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現代社会
今の社会と僕の過去
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僕の夢を語る前に、まずはこの社会について話しておく必要がある。この社会は、表面上はとても華やかで政治も上手くいっている、、、そう見えるがいざ社会の影を見つめると、それが如何に汚いことの上でなされた事か、分かってくる。
この国は国際的に見ても発展している国であり、実際に最先端技術を使って幻想と呼ばれるアイテムも作り、普及させれるぐらいには科学技術は発展してる。
政治なんかも、国民は政治に積極的に参加し、其の為政治家も国を一番に考えているものだと。そう思うだろ?現実はそう小説なんかみたいに筋書き通りになっていない。現実には、必ず汚い所がある。
政治家は、国民にこういうんだ。
「私に票を入れたら税金を下げよう!」「私が選挙に勝てば、君達に金をやろう」
もちろん、他の人に見えないよう、聞こえないようにね。それを聞いたり、知った人達は何をするだろうか。そう、票を入れるんだ。結局は誰が一番話術が上手いか、それで勝敗が決まるんだ。
私利私欲で入った政治家がすることは、大抵予想がつく。死ぬほど遊ぶ、だ。じゃぁ其れを見られた時、政治家は何をすると思う?正解は、、、
賄賂を渡し、見逃せるor社会的に消すだな。
だからね、所謂、不祥事?っていうやつに遭遇しやすい職業は、まぁ記者か警察なんだ。そして賄賂を渡し、無かったことに政治家がする。交渉失敗すれば社会的に抹消する、、、これが僕にとっての社会の汚い所だ。
何故僕はこんなにも社会に、というか政治家に反抗的かって?其れは僕の過去に関わってくるんだ。
僕の生まれは代々政治家の家系の分家なんだ。優しい母に、少し子バカの父。何の変哲もない、至って普通の家庭で、幸せだった。あの日が来るまでは。
僕が小学4年生になった春、僕は両親と離れることになった。理由は本家が僕を欲しがった。ただ、其れだけ。
両親との最後の言葉は、引き取られる前日。何も知らない僕が両親と「おやすみなさい。お母さん、お父さん!」その言葉を交わして以来、両親とは合わせて貰っていないし、両親が生きている確証もない。僕が本家に求められたのは、義理の兄の支援だ。
義理の兄の名は藤鼠 蝋。藤鼠家の次期当主であり、汚い政治家共の性格の煮凝りみたいな奴だ。やれ「この俺はお前より優れている!」とか、「お前は俺の後ろで支えるために生まれたんだ」だとか、本家の奴らにもだ。あれ程明確な殺意を抱いたのはこれで最初で最後だと思う。
とまぁこんな事を強要され、僕は立派に彼奴等へ反抗的な子供になった。
けど、こんな僕でも昔に父に言われた言葉を今でも覚えている。其れは「汚いを、キレイにする人生を選択しなさい。」父曰く、「心も人生もそうだが、汚いと何時か自分自体が汚く見え、自身が壊れてしまう。だからキレイに出来る人生を歩みなさい。」だそうだ。
だから僕は社会を、政治家の家から見てこう思ったんだ。
ー嗚呼、なんで世間は政治家をキレイだと思うのか、こんなにも汚いのに。
そう思ったのは齢11歳のことだ。
中学生になり、玉の輿を狙う女子や僕の態度が気に入らない男子に絡まれることが多くなった。特に男子。元々護身術は嗜んでいた方ではあったため、そのまま中学の夜は喧嘩に明け暮れていた。
しかし、幻想が普及し始めた頃、僕も好奇心で幻想を使い始めた。使ってみて分かったことは、使用者によって能力が違うこと。使うエネルギーは生命エネルギーだということ。使いすぎによる使用者の末路は言わないでも理解できるだろう。
そして僕の幻想も分かった。僕の幻想は魔術探求者。使える魔法は知っている能力。一見最強幻想かと思えるが、逆に何も知らない者や探究心が強くない者だと何の役にも立たない能力と成り下がってしまう。そんな幻想だ。
さぁ、昔話も終わりにしようか!
