117 / 226
:第4章 「危険なシゴト」
・4-4 第118話 「金貨の正体:2」
しおりを挟む
・4-4 第118話 「金貨の正体:2」
源九郎はてっきり、プリーム金貨というのは金を主成分とする合金を鋳型に流し込んで鋳造したものであるのだと思い込んでいた。
金貨というのは、大抵そういうものなのだ。
その価値は含まれている金の含有量、その他の貴金属類との比率、そして全体の重量で決まる。
だが、真っ二つに割られたプリーム金貨の中には、とても貴金属とは思えないものが入っていた。
金属でできているというのは間違いない。
鼠色の、鈍い輝きを放っている。
銀ではなさそうだし、錫などでもなさそうだ。
その輝きは、そう。
鉄に似ている。
「いいかい、猫人(ナオナー)さんよ。コイツはな、鉄を金でメッキした、ただの贋金なのさ」
その推測を、トパスの言葉が肯定してくれる。
「そ、そんなの、おかしいですにゃ! できるはずがない! 」
マオは驚愕で双眸を見開き、アタフタと両手を上下に振りながら、半ば自分に言い聞かせているような口調で抗議する。
「た、確かに鉄を金でメッキすれば、見た目はごまかせますにゃ! ですが、重さは! 重さはごまかしようがないですにゃ! プリーム金貨は、ほぼ純金でできたもの! その中に鉄が入っていたら、天秤で計ればすぐにわかるはずですにゃ! 」
鉄と金は、その外見だけではなく、比重も異なっている。
同じ体積であっても、鉄の方がずっと軽いのだ。
だから表面を本物の金でコーティングしたとしても、秤にかければすぐに贋金だとわかってしまう。
本来のプリーム金貨よりも、この贋金はずっと軽いはずなのだ。
「そこよ、そこ。……そいつが、この贋金の厄介なところなのさ」
マオの必死な言葉にうなずいたトパスは頬杖を解き、子分たちに向かってちょいちょいと人差し指で合図をしてみせる。
すると鼠人が作業台に向かって行き、そこからノミとトンカチを持って戻って来る。
「まぁ、見てな」
それらを受け取った禿頭のドワーフは、半分に割られた贋金をテーブルの割れ目に挟み込み、鉄と金の層の境目を見極め、ハンマーで叩いてノミを入れ始める。
鉄と金は比重が異なっているだけではなく、その硬さも大きく違う金属だ。
だからしばら鋼鉄製のノミを入れていると柔らかい金の部分だけが削れてはがれていき、鉄の層がむき出しになる。
そしてトパスは、そのあらわになった表面を見えやすいようにテーブルの上の蝋燭の明かりにかざした。
「ここに、模様が刻み込まれているだろう? コイツは、魔法陣だ。半分に割れて効力を失っちまっているが、[実際よりも重くなる魔法]ってのがかけられている」
源九郎たちは身を乗り出し、目を細めて贋金に刻まれた魔法陣を眺める。
確かに、幾何学模様と文字のようなものを組み合わせられた、それらしい模様があった。
「さっき、金貨を叩き割った時に光が走って、衝撃波が出ただろう? それはこの魔法陣がそれまで機能していて、実際に魔法が働いていたってことなのさ」
まだ半信半疑といった様子の一行に向かって肩をすくめると、種明かしを済ませたトパスは半分に割られた贋金をじっくり手に取って観察できるようにマオに放ってよこす。
咄嗟にそれを受け取った彼は金のコーティングを削り取られてあらわになった鉄の層をしげしげと眺め、そしてあらためてそこに魔法陣が刻み込まれていることを確認すると、その場にへなへなとへたり込んでしまった。
「ま、まさか……。本当に、贋金だったなんて……」
そう呟く声は、絶望に震えている。
マオは全財産をはたいて、十枚のプリーム金貨を買いつけた。
それが破格の値段で売られており、王都であるパテラスノープルにまでもっていけば高値で売れ、大儲けできると信じて。
もちろん、彼も商人の端くれだ。
安売りされている品の真贋や出所については慎重に確認したのに違いない。
城門のところで検査を行ったドワーフの技師のように、その表面をじっくりと観察し、秤にかけて重さを確かめ、間違いなく本物だと確信したから、自身の身ぐるみまで売り払って[投資]をしたのだ。
その一世一代の賭けは、━━━大失敗に終わってしまった。
