2 / 22
第一章 家族
第二話
しおりを挟む
「ただいまぁ。あ、お兄ちゃん!」
「おかえり、沙知。」
「お兄ちゃん!どうだったの?合格したの?」
ランドセルを背負ったまま、僕が座っているソファに飛び込んでくる沙知の体を受け止めてやる。
「実は…。」
「え!お、お兄ちゃん?」
わざと悲しい表情をしてやると、顔がさっと青くなる。
「あ、お、お兄ちゃん…。」
「うっそ!ちゃんと合格してるよ!今日は父さんがごちそう作るって!」
「もう!!お兄ちゃんの馬鹿!でもおめでとう!」
沙知が頬を膨らませた後、にっこりと笑って抱きついてくる。ありがとうと返事をして、「おやつあるぞ」と言うと「やったー!」と歓声を上げた。
「手洗いうがいしてくる!」
ドタバタと音を立てながら、二階へと登っていく沙知を見送り、冷蔵庫から父さんが用意してくれていたパンケーキの元を取り出す。
「お兄ちゃん、今日のおやつなぁに?」
「パンケーキだよ。最近好きなんだろ?」
「わーーい!」
廊下へと続く扉から顔だけ出して尋ねてくる沙知に返事をすると、またもや大きな歓声を上げて洗面所へと消えていく。その間に温めておいたフライパンにパンケーキの元を2枚分流し入れた。
「お父さんのパンケーキ大好き!」
「はいはい、座ってろ。」
横に来てフライパンを覗き込む沙知をリビングに追いやって、パンケーキを焼いている間に生クリームをハンドミキサーで泡立てる。今日は気分もいいし、フルーツも添えてやろう。シンクの下から缶詰を取り出して、ボウルに開ける。フライパンの蓋を開けて、ふつふつと気泡が出てきたところで、ひっくり返し、あと数分火を通す。沙知お気に入りの花柄のお皿と自分の分を用意して、ナイフとフォームも取り出しておいた。
「よし、完成。」
フライパンの中のパンケーキは予想通りふっくらと焼きあがっている。それをさらに移し替えて、もったりとした生クリームを上にたっぷり乗せて、イチゴとみかん、桃で飾り立てた。
「はい、朝穂特製パンケーキスペシャル!」
「わーー!すごい!お兄ちゃん、すごい!!」
「父さんのレシピなんだからおいしいに決まってるさ。」
リビングの大きなテーブルを前に行儀よく座っている沙知の前にお皿とナイフとフォークを置いてやると、目を輝かせてくれた。自分の分もその横に置く。
「召し上がれ。」
「いただきます!」
沙知が大きめに切り分けたパンケーキを口いっぱいに頬張る。
「んーー!おいひぃ!」
「ははっ。」
この蕩けるような笑顔だ。父さんが一番好きな表情は。料理が大好きでお店まで初めてしまった父さんが教えてくれた。
「俺は俺の料理を食べて幸せそうな顔をしてくれる人が幸せなんだ。料理はな、人を幸せにするんだ。」
父さんの言葉を思い出しながら、僕もパンケーキを頬張る。
「くぅ!おいしい!」
きっと僕も今、沙知と全く同じ顔をしているだろう。父さんの料理は最高だ。小さい頃から美味しいものを食べさせてくれたおかげで、僕は食事が大好きになってしまった。父さんからは「朝穂にはきっと料理の才能もある」と言われたが僕にはまだ分からない。たまにこうやって父さんに変わって沙知にお菓子を作るぐらい。それに、父さんが作った方が確実においしいのは分かってる。今日はそんな父さんが僕のためにごちそうを作ってくれるのだろう。思わず口角が緩む自分を自覚しながら、沙知の食事を眺めていた。
「朝穂!高校合格したんだってね!おめでとう!」
「ありがとう、母さん。」
午後6時ごろ、僕の合格を知った母さんが仕事を早めに切り上げて帰ってきてくれた。
「俺と同じ高校か。売店の焼きそばパンうまいぞ。」
高校2年生の満晴兄さんも陸上部の部活を休んで帰ってきてくれている。それにしても料理を作ってくれるはずの肝心の父さんが帰ってこない。
「ねぇ朝穂。お父さん、お昼過ぎに出て行ったのよね?」
スーツを脱ぎながら、母さんが聞いてくる。
「そうだよ。なんか店に忘れ物とってくるって言ってたから、すぐに帰ってくると思ってたんだけど…。」
「食材、買い込みまくってるんじゃないの?」
兄さんがテレビを見ながら話に入ってくる。
「確かにそうかも。朝穂の高校合格を祝おうとって張り切ってたから。」
