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竜は舞い降りた
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地面を揺るがすような爆音から私を守るようにキースさんが私の側に駆けつけ抱きしめてくれる。慌てて窓の外に視線を向けると、半年前の悪夢がよみがえるようだった。そこには火竜がいた。
「オリヴィア……?」
私はキースさんの手を取って慌てて外にでる。もしあの火竜がオリヴィアならば、怖いことはない。彼女は私の従魔なのだから。
「オリヴィア!? どうしたの?!」
思いっきり叫ぶと火竜が悲しそうな瞳をしながらこちらへ振り向く。よく見てみると、その手にはアルフレッドが乗っていた。
「あぁ、そこにいたのか!! 探す手間が省けた。おい、クズ、下ろせ」
アルフレッドがそう言うと、オリヴィアは静かに手を地面に下ろす。
「何、簡単な話さ。そこにいるお前の父親を殺して、この王国もぶっ潰して俺の物にする」
「そんなことオリヴィアにできるはずはございませんわ!!」
いかつい身なりだが、オリヴィアの性格は繊細で優しい。ここの村人にだって優しく接してくれているし、力仕事の時には手伝ったりもしてくれている。何よりモフモフや小さな子供が大好きだ。半年前の彼女なら違ったかもしれないが、ここで過ごしていくうちに彼女の考えも変わったはずだ。
「オリヴィア……あぁ、『クズ』のことか」
アルフレッドは吐き捨てるようにそう言う。
「お前は本当に狡猾だよな。魔物に名前を与えれば従魔にできることが分かっていて、クズに名前を付けたんだろ?」
「違いますわ!偶然でしたの。名前がないと仰るから……」
「驚いたよ。変な名前をもらって喜んでやがるから、調べてみたら従魔になっていやがった」
アルフレッドは私の反論を全く聞いていない。いや聞いているのかもしれないが、彼の耳には届いていないのだろう。
「だから俺もつけてやったんだ。『クズ』ってな」
醜く歪んだ笑顔を浮かべながらアルフレッドはそう言う。先ほどからオリヴィアのことを『クズ』と呼んでいたのはそのことだったのか……。コロと同じように新たに名前を与えられ、それを受け入れたオリヴィアは新たにアルフレッドの従魔になってしまったということだろうか。
「オリヴィア! やめて!! あなたはそんなこと望んでいないはずでしょ?」
アルフレッドの後ろで申し訳なさそうな表情を浮かべるオリヴィアにそう声をかけると彼女は力なく首を横に振る。
「ゴドウィン公爵もいらっしゃるならば、ちょうどいい!」
演技がかったように大きく手を振りながらアルフレッドは語り始めた。
「第一王子である兄に、この火竜ともども命を狙われた!」
「そ、そんなこと」
キースさんが顔を真っ赤にしてアルフレッドに飛びかかろうとするが、私は慌てて彼を押しとどめる。ここで彼に反論してしまえば、キースさんが第一王子であることが発覚してしまう。
「兄は国外にいると聞いておりますので、ゴドウィン公爵によるものでしょう。その証拠にゴドウィン公爵の家紋が彫られた短剣が、私の従魔に刺さっておりました!!」
そう言ってアルフレッドは血のりがべったりとついた短剣を私達の方へ投げてよこす。確かに家紋は彫ってあるが、これだけで父が暗殺部隊を送ったと決めつけるのは短絡的すぎる。何より身に覚えがないといった表情を浮かべている父が何よりもの証拠な気がした。
『グレイスちゃん。私達が幸せになるためには、これしかないのよっ!!』
切羽詰まったオリヴィアの声に、アルフレッドの行為の意味が初めて理解できた。おそらく暗殺者を送り込んだのはアルフレッド本人なのだろう。そしてその暗殺者がオリヴィアに返り討ちにあうことも分かっていて我が家の家紋が彫られた短剣を凶器として使用させたのだ。
犯人が誰なのかをオリヴィアに勘違いさせるために……。
彼の従魔となってしまったオリヴィアは一連の事件で軽く洗脳されているに違いない。おそらく規模は違うとはいえ、コロが私に言われて酒場の仕事を引き受けたのと同じ状況なのだろう。
「『クズ』なんて呼ばれて、幸せになれるわけないじゃないの!」
いつの間にか現れたエマが涙ながらにオリヴィアに向かって叫ぶ。
「本当に愛していたら、どんなことがあっても大切にしてもらえるものなのよ!! オリヴィア、止めて」
「あぁ……お前は学園を中退したバカだな。男で身を滅ぼしておいてよく言う」
エマの訴えをあざ笑うかのようにアルフレッドは苦笑する。
「さ、クズ! すべての元凶であるゴドウィン公爵と兄上を焼き払え」
アルフレッドはそう叫ぶと、オリヴィアは戸惑いながらも大きく息を吸い込む。貧民街の時には驚いた勢いで火をはいてしまったと言っていたオリヴィアだが、今回は本気で焼き殺しにかかっているのが分かる。
「お父様、逃げてください!!」
そう叫んだ瞬間、大きな影が私の前に現れた。それがあまりにも大きすぎて、手の一部だということに気付くまで数秒を要する。
『母上、大丈夫ですか?!』
その叫び声に顔を上げると、頭上には火竜の二倍はあるであろう黒竜の姿があった。
「オリヴィア……?」
私はキースさんの手を取って慌てて外にでる。もしあの火竜がオリヴィアならば、怖いことはない。彼女は私の従魔なのだから。
「オリヴィア!? どうしたの?!」
思いっきり叫ぶと火竜が悲しそうな瞳をしながらこちらへ振り向く。よく見てみると、その手にはアルフレッドが乗っていた。
「あぁ、そこにいたのか!! 探す手間が省けた。おい、クズ、下ろせ」
アルフレッドがそう言うと、オリヴィアは静かに手を地面に下ろす。
「何、簡単な話さ。そこにいるお前の父親を殺して、この王国もぶっ潰して俺の物にする」
「そんなことオリヴィアにできるはずはございませんわ!!」
いかつい身なりだが、オリヴィアの性格は繊細で優しい。ここの村人にだって優しく接してくれているし、力仕事の時には手伝ったりもしてくれている。何よりモフモフや小さな子供が大好きだ。半年前の彼女なら違ったかもしれないが、ここで過ごしていくうちに彼女の考えも変わったはずだ。
「オリヴィア……あぁ、『クズ』のことか」
アルフレッドは吐き捨てるようにそう言う。
「お前は本当に狡猾だよな。魔物に名前を与えれば従魔にできることが分かっていて、クズに名前を付けたんだろ?」
「違いますわ!偶然でしたの。名前がないと仰るから……」
「驚いたよ。変な名前をもらって喜んでやがるから、調べてみたら従魔になっていやがった」
アルフレッドは私の反論を全く聞いていない。いや聞いているのかもしれないが、彼の耳には届いていないのだろう。
「だから俺もつけてやったんだ。『クズ』ってな」
醜く歪んだ笑顔を浮かべながらアルフレッドはそう言う。先ほどからオリヴィアのことを『クズ』と呼んでいたのはそのことだったのか……。コロと同じように新たに名前を与えられ、それを受け入れたオリヴィアは新たにアルフレッドの従魔になってしまったということだろうか。
「オリヴィア! やめて!! あなたはそんなこと望んでいないはずでしょ?」
アルフレッドの後ろで申し訳なさそうな表情を浮かべるオリヴィアにそう声をかけると彼女は力なく首を横に振る。
「ゴドウィン公爵もいらっしゃるならば、ちょうどいい!」
演技がかったように大きく手を振りながらアルフレッドは語り始めた。
「第一王子である兄に、この火竜ともども命を狙われた!」
「そ、そんなこと」
キースさんが顔を真っ赤にしてアルフレッドに飛びかかろうとするが、私は慌てて彼を押しとどめる。ここで彼に反論してしまえば、キースさんが第一王子であることが発覚してしまう。
「兄は国外にいると聞いておりますので、ゴドウィン公爵によるものでしょう。その証拠にゴドウィン公爵の家紋が彫られた短剣が、私の従魔に刺さっておりました!!」
そう言ってアルフレッドは血のりがべったりとついた短剣を私達の方へ投げてよこす。確かに家紋は彫ってあるが、これだけで父が暗殺部隊を送ったと決めつけるのは短絡的すぎる。何より身に覚えがないといった表情を浮かべている父が何よりもの証拠な気がした。
『グレイスちゃん。私達が幸せになるためには、これしかないのよっ!!』
切羽詰まったオリヴィアの声に、アルフレッドの行為の意味が初めて理解できた。おそらく暗殺者を送り込んだのはアルフレッド本人なのだろう。そしてその暗殺者がオリヴィアに返り討ちにあうことも分かっていて我が家の家紋が彫られた短剣を凶器として使用させたのだ。
犯人が誰なのかをオリヴィアに勘違いさせるために……。
彼の従魔となってしまったオリヴィアは一連の事件で軽く洗脳されているに違いない。おそらく規模は違うとはいえ、コロが私に言われて酒場の仕事を引き受けたのと同じ状況なのだろう。
「『クズ』なんて呼ばれて、幸せになれるわけないじゃないの!」
いつの間にか現れたエマが涙ながらにオリヴィアに向かって叫ぶ。
「本当に愛していたら、どんなことがあっても大切にしてもらえるものなのよ!! オリヴィア、止めて」
「あぁ……お前は学園を中退したバカだな。男で身を滅ぼしておいてよく言う」
エマの訴えをあざ笑うかのようにアルフレッドは苦笑する。
「さ、クズ! すべての元凶であるゴドウィン公爵と兄上を焼き払え」
アルフレッドはそう叫ぶと、オリヴィアは戸惑いながらも大きく息を吸い込む。貧民街の時には驚いた勢いで火をはいてしまったと言っていたオリヴィアだが、今回は本気で焼き殺しにかかっているのが分かる。
「お父様、逃げてください!!」
そう叫んだ瞬間、大きな影が私の前に現れた。それがあまりにも大きすぎて、手の一部だということに気付くまで数秒を要する。
『母上、大丈夫ですか?!』
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