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:第11章 「凱旋」
・11-2 第214話:「猫人族の決意:1」
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・11-2 第214話:「猫人族の決意:1」
「な、おさむれーさま。マオさんは、どうしたんだべ? 」
トパスの屋敷での酒宴も終わり、用意された部屋に戻ろうというころ。
宴会の最中も何度か不思議そうな顔をしていた元村娘、フィーナにそうたずねられて、アルコールが入ってすっかりいい気分だった源九郎は真顔になっていた。
マオ。
猫人(ナオナー)族の行商人で、王都・パテラスノープルまでたどり着ける道筋を知らず、辺境をさまよっていたサムライたちをここまで案内してくれた相手。
そして、悪党を演じていたトパスによって、源九郎たちに仕事をさせるための[人質]にされていた存在だ。
もっとも、あの禿頭のドワーフは悪人などではなかった。
そのことを知ったフィーナは、王都に戻ってくれば当然、あの陽気でモフモフとした友達とも再会できると思っていたのだろう。
それが、なぜかどこにも姿が見えなかったし、話題にも登らなかった。
不思議、を通り越して、元村娘は真剣な疑問を抱いている様子。
———サムライは、言いよどんでしまう。
なぜなら彼は、猫人(ナオナー)の商人がどうして姿を見せないのか、その理由をなんとなく知っていたからだ。
最初、ケストバレーの調査に同行するのは、フィーナではなく、マオの方になるはずだった。人質の役割は、元村娘の側だったのだ。
しかし彼は悪党に利用され、このままでは酷い目に遭う、と怖れて、逃走を試みた。
つまり、我が身のかわいさのために、少女の身を危険にさらしたのだ。
トパスたちが実は悪党ではなかったのだから、実害はまったく生じなかっただろう。フィーナを無暗に傷つけるようなことはなかっただろうし、入れ替わりに人質になったマオも、酷い扱いを受けることはなかったはずだ。
だが、彼は自分が仲間を危険にさらしてしまったことを知っている。
恐怖の余り配慮ができていなかった、自分の行為がどんな意味を持っているのか気づいていなかった、という事情はあったが、今はもう、それがどんな行いだったか、マオはよく理解している。
フィーナと合わせる顔がない。
きっと彼はそう思っているのだろう。
そしておそらく、そのことを知っていたからトパスは宴席の途中で彼のことを話題の端にも登らせなかったのだ。
「そ、そういやぁ、いなかったな、マオさん」
もしマオがなんらかの心の整理をつけることができていたら、自ら姿をあらわし、フィーナに真実を告げただろう。
それをしないということは、まだ彼の中で気持ちの整理がつかないでいるのだ。
源九郎はなにがあったのかを知っているから、いくらでも説明することができる。できるのだが、それはあの猫人(ナオナー)自身がするべきことだと思っている。
だから、精一杯考えながら、はぐらかす。
「きっと、忙しいのさ。もしかしたらまた、商売でどっかに行ってて、王都にはいないだけなんじゃないか? 」
「そうなんだべか? でも、だったらトパスさんがなにか教えてくれると思うんだべが」
「ど、どうなんだろうな? トパスさんも、いろいろ忙しい人だろうから、忘れてたのかもな? 」
「むぅ……」
その返答を聞いた元村娘は、三白眼で、疑わしそうな視線でサムライのことを睨む。
なにかがおかしい。
なにかを隠している。
そう思っている表情だったが、しかし、彼女はそれ以上突っ込んでこず、不服そうな顔で自分にあてがわれた部屋へと戻って行った。
食い下がっても、教えてもらえない。
そう諦めたのかもしれなかった。
(俺だって、話してやりたいんだけどよ……)
心苦しかったが、これは、マオが決心をしなければどうにもできない問題だった。
源九郎が話してしまったのでは、本当の意味でのフィーナとの関係修復は難しくなってしまうはずだからだ。
気がかりではあったが、しばらくの間、二人は王都にいる。
その間に猫人(ナオナー)が覚悟を定めてくれることを祈りながら、サムライ自身も休むことにした。
———もっとも、ぐっすりと安眠することはできなかった。
「……さすがに、ちと飲み過ぎたか? 」
久しぶりに心置きなく飲めるという解放感と、心づくしの酒肴(しゅこう)。
ついつい調子に乗って、酒が進んでしまったのだ。
幸い、宿泊先となったトパスの屋敷には、自前で厠(かわや)が用意されている。
わざわざ外に出て公衆トイレに向かわずに済む。
「ふぃ~。セシリア嬢ちゃん、ずいぶん張り切ってくれてるけど、明日はどんなもてなしをしてくれるんだろうな~」
用を足しながら、サムライは明日行われる王家主催のもてなしを想像して顔をにやけさせる。
なにせ、この国の王様が直々にもてなしてくれるのだ。
トパスの用意した酒宴も豪華で楽しいものだったが、いったどんな料理や酒が振る舞われるのだろうと、期待せずにはいられない。
手洗いも済ませ、ほどよい気分で部屋に戻ろうとした時のことだった。
「……ん? なんだ? 」
ふと、自分の名前を呼ばれた気がして立ち止まる。
なんともか細い声。
今にも消えてしまいそうな、本当に存在するのかどうかわからないような……。
「……源九郎さん」
「ぬわっ!? 」
不気味だな、と思っていたところに、背後から少しはっきりした言葉を聞いて、サムライは思わず驚きの声を漏らしてしまっていた。
「な、なんだ、マオさんか。お、驚かさないでくれよ」
それから声のした方を振り返った源九郎は、安心するのと同時に少し驚いていた。
