Room 510

ひふみ しごろく

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第16夜 タピオカ(後編)

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「では今日はタピオカ実験2回めになります。よろしくお願いします」

…実験。
たいそうお楽しみなご様子。
実験体にされる身にもなってほしい。

前回の恥ずかしい浣腸プレイのあと、拘束から開放された私はなかば放心状態だった。
身体を洗われたあと、ベッドでねぎらうように優しく、そして激しく抱かれた。
指先、舌、ローターで優しく愛撫され電マを当てられ2,3回いかされる。
休む間もなくバイブでじっくりとオマンコをほぐされ、とどめにチンポを挿入される。
さんざん辱めを受けさせられた彼に、今度は優しく抱かれ愛を囁かれている。
それでとろけてしまう私もわたしだ。

「本日はこれを使います」

じゃーん、とばかりに彼が取り出してきたのはペットボトル。
それも2Lぐらいの大型サイズ。
ラベルはない。内容液は無色透明。水…?

…ま、まさかあれをそのまま私のお尻に入れるつもりじゃ…!

「ご安心ください。これをそのまま貴女のアナルにねじ込むのはなかなか夢がありますが危険なのでいたしません。貴女を、貴方の身体を傷つけたりするのは本意ではありません」

表情で私が何を考えたかわかったのだろう。

「内容液も怪しいものではありません。ただのローションです。サイズがでっかいだけです」

安心させるかのように種明かしをする彼。
左右に揺すってみせると確かにネットリしたような動きをしている。

「たっぷりご用意したローションにタピオカをたくさん混ぜて、とろ~んと排泄していただきたいと存じます」

…またとんでもないことをっ!

「ローションは粘度が高いのでおそらくゆっくりと出てくると思います。
飛び出したり、飛び散ったりしないでしょう。
ぶつぶつが混じったスライム状の液体が、貴女の可愛いアナルから切れずに長く糸を引いて落ちると推測されます。
わたしは特設ステージでじっくりと排泄ショーを楽しませていただきたいと思います」

「と、とくせ…つ…?」

彼の尽きないアイディアに一種尊敬さえ覚えてしまう。
いつか人間の脳をコンピューターに接続できるようになったら真っ先に脳内をみてやる。
どんな思考回路をしていればこんな変態なことを閃けるのだろうか。

「特設と言ってもこの部屋の備品ですから…」

彼が見せたのは並べられた椅子。
オシャレなBARにありそうな、脚の長いタイプだ。

「これを2つ並べます。
貴女は片足づつ椅子に脚を置いて、いわゆるうんこ座りで排泄してください。
いまではもう見かけることも少ない和式便所でうんこをする感じです。
そうするとわたしは地面までおよそ1mほど落下を愉しむことができます。
貴女のアナルもいい高さになるので、排泄の瞬間もじっくりと拝見できるんです。
危険がないように椅子は壁際に設置しました。
遠慮なく力んで出してください」

今回は拘束されない。
拘束されたり、ローターを当てられたりすると「言い訳」ができる。
出してしまう自分を正当化できる。
出したいんじゃない。出てしまうんだ、と。

今日は、言い訳できない。
彼が見ている前で自分の意志で弛緩筋を緩め、入れられた浣腸液を出す。
排泄を見たがる彼のために。

水でといたローションにタピオカが投入される。
とろっとしていて美味しそうにも見える。
糸を引いて伸びる。
彼が浣腸器に吸い上げ、出してみる。
プクッと最初膨れるように出て、そのあと重力に引かれて落ちる。
ぬる~っとスローモーションのように、糸を引いて。

”あんなふうに…私のお尻の穴から出るのね…”

四つん這いになるように命令される。
お尻を付き出せと。
入れやすようにお尻を左右に手で広げろと。
ローションが塗られ、浣腸器がゆっくり挿入される。
今日はバックから浣腸されるので見ることができない。

