バランスが不安定で下手に動くと転倒しそう。
両手、両足を拘束されているから受け身が取れず、頭を叩きつけることになる。

「いいね、新米ちゃんが彼女宣言してくれてうれしいよ。どう浣腸プレイ楽しい?それともアナルSEXのほうを試してみたい?」

アナルSEX!
今入れられているのは細い浣腸器の管にすぎない。
何度かローションを塗り込むために指を挿入されたが、指一本でも太く恐ろしい。
友人でも経験者はいるし、浣腸なんかよりは一般的な行為だろう。
だけど恐ろしい。
指より太いアレをお尻に挿れるなんて、考えただけで裂けてしまいそうだ。

私はアナルSEXを拒み排泄プレイが続けられていた。
もう牛乳を入れても白い液体しか出てこない私のアナル。
それに満足した犯人はいよいよ異物挿入を楽しみ始めたのだった。

「んじゃ、お腹もきれいになったしいろいろ入れて、出してもらおっかな」

あの押収映像みたいなことを私がされる…。

「新米ちゃんはアナル処女?」

「そうです…」

「チンポをアナルに挿れるのはこわい?」

「こわいです」

「うーん、素直でいいな!かわいい!
じゃあ細くて柔らかいものからにしようね」

最初はタピオカ牛乳を入れられた。
太めの浣腸器がアナルに突き立てられ、ぶじゅじゅ、不快なと音を立てて腸内に大量のタピオカが挿入された。
私は排泄を我慢するのをやめていた。

どうせ、彼が見ている目前で出すことを強いられる。
逃げ場はない。
そして私が我慢を続けるとしびれを切らした彼は私に浣腸液を注入する。
浣腸液の切迫感はもう味わいたくない。
もはや入れられない、出さない、と言ったポイントはあきらめ、いかに苦しまず出せるかが問題だった。
私の思考も正常ではないと頭の片隅ではそう考えているが、逃げ場のない絶望の極地ではこれが精一杯だった。

「さあどうぞ、出してみて」

「うう、出る…出ちゃいます!」

ぶじゅ、ぶりゅりゅりゅ

「いやぁ、なんだか変な感覚…」

ぶりゅ、びちゃ、べちゃ

下におかれたバケツに私が排泄したタピオカが溜まっていく。

「いいなぁ新米ちゃんの排泄。何度みても興奮しちゃう。お尻の穴が広がって我先にとタピオカが溢れ出るのよかったよ」

「言わないでください!」

「一回牛乳で洗い流そうね」

もう何度目かわからない牛乳浣腸、そして排泄。

シャー!

ぴちょんぽちょんと音を立てて残っていたタピオカが牛乳の海に落ちる。

「よしよし、じゃあいよいよ固形物を挿れよう。魚肉ソーセージ!」

彼がうれしそうに冷蔵庫から取り出してきたそれは朝食などでよく見かけるピンク色のソーセージだった。
長さは10cmぐらいある。

「そ、そんな長い…!」

恐怖から思わず口走ってしまった。

「ははは、大丈夫だよ。考えてもみてごらん。
アナルSEXは何を挿れるの?
変態動画とか見たことない?
もっと太くて長いものも入る。
それに出すだけならさっき新米ちゃんが出したうんこはもっと太くて長いよね」

