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第2話<教育1日目・品定め会・輪姦>
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1
朝、鐘が鳴り響いた。
起床の合図だろう。
他の同様にさらわれ教育を受けている娘が大勢いるらしい。
人々が目覚め、今日の生活を始める物音がかすかに響く。
目を覚ますと地下牢のような手狭な部屋で無防備に寝ていた。
衣類のたぐいはない。
首には重苦しい首輪を付けられていた。
部屋は殺風景だが小綺麗。
私が寝ていたベッド、似つかわしくない書斎、部屋の隅にトイレといった具合だ。
窓はなく、頑丈そうなドアがあるだけ。
ドアがノックされ、ひとりの男が入ってきた。
怯え、部屋の奥へと後ずさる。
少しでも肌を隠そうと無駄な努力もした。
「おはようございます、メイリス様。よく眠れましたか?」
意外にも紳士的な声掛けだった。
「…眠れるわけがないでしょう」
昨日何があったのか記憶が不明瞭。
頭がしっかりと働かない。
それでも拉致され辱めを受けたことはハッキリしている。
しかし私はそれに耐えなければならない。
救出されるその日まで。
夢か現実かリチャード様とそう約束したのだ。
真実だと信じたい。
そうでなければあまりにも救いがないではないか。
「そうですか。ではここでの生活についてご説明いたします」
特に私の返答を気に留める様子もなく男は続けた。
「メイリス様は特別教育対象となっております。わたくしは教育係としてお世話させていただきます、そうですね…バートンと申します。今後ともよろしくお願いします」
恭しく一礼するその立ち振舞いは貴族のものであった。
市井の者が真似たものではない。
「メイリス様、ここでの生活にはルールがございます。お守りいただかないと厳しい罰がございますのでどうぞご注意くださいませ」
頷くほかない。
「結構です。それほど難しいことはございません。ご安心を。
まず先程の鐘が起床の合図でございます。
男が話しているとガタンガチャンと物音がして、先程見渡したときには気づかなかった小窓が開き朝食が置かれた。
「起床の鐘のあと、このように朝食が参ります。
昼食はご用意がありませんので朝食をなるべくお摂りになるほうがよろしいでしょう。
朝食時間が終わると再び鐘がなります」
この鐘が教育開始時間の合図になります。
メイリス様の場合、連日わたくしがお迎えにあがりますので朝食後はそのままお待ちいただければ結構です。
教育は夕刻まで続きます。
途中で休憩がとれる場合もあります。
先程も申し上げましたが、決まった昼食はございません。
教育の内容やメイリス様の出来具合、と申し上げておきましょう。
夕刻になると、先程の鐘が3度鳴ります。
本日の教育はそこまでとなります。
その後入浴時間となるので浴場までご案内いたします。
そして夕食はこちらの部屋でお摂りください。
部屋には魔法のランタンがあります」
男が指差す。
なるほど、部屋の明かりはそれだけで窓もない。
「今の明るさ、寝る時のちょっとした明かり、消灯の3つです。消灯時間は特に定めておりません」
「ちょっと触ってみていいかしら?」
「どうぞお試しください」
模様に軽く触れると明るさがすっと変わる。
なるほど、これは便利だ。
鐘が2度鳴った。
「これが日々の教育開始時間を告げる鐘になります。
本日は気にしていただかなくて大丈夫です。
説明は以上です。何かご不明な点がございましたらいつでもお尋ねください」
不安しかないが、小さくうなずく。
「では私は一旦失礼いたします。
本日は教育初日で、いささか特別な内容となります。
なるべく朝食をお摂りください。
では半刻ほどしましたらまたお迎えにあがります。失礼」
バートンは去り、部屋にひとり残された。
食事…。
戸口に置かれたスープは良い香りをたてていた。パンも粗悪なものではなさそうだ。
しかしとても口にする気にはなれなかった。
この先どうなってしまうのか。
昨夜のリチャード様は現実なのか、絶望が見せた幻なのか。
SEXの幸福な余韻は記憶に鮮明で、下半身には違和感が確かにある。
あの夢のようなひとときは幻なのではない。
助けがあるにせよそれまではあのフェラチオやSEXをたくさんさせられるのだ。
心が折れるまで私を犯し続けることが教育の目的。
絶望に沈み従順になれば商品として売られてしまう。
昨夜の頭領との契約にしても、リチャード様の救出にしても私は心強くあらねばならない。屈することは許されないのだ。
そんな事を考えているうちに半刻が経ち再びバートンが扉をくぐり部屋へ入ってきた。
きっちりと扉を閉め、鍵まで掛けていた。
…いよいよ教育が始まる。
ここで、彼が私を教育するのか?
「失礼します」
首輪に縄をつけられる。
奴隷の証だとでも言うのか。
「では初日の教育を始めましょう。ご足労をおかけいたしますがこちらへどうぞ」
バートンが鍵を差し込み回す。そしてドアが開く。
どうやらこの部屋ではなく、どこか教室へ移動するらしい。
「え?」
け、景色が…
そこは忘れもしない我が家のダンスホールへと続く通路だった。
そんなことがあろうはずがない。
家にも牢獄はあるが、あれは地下だ。
アンダーソン伯爵家も地方では名家であり、伝統あるお屋敷は立派なものだった。
中でもこのダンスホールは天井も高く音の響きもすばらしいと定評のある当家自慢の設備であった。
「どうぞ、お進みください」
「え、でも…」
事態が把握できない。
「時間も切迫しておりますので失礼」
首輪が引かれ、歩かざるを得ない。
そんな…裸で首輪をされたままダンスホールへ行けというの?
