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戦場
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太陽が水平線にちょうど沈み、紫からオレンジのグラデーションに染まった空と海に敵船は黒い影となってはっきりと見えた。
ここはかつて豊かな漁村であった。しかし、繰り返される侵略の攻防の場となり今ではすっかり荒れ果て、土は焼かれて草も生えず、家屋の残骸と思しき木材や石材が生命の廃頽を象徴している。無数の石に覆われた浜は、裸足で歩くのにはちょっと痛いが、舟の上げ下ろしには適している。海底は急深で、浅いところはなだらかで舟の出入りが容易である。だからこそ漁村として栄えたのだが、このような地形は敵にとっての格好の狙い場となる。
今から戦争が始まろうとしている。
そして、この場に魔法の使えない卓人の姿があった。
「え、タクトも戦闘に参加するの?」
一時間ほど前のことだ。敵の襲来に慌ただしくなる兵学校で、戦場に向かおうとする卓人に声をかけたのはベラだった。
「だって、行かないといけないんじゃ……」
さっき決闘で勝ったとは思えないような、自我のない顔のタクトに危険を感じる。
「ナナリのタクト!」
二人に歩み寄ってきたのはニコライ教官だった。
「貴様の戦闘参加は認めん」
「え? だけど参加しないと……」
「回復魔法はできるのか?」
できるようになってない。
「使えることが戦闘参加への最低条件だと言ったはずだ」
その通りだ。だけど、せっかく決闘に勝ったのにという思いが抗おうとする。
そこへ別の教官が駆けつけた。
「ニコライ少佐、ナナリのタクトの参戦を認めろ」
「なんだと?」
教官はニコライに耳打ちして説明した理由は次の通りだった。
回復魔法は必ずしも使えずともほかの仲間ができるならなんとかなる。予科生の戦闘はその他の兵士が支援するのだから、戦場を体験させる方が有益とみるべきだ。戦闘を経れば記憶を取り戻すかもしれない。何より、成績主席のルイザに勝てたのは記憶を取り戻しつつある兆候かもしれないではないか――とのことだった。
ニコライはそれを聞いて鬼の形相になった。
そもそもルイザが決闘を申請してきたことに対し教官たちは私怨ではないかと異議を唱える者も少なくなかった。しかし一向に魔法を取り戻す様子もないタクトをみて、おそらく負けるからここで退学にすることが適切ではないかとの意見も多かった。彼のような事例はこれまでになく判断は難しいが、いくら教育的立場といっても長引かせるほど問題が大きくなることは明白だった。ニコライもその方が正しいと思った。決闘を機会にタクトを軍から除籍する方向に定まっていた。
だが勝ってしまった。
教官たちの評価は一転した。
「その考え方は危険だ!」
「だがナナリのタクトが記憶を戻せば、味方の犠牲が減る」
「戦術において甘い想定をするのは間違っている」
「凝り固まった規則に考えが束縛されれば、難しい局面は打開できない。だいたい、タクトの剣術は戦場でもなんとかなると言ったのはお前だ」
確かに経過報告の際にはそのように述べた。
「だが魔法が使えんのだ。易々と規則を破るなら、軍とはただの暴力集団だ!」
「とにかくこれは上からの命令だ。どうしてもというなら本人の意向を聞け」
「ちっ」
いつまで続くかわからないこの戦争に幹部も疲弊している。首都からの支援も期待できない。そんな中で圧倒的な力に誰もが淡い期待をもつのは仕方ない。
「ナナリのタクト。貴様は本当に戦う覚悟はできているのか?」
その鋭い眼光は卓人の心底を見抜いているようだった。だが、答えはひとつしかない。
「はい!」
「ダメだよ、タクト。魔法が使えないのに戦場になんか出ちゃ」
それでも止めたのはベラだった。
「悪いがベラ、のんびりと話している時間はない。こうなった以上タクトは連れて行く。心配するな、死なせはせん」
「……お願いします。ニコライ先生」
バルツ軍は七隻の船だ。一隻につき百人乗っていたとして七百名程度の敵兵が上陸して攻めてくる。
これに対しドマニス軍は、今この戦場にいない予科生たちがつくった丸太のバリケードが海岸線沿いに大量に置いて待ち構える。それを抜けると土嚢を積み重ねてつくった擁壁が並び、次には塹壕がいくつも掘られている。敵はこれらによって足止めをされ集団で一気呵成に攻め込むことが不可能になる。そしてこれらをくぐり抜けた先に二千五百人の兵士が分厚い横陣を敷いている。
一つの擁壁には五人が配備し、彼らが魔法と弓矢で敵兵を削るとともに進軍の勢いを抑え、ある程度侵入されたところで撤退する。その後ろに剣をもった歩兵部隊が位置し、魔法でなく剣で突撃することになる。攻撃力の高い魔法を練り上げるには数秒の時間を要し、速さにおいては剣が優れているからだ。その後ろの魔法部隊が殺傷能力の高い魔法で前線支援を行うとともに、歩兵部隊をすり抜けた残りの敵兵を殲滅する。
――本当にそれでうまくいくんだろうか?