「あはは!」
みんなで笑っていた時、固定電話が鳴った。
「あら、誰かしら。」
母さんが受話器を取る。
「もしもし?…えぇ、はぁ…。…えっ…?」
母さんの手から受話器が滑り落ち、ガシャンと不快な音を立てる。
「母さん?」
「嘘…、そんなはず。」
受話器からは男性が母さんを呼ぶ声がずっと響いていた。
「んっ…。」
ゆっくりと目を開けて、布団から出る。もう外は真っ暗だ。はめていたイヤホンもどこかにいってしまっている。いつの間にか眠ってしまっていた。もそもそとベッドから降りて、自分の部屋を出る。ゆっくりと階段を下りて、リビングに入った。
「あ、朝穂。寝てたの?もう、ご飯よ?」
「…。」
エプロンをつけた母さんがキッチンに立っている。返事はせずに、冷蔵庫の横に置いている棚から携帯食を取り出した。
「朝穂、そんなものじゃダメっていつも言ってるでしょ?今日は朝穂が好きなものを…。」
「いらないっていつも言ってるでしょ。」
料理の手を止めてこちらに寄ってくる母さんを制止する。母さんは僕の冷たい声音に固まってしまった。
「作ってもらったって僕は食べないよ。いつも言ってるのに、母さんが勝手に。」
「おい、いい加減にしろよ!」
リビングのソファに座ってテレビを見ていた兄さんが立ち上がって詰め寄ってくる。
「お前さ、母さんがどんな気持ちで料理してるのかわかんねーのかよ!法事にも顔出さねーし!餓鬼みたいなことしてんじゃねーよ!」
「っ!うるさいな!兄さんに関係ないだろ!」
「はぁ!お前がいつまでもそんなシケた顔してるからだろ!もう1年経つんだ、少しぐらい大人になって…。」
「うるさい!!もう1年?まだ1年なんだよ!あんたらに!お前らに何が分かるんだよ!そっか、所詮他人だもんな?あんたらに僕の気持ちなんか!」
「お前!!」
「やめて!!!」
僕の言葉を聞いて顔を真っ赤にした兄さんが殴りかかってくる。母さんが真っ青な表情で僕たちの間に入ってくる。
「お前、そんなこと本気で言ってんのかよ!」
「…そうだよ。母さんも、兄さんも、沙知も、所詮は血のつながってない他人だからね。」
「そんな風に思ってたの…?」
母さんが茫然とつぶやくが、僕は何も返せない。
「もうやめてよ、みんなぁ。」
リビングに入ってきた沙知がボロボロと涙をこぼしていた。
「っ!!」
僕はリビングを飛び出して、階段を駆け上がる。
「朝穂!」
母さんが僕を呼ぶ声が聞こえたが、聞こえないふりをして自分の部屋へと戻り、また布団の中へと潜り込んだ。
「この家の他人は…僕の方じゃないか。」
僕は2人の子持ちだった母さんと再婚した父さんの子供だ。2年前に結婚した父さんと母さん、義理の兄妹になった僕と兄さんと沙知。1年かけて少しずつ家族になろうとしていた矢先だった。父さんが店から帰る途中に交通事故にあった。信号無視をしてきた2トントラックに正面衝突された父さんの軽自動車は原型が分からないほど、ぐちゃぐちゃになっていた。事故現場には、大量の食材が散らばっていた。
父さんの葬式をした1年前から、僕は前に進めていない。いつまでもあの日に囚われている。そして、あの日から僕は、手料理を受け付けなくなってしまっていた。
「おかえり、沙知。」
「お兄ちゃん!どうだったの?合格したの?」
ランドセルを背負ったまま、僕が座っているソファに飛び込んでくる沙知の体を受け止めてやる。
「実は…。」
「え!お、お兄ちゃん?」
わざと悲しい表情をしてやると、顔がさっと青くなる。
「あ、お、お兄ちゃん…。」
「うっそ!ちゃんと合格してるよ!今日は父さんがごちそう作るって!」
「もう!!お兄ちゃんの馬鹿!でもおめでとう!」
沙知が頬を膨らませた後、にっこりと笑って抱きついてくる。ありがとうと返事をして、「おやつあるぞ」と言うと「やったー!」と歓声を上げた。
「手洗いうがいしてくる!」
ドタバタと音を立てながら、二階へと登っていく沙知を見送り、冷蔵庫から父さんが用意してくれていたパンケーキの元を取り出す。
「お兄ちゃん、今日のおやつなぁに?」
「パンケーキだよ。最近好きなんだろ?」
「わーーい!」
