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第3章 魔導帝国ハビリオン編
まるで俺がエサみたいな絵面だ…
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「ここが寮じゃよ」
ただ今俺達は寮の前に来ております…ほとんど学舎の説明無かったけどな!
目の前にはさっきの学舎に劣らない大きさの屋敷が…え?ここに住むの?俺場違い感半端ないんだけど
ボーッとしてる俺を置いてウィアベルさんはさっさと寮に入ってしまう…ちょっ!待ちなさい!
慌てて玄関を…あ…
言い方が違いますねここはentrance…ですね…!しかも学舎とは違い吹き抜けタイプのentranceですねはい
俺が首を痛めながら天井を見ているとウィアベルさんは正面の受付カウンターみたいな所に近付く
「ユウト君こっちへ来るのじゃ」
「あ…はい!」
慌てて受付のようなところへ行くと人…ではなく人くらいの大きさの人形のようなものがいた…
「これは金属のゴーレムじゃよ」
興味深げに見ていたのがわかったのかウィアベルさんが説明してくれる…ほほぅ…ゴーレム…ファンタジーですね!でも俺が思ってたより人っぽい…顔は無いけど…まぁそこは気にしなくていいか…
「この寮の事ならこのゴーレムに聞けば応えてくれるじゃろう」
そう言うとウィアベルさんはゴーレムに何かを言う…するとゴーレムが背後にある扉に入っていきしばらくすると戻ってきた
『ピ…ピー205ゴウシツノカギデス…オウケトリクダサイ』
ゴーレムは機械的な声でそう言いながら片手を差し出してきた…その手の上には鍵が乗っていてきっと部屋の鍵だろう
「うむ」
ウィアベルさんがそれを受け取って俺の方へ振り向く
「これがユウト君が泊まる部屋の鍵じゃよ」
205…ということは2階なのだろうか?この寮って何階建て?
ウィアベルさんは受付から右手側の奥に進んでいくので俺もついていく
奥には部屋のようなものがあり中に入ると大きな魔法陣のようなものが2つ横にならんでいた…これは?
「この魔法陣で自分の行きたい階層へ行くんじゃよ」
ウィアベルさんの説明によるとこの寮は3階建てになっていて空間術を使った魔法陣を使って階層を行き来するらしい…ちなみに右の魔法陣は2階…左は3階へ繋がっているみたいだ
おー!これがテレポートか!俺の【異世界に来てやってみたいことランキング】の上位のやってみたいことがこんなに早く叶うなんて!イエーイ!
「ユウト君の部屋は205号室か…2階じゃの」
俺とウィアベルさんは右の魔法陣の上に乗る…ど…どんな感じなんだろう…あ…待てよ?こういうのって酔って気持ち悪くなっちゃうみたいなのがお決まりだけど…
「では行くぞい」
「あ…まだ心の…!」
準備が…という前に魔法陣が光りを放ち…反射的に目をつぶったが体は気持ち悪い感じは無かった…よかった…テレポート酔い無さそうだ…安心安心!
目を開けるとそこには大きな広間があった
俺達がいるのはその四角い部屋の角の一つにある魔法陣の上だ
壁や天井はレンガで造られていて床には赤い絨毯が敷いてありソファやテーブルがいくつか置いてあるが天井が高いことで圧迫感がない
もしかしてここって談話室ってやつ?みんなでワイワイ喋る部屋みたいな?
「205号室は…こっちじゃな」
ウィアベルさんは左の角に向かい歩き出す…俺達がいた正面の角には1階に戻るための魔法陣があり左右の角から廊下に行くらしい…ここからじゃ角度的に見えないんだが…
廊下に出ると左右の壁に等間隔で扉が設置してあり一番近くの扉には201号室と書いてあるプレートが付いている
俺達は廊下を進んで205号室のプレートが付いている扉の前で止まる
「ここじゃな」
ウィアベルさんは鍵で扉を開けて部屋の中へ入る…ちょ…ウィアベルさんも入るの?もうここまででよくない?