「そ、それは…っ」

羞恥心を煽られ、顔がほてる。

「もしキツかったり痛かったりしたら言ってよ。ちゃんとやめてあげるから」

両手が束縛から解かれ、今度は後ろ手に手錠をされた。
ますます椅子の上でバランスが取りにくい。

「さて、ここからは新米ちゃんの協力が必要だ。痛いのはいやだろう?だから言う通りにしてね」

何をさせられるのか見当もつかない。

「そんなに怖がらないで。新米ちゃんの両手でアナルを広げてくれたらいいのよ。挿れやすいようにしっかり広げてね」

なぜ私がこんなことをさせられているのか。
自分で自分のお尻を広げて他人に晒す。

「いいよ、もうちょっとしっかり引っ張って。
…そうそう。ちょっと腰を上げておアナルに挿れやすいように協力してね」

「はい…」

「ああ、いい格好だ。本当に新米ちゃんはいい子だね。それじゃあ挿れるよ」

細長く、柔らかい感覚がお尻に入ってくる。
指に近いがもっとぬるっと…

「ああ、深い、深いです。ぬるぬると奥まで入ってきます…」

10cmもある長いソーセージを私のアナルが咥えこんでいく。
校門括約筋が収縮し、ギュッとソーセージを飲み込むのがわかる。

「入っちゃった…。そんな…出すところなのに…」

「さあ、次々いくよ」

「え?!」

「ははは、うそうそ。長いから怖いでしょう?1本にしておいてあげる。どう?お腹の中にソーセージが入っている感覚は?」

どう?と言われても異物感はあるが痛みはない。
強い便意もない。
このまま「帰ってよし」と言われたら帰れるぐらいだ。

「その、違和感はありますが…出したい、とかはないです…ひっ!」

不意にお尻に指を突っ込まれ、悲鳴が漏れる。

「おー、あるある。ちゃんと入ってるね、ソーセージ」

お尻の中をモゾモゾと動かされ、ソーセージが暴れる。

「いや、やめてください!」

「おっと、ごめんごめん。ちょっと興奮しちゃった。
じゃあ、出してみせてよ」

「えっ!」

出す?
ソーセージを!
散々牛乳やタピオカを噴射させられたが、ソーセージは…まるでうんちをするような…それを見せろと…

「イヤなら出るまで何本も押し込んでもいいし、大好きな浣腸液を入れてあげようか?どれがいい?」

私が難色を示すとより悲惨な選択肢があげられる。
そうだった。
私には選択権などないのだ。

「だ、出します…だから入れないでください…」

「うーん、新米ちゃん。もうちょっと彼氏に対してサービス精神あるセリフを言ってよ。
私、出るところを見られると興奮します!とか、出すの大好きなんです!とかさぁ」

一見優しそうな仮面だが、サディストの本質が見え隠れしている。
彼をこれ以上刺激して、テーブルに並べられた太いオモチャをねじ込まれたりしたら…その恐怖が私の行動をより卑屈にする。

「わ、私…お浣腸が大好きになりました。あなたに排泄する姿を見られるととても興奮しちゃいます。
これからソーセージを出すので…見てください!」

両手でアナルを精一杯広げ、しゃがんだままお腹に力を入れて気張る。
さながら和式トイレでがんばっているような感じ。
気張ると、お腹の中のソーセージが押し出されていくのがわかる。

「おー、いいよ。アナルがヒクヒクと広がって…やらしい光景だ。最高だよ」

これ以上気張ると、本当に出ちゃう…。
散々排泄させられたが、羞恥心を失ったわけではない。

「どうしたの?アナルが開いたり閉じたりしているよ?あんまり焦らすと指を突っ込んで引きずり出すよ?」

「ひっ、い、いま出します!出しますから…!」

恐怖心が心を覆い、必死に気張る私。
”ああ、出てしまう…”
戻れない…もう戻らない…

「出ます…あなたの大好きな排泄をみて!」

お腹とお尻に強く力をかける。それは排便時のそれ、そのものだった。

にゅるん!

と滑り出る感覚がして、一気にソーセージが私のアナルから押し出された。
それはぼちゃんと勢いよくバケツに入った。

「すごい、見事な一本糞みたいで良かったよ新米ちゃん。だけど一瞬で出てしまうから感慨が足りないなぁ。動画撮影しておけばよかったな~。スローでじっくり観察できるのに」

「そ、それは…」

「うん、しないと約束したからしないよ。もっと新米ちゃんの排泄を楽しむには…うーん」

真剣な表情で彼が考えている。
浣腸や排泄に性的な興奮を覚えない私にはまったく理解できない。
こんな下品で不潔な行為のなにがいいのか。

…彼氏のチンポをしごき、静止を聞かずにイかせたことがある。
嬌声をあげる彼の呼吸は荒くなり、ついに精液を噴き出す瞬間。
相手の意思を無視して快感を与え続け、射精させる。
ドクドクとチンポから精液が溢れ出るビジュアルに興奮を覚えたことはある。