廊下へと続く扉から顔だけ出して尋ねてくる沙知に返事をすると、またもや大きな歓声を上げて洗面所へと消えていく。その間に温めておいたフライパンにパンケーキの元を2枚分流し入れた。
「お父さんのパンケーキ大好き!」
「はいはい、座ってろ。」
横に来てフライパンを覗き込む沙知をリビングに追いやって、パンケーキを焼いている間に生クリームをハンドミキサーで泡立てる。今日は気分もいいし、フルーツも添えてやろう。シンクの下から缶詰を取り出して、ボウルに開ける。フライパンの蓋を開けて、ふつふつと気泡が出てきたところで、ひっくり返し、あと数分火を通す。沙知お気に入りの花柄のお皿と自分の分を用意して、ナイフとフォームも取り出しておいた。
「よし、完成。」
フライパンの中のパンケーキは予想通りふっくらと焼きあがっている。それをさらに移し替えて、もったりとした生クリームを上にたっぷり乗せて、イチゴとみかん、桃で飾り立てた。
「はい、朝穂特製パンケーキスペシャル!」
「わーー!すごい!お兄ちゃん、すごい!!」
「父さんのレシピなんだからおいしいに決まってるさ。」
リビングの大きなテーブルを前に行儀よく座っている沙知の前にお皿とナイフとフォークを置いてやると、目を輝かせてくれた。自分の分もその横に置く。
「召し上がれ。」
「いただきます!」
沙知が大きめに切り分けたパンケーキを口いっぱいに頬張る。
「んーー!おいひぃ!」
「ははっ。」
この蕩けるような笑顔だ。父さんが一番好きな表情は。料理が大好きでお店まで初めてしまった父さんが教えてくれた。
「俺は俺の料理を食べて幸せそうな顔をしてくれる人が幸せなんだ。料理はな、人を幸せにするんだ。」
父さんの言葉を思い出しながら、僕もパンケーキを頬張る。
「くぅ!おいしい!」
きっと僕も今、沙知と全く同じ顔をしているだろう。父さんの料理は最高だ。小さい頃から美味しいものを食べさせてくれたおかげで、僕は食事が大好きになってしまった。父さんからは「朝穂にはきっと料理の才能もある」と言われたが僕にはまだ分からない。たまにこうやって父さんに変わって沙知にお菓子を作るぐらい。それに、父さんが作った方が確実においしいのは分かってる。今日はそんな父さんが僕のためにごちそうを作ってくれるのだろう。思わず口角が緩む自分を自覚しながら、沙知の食事を眺めていた。
「朝穂!高校合格したんだってね!おめでとう!」
「ありがとう、母さん。」
午後6時ごろ、僕の合格を知った母さんが仕事を早めに切り上げて帰ってきてくれた。
「俺と同じ高校か。売店の焼きそばパンうまいぞ。」
高校2年生の満晴兄さんも陸上部の部活を休んで帰ってきてくれている。それにしても料理を作ってくれるはずの肝心の父さんが帰ってこない。
「ねぇ朝穂。お父さん、お昼過ぎに出て行ったのよね?」
スーツを脱ぎながら、母さんが聞いてくる。
「そうだよ。なんか店に忘れ物とってくるって言ってたから、すぐに帰ってくると思ってたんだけど…。」
「食材、買い込みまくってるんじゃないの?」
兄さんがテレビを見ながら話に入ってくる。
「確かにそうかも。朝穂の高校合格を祝おうとって張り切ってたから。」
「あはは!」
みんなで笑っていた時、固定電話が鳴った。
「あら、誰かしら。」
母さんが受話器を取る。
「もしもし?…えぇ、はぁ…。…えっ…?」
母さんの手から受話器が滑り落ち、ガシャンと不快な音を立てる。
「母さん?」
「嘘…、そんなはず。」
受話器からは男性が母さんを呼ぶ声がずっと響いていた。
「んっ…。」
ゆっくりと目を開けて、布団から出る。もう外は真っ暗だ。はめていたイヤホンもどこかにいってしまっている。いつの間にか眠ってしまっていた。もそもそとベッドから降りて、自分の部屋を出る。ゆっくりと階段を下りて、リビングに入った。
「あ、朝穂。寝てたの?もう、ご飯よ?」
「…。」
エプロンをつけた母さんがキッチンに立っている。返事はせずに、冷蔵庫の横に置いている棚から携帯食を取り出した。
「朝穂、そんなものじゃダメっていつも言ってるでしょ?今日は朝穂が好きなものを…。」
「いらないっていつも言ってるでしょ。」