贋金とはいえ本物の金も少しは使われているのだから、決して無価値というわけではない。
しかしながら、この贋金を購入するために必要だったメイファ金貨四十枚分という財産と並ぶ価値はない。
騙され、大赤字になってしまったのだ。
「まぁそう落ち込むなよ。魔法まで使った贋金があるなんて、普通は誰も想像もしやしない。ワシらの業界でも、コイツが市場に出回っているって気づいたのはつい最近のことだ。行政の方も取り締まりに乗り出して城門での検査を強化、徹底しているわけだが、まぁ、普通に思いつくやり方じゃコイツのトリックは見破れやしない」
「そういうアンタらは、どうやって見破っているんだ? 」
「コイツが出回り始めた時は、サッパリ見抜けなかったな。けどよ、あんまり不自然な量が出回り始めたから、コイツは怪しいって気づいたのさ。今じゃ、金貨にかけられた魔法の効力を察知して見分ける専用の道具まで作っちまったからな、役人はごまかせてもワシらはもう、騙せやしないぜ」
源九郎の問いかけに、トパスはそう言って自分の指にはめられているものを得意満面に指し示す。
そこには指輪があり、どうやらそれが、贋金を見抜くための道具であるらしかった。残り九枚となった偽物のプリーム金貨の上にかざされると、指輪の一部がちかちかと光る。
贋金に働いている魔法の力に反応するようにできているようだ。
「さて、そういうわけだ。……アンタらには、ワシらをコケにしようとしたオトシマエ、きっちりつけてもらわんといかんなぁ」
本当に、マオのプリーム金貨は偽物であった。
その事実を突きつけられ、認めざるを得なかった一行が落胆してうつむいていると、トパスはテーブルの上で両手を組み合わせ、それから、勝ち誇ったような声でそう言った。
源九郎はてっきり、プリーム金貨というのは金を主成分とする合金を鋳型に流し込んで鋳造したものであるのだと思い込んでいた。
金貨というのは、大抵そういうものなのだ。
その価値は含まれている金の含有量、その他の貴金属類との比率、そして全体の重量で決まる。
だが、真っ二つに割られたプリーム金貨の中には、とても貴金属とは思えないものが入っていた。
金属でできているというのは間違いない。
鼠色の、鈍い輝きを放っている。
銀ではなさそうだし、錫などでもなさそうだ。
その輝きは、そう。
鉄に似ている。
「いいかい、猫人(ナオナー)さんよ。コイツはな、鉄を金でメッキした、ただの贋金なのさ」
その推測を、トパスの言葉が肯定してくれる。
「そ、そんなの、おかしいですにゃ! できるはずがない! 」
マオは驚愕で双眸を見開き、アタフタと両手を上下に振りながら、半ば自分に言い聞かせているような口調で抗議する。
「た、確かに鉄を金でメッキすれば、見た目はごまかせますにゃ! ですが、重さは! 重さはごまかしようがないですにゃ! プリーム金貨は、ほぼ純金でできたもの! その中に鉄が入っていたら、天秤で計ればすぐにわかるはずですにゃ! 」
鉄と金は、その外見だけではなく、比重も異なっている。
同じ体積であっても、鉄の方がずっと軽いのだ。
だから表面を本物の金でコーティングしたとしても、秤にかければすぐに贋金だとわかってしまう。
本来のプリーム金貨よりも、この贋金はずっと軽いはずなのだ。
「そこよ、そこ。……そいつが、この贋金の厄介なところなのさ」
マオの必死な言葉にうなずいたトパスは頬杖を解き、子分たちに向かってちょいちょいと人差し指で合図をしてみせる。
すると鼠人が作業台に向かって行き、そこからノミとトンカチを持って戻って来る。
「まぁ、見てな」
それらを受け取った禿頭のドワーフは、半分に割られた贋金をテーブルの割れ目に挟み込み、鉄と金の層の境目を見極め、ハンマーで叩いてノミを入れ始める。
鉄と金は比重が異なっているだけではなく、その硬さも大きく違う金属だ。
だからしばら鋼鉄製のノミを入れていると柔らかい金の部分だけが削れてはがれていき、鉄の層がむき出しになる。
そしてトパスは、そのあらわになった表面を見えやすいようにテーブルの上の蝋燭の明かりにかざした。
「ここに、模様が刻み込まれているだろう? コイツは、魔法陣だ。半分に割れて効力を失っちまっているが、[実際よりも重くなる魔法]ってのがかけられている」