「では、入れますよ」

冷たい液が入ってくる。

「様子がわかりませんので、2本にしておきましょう」

500ml。ペットボトルのジュース並の量。
浣腸に慣らされてしまったのか、この程度の量だと特に便意を催したりしない。

「さあ、椅子へどうぞ」

促されるままに椅子にあがる。
両足を別々の椅子に。ちょうど出たものが落ちるように間隔が開けてあるので、必然的にちょっと股を開いた状態でしゃがむことになる。

「わたしは、後ろから楽しませてもらいますね。
どうぞ、お好きなタイミングで出してください。
できれば、出すときは出すと言っていただけると可愛いお尻から出てくる瞬間を見逃さずにすみますのでよろしくお願いしますね」

…私の視界には誰もはいらない。
壁が見えるだけ。

高い位置にしゃがんで、丸見えになった私の股間。
どの距離にいるのかわからないけど、彼は見ている。

どうしよう…。
ずっとこのまま、と言うわけにはいかない。
出さずにおろしてくれるはずもない。
結局は恥ずかしいことをするしかないのはわかっている。

ふっとお尻に息を吹きかけられた。
びっくりして心臓が高鳴るのがわかる。

「どうしました?
決心がつきませんか?」

思ったより近い距離から声が聴こえる!
私のお尻の近くにいたのか、それともしびれを切らして近寄ってきたのか…。

「ふふふ、貴女が出そうか、出すまいかぐるぐる決めかねているのがわかります。
わたしはこの時間がとても好きです。どうぞ、存分に悩んでください」

私のオマンコに彼の吐息が掛かる。
わざとだ。
私がより恥ずかしがるようにわざとしている。

「やはり、自ら排泄するのは勇気が入りすぎますね。
出しやすいようお手伝いしますね」

えっ

と思う間もなく、お尻に何かがあてがわれゆっくりと侵入してくる。
アナル…パール…。

「ダメよ、そんな…
お浣腸されているのに、そんなの入れられたら…っ」

ズブズブっとローションで満たされたアナルにローターが吸い込まれるように入ってくる。

「ああああっヤダ…かんたんに…入っちゃうぅ」

さんざん辱めを受けて調教された私のアナルは、容易にアナルパールを受け入れてしまう。

「ああ、深い…」

ローションで満たされているせいか、いつも以上にスムーズに奥まで入ってくる。
一番奥まで難なく挿入されると、今度は…
ゆっくりと引き抜かれていく。

「ダメっ! 抜いたら出ちゃうっ!」

ぬぽっ、ぬぽっ、っとパールが私のお尻から出ていくのがわかる。

「あああ、ダメ、ダメよぉ…」

またパールが押し込まれ、今度はゆっくりとピストンされる。

「だめええ、かき回さないでっ」

返事はない。
ゆっくりとアナルパールが出し入れされ、私のアナルが…アナルが陵辱され続ける。

時には浅く、時には深く奥く。
彼の手で、何度もなんどもパールが私のアナルを出入りする。

「これだけじっくりとアナルをほぐされたら、抜いた拍子に漏れ出てしまってもしかたありませんね」

彼が誘惑の言葉を口にした。

…そうよ、仕方ないのよ。
私はイヤなんだけどこんなにアナルをほぐされたら、仕方ないの。
出ちゃうのよ。
我慢できずに。
私のせいじゃないの。

「さぁ、引い抜いてやるから出せっ!」

強い語気に押され、私は誘惑に負けてしまった。
いや、乗ってあげることにしたのだ。

「ダメよ、いま抜いたら出ちゃうのぉ!」

ズルズルっと引き抜かれるアナルパールの感触にあわせてお尻に力を入れる。
その…うんちを…するみたいに。
彼に見てもらうために。

「いやぁ、出ちゃ…う…っ」

***

ローションは張力が高いので一瞬丸く大きく膨らみ、そして落ちてゆく。
こころなしか落下速度も遅く思える。
アナルから途切れることなく長い糸を引き落ちてゆく。

「あふぅ…」

彼女が力むたびに可愛いアナルからうずらぐらいのかたまりが落ちてゆく。
床まで途切れず垂れ続ける浣腸液。
羞恥の排泄を見せる彼女はとても淫靡で美しい。
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