相手が嫌だ、許して、もう出ちゃう、イッちゃうといいながら堪えきれず出す。
そこにサディスティックな喜びはある。
私だってムラムラしてそんな事をしたい時がある。
それに近い感覚なのだろうか。

この犯人、これだけ性癖をこじらせていると大変だろう。
まともな人の愛し方はできるのだろうか。
普通のSEXはできるのだろうか。

人は見かけによらない。
これまでの押収映像にしたってそうだ。
見るからに変態で危険そうな人物はそういない。
横柄だったり卑屈だったり愛想が良かったり悪かったり個性はあるが、”え、この人がこんなのをコレクションするんだ…”と言う驚きの方が大きかった。
…何例も経験すると”またこのパターンか”ってなったけど。

だからと言って私がこの犯人の慰みものになる必要はないし変態行為に憤りを覚えるが、ふと同情してしまう。

再び冷蔵庫からとんでもないものを持ち出して来たのをみて、同情心は雲散霧消した。

「いやー、新米ちゃんにはお礼を言わないとね。
ボク変態でしょう?」

「…」

「うん、自覚ありまくりなんでいいよ。脅して無茶苦茶してごめん。嫌だし楽しいわけないよね。だけどダメなんだ。普通の顔して普通の性癖のフリして付き合ってもどこかで本来の性癖が出てしまう。アナルSEXやAmazonで買ったオトナのオモチャぐらいなら付き合ってくれる娘もいる。だけどそれ以上になると…」

「…」

「こんなやるのも後片付けも大変で、しかもやってる方は楽しいけどやられている方は苦痛で恥辱で耐えるしかないプレイ…いや、もしかしたらこういう羞恥プレイが好みの女性だっていると思うけど、今まで出会ったことはない。どうやって探していいのかもわからない」

「…歌舞伎町でもいけば、合法的に楽しい時間を買えるお店があるわ。ご存知でしょうけど」

「そこなんだ!今日出会ったばっかりの新米ちゃんにここまでしておいて信憑性の欠片もないだろうけどね。
ボクは愛する人とこういう変態プレイをふたりで楽しみたいんだ…。
行為自体はお金で買えるんだろう。世の中にはボクのような変態がたくさんいて、そのどうしようもないクソみたいな変態欲を満たすビジネスがあるよね」

「そうよ。犯罪者にならずに済むわ」

「確かに行為自体をこの目で見たい、という欲はある。
それは美しい風景写真をみて、実際に行って見てみたい!と近い」

わからない話ではない。

「その見てみたい欲を満たすために歌舞伎町へ行くのは良いかもしれない。確かに満たされると思う。
だけどボクはそれじゃダメなんだよ…。」

こうやって私を強制的に辱めているという事は、合意では興奮できないタイプか。
レイプじゃないとダメ、みたいな絶望的な性癖。
なんせ満たすには犯罪に走るしかない。
社会も迷惑だが、本人もつらいやつだ。

「ボクはね。愛する人とこの変態プレイを楽しみたいんだ」

おっと、真逆だった。
これをされて性的に感じる女性ですか…。
そりゃ人類80億人もいればゼロじゃないだろうけど排泄プレイが大好きなドSとドMがマッチングするって天文学的な奇跡ではなかろうか。

ちょっと道行く人に声をかけてまわれば私達警察のご厄介だろう。
マッチングアプリにもこんな項目はないだろう。
旧知の知り合いに「実は…」とカミングアウトするのは身投げと同じぐらい勇気がいるだろうし結果は…まぁ絶望的だろう。
なるほど、異常性癖の人は苦労する。

私だってちょっと前まで彼氏がいた。
ふつうに付き合ってSEXもしてたんだけど、半年ぐらいして彼がアナルSEXもしたいといい出した。
私は怖くて拒否した。
それぐらいでふたりの仲は壊れないと思った。
だけど何となくギクシャクしてSEXの回数は減り、デートの回数も減って別れた。