俺もウィアベルさんの後ろから部屋を見る
中に少し広いリビングがあり壁には扉がいくつも設置してある
「ここはトイレじゃ…ここは…」
ウィアベルさんにトイレや風呂場の説明を聞きながら俺はリビングに違和感を感じる
…なんか私物みたいなものがリビングのテーブルに置いてありますよ?誰のですか?
「あのここって誰かいるんじゃ…?」
説明が大体終わったタイミングでウィアベルさんにそう聞く…すると
「そうじゃよ?寮の部屋は2人で一つじゃからの」
言っておらんかったか?というウィアベルさんに俺は言いたい…
言っておらんわ!!!
・・・
「はぁ……」
俺は自分の部屋のベッドでため息をつく…
あの後ウィアベルさんはすまんの!と悪びれる様子もなく俺の部屋の明日のことを説明して俺の部屋に持っていた荷物を置いて帰っていった
…あのおじいちゃん大丈夫か?学長先生なのに重要な事忘れるなよ!
同室ってめっちゃ緊張するじゃん!色々問題あるし…たとえ同室が決定事項だったとしても心の準備とかあるじゃん!
俺はリビングにあった時計を思い出す
壁に付けられていた時計はもうすぐ夕方だと教えてくれていた…つまりもうすぐ授業が終わる時間だ…
ちなみに1日は24時間だ…元の世界と変わらんね…まぁありがたいけど
学院は科によって登校…学院だから登院?時間が違うらしく基礎科は朝の9時からみたい
属性によって教室の場所が違うけど俺は1階の教室でノルス先生と基本的な事から勉強らしい…でも基礎科の基礎って…まぁ仕方ないよね!何にも知らないし!
ちなみに同室の人は俺と同じ基礎科の生徒らしい…一体どういう人なんだろう…仲良くなれるかね?
そんな事を考えていると玄関の方で音がした…同室の人が帰ってきたらしい…
…うぅ…めっちゃ緊張する…でも同室なんだから挨拶しなきゃダメだよね…
俺は深呼吸をしてから部屋の扉に手をかけてリビングへ入った
「あ…あの?」
リビングにいた同室者らしき人は背中を向けていて顔がよく見えない…なので声をかけてみるとこちらにパッと振り向き
「もしかして新しく来た同室の人?」
よろしくね!とニコッと笑った
その子の身長は俺よりも少し小さいくらいだが…その姿は…
「もしかしてノルス先生の…」
「そうだよ!ノルス先生は僕の父さん!」
く…熊の親子…
フェルと名乗った彼はノルス先生…つまり父親と一緒にこのハビリオンに来たらしい
獣人は魔法というより接近戦…物理攻撃が得意なのでは?と思ったが獣人が全員魔法使えないってわけじゃないか…
「そうだ!ユウトは今日初めて来たんでしょ?寮の中を案内してあげる!」
フェル君は俺の返事も聞かず自分の荷物を部屋に置いて俺を引っ張って廊下に出た…俺よりも少し体が小さいのに力が強い…さすが獣人…
俺はずるずる引きずられながら談話室にやって来た
さっきウィアベルさんと来た時とは違いちらほら人がいる
「じゃあ1階に行こ!」
そしてそのまま談話室の魔法陣に乗り1階へ…俺…いつまで引きずられるの?帰る頃にはボロボロになってるよ?
2階に行く時は受付から右の部屋を使ったが今回は左の部屋だったのでこっちが降りてくる用の魔法陣だろう…間違えないようにしなければ
俺は1階に降りたタイミングでなんとか引きずられるのを阻止してフェル君と一緒に寮の中を見て回ることにした…
ちょっと探検みたいでワクワクしてるのは秘密だ
――――――――――――――――――――――――――――――
皆さんこんちには!アオネコさんです
嬉しいことにこの小説のお気に入り件数が700件を越えました!作者大喜びです!
3日に1回の更新にも関わらず見てくださる皆様にそして感想をくださる方々に感謝を!作者がここまで頑張ってこれたのも皆様のおかげです!ありがとうございます!(最終回じゃない)
ダメな所も…というかダメなところしか無い作者ですがこれからも頑張っていきますので作者共々【こんな異世界望んでません!】をよろしくお願いします!
ただ今俺達は寮の前に来ております…ほとんど学舎の説明無かったけどな!
目の前にはさっきの学舎に劣らない大きさの屋敷が…え?ここに住むの?俺場違い感半端ないんだけど
ボーッとしてる俺を置いてウィアベルさんはさっさと寮に入ってしまう…ちょっ!待ちなさい!
慌てて玄関を…あ…
言い方が違いますねここはentrance…ですね…!しかも学舎とは違い吹き抜けタイプのentranceですねはい
俺が首を痛めながら天井を見ているとウィアベルさんは正面の受付カウンターみたいな所に近付く
「ユウト君こっちへ来るのじゃ」
「あ…はい!」
慌てて受付のようなところへ行くと人…ではなく人くらいの大きさの人形のようなものがいた…
「これは金属のゴーレムじゃよ」
興味深げに見ていたのがわかったのかウィアベルさんが説明してくれる…ほほぅ…ゴーレム…ファンタジーですね!でも俺が思ってたより人っぽい…顔は無いけど…まぁそこは気にしなくていいか…
「この寮の事ならこのゴーレムに聞けば応えてくれるじゃろう」
そう言うとウィアベルさんはゴーレムに何かを言う…するとゴーレムが背後にある扉に入っていきしばらくすると戻ってきた
『ピ…ピー205ゴウシツノカギデス…オウケトリクダサイ』
ゴーレムは機械的な声でそう言いながら片手を差し出してきた…その手の上には鍵が乗っていてきっと部屋の鍵だろう
「うむ」
ウィアベルさんがそれを受け取って俺の方へ振り向く
「これがユウト君が泊まる部屋の鍵じゃよ」
205…ということは2階なのだろうか?この寮って何階建て?
ウィアベルさんは受付から右手側の奥に進んでいくので俺もついていく
奥には部屋のようなものがあり中に入ると大きな魔法陣のようなものが2つ横にならんでいた…これは?
「この魔法陣で自分の行きたい階層へ行くんじゃよ」
ウィアベルさんの説明によるとこの寮は3階建てになっていて空間術を使った魔法陣を使って階層を行き来するらしい…ちなみに右の魔法陣は2階…左は3階へ繋がっているみたいだ
おー!これがテレポートか!俺の【異世界に来てやってみたいことランキング】の上位のやってみたいことがこんなに早く叶うなんて!イエーイ!
「ユウト君の部屋は205号室か…2階じゃの」
俺とウィアベルさんは右の魔法陣の上に乗る…ど…どんな感じなんだろう…あ…待てよ?こういうのって酔って気持ち悪くなっちゃうみたいなのがお決まりだけど…
「では行くぞい」
「あ…まだ心の…!」
準備が…という前に魔法陣が光りを放ち…反射的に目をつぶったが体は気持ち悪い感じは無かった…よかった…テレポート酔い無さそうだ…安心安心!
目を開けるとそこには大きな広間があった
俺達がいるのはその四角い部屋の角の一つにある魔法陣の上だ
壁や天井はレンガで造られていて床には赤い絨毯が敷いてありソファやテーブルがいくつか置いてあるが天井が高いことで圧迫感がない
もしかしてここって談話室ってやつ?みんなでワイワイ喋る部屋みたいな?
「205号室は…こっちじゃな」
ウィアベルさんは左の角に向かい歩き出す…俺達がいた正面の角には1階に戻るための魔法陣があり左右の角から廊下に行くらしい…ここからじゃ角度的に見えないんだが…
廊下に出ると左右の壁に等間隔で扉が設置してあり一番近くの扉には201号室と書いてあるプレートが付いている
俺達は廊下を進んで205号室のプレートが付いている扉の前で止まる
「ここじゃな」
ウィアベルさんは鍵で扉を開けて部屋の中へ入る…ちょ…ウィアベルさんも入るの?もうここまででよくない?
俺もウィアベルさんの後ろから部屋を見る
中に少し広いリビングがあり壁には扉がいくつも設置してある
「ここはトイレじゃ…ここは…」
ウィアベルさんにトイレや風呂場の説明を聞きながら俺はリビングに違和感を感じる
…なんか私物みたいなものがリビングのテーブルに置いてありますよ?誰のですか?
「あのここって誰かいるんじゃ…?」
説明が大体終わったタイミングでウィアベルさんにそう聞く…すると
「そうじゃよ?寮の部屋は2人で一つじゃからの」
言っておらんかったか?というウィアベルさんに俺は言いたい…
言っておらんわ!!!
・・・
「はぁ……」
俺は自分の部屋のベッドでため息をつく…
あの後ウィアベルさんはすまんの!と悪びれる様子もなく俺の部屋の明日のことを説明して俺の部屋に持っていた荷物を置いて帰っていった
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俺はリビングにあった時計を思い出す
壁に付けられていた時計はもうすぐ夕方だと教えてくれていた…つまりもうすぐ授業が終わる時間だ…
ちなみに1日は24時間だ…元の世界と変わらんね…まぁありがたいけど
学院は科によって登校…学院だから登院?時間が違うらしく基礎科は朝の9時からみたい
属性によって教室の場所が違うけど俺は1階の教室でノルス先生と基本的な事から勉強らしい…でも基礎科の基礎って…まぁ仕方ないよね!何にも知らないし!
ちなみに同室の人は俺と同じ基礎科の生徒らしい…一体どういう人なんだろう…仲良くなれるかね?
そんな事を考えていると玄関の方で音がした…同室の人が帰ってきたらしい…
…うぅ…めっちゃ緊張する…でも同室なんだから挨拶しなきゃダメだよね…
俺は深呼吸をしてから部屋の扉に手をかけてリビングへ入った
「あ…あの?」
リビングにいた同室者らしき人は背中を向けていて顔がよく見えない…なので声をかけてみるとこちらにパッと振り向き
「もしかして新しく来た同室の人?」
よろしくね!とニコッと笑った
その子の身長は俺よりも少し小さいくらいだが…その姿は…
「もしかしてノルス先生の…」
「そうだよ!ノルス先生は僕の父さん!」
く…熊の親子…
フェルと名乗った彼はノルス先生…つまり父親と一緒にこのハビリオンに来たらしい
獣人は魔法というより接近戦…物理攻撃が得意なのでは?と思ったが獣人が全員魔法使えないってわけじゃないか…
「そうだ!ユウトは今日初めて来たんでしょ?寮の中を案内してあげる!」
フェル君は俺の返事も聞かず自分の荷物を部屋に置いて俺を引っ張って廊下に出た…俺よりも少し体が小さいのに力が強い…さすが獣人…
俺はずるずる引きずられながら談話室にやって来た
さっきウィアベルさんと来た時とは違いちらほら人がいる
「じゃあ1階に行こ!」
そしてそのまま談話室の魔法陣に乗り1階へ…俺…いつまで引きずられるの?帰る頃にはボロボロになってるよ?
2階に行く時は受付から右の部屋を使ったが今回は左の部屋だったのでこっちが降りてくる用の魔法陣だろう…間違えないようにしなければ
俺は1階に降りたタイミングでなんとか引きずられるのを阻止してフェル君と一緒に寮の中を見て回ることにした…
ちょっと探検みたいでワクワクしてるのは秘密だ
――――――――――――――――――――――――――――――
皆さんこんちには!アオネコさんです
嬉しいことにこの小説のお気に入り件数が700件を越えました!作者大喜びです!
3日に1回の更新にも関わらず見てくださる皆様にそして感想をくださる方々に感謝を!作者がここまで頑張ってこれたのも皆様のおかげです!ありがとうございます!(最終回じゃない)
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