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スカートめくりに関する考察③
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「お前もかなりの重傷だったらしいな。でも元気そうで何よりだ」
「ありがとう」
ひとまずは無難に答えてみたが、その表情は心から快復を喜んでくれているようだった。
そしてレヴァンニは問うた。
「やっぱり、ナタリア先生のおかげなのか?」
「うん、毎日回復魔法をかけてくれたおかげだね」
「そうか、うらやましいなあ。回復魔法かけながら、触らせてくれるんだろう?」
「何を?」
最後の動詞が謎だった。
「あのでっかい胸をさ。そりゃあ、あのやわらかさに包まれればどんな怪我でもすぐに治っちまうだろう」
「……?」
何かがおかしいとエミリを見ると、その表情は何かを訴えかけていた。
「ところでタクト。例の、あれはどうなった?」
「あれ?」
「そうだよ! 例の! 白目細工のフィギュア! ずっとずっと、ずっとずっとずっとずっと、ずーっと待ってるんだが。ぼいんぼいんでぷるんぷるんのつくってくれるって!」
卓人はそれが何を指しているか想像がついた。と同時に妙な汗が噴き出してきた。
見かねたエミリが間に入ってきた。
「あ、あのね、レヴァンニ。お兄ちゃん、戦場で怪我したときに記憶がなくなっちゃったの。だから、そういうの全然覚えてなくて……」
レヴァンニはそれを聞くと一瞬呆然とし、いかにもショックを受けたかのようによろめいて膝を折った。
「そうか……そうだったのか。大変だったなあ、タクト。いや、大変なのはエミリちゃんのほうだよな……」
うなだれたかと思えば、なぜか手を伸ばしてエミリのスカートを「ちらり」とあえて声に出してめくろうとする。すでに想定済みだったのか次の瞬間、つま先が顔面にめり込む。
「ふふふふ、エミリちゃん。とても素敵な一撃だったよ」
鼻血を流しながらもさわやかだ。エミリは兄の後ろに身を隠して、威風堂々たる変質者に質問した。
「レヴァンニ、その荷物はどうしたの?」
「ああ、これから戦場に戻るところだよ。俺の怪我も完治しちゃったからな」
「……え?」
「バルツの軍がなかなか退いてくれないらしくてね、バカみたいな消耗戦になっちまってるんだ。首都からの大部隊が応援にくるまでにはもうちょっと時間がかかるようだから、俺たちみたいな怪我人ももう一度戦場に出ないと人手が足りないんだと」
言葉にはしぶしぶが含まれているが、使命として受けとる者の覚悟がその奥にあった。魔法による回復が可能なこの世界では、戦場で傷を負っても容易に復帰ができてしまう。
「ははは。そのうちタクトにも連絡がくるかもしれないが、その前に大部隊が追い払ってくれてるといいな」
レヴァンニは「じゃあな」と言うとかっこよく二本指を立てて自らの道を歩き始めた。気のいい変態の背中を見送りながらエミリは兄の袖をつまんだ。
「お兄ちゃん……」
せっかく帰ってきた兄がまた戦場に駆り出されてしまうのだろうか。また大怪我をしたりしないだろうか、いやもっとひどいことが起こるかもしれない。
兄の横顔は自分の心配を上回ってはるかに深刻だった。
だって、あれだけの大怪我をしたのだ。戦場に戻るなんて考えたくもないだろうに。
『軍になんて戻らなくてもいいよ、一緒にいよう』
お兄ちゃん子のエミリは、いつの頃か自分が甘えることで兄の自由を奪っていたことに気づくようになっていた。そのときからどんなに悲しくても兄を拘束することだけはやめようと心に誓った。だからこそ葛藤し、その言葉が出せない。
心配する妹を横に、卓人は左手をあごにていた。
何かをつかんだような気がしてどこでもないどこかを見つめていた。
――あの眼差しは……まるでオオカミのようですらあった。
レヴァンニがスカートをめくろうとする瞬間、比喩でなくまさに獲物を狩ろうとする目をしていた。完璧に狙いすまして次の行動に移ったのである。
――狩り?
そういえばスカートをめくるときのショータとゲオルギの目にも同様の鋭さがあった。
いや、シカを射るときのエミリの目もそうだった。
あれはまさに、何かを狩ろうとするときの目つきではないだろうか。
その瞬間、結論がまさに天から舞い降りてきた。
――スカートめくりとは、狩りの代償行為である。
人類は農耕を行うずっと以前から狩猟を行っていた。それはすでに本能といってもよい。しかしながら幼い子供に本当の狩りなどできるだろうか。それは肉体的にも経験的にもかなり難しい。さらに農耕という食糧を比較的安定に確保できる手段を手に入れた人類は、幼い時期に危険を冒してあえて狩りをさせる必要がなくなった。結果的に子供は本来もち備えている狩猟本能が満たされることがなくなった。
ゆえに子供たちは何らかの代償行為をもって補おうとする。
そのひとつの方法がスカートめくりなのではないだろうか?
つまり、子供たちはスカートめくりを通して疑似的に狩りを行っているのである。
その仮説は、これまでになく合理的な論理であるように思えた。可能性にあふれた仮説が導かれ、卓人の心は晴れ上がった。あとはこのことについて実験的に証明できればよいはずだ。
「はう!」
しかし同時に重大な事実に気づき、卓人はにわかに呻いた。
「お兄ちゃん?」
エミリを見れば、そこにはまさに研究対象であるスカートがあるではないか。
「それは……だめだ!」
仮説の証明とはすなわち、スカートをめくってみることに他ならない。しかしそれは紛れもない犯罪行為であった。
残酷だと批判があっても動物実験が行われているのは、高い再現性のある事実を積み重ねなければならないからだ。医学には人類を救うという崇高な名目がある。だがスカートめくりの本質がわかったところで人類は救われない。しかしながら一見何の役にも立たない知見の積み重ねが偉大なる叡智へとつながってゆくのもまた事実だ。そして仮説は実証されないままではただの空論でしかない。
この現実に卓人は頭を抱え、ひざまずいた。
「どうしたの、気分悪いの?」
「……いや、何でもない!」
「は! もしかして、戦場であった恐ろしいことを思い出したの? 大丈夫だから。ここは大丈夫。お兄ちゃんはもう、戦場になんて行く必要ないのよ」
「……そうじゃないんだ。僕は……こんなこと許されないんだ」
少なくともスカートめくりなど笑って許される年齢ではない。
「どうして? 私は許すよ。お兄ちゃんがどんなだって私は許す。だからお兄ちゃん、心配しなくていいから……!」
「い、いいのかい……?」
「うん」
悲劇とは、互いの思考のベクトルが違っているにもかかわらず、言葉が通じ合ってしまったときこそ起こってしまうのかもしれない。
人々の往来の真ん中でエミリのスカートがふわりと舞った。
その次に、拳が卓人の顔面にめり込んだ。
「ありがとう」
ひとまずは無難に答えてみたが、その表情は心から快復を喜んでくれているようだった。
そしてレヴァンニは問うた。
「やっぱり、ナタリア先生のおかげなのか?」
「うん、毎日回復魔法をかけてくれたおかげだね」
「そうか、うらやましいなあ。回復魔法かけながら、触らせてくれるんだろう?」
「何を?」
最後の動詞が謎だった。
「あのでっかい胸をさ。そりゃあ、あのやわらかさに包まれればどんな怪我でもすぐに治っちまうだろう」
「……?」
何かがおかしいとエミリを見ると、その表情は何かを訴えかけていた。
「ところでタクト。例の、あれはどうなった?」
「あれ?」
「そうだよ! 例の! 白目細工のフィギュア! ずっとずっと、ずっとずっとずっとずっと、ずーっと待ってるんだが。ぼいんぼいんでぷるんぷるんのつくってくれるって!」
卓人はそれが何を指しているか想像がついた。と同時に妙な汗が噴き出してきた。
見かねたエミリが間に入ってきた。
「あ、あのね、レヴァンニ。お兄ちゃん、戦場で怪我したときに記憶がなくなっちゃったの。だから、そういうの全然覚えてなくて……」
レヴァンニはそれを聞くと一瞬呆然とし、いかにもショックを受けたかのようによろめいて膝を折った。
「そうか……そうだったのか。大変だったなあ、タクト。いや、大変なのはエミリちゃんのほうだよな……」
うなだれたかと思えば、なぜか手を伸ばしてエミリのスカートを「ちらり」とあえて声に出してめくろうとする。すでに想定済みだったのか次の瞬間、つま先が顔面にめり込む。
「ふふふふ、エミリちゃん。とても素敵な一撃だったよ」
鼻血を流しながらもさわやかだ。エミリは兄の後ろに身を隠して、威風堂々たる変質者に質問した。
「レヴァンニ、その荷物はどうしたの?」
「ああ、これから戦場に戻るところだよ。俺の怪我も完治しちゃったからな」
「……え?」
「バルツの軍がなかなか退いてくれないらしくてね、バカみたいな消耗戦になっちまってるんだ。首都からの大部隊が応援にくるまでにはもうちょっと時間がかかるようだから、俺たちみたいな怪我人ももう一度戦場に出ないと人手が足りないんだと」
言葉にはしぶしぶが含まれているが、使命として受けとる者の覚悟がその奥にあった。魔法による回復が可能なこの世界では、戦場で傷を負っても容易に復帰ができてしまう。
「ははは。そのうちタクトにも連絡がくるかもしれないが、その前に大部隊が追い払ってくれてるといいな」
レヴァンニは「じゃあな」と言うとかっこよく二本指を立てて自らの道を歩き始めた。気のいい変態の背中を見送りながらエミリは兄の袖をつまんだ。
「お兄ちゃん……」
せっかく帰ってきた兄がまた戦場に駆り出されてしまうのだろうか。また大怪我をしたりしないだろうか、いやもっとひどいことが起こるかもしれない。
兄の横顔は自分の心配を上回ってはるかに深刻だった。
だって、あれだけの大怪我をしたのだ。戦場に戻るなんて考えたくもないだろうに。
『軍になんて戻らなくてもいいよ、一緒にいよう』
お兄ちゃん子のエミリは、いつの頃か自分が甘えることで兄の自由を奪っていたことに気づくようになっていた。そのときからどんなに悲しくても兄を拘束することだけはやめようと心に誓った。だからこそ葛藤し、その言葉が出せない。
心配する妹を横に、卓人は左手をあごにていた。
何かをつかんだような気がしてどこでもないどこかを見つめていた。
――あの眼差しは……まるでオオカミのようですらあった。
レヴァンニがスカートをめくろうとする瞬間、比喩でなくまさに獲物を狩ろうとする目をしていた。完璧に狙いすまして次の行動に移ったのである。
――狩り?
そういえばスカートをめくるときのショータとゲオルギの目にも同様の鋭さがあった。
いや、シカを射るときのエミリの目もそうだった。
あれはまさに、何かを狩ろうとするときの目つきではないだろうか。
その瞬間、結論がまさに天から舞い降りてきた。
――スカートめくりとは、狩りの代償行為である。
人類は農耕を行うずっと以前から狩猟を行っていた。それはすでに本能といってもよい。しかしながら幼い子供に本当の狩りなどできるだろうか。それは肉体的にも経験的にもかなり難しい。さらに農耕という食糧を比較的安定に確保できる手段を手に入れた人類は、幼い時期に危険を冒してあえて狩りをさせる必要がなくなった。結果的に子供は本来もち備えている狩猟本能が満たされることがなくなった。
ゆえに子供たちは何らかの代償行為をもって補おうとする。
そのひとつの方法がスカートめくりなのではないだろうか?
つまり、子供たちはスカートめくりを通して疑似的に狩りを行っているのである。
その仮説は、これまでになく合理的な論理であるように思えた。可能性にあふれた仮説が導かれ、卓人の心は晴れ上がった。あとはこのことについて実験的に証明できればよいはずだ。
「はう!」
しかし同時に重大な事実に気づき、卓人はにわかに呻いた。
「お兄ちゃん?」
エミリを見れば、そこにはまさに研究対象であるスカートがあるではないか。
「それは……だめだ!」
仮説の証明とはすなわち、スカートをめくってみることに他ならない。しかしそれは紛れもない犯罪行為であった。
残酷だと批判があっても動物実験が行われているのは、高い再現性のある事実を積み重ねなければならないからだ。医学には人類を救うという崇高な名目がある。だがスカートめくりの本質がわかったところで人類は救われない。しかしながら一見何の役にも立たない知見の積み重ねが偉大なる叡智へとつながってゆくのもまた事実だ。そして仮説は実証されないままではただの空論でしかない。
この現実に卓人は頭を抱え、ひざまずいた。
「どうしたの、気分悪いの?」
「……いや、何でもない!」
「は! もしかして、戦場であった恐ろしいことを思い出したの? 大丈夫だから。ここは大丈夫。お兄ちゃんはもう、戦場になんて行く必要ないのよ」
「……そうじゃないんだ。僕は……こんなこと許されないんだ」
少なくともスカートめくりなど笑って許される年齢ではない。
「どうして? 私は許すよ。お兄ちゃんがどんなだって私は許す。だからお兄ちゃん、心配しなくていいから……!」
「い、いいのかい……?」
「うん」
悲劇とは、互いの思考のベクトルが違っているにもかかわらず、言葉が通じ合ってしまったときこそ起こってしまうのかもしれない。
人々の往来の真ん中でエミリのスカートがふわりと舞った。
その次に、拳が卓人の顔面にめり込んだ。
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