料理の手を止めてこちらに寄ってくる母さんを制止する。母さんは僕の冷たい声音に固まってしまった。
「作ってもらったって僕は食べないよ。いつも言ってるのに、母さんが勝手に。」
「おい、いい加減にしろよ!」
リビングのソファに座ってテレビを見ていた兄さんが立ち上がって詰め寄ってくる。
「お前さ、母さんがどんな気持ちで料理してるのかわかんねーのかよ!法事にも顔出さねーし!餓鬼みたいなことしてんじゃねーよ!」
「っ!うるさいな!兄さんに関係ないだろ!」
「はぁ!お前がいつまでもそんなシケた顔してるからだろ!もう1年経つんだ、少しぐらい大人になって…。」
「うるさい!!もう1年?まだ1年なんだよ!あんたらに!お前らに何が分かるんだよ!そっか、所詮他人だもんな?あんたらに僕の気持ちなんか!」
「お前!!」
「やめて!!!」
僕の言葉を聞いて顔を真っ赤にした兄さんが殴りかかってくる。母さんが真っ青な表情で僕たちの間に入ってくる。
「お前、そんなこと本気で言ってんのかよ!」
「…そうだよ。母さんも、兄さんも、沙知も、所詮は血のつながってない他人だからね。」
「そんな風に思ってたの…?」
母さんが茫然とつぶやくが、僕は何も返せない。
「もうやめてよ、みんなぁ。」
リビングに入ってきた沙知がボロボロと涙をこぼしていた。
「っ!!」
僕はリビングを飛び出して、階段を駆け上がる。
「朝穂!」
母さんが僕を呼ぶ声が聞こえたが、聞こえないふりをして自分の部屋へと戻り、また布団の中へと潜り込んだ。
「この家の他人は…僕の方じゃないか。」
僕は2人の子持ちだった母さんと再婚した父さんの子供だ。2年前に結婚した父さんと母さん、義理の兄妹になった僕と兄さんと沙知。1年かけて少しずつ家族になろうとしていた矢先だった。父さんが店から帰る途中に交通事故にあった。信号無視をしてきた2トントラックに正面衝突された父さんの軽自動車は原型が分からないほど、ぐちゃぐちゃになっていた。事故現場には、大量の食材が散らばっていた。
父さんの葬式をした1年前から、僕は前に進めていない。いつまでもあの日に囚われている。そして、あの日から僕は、手料理を受け付けなくなってしまっていた。
0
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。

【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

失恋して崖から落ちたら、山の主の熊さんの嫁になった
無月陸兎
BL
ホタル祭で夜にホタルを見ながら友達に告白しようと企んでいた俺は、浮かれてムードの欠片もない山道で告白してフラれた。更には足を踏み外して崖から落ちてしまった。
そこで出会った山の主の熊さんと会い俺は熊さんの嫁になった──。
チョロくてちょっぴりおつむが弱い主人公が、ひたすら自分の旦那になった熊さん好き好きしてます。

異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載

真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~
シキ
BL
全寮制学園モノBL。
倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。
倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……?
真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。
一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。
こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。
今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。
当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる