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バースデイ イベント
Happy Birthdayイースト! その2!
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あの恥ずかしい日から二週間。準備は整った。あとは、、、
「気づいていなければ良いんだが、、、」
相手はあの占い師であるイーストだ。
占いで知っていた。なんて言われてしまったらお終いだ。、、、アイツなら言わなそうだが。
「予定時刻は今日、イーストが帰ってきたときだ。」
「おう!準備は完璧だし、後は派手に祝うだな!」
ウェストがワクワクしているとフェルノが恐る恐る口を開いた。
「水を差すようですみませんが、、、完璧、という言葉は無いんですよ。何処かで崩れてしまうかも知れません。確認を怠らないようにしなければ。」
ウェストが先ほどとは打って変わって嫌そうな顔で言った。
「なんかよ、フェルノお前、、、サウスに似てきたな。そのお節介の焼き加減とか。」
「そうですか?焼かないと駄目な人がいるからでは?」
「何だとぉ~!俺がお節介されなきゃ駄目な奴とでも!?」
「言ってませんよ。」
「自覚しているなら改善しないとね。ウェスト。」
分かってるけどよぉ、、、
と思い当たる節があるのだろう。ウェストは萎々と、なりながらそう言い、準備の確認を始めた。
さて、
「俺も、行ってくる。」
「アレが出来るまでの時間稼ぎですか?」
やはりこの仲間は良い。
口下手の俺の言いたいことを汲み取ってくれる。
「そうだ。」
「私たちの方は任せてくれ。イーストの方は任せたよ、ノース。」
「おうよ!こっちは任せてくれ!!」
「ウェスト!?そんなにクラッカーは要らないぞ!?」
「、、、こっちはなんとかするから。行っておいで。」
◇◆◇◆
サプライズの仕上げをサウス達に任せ、俺はイーストのもとに来た。
「?ノースじゃないか。どうかしたのか?」
「いいや。外に出たが、、、どこに行けば良いのかさっぱりでな。」
「丁度イーストを見つけた、から、、、だな。」
、、、やはり、言葉が詰まってしまう。
イーストは俺の辿々しい言葉でも理解してくれたようだ。
「ふふっ、わかった。さっきいい雰囲気のカフェを見つけたんだ。」
「そこでお茶でもしようか?」
俺達二人は、カフェに入った。
◇◆◇◆
「ウェスト!そこには飾りません!!」
「あと、イーストのスペルが違いますよ!?」
「ごめんよフェルノ~」
「、、、ウェスト、君はイーストを祝うシュミレーションをしといてくれ。」
「できる限り、動かず。」
「、、、は~い、、、」
◇◆◇◆
俺達はカフェに入り、俺はアイスキャラメルカフェを、イーストはドラゴンアイのジュースを頼んだ。
「なぁ、ドラゴンアイのジュースってなんだ?」
「白砂糖、ブラウンシュガーや水を煮詰めたシロップで私の地元にあったドラゴンアイというフルーツを乾燥させたものを煮詰めてつくるジュースだ。」
「こんな暑い日は夏バテになるからな。ドラゴンアイは薬膳として使われる実でもあって夏バテや貧血にいいんだ。」
イーストは物知りだ。
俺が知らないことを教えてくれる。
、、、そうだ。
「俺のところにも、モイチャーという飲み物がある。米を発酵させた飲み物で優しい甘さがある飲み物だ。」
今度は上手く、言えただろうか、、、
「そうか!それならノースの地元に行ってみるのもいいかもな!」
「ノースの地元はグローリアのリアだったか?」
、、、イーストは記憶力もいいらしい。
以前に言ったことまで覚えていた。本人が薄っすら言った事を覚えているぐらいのものを。
「嗚呼。のどかでいいぞ。」
「そうか。なぁ、ノースのことについて聞かせてくれないか?」
たまには、こんな日があってもいいだろう。
「いいぞ。その代わり、イーストについても聞くぞ。」
「嗚呼!何でも聞いてくれ!」
俺達はアレができるまで、話し続けた。
「気づいていなければ良いんだが、、、」
相手はあの占い師であるイーストだ。
占いで知っていた。なんて言われてしまったらお終いだ。、、、アイツなら言わなそうだが。
「予定時刻は今日、イーストが帰ってきたときだ。」
「おう!準備は完璧だし、後は派手に祝うだな!」
ウェストがワクワクしているとフェルノが恐る恐る口を開いた。
「水を差すようですみませんが、、、完璧、という言葉は無いんですよ。何処かで崩れてしまうかも知れません。確認を怠らないようにしなければ。」
ウェストが先ほどとは打って変わって嫌そうな顔で言った。
「なんかよ、フェルノお前、、、サウスに似てきたな。そのお節介の焼き加減とか。」
「そうですか?焼かないと駄目な人がいるからでは?」
「何だとぉ~!俺がお節介されなきゃ駄目な奴とでも!?」
「言ってませんよ。」
「自覚しているなら改善しないとね。ウェスト。」
分かってるけどよぉ、、、
と思い当たる節があるのだろう。ウェストは萎々と、なりながらそう言い、準備の確認を始めた。
さて、
「俺も、行ってくる。」
「アレが出来るまでの時間稼ぎですか?」
やはりこの仲間は良い。
口下手の俺の言いたいことを汲み取ってくれる。
「そうだ。」
「私たちの方は任せてくれ。イーストの方は任せたよ、ノース。」
「おうよ!こっちは任せてくれ!!」
「ウェスト!?そんなにクラッカーは要らないぞ!?」
「、、、こっちはなんとかするから。行っておいで。」
◇◆◇◆
サプライズの仕上げをサウス達に任せ、俺はイーストのもとに来た。
「?ノースじゃないか。どうかしたのか?」
「いいや。外に出たが、、、どこに行けば良いのかさっぱりでな。」
「丁度イーストを見つけた、から、、、だな。」
、、、やはり、言葉が詰まってしまう。
イーストは俺の辿々しい言葉でも理解してくれたようだ。
「ふふっ、わかった。さっきいい雰囲気のカフェを見つけたんだ。」
「そこでお茶でもしようか?」
俺達二人は、カフェに入った。
◇◆◇◆
「ウェスト!そこには飾りません!!」
「あと、イーストのスペルが違いますよ!?」
「ごめんよフェルノ~」
「、、、ウェスト、君はイーストを祝うシュミレーションをしといてくれ。」
「できる限り、動かず。」
「、、、は~い、、、」
◇◆◇◆
俺達はカフェに入り、俺はアイスキャラメルカフェを、イーストはドラゴンアイのジュースを頼んだ。
「なぁ、ドラゴンアイのジュースってなんだ?」
「白砂糖、ブラウンシュガーや水を煮詰めたシロップで私の地元にあったドラゴンアイというフルーツを乾燥させたものを煮詰めてつくるジュースだ。」
「こんな暑い日は夏バテになるからな。ドラゴンアイは薬膳として使われる実でもあって夏バテや貧血にいいんだ。」
イーストは物知りだ。
俺が知らないことを教えてくれる。
、、、そうだ。
「俺のところにも、モイチャーという飲み物がある。米を発酵させた飲み物で優しい甘さがある飲み物だ。」
今度は上手く、言えただろうか、、、
「そうか!それならノースの地元に行ってみるのもいいかもな!」
「ノースの地元はグローリアのリアだったか?」
、、、イーストは記憶力もいいらしい。
以前に言ったことまで覚えていた。本人が薄っすら言った事を覚えているぐらいのものを。
「嗚呼。のどかでいいぞ。」
「そうか。なぁ、ノースのことについて聞かせてくれないか?」
たまには、こんな日があってもいいだろう。
「いいぞ。その代わり、イーストについても聞くぞ。」
「嗚呼!何でも聞いてくれ!」
俺達はアレができるまで、話し続けた。
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