ディレクションの冒険

限界高校生

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希望の光

ストーリー③ part2

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N「気を付けろウェスト、ソイツの脅威は未知数だ!」
W「はっ!俺の敵じゃ、ねぇぜ!」
E「待て!」
E(ウェストの前に手を出す)
W「何すんだよ!?」
E「フェルノとの戦いを忘れたのか?一人で戦おうとするな!」
E「確かに、私は。かも知れない。」
E「だが、私も付いているということを忘れるな!」
N「そうだな。俺達は仲間だろ?」
SA「すぐに飛びつかなかったのは称賛しよう。」
SA「そん時はお前、死んでたからなぁ!」
W「何だとぉ?」
SA「だが!たとえ二人、三人がかりでかかってこようとも」
SA「状況は!何一つ変わりはしねぇ!」
SA「何故なら!俺の武器相棒はコイツだからよぉ」
SA(持っている銃を掲げる)
(銃を構える音)
W「じゅ、じゅ、銃だって!?」
SA「お前の武器相棒はその剣かぁ?」
SA「昔、知り合いが言ってたなぁ、、、。ハハッ!コイツは名言だ!」
Fe(Wの近くに近寄る)
Fe「イヤイヤ、大丈夫でしょ~」
Fe「弾丸が自分に当たる前に、そのサーベルでぶった斬るか、避ければ良いじゃないですか。」
W「んな神業、出来るならとっくにお前を倒してたわ!」
Fe「確かに!」
E「ここは、この私に任せてほしい!」
N「やるのか、を」
E「嗚呼。やるとも!」
SA「お前みたいな、雑魚で無能な奴に、何が出来るっていうんだ?」
E(呪文を唱え始める)
SA「お前、この俺を馬鹿にしているのか?、、、死ね!」
SA(銃のトリガーを引く)
SA「くっ、な、何だ、、、何だこりゃ!?トリガーが、トリガーが引けねぇ!?」
E「動きよ止まれストップ・ムーディング
E「私と、私の仲間に勝とうなど、、、十年、早いっ!」
E(膝をつく)
SA「クソっ、ジャムったか!」
SA(銃を投げ捨てる)
W(Eに駆け寄る)
W「大丈夫かイースト!」
E「心配ない。それよりもヤツを!」
N「下がってろイースト。このままだとお前が危険だ。」
N(Eを背負って舞台袖の近くまで下がる)
W(サーベルを手から離す)
W「俺は、師匠の教えでなぁ、、、騎士道を重んじている。武器のない相手に、武器は使わない!」
SA「ハッ!この俺をあまり見くびるんじゃねぇぞ!」
SA「俺は、武器アレが無くとも闘える!」
W・SA→戦闘開始
N「、、、フェルノ、」
Fe「なんです?」
N「フェルノは、アイツを支援サポートしないのか。」
Fe「確かに、このままだと負けそうですね、、、ですがお断りですよ。」
Fe「第一、私はまだ貴方がたの正式な仲間とはなっていません。」
Fe「しかも、」
W(SAを殴り飛ばす)
Fe「その必要は、たった今無くなりましたしね。」
W「さぁ、どうする!この世と別れる準備は出来たか?」
SA「ひ、ひぃ!金ならやる!いくらでもやるよ!いくらでも用意する!女だって良い!望みなら何だってやるよ!」
W「いらねぇな。そんな物」
SA「何でもだぞ!?いくらでもだぞ!?」
SA「お願いだ!何でもするから助けてくれ!」
W「、、、心臓泥棒ハート・シーフの、居場所を言え!」
SA「嗚呼!心臓泥棒ハート・シーフ、ストームの事か!」
SA「奴ならスデに!お前たちを追って城から出ている!」
SA「お前たちが探さずとも、時期にお前たちは殺されちまうだろうよ!」
W「奴が、俺達を?分かった。もう行け!死にたくなければな!」
SA「クソっ、覚えとけよ~!!」
SA(舞台袖へ捌ける)
ー暗くなるー
ナ「見事、サクスムを倒したウェスト達。四人は再びソリタリオへと足を進めた。」
ナ「だが道中で、ウェスト達はノースとはぐれてしまった。」
ナ「ウェスト達は事前に決めていた合流地点、通称灰色の街。グレイまで三人で行動することとなった。」
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