源九郎たちは身を乗り出し、目を細めて贋金に刻まれた魔法陣を眺める。
確かに、幾何学模様と文字のようなものを組み合わせられた、それらしい模様があった。
「さっき、金貨を叩き割った時に光が走って、衝撃波が出ただろう? それはこの魔法陣がそれまで機能していて、実際に魔法が働いていたってことなのさ」
まだ半信半疑といった様子の一行に向かって肩をすくめると、種明かしを済ませたトパスは半分に割られた贋金をじっくり手に取って観察できるようにマオに放ってよこす。
咄嗟にそれを受け取った彼は金のコーティングを削り取られてあらわになった鉄の層をしげしげと眺め、そしてあらためてそこに魔法陣が刻み込まれていることを確認すると、その場にへなへなとへたり込んでしまった。
「ま、まさか……。本当に、贋金だったなんて……」
そう呟く声は、絶望に震えている。
マオは全財産をはたいて、十枚のプリーム金貨を買いつけた。
それが破格の値段で売られており、王都であるパテラスノープルにまでもっていけば高値で売れ、大儲けできると信じて。
もちろん、彼も商人の端くれだ。
安売りされている品の真贋や出所については慎重に確認したのに違いない。
城門のところで検査を行ったドワーフの技師のように、その表面をじっくりと観察し、秤にかけて重さを確かめ、間違いなく本物だと確信したから、自身の身ぐるみまで売り払って[投資]をしたのだ。
その一世一代の賭けは、━━━大失敗に終わってしまった。
贋金とはいえ本物の金も少しは使われているのだから、決して無価値というわけではない。
しかしながら、この贋金を購入するために必要だったメイファ金貨四十枚分という財産と並ぶ価値はない。
騙され、大赤字になってしまったのだ。
「まぁそう落ち込むなよ。魔法まで使った贋金があるなんて、普通は誰も想像もしやしない。ワシらの業界でも、コイツが市場に出回っているって気づいたのはつい最近のことだ。行政の方も取り締まりに乗り出して城門での検査を強化、徹底しているわけだが、まぁ、普通に思いつくやり方じゃコイツのトリックは見破れやしない」
「そういうアンタらは、どうやって見破っているんだ? 」
「コイツが出回り始めた時は、サッパリ見抜けなかったな。けどよ、あんまり不自然な量が出回り始めたから、コイツは怪しいって気づいたのさ。今じゃ、金貨にかけられた魔法の効力を察知して見分ける専用の道具まで作っちまったからな、役人はごまかせてもワシらはもう、騙せやしないぜ」
源九郎の問いかけに、トパスはそう言って自分の指にはめられているものを得意満面に指し示す。
そこには指輪があり、どうやらそれが、贋金を見抜くための道具であるらしかった。残り九枚となった偽物のプリーム金貨の上にかざされると、指輪の一部がちかちかと光る。
贋金に働いている魔法の力に反応するようにできているようだ。
「さて、そういうわけだ。……アンタらには、ワシらをコケにしようとしたオトシマエ、きっちりつけてもらわんといかんなぁ」
本当に、マオのプリーム金貨は偽物であった。
その事実を突きつけられ、認めざるを得なかった一行が落胆してうつむいていると、トパスはテーブルの上で両手を組み合わせ、それから、勝ち誇ったような声でそう言った。
0
お気に入りに追加
99
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。

異世界転生漫遊記
しょう
ファンタジー
ブラック企業で働いていた主人公は
体を壊し亡くなってしまった。
それを哀れんだ神の手によって
主人公は異世界に転生することに
前世の失敗を繰り返さないように
今度は自由に楽しく生きていこうと
決める
主人公が転生した世界は
魔物が闊歩する世界!
それを知った主人公は幼い頃から
努力し続け、剣と魔法を習得する!
初めての作品です!
よろしくお願いします!
感想よろしくお願いします!
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!

転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる