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第3章 魔導帝国ハビリオン編
世界は広いようで狭い…
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彼女(仮)はそのまま本を持って近くの店員と話をして少しすると俺の元へ戻ってくる
「……行くぞ」
そして2人で建物を出る…俺自身買いたい物は無かったのでそのままついて行く
しばらく歩くと大きな広場に出た…多くの人がいて子供達が走り回っている…この近くには出店とかは無いが別の意味で賑わっていると言えるだろう
彼女(仮)はそのまま広場の端の方に歩いていってしまうので慌ててついて行くと馬車がたくさんある所で止まった
「……貴族地区まで頼む」
「いつもありがとうございます!」
御者の人と知り合いなのか少し話をしてからお金を渡す…そして俺も一緒に馬車に乗る…中は討伐の時乗った馬車よりは狭いけど2人しか乗ってないしまず馬車の形が違う
貴族地区まで…とか言ってたのでもしかしたら異世界版タクシーなのかもしれない…この国は広いし結構便利だと思う
「……名前を聞いていなかったな俺はハティオだ」
馬車の事を考えていたら彼女(仮)が口を開いた…そういえば自己紹介を忘れてた!やばいやばい…
ん?ハティオって男みたいな名前だなーまぁ可愛いっちゃ可愛いかな?うんうん…あれ?ハティオ?どこかで聞いたような…?
「えーと…俺の名前はユウトです」
「……ユウト?…ふむ……よろしくな」
「よろしくお願いします」
自己紹介をし終わった後はそのままどちらとも何も話さずにいた…ちょっと気まずい…
でも馬車だったのであっという間に貴族地区の出入口らしき門までやってきた…貴族地区は高い柵のようなもので囲まれておりその柵にも魔法がかかっているようだ
門の警備をしているらしき兵士にハティオさんが少し話をすると兵士がすぐに門を開けてくれた…もしかしたらハティオさんは貴族なのかもしれない…すごいな
そのまま門を進んで貴族地区を移動していると小心者の俺が顔を出す
…貴族地区って俺みたいな庶民が来ていい所なのか?ハティオさんがいるから大丈夫だと思うけど少しビクビクする…聞いてみようかな…
「あ…あの…」
「……どうした?」
窓の外を見ていたハティオさんがこちらに顔を向けた
「俺ってその…貴族地区に入っても大丈夫なんです…か?」
俺がそう言うと少し驚いたような顔をしてから面白いものを見たように笑った
「……俺が一緒にいるからな大丈夫だ」
そう言われてホッとする…一応なにかあってもハティオさんに助けを求めればいいのか…よかった
そんな男前なハティオさんに安心していると馬車が止まる…俺の近くの窓を見てみると目の前に高い塔があった
…た…高い…周りは3階建てくらいなのにこの塔10階以上あるかも…そういえばこの国を上空から見た時に塔があるのは知ってたけどこんなに高いとは…
「……行くぞ?」
「あっ!はいっ」
ハティオさんの声で我に返り急いで馬車から外に出る…御者の人はそれでは…と頭を下げてから馬車と一緒に行ってしまった
そのままハティオさんは塔の扉を開けて中に入る…俺もついて行き塔の中へと入った
入ったところは小さな部屋で明るく照らされていて少し涼しい…その先の扉を進むと少し大きい部屋があり人は何人かいる…が忙しなく動いているためこちらには気づいていないようだ
「……こっちだ」
ハティオさんと俺はさらにその先の部屋に進む…その部屋は小さい部屋で真ん中に魔法陣がある…もしかして…
「……移動するぞ」
…俺が魔法陣に乗った瞬間…魔法陣が光り…あっという間に研究室のような場所に俺達はいた…人が10人ほどいるがこの人達も忙しそうだ
「ハティオ様」
その中の1人が俺達に気づいて声をかけてくる…もしかしてハティオさんってここの偉い人なのかな?…俺…失礼なことしてないよね?
「……いつものを」
ハティオさんがその人と話している間に研究室を見回す…研究室にいる人達は人間だけでなくエルフや半獣人らしき人もいる
ここではなんの研究をしてるんだろう…?魔法とかの研究…じゃなさそうだな…なんか変な物体が変な液体に浸かってるし…研究室というより理科室みたいだ…
「あっ…すみませんっ」
「おっと…ごめんよ」
変な物体を見ていたため気付かず人とぶつかってしまった…相手も何かを持っていたらしく前があまり見えていないらしい
「ん?君は?どうしてここに?」
近くのテーブルに持っていたものを置いたその人はしゃがんで俺に目線を合わせてくれる…しゃがんで…しゃがんで…ケッッ!!
「あの…ハティオさんについてきてて…」
「ハティオ様と?そうだったんだね」
1度ハティオさんの方を見てからニコッと笑ったのは半獣人の人だった…この耳の形は…犬だな
《狐獣人です》
狐だな!尻尾もそんな感じだ!