見る見るダンスホールが近づく。
きらびやかな装飾を施した扉が自動的に開く。
そして見覚えのあるホールが現れた。
2
「い、いやよ!」
ホールには大勢が集っていた。談笑して和やかな雰囲気に私の絶叫が響く。
視線が集中するのを感じる。
…これはこれは。今日のお嬢さんは元気が良いですな。
…その元気がいつまで続きますかな。
口々に私を見て何やらつぶやく。
どこかで見たことがある…そう、品定めの目だ。
どこの誰か特定できぬよう皆マスクをつけていたが間違いなく貴族の面々。
「皆様、本日もお集まりいただき誠にありがとうございます。本日の逸品は彼女でございます」
視線が再び集まる。
「ひっ…!」
50名ほどはいるだろうか。
一斉に視線が注がれる。それは恐怖でしかなかった。
「彼女は昨日”検品”が済んだばかりでございます。
何も知らぬ身ゆえ、まだご奉仕はできません。そのあたりをご配慮いただき、どうぞ彼女に自らの立場が理解できるよう教育をお願いいたします」
着飾った頭領が宣言を終え、バートンが手綱を引き私を引き連れホールの中央へと歩みだす。
なんとか手で肌を隠そうとしたが無駄な努力だったろう。
そんな滑稽な私に値踏みするような視線が刺さる。
中央で会釈を強制されたのち、奥の部屋へと連れて行かれたのだった。
そちらは従者たちの控室のはずだが…。
部屋の作りは記憶のそれと似通っている。
しかしそこには部屋に不釣り合いな天蓋付きのベッドがひとつ置かれただけだった。
ベッド脇に首輪を繋がれる。
バートンは香を炊き、会釈すると部屋を出ていった。
扉が閉まる。
要領を得ない。
何が起こるのか。
ホールから声が聞こえる。
”それでは皆様、どうぞ品定めをお楽しみください”
拍手が起こり、やんだ。
音楽の演奏が再開され、和やかな雰囲気が会場を再び包み込む。
食事やお酒を楽しむ音がする。
まるでパーティーや晩餐会のようだが…。
ドアがノックされ従者の手で扉が開かれる。
マスクをつけた貴族がひとり入室してきた。
私はベッドの柱の陰に隠れるようにしていたが当然隠れようもない。
「ほう、本当にまったく理解していないようだ。これはすばらしい」
ニヤニヤと口元に笑みを浮かべ貴族が近づく。
足取りも軽く20代か。まだ若くみえる。
市井の人をあざ笑うその姿はまごうことなき貴族のそれだ。
…私は市井の人ではないのだが。
ふと疑問が沸き起こる。
ともすると彼らはすべてを理解した上でこの場にいるのかもしれない。
昨夜の頭領の言葉が反芻される。
貴族には変態趣味が多い…。
「頭を垂れよ。頭が高い。本当に何も知らんのだな」
裸体ではあるが正式なお辞儀で返す。
これで私の身分もわかろう。
その上でこやつはどう出るのか。
顔色一つ変えなかった。
驚愕の事実。
市井の者であればまだしも、はっきりと貴族とわかる私でさえ彼らはいとわないのだ。
あの会場にいる貴族たちは全員この組織のシンパであると言うことだ。
抵抗の無力さを知った。
私一人がここで騒ぎを起こしたところで始末され終わりだろう。
何一つ変わることはない。
そうだった。私は昨夜リチャード様と密通したのだ。
なるほどこれほどの組織であれば簡単に覆すことは難しい。
彼の言うように綿密な計画と根回しが必要だろう。
準備が整うまで耐えしのぶ以外に道はない。
「今日から教育が始まるのだな。
無知なお前に教えてやるのも我等の努め。
我が教えを忠実にやってみせよ」
貴族は私に”奉仕”を説き始めた。
ズボンをおろし、チンポを舐め、程よいところでやめ、おまんこにチンポを挿入する。私が腰を振り射精に導くのだ。
リチャード様とのそれと違い、ひとつも気持ちいいものではなかった。
ただこいつが早く絶頂を迎え、終わればいいと思うだけだった。
行為が終わり着衣を済ませた貴族が去り際に言う。
「貴族のご令嬢は知らぬだろが、おまんこに射精されるとどうなると思う?」
何を言っているのか。
確かに白い液体を出されるが、しばらくすれば垂れ落ちて終わりではないか。
「子を身籠るのだよ」
「…え?」
ボタっと今中出しされた精液がベッドに垂れ落ちた。
「今日だけで50名ほどがお前を犯す。いったい誰の子を身籠るのか楽しみだな」
「え…そ、そんな…」
確かに何の意味もなくこんな行為をするはずもない。
男は射精すれば満足する。
返せば射精しなければ満足しない。
おまんこに射精されれば子を宿す。
私は身をこわばらせた。
3
退出すると、次の男が入室できる仕組みらしい。
なるほど部屋の中で何があろうと誰も知らぬ、というわけだ。