ここからはどうやって”クリーニン”が此処迄大きくなったのか、そんな結成から始まる話をしよう!
この国は国際的に見ても発展している国であり、実際に最先端技術を使って幻想と呼ばれるアイテムも作り、普及させれるぐらいには科学技術は発展してる。
政治なんかも、国民は政治に積極的に参加し、其の為政治家も国を一番に考えているものだと。そう思うだろ?現実はそう小説なんかみたいに筋書き通りになっていない。現実には、必ず汚い所がある。
政治家は、国民にこういうんだ。
「私に票を入れたら税金を下げよう!」「私が選挙に勝てば、君達に金をやろう」
もちろん、他の人に見えないよう、聞こえないようにね。それを聞いたり、知った人達は何をするだろうか。そう、票を入れるんだ。結局は誰が一番話術が上手いか、それで勝敗が決まるんだ。
私利私欲で入った政治家がすることは、大抵予想がつく。死ぬほど遊ぶ、だ。じゃぁ其れを見られた時、政治家は何をすると思う?正解は、、、
賄賂を渡し、見逃せるor社会的に消すだな。
だからね、所謂、不祥事?っていうやつに遭遇しやすい職業は、まぁ記者か警察なんだ。そして賄賂を渡し、無かったことに政治家がする。交渉失敗すれば社会的に抹消する、、、これが僕にとっての社会の汚い所だ。
何故僕はこんなにも社会に、というか政治家に反抗的かって?其れは僕の過去に関わってくるんだ。
僕の生まれは代々政治家の家系の分家なんだ。優しい母に、少し子バカの父。何の変哲もない、至って普通の家庭で、幸せだった。あの日が来るまでは。
僕が小学4年生になった春、僕は両親と離れることになった。理由は本家が僕を欲しがった。ただ、其れだけ。
両親との最後の言葉は、引き取られる前日。何も知らない僕が両親と「おやすみなさい。お母さん、お父さん!」その言葉を交わして以来、両親とは合わせて貰っていないし、両親が生きている確証もない。僕が本家に求められたのは、義理の兄の支援だ。
義理の兄の名は藤鼠 蝋。藤鼠家の次期当主であり、汚い政治家共の性格の煮凝りみたいな奴だ。やれ「この俺はお前より優れている!」とか、「お前は俺の後ろで支えるために生まれたんだ」だとか、本家の奴らにもだ。あれ程明確な殺意を抱いたのはこれで最初で最後だと思う。
とまぁこんな事を強要され、僕は立派に彼奴等へ反抗的な子供になった。
けど、こんな僕でも昔に父に言われた言葉を今でも覚えている。其れは「汚いを、キレイにする人生を選択しなさい。」父曰く、「心も人生もそうだが、汚いと何時か自分自体が汚く見え、自身が壊れてしまう。だからキレイに出来る人生を歩みなさい。」だそうだ。
だから僕は社会を、政治家の家から見てこう思ったんだ。
ー嗚呼、なんで世間は政治家をキレイだと思うのか、こんなにも汚いのに。
そう思ったのは齢11歳のことだ。
中学生になり、玉の輿を狙う女子や僕の態度が気に入らない男子に絡まれることが多くなった。特に男子。元々護身術は嗜んでいた方ではあったため、そのまま中学の夜は喧嘩に明け暮れていた。
しかし、幻想が普及し始めた頃、僕も好奇心で幻想を使い始めた。使ってみて分かったことは、使用者によって能力が違うこと。使うエネルギーは生命エネルギーだということ。使いすぎによる使用者の末路は言わないでも理解できるだろう。
そして僕の幻想も分かった。僕の幻想は魔術探求者。使える魔法は知っている能力。一見最強幻想かと思えるが、逆に何も知らない者や探究心が強くない者だと何の役にも立たない能力と成り下がってしまう。そんな幻想だ。
さぁ、昔話も終わりにしようか!
ここからはどうやって”クリーニン”が此処迄大きくなったのか、そんな結成から始まる話をしよう!
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