「すみません、こんな夜更けに……」
そこには、心苦しそうな表情の猫人(ナオナー)、マオの姿があったのだ。
「な、おさむれーさま。マオさんは、どうしたんだべ? 」
トパスの屋敷での酒宴も終わり、用意された部屋に戻ろうというころ。
宴会の最中も何度か不思議そうな顔をしていた元村娘、フィーナにそうたずねられて、アルコールが入ってすっかりいい気分だった源九郎は真顔になっていた。
マオ。
猫人(ナオナー)族の行商人で、王都・パテラスノープルまでたどり着ける道筋を知らず、辺境をさまよっていたサムライたちをここまで案内してくれた相手。
そして、悪党を演じていたトパスによって、源九郎たちに仕事をさせるための[人質]にされていた存在だ。
もっとも、あの禿頭のドワーフは悪人などではなかった。
そのことを知ったフィーナは、王都に戻ってくれば当然、あの陽気でモフモフとした友達とも再会できると思っていたのだろう。
それが、なぜかどこにも姿が見えなかったし、話題にも登らなかった。
不思議、を通り越して、元村娘は真剣な疑問を抱いている様子。
———サムライは、言いよどんでしまう。
なぜなら彼は、猫人(ナオナー)の商人がどうして姿を見せないのか、その理由をなんとなく知っていたからだ。
最初、ケストバレーの調査に同行するのは、フィーナではなく、マオの方になるはずだった。人質の役割は、元村娘の側だったのだ。
しかし彼は悪党に利用され、このままでは酷い目に遭う、と怖れて、逃走を試みた。
つまり、我が身のかわいさのために、少女の身を危険にさらしたのだ。
トパスたちが実は悪党ではなかったのだから、実害はまったく生じなかっただろう。フィーナを無暗に傷つけるようなことはなかっただろうし、入れ替わりに人質になったマオも、酷い扱いを受けることはなかったはずだ。
だが、彼は自分が仲間を危険にさらしてしまったことを知っている。
恐怖の余り配慮ができていなかった、自分の行為がどんな意味を持っているのか気づいていなかった、という事情はあったが、今はもう、それがどんな行いだったか、マオはよく理解している。
フィーナと合わせる顔がない。
きっと彼はそう思っているのだろう。
そしておそらく、そのことを知っていたからトパスは宴席の途中で彼のことを話題の端にも登らせなかったのだ。
「そ、そういやぁ、いなかったな、マオさん」
もしマオがなんらかの心の整理をつけることができていたら、自ら姿をあらわし、フィーナに真実を告げただろう。
それをしないということは、まだ彼の中で気持ちの整理がつかないでいるのだ。
源九郎はなにがあったのかを知っているから、いくらでも説明することができる。できるのだが、それはあの猫人(ナオナー)自身がするべきことだと思っている。
だから、精一杯考えながら、はぐらかす。
「きっと、忙しいのさ。もしかしたらまた、商売でどっかに行ってて、王都にはいないだけなんじゃないか? 」
「そうなんだべか? でも、だったらトパスさんがなにか教えてくれると思うんだべが」
「ど、どうなんだろうな? トパスさんも、いろいろ忙しい人だろうから、忘れてたのかもな? 」
「むぅ……」
その返答を聞いた元村娘は、三白眼で、疑わしそうな視線でサムライのことを睨む。
なにかがおかしい。
なにかを隠している。
そう思っている表情だったが、しかし、彼女はそれ以上突っ込んでこず、不服そうな顔で自分にあてがわれた部屋へと戻って行った。
食い下がっても、教えてもらえない。
そう諦めたのかもしれなかった。
(俺だって、話してやりたいんだけどよ……)
心苦しかったが、これは、マオが決心をしなければどうにもできない問題だった。
源九郎が話してしまったのでは、本当の意味でのフィーナとの関係修復は難しくなってしまうはずだからだ。
気がかりではあったが、しばらくの間、二人は王都にいる。
その間に猫人(ナオナー)が覚悟を定めてくれることを祈りながら、サムライ自身も休むことにした。
———もっとも、ぐっすりと安眠することはできなかった。
「……さすがに、ちと飲み過ぎたか? 」
久しぶりに心置きなく飲めるという解放感と、心づくしの酒肴(しゅこう)。
ついつい調子に乗って、酒が進んでしまったのだ。
幸い、宿泊先となったトパスの屋敷には、自前で厠(かわや)が用意されている。
わざわざ外に出て公衆トイレに向かわずに済む。
「ふぃ~。セシリア嬢ちゃん、ずいぶん張り切ってくれてるけど、明日はどんなもてなしをしてくれるんだろうな~」
用を足しながら、サムライは明日行われる王家主催のもてなしを想像して顔をにやけさせる。
なにせ、この国の王様が直々にもてなしてくれるのだ。
トパスの用意した酒宴も豪華で楽しいものだったが、いったどんな料理や酒が振る舞われるのだろうと、期待せずにはいられない。
手洗いも済ませ、ほどよい気分で部屋に戻ろうとした時のことだった。
「……ん? なんだ? 」
ふと、自分の名前を呼ばれた気がして立ち止まる。
なんともか細い声。
今にも消えてしまいそうな、本当に存在するのかどうかわからないような……。
「……源九郎さん」
「ぬわっ!? 」
不気味だな、と思っていたところに、背後から少しはっきりした言葉を聞いて、サムライは思わず驚きの声を漏らしてしまっていた。
「な、なんだ、マオさんか。お、驚かさないでくれよ」
それから声のした方を振り返った源九郎は、安心するのと同時に少し驚いていた。
「すみません、こんな夜更けに……」
そこには、心苦しそうな表情の猫人(ナオナー)、マオの姿があったのだ。
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