すぐに次の男が入ってきた。
先程と同年代ぐらいか。
「い、いや…近づかないで」
「おやおや、どうしたのかな? そんなに怯えて。フリュー…いや、先の男に何かひどいことでもされたのかな?」
「せ…SEXをすれば子を宿すと聞きました。私は見ず知らずのそなたたちの子を身籠る気はありません!」
「おっと…」
珍しいものを見るような目で見下ろす。
「さすがにわかっていると思うけど、今のキミは性奴隷。SEXをして私達を悦ばせるのが仕事だ。それがSEXが嫌だと言う。ならどうするんだい?」
「フェ…ラチオ?で射精なさいまし」
「はははは!おもしろい。キミ、おもしろいねぇ!いいよ、上手にボクをイかせることができたら大人しく退散するよ。がんばってね」
「…イかせる?」
「ああ、男性が、いや女性も絶頂を迎えることをイクと表現するのさ。男性がイクってことは射精するってこと。
だからキミの言う通りフェラチオでボクをイかせることができればキミのおまんこは無事ってことだね」
先の男と同じようにチンポを出し、フェラチオをおこなう。
舐めて濡らすだけではダメだ。このまま射精させなければ。
どうすれば射精するのだろうか。
先程の男も激しい動きを好んだ。
迅速にしごけば良いのだろうか。
とは言えこの太さの棒を咥え、歯をたてずにうまく上下にしごくのはむずかしい。
ずずず、ずちゅう
よだれを垂らして滑りを良くし賢明に上下にしごく。
必死の努力を続けるが、肝心の相手は特に快感を感じている様子がない。
「どうしたんだい?それじゃあ何時間経っても無理だよ?」
ただ上下にしごけば良いというものでもないのか。
「もっとキミと楽しんでいたいんだが…あいにく持ち時間が尽きそうだ。もう良いかな?」
チンポが口から引き抜かれ押し倒された。
SEXを迫られている!
「で、では…お尻ではダメです…か?」
「おまんこはイヤなのかい?」
「子を宿すのはイヤです。お尻であれば大丈夫でしょう?」
「なるほど。たしかにアナルSEXなら懐妊する心配はないね。本来ならボクが奴隷のキミの意見を汲む必要なんてないが、いいよ。アナルSEXで勘弁してあげる」
「ああ…ありがとうございます」
「いいね、キミのこと気に入ったよ。じゃあボクが寝そべるから、自分で挿れてごらん。でも時間がないんだ。さっさとイカせられなかったら、アナルから引き抜いておまんこを犯すからね」
「わかりました…」
男が寝そべる。
チンポはいきり立っているが垂直ではない。
股の上にしゃがみ込みチンポを握って自分のお尻の穴へと向ける。
おまんことお尻の距離が近い。少し間違えればおまんこに入ってしまう。
慎重にお尻の穴にチンポの先を当てる。
大きい。
昨夜リチャード様にアナルも愛されたがこんな大きなものを抜き差しされていたのか。
賢明にお尻にチンポを押し込もうとするが、うまく入らない。
「どうしたの?早くしないと時間がないよ?」
「すいません、今すぐに…」
怖い。
ずっとしゃがんでいる足が震えてきた。
早く挿入してイかせなければ。
なのに、あの肉棒をお尻に挿れる勇気が出ない。
男の口元が笑っている。
私を見て楽しんでいる。
「さ、時間切れだ。アナルも味わいたかったけど今日はおまんこで我慢しておくよ」
男はすっと上体を起こし、逆に私がベッドに倒された。
「え?」
そのままチンポをおまんこに一気に押し込まれる。
先の男の精液まみれのおまんこにぬるっとチンポが入り込む。
「いや!おまんこはイヤです!」
私の悲鳴は無視された。
しっかりと腰を押し付けピストンされる。
おまんこでチンポが膨らむのがわかる。
嫌がる私にいっそう興奮しているのだろう。
「お願いです、抜いてくださ!出さないで!お尻を…お尻を犯してください!お尻なら何度射精していただいても構いません!おまんこは…許して…」
私の懇願は男を興奮させるだけだった。
男の腰の動きはどんどん激しく、深くなり、限界まで押し付けて射精されたのだった。
「ああぁ…また出されてしまった…」
射精され、抵抗をやめた。
男は余韻を味わったのちチンポが引き抜く。
ドロリと精液が溢れ出し、私の内ももを濡らす。
「ふぅ、最高だね、キミ。
ボクもひとつ教えてあげるよ。
SEXをすれば必ず妊娠するわけじゃない。
そうじゃないとキミは今日50人も妊娠することになっちゃうじゃない。でも双子ならともかく50人子なんて聞かないだろう?
それに、キミたち性奴隷がそんな簡単に妊娠したらどうだい?キミたちも困るし、飼い主の僕らも困る。
だからね、妊娠を防止する策があるんだよ」
…!