今でも思う。
私が彼の性癖に付き合うべきだったのか。
アナルSEXぐらいは”ふつう”の範疇なのか。
彼はどんな気持ちで打ち明けてくれたのか。あの時私はお尻におちんちんを挿れるなんて怖い!うんちついたら恥ずかしくて死ぬ、彼が病気になったらどうしよう?と恐怖と不安で即答拒絶だった。
必死の想いで「アナルSEXしたい」と告白したのに対して0.1秒で「無理、絶対無理!」と返された彼の心境。
これまでに考えたこともなかった。
彼だってカミングアウトする前にさまざまなシミュレーションをしていただろう。
その中でもかなりつらいパターンだったかな…。

「…愛する人と、お互いが楽しめるSEXがしたい。それはわかるわ。
だからあなたはウソでも彼女に拘った。さも私が好きこのんで変態プレイを楽しんでいるように言わせたかった。そう言うことね」

「そうなんです。
SEXって最高の愛情表現です。
第三者がもし見たとして、それがどれほど変態行為であったとしてもふたりが最高のSEXだと思っていればそれが至高でしょう。
大切なのはお互いの信頼と理解です」

「ねぇそれだけ高尚な理念をお持ちなのに、私には合意なく、脅してこんな変態行為をするの?
私は見世物?それとも実験動物か何かかしら」

「その点は申し訳ない。
偶然とは言え私は自暴自棄に状況を悪化させてしまいました。
そして人を支配する感覚に酔いしれてしまいました。
これはヤバイですね。
状況を自分の自由にできる王様が際限なくわがままで残酷なのがよく理解できました。

最初はどうせ犯罪者になって人生終わりなら、せめて見たかった変態行為を見てやろうと思いました。
おかげさまでリアルな変態行為を脳みそに焼き付けることができました。
変態行為ができるお店にいって、おねーさんに内心蔑まれながらするプレイとは違う本当に生々しいプレイができたのは貴女のお陰です。
貴女の自尊心や尊厳を一方的に破壊する卑劣な行為でした」

「…お店のおねーさんがお客様をバカにするとは思えないけど、そうかもしれないわね。
そしてあなたが私にしたことは許されることではないわ。どれだけ私が恥ずかしくて惨めで苦しくて怖い思いをしたと思ってるのよ!」

ダメだ、ここで私のほうが爆発してはダメ。
せっかく説得のチャンスが…。

「しかし、段々と必死な貴女が愛おしくなってきたのです。
ああ、貴女が本当に恋人さんだったら!
浅ましい妄想です。
しかもそれを上辺だけとは言え貴女に強要しました。
今こうして貴女とお話をしていると赤面の至りです」

ダメよ、止まって。

「何をいまさら!
私が!どれだけ!怖かったと思ってるの!
恥ずかしいところを撮られて脅され、浣腸に排泄まで全部動画にされて!
そのうえ彼女ズラしろですって?
私が手出しできず、歯向かえないからって好き放題言って…!
私が…私がどんな気持ちで泣く泣く従っていたと思うのよ…」

涙で前が見えない。
もう止まれない。
押し殺してきた感情が溢れ出す。

「その手に持ったうずらのたまごを私に挿れたいんでしょう。やればいいじゃない!
好き放題すればいいのよ!
でも決して私の心は折れない」


犯人がおこなう変態行為は常軌を逸したエスカレートをみせた。
リビンからベッドルームに場所を移し、M字開脚でベッドに拘束された。

私はまず、犯された。

私の拒絶に心を閉ざした犯人は一言も喋れず、黙々と行為におよんだ。
もちろんコンドームもなしで挿入され中に出された。
悔し涙がとまらないが、再びギャグボールを装着されうめき声しかあげられない。

撮影も再び始まった。
犯人はスマホだけでなく、三脚で固定されたデジカメも使って四六時中私を撮影していた。
延々と撮影されている動画が配信されているのか保存してあるだけなのか私が知る由もなかった。

オマンコから流れ出る精液を執拗に撮りおえるとオトナのオモチャ…バイブがオマンコに挿入された。
器具で抜け落ちないようにバイブが固定され、それ以降バッテリーが切れて交換する時と犯人が私を犯す時以外は常にオモチャがオマンコをほじくり返し続けている。