卓人はニコライが指揮する歩兵部隊にいた。
「お前、見たことないが、予科生だろ? こんなとこで死ぬんじゃねぇぞ」
「そうそう、若い奴は生き残ってなんぼ」
「死んだ経験ってのだけは、次に生かしようがねぇからなぁ」
「うほほほほ、うまいこと言うねぇ」
いかにも偉丈夫といった三、四〇代の男たちはひょろ長い少年を陽気に励ました。
『なんだか……イライラする……!』
卓人は自らを神経質な性格ではないと認識している。自分を囲むおじさんたちの下卑た物言いなど普段ならとくに気にすることもないはずだ。いや、むしろやさしさで声をかけてくれているのだ。しかしなぜか今日は癇に障る。
彼らのほとんどは回復魔法も使えないまま兵学校を卒業したそれほど優秀でない軍人だからだろうか。だけど自分の回りにはちゃんとその魔法が使える人がそろっている。
渡された厚手の革製の胴着や籠手が、この世界にきたときに身につけていたものと同じなのも気に入らなかった。海の匂いがそもそも気に入らない。奇妙な違和感がずぶずぶと正常な精神を蝕んでいるようだった。
何か大きな間違いを犯してしまっているような気がするがわからない。
思考は迷走しているのに、奇妙な冷静さがそんなの知らんぷりして視界だけはくっきりと確保していた。
――なんでこんな無駄なことを続けるんだろう。
その問いに対し剣術を指導したニコライはかつて、「敵には別の狙いがある」と言った。だが、その狙いがわからないから今こうせざるを得ないでいる。いや、わかっていたとしても、攻めてこられた以上はこの地を守る義務がある。受けて立つしかないのである。主導権は常に侵略する側にある。
自分の後ろの部隊にはベラがいて、レヴァンニは離れた部隊にいる。彼らも同じ気持ちなのだろうか。決闘での負傷で待機を命じられたルイザはどう思っているのだろうか。
ドマニス軍にとって負けるはずのない戦争となることは明らかだった。だからこそ、誰もがこの戦争で死にたくないと思っているし、その甘い気持ちに呑まれた者こそが死ぬこともわきまえている。これまででも誰も死ななかった戦いはなかったのだ。
「死ぬなよ」
「お前もな」
敵の船影が近づくにつれ、あちこちで互いに励ますよう声を掛け合い始める。
「タクト」
呼んだのはニコライだった。
「戦場でやるべきことをせずして――」
年齢にふさわしくない童顔は、敢えて言葉を選んでいるようだった。
「後悔することのないようにな」
それは婉曲に死ぬなと言いたかったのだろうか。
ここはかつて豊かな漁村であった。しかし、繰り返される侵略の攻防の場となり今ではすっかり荒れ果て、土は焼かれて草も生えず、家屋の残骸と思しき木材や石材が生命の廃頽を象徴している。無数の石に覆われた浜は、裸足で歩くのにはちょっと痛いが、舟の上げ下ろしには適している。海底は急深で、浅いところはなだらかで舟の出入りが容易である。だからこそ漁村として栄えたのだが、このような地形は敵にとっての格好の狙い場となる。
今から戦争が始まろうとしている。
そして、この場に魔法の使えない卓人の姿があった。
「え、タクトも戦闘に参加するの?」
一時間ほど前のことだ。敵の襲来に慌ただしくなる兵学校で、戦場に向かおうとする卓人に声をかけたのはベラだった。
「だって、行かないといけないんじゃ……」
さっき決闘で勝ったとは思えないような、自我のない顔のタクトに危険を感じる。
「ナナリのタクト!」
二人に歩み寄ってきたのはニコライ教官だった。
「貴様の戦闘参加は認めん」
「え? だけど参加しないと……」
「回復魔法はできるのか?」
できるようになってない。
「使えることが戦闘参加への最低条件だと言ったはずだ」
その通りだ。だけど、せっかく決闘に勝ったのにという思いが抗おうとする。
そこへ別の教官が駆けつけた。
「ニコライ少佐、ナナリのタクトの参戦を認めろ」
「なんだと?」
教官はニコライに耳打ちして説明した理由は次の通りだった。
回復魔法は必ずしも使えずともほかの仲間ができるならなんとかなる。予科生の戦闘はその他の兵士が支援するのだから、戦場を体験させる方が有益とみるべきだ。戦闘を経れば記憶を取り戻すかもしれない。何より、成績主席のルイザに勝てたのは記憶を取り戻しつつある兆候かもしれないではないか――とのことだった。
ニコライはそれを聞いて鬼の形相になった。
そもそもルイザが決闘を申請してきたことに対し教官たちは私怨ではないかと異議を唱える者も少なくなかった。しかし一向に魔法を取り戻す様子もないタクトをみて、おそらく負けるからここで退学にすることが適切ではないかとの意見も多かった。彼のような事例はこれまでになく判断は難しいが、いくら教育的立場といっても長引かせるほど問題が大きくなることは明白だった。ニコライもその方が正しいと思った。決闘を機会にタクトを軍から除籍する方向に定まっていた。