確かに彼の言うとおりだ。
「ど、どうすれば良いのですか!」
「おっと、ボクの時間は終わりだ。次の男に聞いてごらん。また会おうね」
次の男は中年。無口だった。
私の質問は無視。終始一言も発せず、ただ私を犯して去った。
その次も同じようなものだった。
どうやら奴隷とは口を聞くのも面倒らしい。
戯れに会話をしてくれた最初の二人のほうが例外らしいことがわかった。
欲求のはけ口。慰みもの。それが痛いほど実感できた。
フェラチオでは満足させることはできず、アナルにも応じてもらえない。結局すべての男に中出しされ続けた。
ベッドのシーツには精液のシミができていた。
こんなにたくさん中に出されてしまったのね…。
50名と言っていた。今で何人が終わったのか。半分ぐらいだろうか。
もうへとへとだった。
抵抗する気力も失せ、ベッドに仰向けで寝転がったままだった。
どうせ話しても聞いてもらえない。結局犯されて中に出されるだけ。
惨めな自分に涙がこぼれる。
また扉が開き、次の男がやってくる。
「もうイヤ…お願い中はやめて…」
無駄とわかっても願わずにいられない。
懇願は一度も叶わなかった。
無言で犯すもの、フェラチオを強要するもの、体位にこだわるもの。多少の差はあれ結局は全員が私を犯していった。
もう人数が多すぎて男の顔も覚えきれない。
何を言われているのか理解できない。
考える力も失せてしまった。
起き上がることもできないほどになったが、男たちは現れ私を犯し続けた。
「いい感じに仕上がってるね。とてもいい」
もはや動くこともできなぐらい身も心もボロボロだった。
「よいしょっと」
脚が持ちあげられた。犯される合図だ。
ぶぴゅ
「ははは、さすが50人分。たっぷり注ぎ込まれているね」
おまんこにチンポが挿入され、中に溜まっていた精液が押し出されたのだろう。
もう私のおまんこは誰のものかわからない精液のるつぼだった。
ずっちゅ、ずっちゅ
男が腰を動かすと私のおまんこは精液を垂れ流す。
腰つきが早くなり、またひとり分の精液が私の中に注がれた。
「ふぅ、お疲れ様。私で最後だ。今日のお披露目会はもうすぐ終わり。最後の挨拶がんばってね」
うなずく気力もなかった。
最後の貴族が去ると、ほどなくして使用人ふたりにが入室してきた。
彼らは奇妙な抱え方をして私を部屋から連れ出した。
まだ続くの?
酷い仕打ちだったが、身も心も擦り切れたようで抵抗する気も怒りもわかなかった。
がっしりと支えられ、私はホールへと連れ出される。
”お集まりの皆様。本日のお披露目会はお楽しみいただけたでしょうか?”
頭領の挨拶が聞こえる。
ホールの中央、皆の視線が集まる中心で止まった。
”最後に彼女よりご挨拶させていただきフィナーレといたしましょう”
わたしは両脇にいる使用人にまるで空中でしゃがむような格好で支えられている。
M時に脚を支えられ、おまんこは丸見え。
ぽた、びちゃ。
チンポを挿入されすぎたおまんこからはまだ精液が時折したたっていた。
おまんこから落ちた精液が美しいホールの床を汚す。
”それでは皆様、彼女の本日最後のご挨拶をお楽しみください!”
挨拶を合図に使用人が私の下腹を圧迫する。
「あ、あああああっ!ダメ、出ちゃう!出ちゃうう!」
自分でもこんな叫べる力が残っていた事に驚くほどホールに私の声が反響した。
ぼとっ、べちょ。
「あ、ひぃ、押さないで…出ちゃう…っ」
まだ体内に残っていた精液が圧迫されて溢れる。痛みはない。
男たちの視線が集まるのがわかる。
こんな状態の私をさらに晒し者にするなんて。
「それ以上…圧迫された…おしっこ…おしっこもれるぅ!」
構わず圧迫が続けられる。
「ダメっ! おしっこがっ、でちゃ!」
じょばばばばばっ
彼らはプロなのだろう。
私は膀胱を的確に刺激され、勢いよく小便を垂れ流した。
「と、とまって…まだ出ちゃう!」
自分でも驚くほどの小便が出続け、見物客から感嘆の声がもれる。
彼らはこれを楽しみにしていたのだ。
皆で犯し続けた奴隷娘が精液と小便を垂れ流す。
それがこのショーの締めくくりだった。
4
そこから先はもう記憶があいまい。
ホールから連れ出され、浴場と思わしきところへ。
浴場では女たちが私を支えてくれた。
彼女らも同じ境遇なのかもしれない。
何かを飲まされた。甘く落ち着く味だった。
気がつけば自室に寝かされていた。
何時間寝ていたのかも定かではない。
窓もないので時間もわからない。
身体はきれいに洗われ、せっけんの良い香りがした。
恐る恐るおまんこに触れてみたが精液はもうない。かわりに薬独特のぬるっとした感覚がある。彼女らが処置してくれたのだろうか。
何があったのか思い出さないように努めた。
布団に潜り込み自分の身体を抱きしめるようにした。
再び疲れが身を包み急速に眠りに落ちたのだった。
こうして私の一日目が終わった。
朝、鐘が鳴り響いた。
起床の合図だろう。
他の同様にさらわれ教育を受けている娘が大勢いるらしい。
人々が目覚め、今日の生活を始める物音がかすかに響く。
目を覚ますと地下牢のような手狭な部屋で無防備に寝ていた。
衣類のたぐいはない。
首には重苦しい首輪を付けられていた。
部屋は殺風景だが小綺麗。
私が寝ていたベッド、似つかわしくない書斎、部屋の隅にトイレといった具合だ。
窓はなく、頑丈そうなドアがあるだけ。
ドアがノックされ、ひとりの男が入ってきた。
怯え、部屋の奥へと後ずさる。
少しでも肌を隠そうと無駄な努力もした。
「おはようございます、メイリス様。よく眠れましたか?」
意外にも紳士的な声掛けだった。
「…眠れるわけがないでしょう」
昨日何があったのか記憶が不明瞭。
頭がしっかりと働かない。
それでも拉致され辱めを受けたことはハッキリしている。
しかし私はそれに耐えなければならない。
救出されるその日まで。
夢か現実かリチャード様とそう約束したのだ。
真実だと信じたい。
そうでなければあまりにも救いがないではないか。
「そうですか。ではここでの生活についてご説明いたします」
特に私の返答を気に留める様子もなく男は続けた。
「メイリス様は特別教育対象となっております。わたくしは教育係としてお世話させていただきます、そうですね…バートンと申します。今後ともよろしくお願いします」
恭しく一礼するその立ち振舞いは貴族のものであった。
市井の者が真似たものではない。
「メイリス様、ここでの生活にはルールがございます。お守りいただかないと厳しい罰がございますのでどうぞご注意くださいませ」
頷くほかない。
「結構です。それほど難しいことはございません。ご安心を。
まず先程の鐘が起床の合図でございます。
男が話しているとガタンガチャンと物音がして、先程見渡したときには気づかなかった小窓が開き朝食が置かれた。
「起床の鐘のあと、このように朝食が参ります。
昼食はご用意がありませんので朝食をなるべくお摂りになるほうがよろしいでしょう。
朝食時間が終わると再び鐘がなります」
この鐘が教育開始時間の合図になります。
メイリス様の場合、連日わたくしがお迎えにあがりますので朝食後はそのままお待ちいただければ結構です。
教育は夕刻まで続きます。
途中で休憩がとれる場合もあります。
先程も申し上げましたが、決まった昼食はございません。
教育の内容やメイリス様の出来具合、と申し上げておきましょう。
夕刻になると、先程の鐘が3度鳴ります。
本日の教育はそこまでとなります。
その後入浴時間となるので浴場までご案内いたします。
そして夕食はこちらの部屋でお摂りください。
部屋には魔法のランタンがあります」
男が指差す。
なるほど、部屋の明かりはそれだけで窓もない。
「今の明るさ、寝る時のちょっとした明かり、消灯の3つです。消灯時間は特に定めておりません」
「ちょっと触ってみていいかしら?」
「どうぞお試しください」
模様に軽く触れると明るさがすっと変わる。
なるほど、これは便利だ。
鐘が2度鳴った。
「これが日々の教育開始時間を告げる鐘になります。
本日は気にしていただかなくて大丈夫です。
説明は以上です。何かご不明な点がございましたらいつでもお尋ねください」
不安しかないが、小さくうなずく。
「では私は一旦失礼いたします。
本日は教育初日で、いささか特別な内容となります。
なるべく朝食をお摂りください。
では半刻ほどしましたらまたお迎えにあがります。失礼」
バートンは去り、部屋にひとり残された。
食事…。
戸口に置かれたスープは良い香りをたてていた。パンも粗悪なものではなさそうだ。
しかしとても口にする気にはなれなかった。
この先どうなってしまうのか。
昨夜のリチャード様は現実なのか、絶望が見せた幻なのか。
SEXの幸福な余韻は記憶に鮮明で、下半身には違和感が確かにある。
あの夢のようなひとときは幻なのではない。
助けがあるにせよそれまではあのフェラチオやSEXをたくさんさせられるのだ。
心が折れるまで私を犯し続けることが教育の目的。
絶望に沈み従順になれば商品として売られてしまう。
昨夜の頭領との契約にしても、リチャード様の救出にしても私は心強くあらねばならない。屈することは許されないのだ。
そんな事を考えているうちに半刻が経ち再びバートンが扉をくぐり部屋へ入ってきた。
きっちりと扉を閉め、鍵まで掛けていた。
…いよいよ教育が始まる。
ここで、彼が私を教育するのか?
「失礼します」
首輪に縄をつけられる。
奴隷の証だとでも言うのか。
「では初日の教育を始めましょう。ご足労をおかけいたしますがこちらへどうぞ」
バートンが鍵を差し込み回す。そしてドアが開く。
どうやらこの部屋ではなく、どこか教室へ移動するらしい。
「え?」
け、景色が…
そこは忘れもしない我が家のダンスホールへと続く通路だった。
そんなことがあろうはずがない。
家にも牢獄はあるが、あれは地下だ。
アンダーソン伯爵家も地方では名家であり、伝統あるお屋敷は立派なものだった。
中でもこのダンスホールは天井も高く音の響きもすばらしいと定評のある当家自慢の設備であった。
「どうぞ、お進みください」
「え、でも…」
事態が把握できない。
「時間も切迫しておりますので失礼」
首輪が引かれ、歩かざるを得ない。
そんな…裸で首輪をされたままダンスホールへ行けというの?
見る見るダンスホールが近づく。
きらびやかな装飾を施した扉が自動的に開く。
そして見覚えのあるホールが現れた。
2
「い、いやよ!」
ホールには大勢が集っていた。談笑して和やかな雰囲気に私の絶叫が響く。
視線が集中するのを感じる。
…これはこれは。今日のお嬢さんは元気が良いですな。
…その元気がいつまで続きますかな。
口々に私を見て何やらつぶやく。
どこかで見たことがある…そう、品定めの目だ。
どこの誰か特定できぬよう皆マスクをつけていたが間違いなく貴族の面々。
「皆様、本日もお集まりいただき誠にありがとうございます。本日の逸品は彼女でございます」
視線が再び集まる。
「ひっ…!」
50名ほどはいるだろうか。
一斉に視線が注がれる。それは恐怖でしかなかった。
「彼女は昨日”検品”が済んだばかりでございます。
何も知らぬ身ゆえ、まだご奉仕はできません。そのあたりをご配慮いただき、どうぞ彼女に自らの立場が理解できるよう教育をお願いいたします」
着飾った頭領が宣言を終え、バートンが手綱を引き私を引き連れホールの中央へと歩みだす。
なんとか手で肌を隠そうとしたが無駄な努力だったろう。
そんな滑稽な私に値踏みするような視線が刺さる。
中央で会釈を強制されたのち、奥の部屋へと連れて行かれたのだった。
そちらは従者たちの控室のはずだが…。
部屋の作りは記憶のそれと似通っている。
しかしそこには部屋に不釣り合いな天蓋付きのベッドがひとつ置かれただけだった。
ベッド脇に首輪を繋がれる。
バートンは香を炊き、会釈すると部屋を出ていった。
扉が閉まる。
要領を得ない。
何が起こるのか。
ホールから声が聞こえる。
”それでは皆様、どうぞ品定めをお楽しみください”
拍手が起こり、やんだ。
音楽の演奏が再開され、和やかな雰囲気が会場を再び包み込む。
食事やお酒を楽しむ音がする。
まるでパーティーや晩餐会のようだが…。
ドアがノックされ従者の手で扉が開かれる。
マスクをつけた貴族がひとり入室してきた。
私はベッドの柱の陰に隠れるようにしていたが当然隠れようもない。
「ほう、本当にまったく理解していないようだ。これはすばらしい」
ニヤニヤと口元に笑みを浮かべ貴族が近づく。
足取りも軽く20代か。まだ若くみえる。
市井の人をあざ笑うその姿はまごうことなき貴族のそれだ。
…私は市井の人ではないのだが。
ふと疑問が沸き起こる。
ともすると彼らはすべてを理解した上でこの場にいるのかもしれない。
昨夜の頭領の言葉が反芻される。
貴族には変態趣味が多い…。
「頭を垂れよ。頭が高い。本当に何も知らんのだな」
裸体ではあるが正式なお辞儀で返す。
これで私の身分もわかろう。
その上でこやつはどう出るのか。
顔色一つ変えなかった。
驚愕の事実。
市井の者であればまだしも、はっきりと貴族とわかる私でさえ彼らはいとわないのだ。
あの会場にいる貴族たちは全員この組織のシンパであると言うことだ。
抵抗の無力さを知った。
私一人がここで騒ぎを起こしたところで始末され終わりだろう。
何一つ変わることはない。
そうだった。私は昨夜リチャード様と密通したのだ。
なるほどこれほどの組織であれば簡単に覆すことは難しい。
彼の言うように綿密な計画と根回しが必要だろう。
準備が整うまで耐えしのぶ以外に道はない。
「今日から教育が始まるのだな。
無知なお前に教えてやるのも我等の努め。
我が教えを忠実にやってみせよ」
貴族は私に”奉仕”を説き始めた。
ズボンをおろし、チンポを舐め、程よいところでやめ、おまんこにチンポを挿入する。私が腰を振り射精に導くのだ。
リチャード様とのそれと違い、ひとつも気持ちいいものではなかった。
ただこいつが早く絶頂を迎え、終わればいいと思うだけだった。
行為が終わり着衣を済ませた貴族が去り際に言う。
「貴族のご令嬢は知らぬだろが、おまんこに射精されるとどうなると思う?」
何を言っているのか。
確かに白い液体を出されるが、しばらくすれば垂れ落ちて終わりではないか。
「子を身籠るのだよ」
「…え?」
ボタっと今中出しされた精液がベッドに垂れ落ちた。
「今日だけで50名ほどがお前を犯す。いったい誰の子を身籠るのか楽しみだな」
「え…そ、そんな…」
確かに何の意味もなくこんな行為をするはずもない。
男は射精すれば満足する。
返せば射精しなければ満足しない。
おまんこに射精されれば子を宿す。
私は身をこわばらせた。
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退出すると、次の男が入室できる仕組みらしい。
なるほど部屋の中で何があろうと誰も知らぬ、というわけだ。
すぐに次の男が入ってきた。
先程と同年代ぐらいか。
「い、いや…近づかないで」
「おやおや、どうしたのかな? そんなに怯えて。フリュー…いや、先の男に何かひどいことでもされたのかな?」
「せ…SEXをすれば子を宿すと聞きました。私は見ず知らずのそなたたちの子を身籠る気はありません!」
「おっと…」
珍しいものを見るような目で見下ろす。
「さすがにわかっていると思うけど、今のキミは性奴隷。SEXをして私達を悦ばせるのが仕事だ。それがSEXが嫌だと言う。ならどうするんだい?」
「フェ…ラチオ?で射精なさいまし」
「はははは!おもしろい。キミ、おもしろいねぇ!いいよ、上手にボクをイかせることができたら大人しく退散するよ。がんばってね」
「…イかせる?」
「ああ、男性が、いや女性も絶頂を迎えることをイクと表現するのさ。男性がイクってことは射精するってこと。
だからキミの言う通りフェラチオでボクをイかせることができればキミのおまんこは無事ってことだね」
先の男と同じようにチンポを出し、フェラチオをおこなう。
舐めて濡らすだけではダメだ。このまま射精させなければ。
どうすれば射精するのだろうか。
先程の男も激しい動きを好んだ。
迅速にしごけば良いのだろうか。
とは言えこの太さの棒を咥え、歯をたてずにうまく上下にしごくのはむずかしい。
ずずず、ずちゅう
よだれを垂らして滑りを良くし賢明に上下にしごく。
必死の努力を続けるが、肝心の相手は特に快感を感じている様子がない。
「どうしたんだい?それじゃあ何時間経っても無理だよ?」
ただ上下にしごけば良いというものでもないのか。
「もっとキミと楽しんでいたいんだが…あいにく持ち時間が尽きそうだ。もう良いかな?」
チンポが口から引き抜かれ押し倒された。
SEXを迫られている!
「で、では…お尻ではダメです…か?」
「おまんこはイヤなのかい?」
「子を宿すのはイヤです。お尻であれば大丈夫でしょう?」
「なるほど。たしかにアナルSEXなら懐妊する心配はないね。本来ならボクが奴隷のキミの意見を汲む必要なんてないが、いいよ。アナルSEXで勘弁してあげる」
「ああ…ありがとうございます」
「いいね、キミのこと気に入ったよ。じゃあボクが寝そべるから、自分で挿れてごらん。でも時間がないんだ。さっさとイカせられなかったら、アナルから引き抜いておまんこを犯すからね」
「わかりました…」
男が寝そべる。
チンポはいきり立っているが垂直ではない。
股の上にしゃがみ込みチンポを握って自分のお尻の穴へと向ける。
おまんことお尻の距離が近い。少し間違えればおまんこに入ってしまう。
慎重にお尻の穴にチンポの先を当てる。
大きい。
昨夜リチャード様にアナルも愛されたがこんな大きなものを抜き差しされていたのか。
賢明にお尻にチンポを押し込もうとするが、うまく入らない。
「どうしたの?早くしないと時間がないよ?」
「すいません、今すぐに…」
怖い。
ずっとしゃがんでいる足が震えてきた。
早く挿入してイかせなければ。
なのに、あの肉棒をお尻に挿れる勇気が出ない。
男の口元が笑っている。
私を見て楽しんでいる。
「さ、時間切れだ。アナルも味わいたかったけど今日はおまんこで我慢しておくよ」
男はすっと上体を起こし、逆に私がベッドに倒された。
「え?」
そのままチンポをおまんこに一気に押し込まれる。
先の男の精液まみれのおまんこにぬるっとチンポが入り込む。
「いや!おまんこはイヤです!」
私の悲鳴は無視された。
しっかりと腰を押し付けピストンされる。
おまんこでチンポが膨らむのがわかる。
嫌がる私にいっそう興奮しているのだろう。
「お願いです、抜いてくださ!出さないで!お尻を…お尻を犯してください!お尻なら何度射精していただいても構いません!おまんこは…許して…」
私の懇願は男を興奮させるだけだった。
男の腰の動きはどんどん激しく、深くなり、限界まで押し付けて射精されたのだった。
「ああぁ…また出されてしまった…」
射精され、抵抗をやめた。
男は余韻を味わったのちチンポが引き抜く。
ドロリと精液が溢れ出し、私の内ももを濡らす。
「ふぅ、最高だね、キミ。
ボクもひとつ教えてあげるよ。
SEXをすれば必ず妊娠するわけじゃない。
そうじゃないとキミは今日50人も妊娠することになっちゃうじゃない。でも双子ならともかく50人子なんて聞かないだろう?
それに、キミたち性奴隷がそんな簡単に妊娠したらどうだい?キミたちも困るし、飼い主の僕らも困る。
だからね、妊娠を防止する策があるんだよ」
…!
確かに彼の言うとおりだ。
「ど、どうすれば良いのですか!」
「おっと、ボクの時間は終わりだ。次の男に聞いてごらん。また会おうね」
次の男は中年。無口だった。
私の質問は無視。終始一言も発せず、ただ私を犯して去った。
その次も同じようなものだった。
どうやら奴隷とは口を聞くのも面倒らしい。
戯れに会話をしてくれた最初の二人のほうが例外らしいことがわかった。
欲求のはけ口。慰みもの。それが痛いほど実感できた。
フェラチオでは満足させることはできず、アナルにも応じてもらえない。結局すべての男に中出しされ続けた。
ベッドのシーツには精液のシミができていた。
こんなにたくさん中に出されてしまったのね…。
50名と言っていた。今で何人が終わったのか。半分ぐらいだろうか。
もうへとへとだった。
抵抗する気力も失せ、ベッドに仰向けで寝転がったままだった。
どうせ話しても聞いてもらえない。結局犯されて中に出されるだけ。
惨めな自分に涙がこぼれる。
また扉が開き、次の男がやってくる。
「もうイヤ…お願い中はやめて…」
無駄とわかっても願わずにいられない。
懇願は一度も叶わなかった。
無言で犯すもの、フェラチオを強要するもの、体位にこだわるもの。多少の差はあれ結局は全員が私を犯していった。
もう人数が多すぎて男の顔も覚えきれない。
何を言われているのか理解できない。
考える力も失せてしまった。
起き上がることもできないほどになったが、男たちは現れ私を犯し続けた。
「いい感じに仕上がってるね。とてもいい」
もはや動くこともできなぐらい身も心もボロボロだった。
「よいしょっと」
脚が持ちあげられた。犯される合図だ。
ぶぴゅ
「ははは、さすが50人分。たっぷり注ぎ込まれているね」
おまんこにチンポが挿入され、中に溜まっていた精液が押し出されたのだろう。
もう私のおまんこは誰のものかわからない精液のるつぼだった。
ずっちゅ、ずっちゅ
男が腰を動かすと私のおまんこは精液を垂れ流す。
腰つきが早くなり、またひとり分の精液が私の中に注がれた。
「ふぅ、お疲れ様。私で最後だ。今日のお披露目会はもうすぐ終わり。最後の挨拶がんばってね」
うなずく気力もなかった。
最後の貴族が去ると、ほどなくして使用人ふたりにが入室してきた。
彼らは奇妙な抱え方をして私を部屋から連れ出した。
まだ続くの?
酷い仕打ちだったが、身も心も擦り切れたようで抵抗する気も怒りもわかなかった。
がっしりと支えられ、私はホールへと連れ出される。
”お集まりの皆様。本日のお披露目会はお楽しみいただけたでしょうか?”
頭領の挨拶が聞こえる。
ホールの中央、皆の視線が集まる中心で止まった。
”最後に彼女よりご挨拶させていただきフィナーレといたしましょう”
わたしは両脇にいる使用人にまるで空中でしゃがむような格好で支えられている。
M時に脚を支えられ、おまんこは丸見え。
ぽた、びちゃ。
チンポを挿入されすぎたおまんこからはまだ精液が時折したたっていた。
おまんこから落ちた精液が美しいホールの床を汚す。
”それでは皆様、彼女の本日最後のご挨拶をお楽しみください!”
挨拶を合図に使用人が私の下腹を圧迫する。
「あ、あああああっ!ダメ、出ちゃう!出ちゃうう!」
自分でもこんな叫べる力が残っていた事に驚くほどホールに私の声が反響した。
ぼとっ、べちょ。
「あ、ひぃ、押さないで…出ちゃう…っ」
まだ体内に残っていた精液が圧迫されて溢れる。痛みはない。
男たちの視線が集まるのがわかる。
こんな状態の私をさらに晒し者にするなんて。
「それ以上…圧迫された…おしっこ…おしっこもれるぅ!」
構わず圧迫が続けられる。
「ダメっ! おしっこがっ、でちゃ!」
じょばばばばばっ
彼らはプロなのだろう。
私は膀胱を的確に刺激され、勢いよく小便を垂れ流した。
「と、とまって…まだ出ちゃう!」
自分でも驚くほどの小便が出続け、見物客から感嘆の声がもれる。
彼らはこれを楽しみにしていたのだ。
皆で犯し続けた奴隷娘が精液と小便を垂れ流す。
それがこのショーの締めくくりだった。
4
そこから先はもう記憶があいまい。
ホールから連れ出され、浴場と思わしきところへ。
浴場では女たちが私を支えてくれた。
彼女らも同じ境遇なのかもしれない。
何かを飲まされた。甘く落ち着く味だった。
気がつけば自室に寝かされていた。
何時間寝ていたのかも定かではない。
窓もないので時間もわからない。
身体はきれいに洗われ、せっけんの良い香りがした。
恐る恐るおまんこに触れてみたが精液はもうない。かわりに薬独特のぬるっとした感覚がある。彼女らが処置してくれたのだろうか。
何があったのか思い出さないように努めた。
布団に潜り込み自分の身体を抱きしめるようにした。
再び疲れが身を包み急速に眠りに落ちたのだった。
こうして私の一日目が終わった。
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