俺のイメージ的に狐って悪賢い動物って思ってたけど…この人は爽やか系の青年で悪賢い感じしないな(偏見)
ハティオさんは話をしてた人と一緒に別の部屋に行ってしまい少し時間が出来たのでこの狐獣人の人と話をする…この人も暇だから話をしたいらしい
「あんまり研究員同士で世間話なんてしないんだよ…」
口を開けばみんな研究の話らしく少し疲れた様子で笑う狐獣人…アルさん
アルさんは数年間この塔で働いているらしく最近は特に忙しいらしい
「何かあるんですか?」
「うーんとね…」
話によると最近世界中で魔素が乱れているという現象が起きているそうで解決策などを探すので忙しいらしい…世界中で…大変だな…結構時間が無い…のかな?急がないと…
「塔によって研究する分野が違うんだけどここの塔は生物の研究でね…魔素の乱れによる生物の影響を研究してるんだ」
だから特に忙しい…と言っているアルさん…本当に忙しそうだな…
俺と話をしてていいの?と思ったがまぁ気分転換をしたいのかね?
「最近では外に行って直接調べなきゃわからないこともあってね…」
「大変なんですね…」
「そうなんだよ…」
その話をした時少し暗い顔したアルさん…どうしたんだろう?
「なにかあったんですか?」
そう聞くと少し考えてから俺の目を見てアルさんは口を開く
「仲良くしてくれた先輩がいてね…その人は直接調べるために色んな所へ行っていたんだけど数年前から行方がわからなくなっているんだ…」
そう言って俯いてしまうアルさん…
ま…まずいことを聞いてしまった…どうしよう…!どう励ましたら…いや…何を言っても励ましにならない気がする!ひぃぃ!どうしよう!
「えーと…あの…その…仲が良かったならやっぱり心配ですよね…」
「ああ…その人には弟がいるらしいんだがその弟もきっと心配しているだろう…本当にどこにいったんだあの人は…」
…ん?待てよ?弟…?ハビリオン…何か繋がる気がするぞ?…あっ!まさかっ!
俺はある事を思い出して慌ててその先輩の名前を聞く
「ん?ああ…先輩の名前はリュークって言うんだよ俺と同じように獣人なんだ」
そう言って笑顔になるアルさんに俺は確信を持った
その人知ってますぅぅぅ!!ていうか今ここにいますぅぅぅ!!無量空間の中にいますぅぅぅ!!
「…?どうしたんだ?顔色が悪いぞ?」
「い…いえ…なんでもありませんヨ…」
…俺…どうすればいいの?
「……行くぞ」
そして2人で建物を出る…俺自身買いたい物は無かったのでそのままついて行く
しばらく歩くと大きな広場に出た…多くの人がいて子供達が走り回っている…この近くには出店とかは無いが別の意味で賑わっていると言えるだろう
彼女(仮)はそのまま広場の端の方に歩いていってしまうので慌ててついて行くと馬車がたくさんある所で止まった
「……貴族地区まで頼む」
「いつもありがとうございます!」
御者の人と知り合いなのか少し話をしてからお金を渡す…そして俺も一緒に馬車に乗る…中は討伐の時乗った馬車よりは狭いけど2人しか乗ってないしまず馬車の形が違う
貴族地区まで…とか言ってたのでもしかしたら異世界版タクシーなのかもしれない…この国は広いし結構便利だと思う
「……名前を聞いていなかったな俺はハティオだ」
馬車の事を考えていたら彼女(仮)が口を開いた…そういえば自己紹介を忘れてた!やばいやばい…
ん?ハティオって男みたいな名前だなーまぁ可愛いっちゃ可愛いかな?うんうん…あれ?ハティオ?どこかで聞いたような…?
「えーと…俺の名前はユウトです」
「……ユウト?…ふむ……よろしくな」
「よろしくお願いします」
自己紹介をし終わった後はそのままどちらとも何も話さずにいた…ちょっと気まずい…
でも馬車だったのであっという間に貴族地区の出入口らしき門までやってきた…貴族地区は高い柵のようなもので囲まれておりその柵にも魔法がかかっているようだ
門の警備をしているらしき兵士にハティオさんが少し話をすると兵士がすぐに門を開けてくれた…もしかしたらハティオさんは貴族なのかもしれない…すごいな
そのまま門を進んで貴族地区を移動していると小心者の俺が顔を出す
…貴族地区って俺みたいな庶民が来ていい所なのか?ハティオさんがいるから大丈夫だと思うけど少しビクビクする…聞いてみようかな…
「あ…あの…」
「……どうした?」
窓の外を見ていたハティオさんがこちらに顔を向けた
「俺ってその…貴族地区に入っても大丈夫なんです…か?」
俺がそう言うと少し驚いたような顔をしてから面白いものを見たように笑った
「……俺が一緒にいるからな大丈夫だ」
そう言われてホッとする…一応なにかあってもハティオさんに助けを求めればいいのか…よかった
そんな男前なハティオさんに安心していると馬車が止まる…俺の近くの窓を見てみると目の前に高い塔があった
…た…高い…周りは3階建てくらいなのにこの塔10階以上あるかも…そういえばこの国を上空から見た時に塔があるのは知ってたけどこんなに高いとは…
「……行くぞ?」
「あっ!はいっ」
ハティオさんの声で我に返り急いで馬車から外に出る…御者の人はそれでは…と頭を下げてから馬車と一緒に行ってしまった
そのままハティオさんは塔の扉を開けて中に入る…俺もついて行き塔の中へと入った
入ったところは小さな部屋で明るく照らされていて少し涼しい…その先の扉を進むと少し大きい部屋があり人は何人かいる…が忙しなく動いているためこちらには気づいていないようだ
「……こっちだ」
ハティオさんと俺はさらにその先の部屋に進む…その部屋は小さい部屋で真ん中に魔法陣がある…もしかして…
「……移動するぞ」
…俺が魔法陣に乗った瞬間…魔法陣が光り…あっという間に研究室のような場所に俺達はいた…人が10人ほどいるがこの人達も忙しそうだ
「ハティオ様」
その中の1人が俺達に気づいて声をかけてくる…もしかしてハティオさんってここの偉い人なのかな?…俺…失礼なことしてないよね?
「……いつものを」
ハティオさんがその人と話している間に研究室を見回す…研究室にいる人達は人間だけでなくエルフや半獣人らしき人もいる
ここではなんの研究をしてるんだろう…?魔法とかの研究…じゃなさそうだな…なんか変な物体が変な液体に浸かってるし…研究室というより理科室みたいだ…
「あっ…すみませんっ」
「おっと…ごめんよ」
変な物体を見ていたため気付かず人とぶつかってしまった…相手も何かを持っていたらしく前があまり見えていないらしい
「ん?君は?どうしてここに?」
近くのテーブルに持っていたものを置いたその人はしゃがんで俺に目線を合わせてくれる…しゃがんで…しゃがんで…ケッッ!!
「あの…ハティオさんについてきてて…」
「ハティオ様と?そうだったんだね」
1度ハティオさんの方を見てからニコッと笑ったのは半獣人の人だった…この耳の形は…犬だな
《狐獣人です》
狐だな!尻尾もそんな感じだ!
俺のイメージ的に狐って悪賢い動物って思ってたけど…この人は爽やか系の青年で悪賢い感じしないな(偏見)
ハティオさんは話をしてた人と一緒に別の部屋に行ってしまい少し時間が出来たのでこの狐獣人の人と話をする…この人も暇だから話をしたいらしい
「あんまり研究員同士で世間話なんてしないんだよ…」
口を開けばみんな研究の話らしく少し疲れた様子で笑う狐獣人…アルさん
アルさんは数年間この塔で働いているらしく最近は特に忙しいらしい
「何かあるんですか?」
「うーんとね…」
話によると最近世界中で魔素が乱れているという現象が起きているそうで解決策などを探すので忙しいらしい…世界中で…大変だな…結構時間が無い…のかな?急がないと…
「塔によって研究する分野が違うんだけどここの塔は生物の研究でね…魔素の乱れによる生物の影響を研究してるんだ」
だから特に忙しい…と言っているアルさん…本当に忙しそうだな…
俺と話をしてていいの?と思ったがまぁ気分転換をしたいのかね?
「最近では外に行って直接調べなきゃわからないこともあってね…」
「大変なんですね…」
「そうなんだよ…」
その話をした時少し暗い顔したアルさん…どうしたんだろう?
「なにかあったんですか?」
そう聞くと少し考えてから俺の目を見てアルさんは口を開く
「仲良くしてくれた先輩がいてね…その人は直接調べるために色んな所へ行っていたんだけど数年前から行方がわからなくなっているんだ…」
そう言って俯いてしまうアルさん…
ま…まずいことを聞いてしまった…どうしよう…!どう励ましたら…いや…何を言っても励ましにならない気がする!ひぃぃ!どうしよう!
「えーと…あの…その…仲が良かったならやっぱり心配ですよね…」
「ああ…その人には弟がいるらしいんだがその弟もきっと心配しているだろう…本当にどこにいったんだあの人は…」
…ん?待てよ?弟…?ハビリオン…何か繋がる気がするぞ?…あっ!まさかっ!
俺はある事を思い出して慌ててその先輩の名前を聞く
「ん?ああ…先輩の名前はリュークって言うんだよ俺と同じように獣人なんだ」
そう言って笑顔になるアルさんに俺は確信を持った
その人知ってますぅぅぅ!!ていうか今ここにいますぅぅぅ!!無量空間の中にいますぅぅぅ!!
「…?どうしたんだ?顔色が悪いぞ?」
「い…いえ…なんでもありませんヨ…」
…俺…どうすればいいの?
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