だが勝ってしまった。
教官たちの評価は一転した。
「その考え方は危険だ!」
「だがナナリのタクトが記憶を戻せば、味方の犠牲が減る」
「戦術において甘い想定をするのは間違っている」
「凝り固まった規則に考えが束縛されれば、難しい局面は打開できない。だいたい、タクトの剣術は戦場でもなんとかなると言ったのはお前だ」
確かに経過報告の際にはそのように述べた。
「だが魔法が使えんのだ。易々と規則を破るなら、軍とはただの暴力集団だ!」
「とにかくこれは上からの命令だ。どうしてもというなら本人の意向を聞け」
「ちっ」
いつまで続くかわからないこの戦争に幹部も疲弊している。首都からの支援も期待できない。そんな中で圧倒的な力に誰もが淡い期待をもつのは仕方ない。
「ナナリのタクト。貴様は本当に戦う覚悟はできているのか?」
その鋭い眼光は卓人の心底を見抜いているようだった。だが、答えはひとつしかない。
「はい!」
「ダメだよ、タクト。魔法が使えないのに戦場になんか出ちゃ」
それでも止めたのはベラだった。
「悪いがベラ、のんびりと話している時間はない。こうなった以上タクトは連れて行く。心配するな、死なせはせん」
「……お願いします。ニコライ先生」
バルツ軍は七隻の船だ。一隻につき百人乗っていたとして七百名程度の敵兵が上陸して攻めてくる。
これに対しドマニス軍は、今この戦場にいない予科生たちがつくった丸太のバリケードが海岸線沿いに大量に置いて待ち構える。それを抜けると土嚢を積み重ねてつくった擁壁が並び、次には塹壕がいくつも掘られている。敵はこれらによって足止めをされ集団で一気呵成に攻め込むことが不可能になる。そしてこれらをくぐり抜けた先に二千五百人の兵士が分厚い横陣を敷いている。
一つの擁壁には五人が配備し、彼らが魔法と弓矢で敵兵を削るとともに進軍の勢いを抑え、ある程度侵入されたところで撤退する。その後ろに剣をもった歩兵部隊が位置し、魔法でなく剣で突撃することになる。攻撃力の高い魔法を練り上げるには数秒の時間を要し、速さにおいては剣が優れているからだ。その後ろの魔法部隊が殺傷能力の高い魔法で前線支援を行うとともに、歩兵部隊をすり抜けた残りの敵兵を殲滅する。
――本当にそれでうまくいくんだろうか?
卓人はニコライが指揮する歩兵部隊にいた。
「お前、見たことないが、予科生だろ? こんなとこで死ぬんじゃねぇぞ」
「そうそう、若い奴は生き残ってなんぼ」
「死んだ経験ってのだけは、次に生かしようがねぇからなぁ」
「うほほほほ、うまいこと言うねぇ」
いかにも偉丈夫といった三、四〇代の男たちはひょろ長い少年を陽気に励ました。
『なんだか……イライラする……!』
卓人は自らを神経質な性格ではないと認識している。自分を囲むおじさんたちの下卑た物言いなど普段ならとくに気にすることもないはずだ。いや、むしろやさしさで声をかけてくれているのだ。しかしなぜか今日は癇に障る。
彼らのほとんどは回復魔法も使えないまま兵学校を卒業したそれほど優秀でない軍人だからだろうか。だけど自分の回りにはちゃんとその魔法が使える人がそろっている。
渡された厚手の革製の胴着や籠手が、この世界にきたときに身につけていたものと同じなのも気に入らなかった。海の匂いがそもそも気に入らない。奇妙な違和感がずぶずぶと正常な精神を蝕んでいるようだった。
何か大きな間違いを犯してしまっているような気がするがわからない。
思考は迷走しているのに、奇妙な冷静さがそんなの知らんぷりして視界だけはくっきりと確保していた。
――なんでこんな無駄なことを続けるんだろう。
その問いに対し剣術を指導したニコライはかつて、「敵には別の狙いがある」と言った。だが、その狙いがわからないから今こうせざるを得ないでいる。いや、わかっていたとしても、攻めてこられた以上はこの地を守る義務がある。受けて立つしかないのである。主導権は常に侵略する側にある。
自分の後ろの部隊にはベラがいて、レヴァンニは離れた部隊にいる。彼らも同じ気持ちなのだろうか。決闘での負傷で待機を命じられたルイザはどう思っているのだろうか。
ドマニス軍にとって負けるはずのない戦争となることは明らかだった。だからこそ、誰もがこの戦争で死にたくないと思っているし、その甘い気持ちに呑まれた者こそが死ぬこともわきまえている。これまででも誰も死ななかった戦いはなかったのだ。
「死ぬなよ」
「お前もな」
敵の船影が近づくにつれ、あちこちで互いに励ますよう声を掛け合い始める。
「タクト」
呼んだのはニコライだった。
「戦場でやるべきことをせずして――」
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