アナル責めももちろん続いた。
うずらをたくさん入れられ、浣腸液を注入された。
私が苦しみ、耐えきれず漏らす様も一部始終撮影された。
私が我慢できず、すぐに漏らすように浣腸液がセットになって注入されるようになった。
浣腸液は強力で、私は襲いくる排泄感に負けて挿入された様々なものを垂れ流し続けた。

アナルSEXもされた。
あれほど拒んだアナル。
こんな形で経験することになるなら別れてしまった彼に捧げておけば良かったかもしれない。
この数日散々異物や液体で慣らされたとは言え生チンポは大きさが違う。

「う!ううー!」

お尻が裂ける恐怖に囚われ、無様なうめき声と涙を流した。
それに少しは同情したのか初めての挿入はゆっくりで優しかった。
みりみりとお尻の穴が押し広げられ、チンポがアナルに押し込まれてくる。
最も太いカリ首が侵入する時は犯人への憎しみも忘れ、ただ裂けないように祈るばかりだった。

私のアナルは犯人のチンポを難なく咥え込んだ。
最初はゆっくり味わうように、そして段々を激しくアナルを犯された。
オマンコに挿入する普通のSEXとはまるで違う。チンポが押し込まれ、抜かれる時は排便のような感覚が襲う。
そして初めてのアナルSEXの時から私のオマンコにはバイブが挿入されっぱなしだった。チンポが押し込まれるとオマンコに挿れられたバイブと擦れ合う変態アナルSEX。それが私の初めてのアナルSEXだった。

「うぅ、ぐぅ、うっ、ぐぅ」

犯人のピストンにあわせて苦悶の声が漏れる。
犯人が低く唸ると射精が始まった。
もちろん中出し。

「う、うう…」

嗚咽を漏らす私を後目にずるりとチンポが引き抜かれ、その時からアナルにもバイブが挿入されるようになった。

犯人は気が向けば部屋にやってきて私を犯した。
やってくるタイミングは不定期で、いつドアが開くのか、いつまた犯されるのか恐怖に震えていた。
ゆっくりと寝ることもできず、朦朧とした状態が続いた。

ガチャリとドアノブが鳴って犯人が入ってくる。

「うぅ!」

また犯される…
その恐怖はうめき声にしかならない。
犯人は一言もしゃべらない。私の下半身に近づき挿入する穴のバイブを抜く。
前回はオマンコで、今回はアナルだった。
常にバイブを挿入されている私のアナルは拡張され、犯人のチンポを挿入されてもあの切れそうになる恐怖は感じなくなっていた。
ぬるっと犯人のチンポが入ってくるのがわかる。
ああ、私のお尻の穴はやすやすとチンポが入るようになってしまったのね…段々と太いバイブを挿入されてきた私のアナルは拡張調教され、今ではチンポを余裕で咥えこめるまでに調教されてしまった。


ベッドに転がされあられもない格好でオマンコとアナルにオモチャを挿入されたまま、私は気を失うように寝た。
食事はゼリー状の飲料が主に与えられた。
カーテンは降ろされ時計もないので時間はわからない。
部屋には私に挿入されたバイブのくぐもったモーター音だけが響いている。

いつか救出される。
それだけが私の心を支えていた。

身動きできない私にはペット用のトイレシートが敷かれていた。
身動きがとれないので、そのまま排尿するしかない。
できるだけ犯人がいないタイミングで出すようにしていたが見られることもしょっちゅうだった。
仰向けのまま小水を出すとトイレシートにおさまらない。ベッドが小水で濡れていく。
無表情に私を見下ろす犯人の前で小便を垂れ流す。
これ以上恥ずかしくて情けないことはないと思っていたが、それは大きな間違いだった。

…大便。
食事を取れば消化され排泄を必要とする。
常にアナルにもバイブが挿入され、抜け落ちないように(あるいは私が気張って出さないように)固定されていたのでどれだけ便意が高まっても出すに出せない。
排便したいのにできない苦痛は地獄の苦しみだった。
しまいには犯人が部屋に現れるのを待ち焦がれ、声にならない声で懇願するしかなかった。

「うぅ~、うぅ~」

私が顔を真赤にして呻く。
最初は怪訝な顔をしていたが、理解した犯人は蔑んだ笑みを浮かべるとアナルバイブを引き抜く。
そしてこれ見よがしにスマホを私の股間に近づけるのだった。
栓をするようにおしとめていたバイブが抜かれ、一気に便意が高まる。
しかし我慢の限界を超えていた私に堪えることなどできなかった。

「ううう~!」

やめてください!と言いたいが声にならない。
やがて便意は我慢の限界を越えてしまう。

出ちゃう、出ちゃう…ダメ…!

撮影されながらの排泄。
あまりの恥ずかしさに死にたいとさえ思った。
そして排便後には浣腸液を入れられ排便を強いられた。それは液体しか出なくなるまで執拗に繰り返された。
排便のたびに気が狂いそうになる排泄ショーをさせられる。
涙が止まらない。

もう私の心は限界だった。
曜日も時間も定かではない。
食事も不定期。
排泄の自由さえ奪われた。

押収映像では監禁された女優はだんだんと従順になったり、気が狂ってエロくなったり、恥ずかしさを忘れて無気力になった演技をしていたがそうはならない。
あんなものはご都合主義の妄想に過ぎない。
何度されても恥ずかしいものは恥ずかしいままだ。決して慣れるようなものではない。
こうして監禁された私は犯人の気まぐれで犯され、排泄を見られ、時には異物を挿入され、あらゆる変態行為の実験台にされ続けた。


頻繁に部屋に足を運び私を犯し弄んでいた犯人。だんだんとその間隔があいている気がする。
最後に食事をしたのはいつだろう?
そういえば常に蠢動していたバイブはバッテリーが切れている。
以前ならこんなことはなかった。

バイブがうねりをあげている時は気づかなかったが静かだ。
生活音が聞こえない。
人の気配がしない。

変態プレイでいたぶられ続ける羞恥と恐怖に怯えていたが、そうだ。
センパイも私も拘束しているなら、犯人は逃走することだってできる。

死。

空腹とともにそんな恐怖がよぎる。
私をこんな状況においているのは犯人だが、犯人がこなければ、あるいは誰かが助けにこなければ私は死ぬ。

私以外、何一つ動くものはない。
デジカメの赤いLEDランプが動画撮影を告げているのみ。
物音一つしないまま半日以上が過ぎただろうか。
人間が衰弱死するのに最も近道なのは水分を絶つことだ。
水分摂取が途絶えると4,5日で死に至ると習った。
犯人が逃走したと仮定して既に1日は経過しただろうか。
あと3~4日以内に発見されなければ私たちは脱水症状を起こしやがて衰弱死するだろう。

喉がひどく乾く。
排泄も止まっている。
束縛され自由が利かない身体も悲鳴をあげている。
犯人の逃走を確信してからおそらく2日。
早く私たちを見つけて!
手遅れになってしまう…!
恐怖で鼓動は早まり緊張が張り詰める。
そしてその恐怖に耐えきれなくなると私は気絶するように昏睡したのだった。


目が覚めると状況は一変し私はベッドに寝ていた。
部屋は同じ、見慣れた薄暗い部屋。
拘束は解かれていた。
重い体をゆっくりと持ちあげ、起き上がろうとするが力が入らない。
腕で支えてなんとか上体を起こす。

チャラッと音がして首輪の存在に気が付いた。
金属製のチェーン。その先はベッドの足に繋がれている。
3mほど長さがあるので、立ち上がったり身体を自由に動かすことができるようになった。
…なったが、自由は奪われたままだった。

私は裸で、テーブルに洗濯してキチンとたたまれた制服があった。
下着はない。
肌寒いので袖を通す。
久しぶりに洗濯のいい香りがした。

犯人は私たちを捨てて逃走したのではなかった。
そしてそれは私の羞恥地獄が続くことを意味していた。
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