215 / 232
第十三章:「タリーク海峡事件」
・13-11 第214話:「タリーク海峡」
しおりを挟む
・13-11 第214話:「タリーク海峡」
イーンスラ王国海軍と合流する予定の海域では、ついに頼みとしていた友軍を発見することができなかった。
やはり、事情があって到着が遅れており、まだ遠くにいるのか。
それとも、———行き違いになってしまったという、もっとも恐れるべき事態が現実に起こってしまっているのか。
目印の無い広大な大海原でのことだ。
一度すれ違ってしまえば、出会うことは非常に困難になってしまう。
いくら帆船のマストが天高くにそびえていようとも、この惑星が丸いことによって形成される水平線によって視界は限られるから、相手の姿を視認できるとは限らない。
見える範囲は限られているが、それなのに海は遥かに広大で、しかも気象条件によっては視認可能距離はさらに減る。
それだけではなく、互いに互いを探し求め、ふらふらと移動してしまうことで、余計に離れて行ってしまう可能性もあった。
(そもそも、無茶な計画だったのかもしれない……)
自室でルーシェに淹れてもらったコーヒーを味わいつつ、エドゥアルドはそのことに今さらながらに気がついていた。
目印の無い広大な海洋で、別々の艦隊同士が合流しよう、というのが、初めから大きな誤りであったのに違いない。
見通しが効く、つまりは水平線の内側にいれば、双方が手旗信号や旗流信号で意思疎通を図ることができるが、その範囲を外れてしまうとまったくお手上げ、連絡手段がないという時代なのだ。
合流するべき相手が、今、どこにいるのかさえ分からない。
そんな手探りで、海上で合流できると考えていたのが、大きな間違いであったのだ。
かといって、どこか、示し合わせた場所で待ち合わせることができたかと言えば、そうでもない。
フルゴル王国の沿岸部ではアルエット共和国海軍の活動が活発であり、のんきに錨泊していられる場所ではなかった。
また、ズュート海のどこかで、と考えてみても、安全に停泊して合流を待つことができる海域があるかと言えば、帝国はもちろん、王国側にもまだ心当たりがなかった。
探せば、どこかには適当な場所があったのだろう。
しかし、海は広いから、まだそのすべてを測量できているわけではなかった。
一見良さそうに思える場所でも、水深が浅くて大型船の停泊ができなかったり、また、未知の敵対勢力がいて、攻撃を受けるという可能性があったりする。
経験豊富なイーンスラ王国の海軍どうしが合流する、というのならば、可能なことであったのかもしれない。
しかし、タウゼント帝国の海軍はこういったことには不慣れで、その問題点が顕著に表れてしまったのに違いない。
結局のところは、———エドゥアルドが急ぎ過ぎたせい、ということになるのかもしれない。
かつて交わした約束を守るため、どうしても、と、今回の支援作戦を実行させたのは、彼に他ならないからだ。
もっと作戦を構想する段階で思慮深く議論を深めていたら、海上で味方と合流するということの荒唐無稽さに気がつくことができたかもしれない。
しかし、後の祭りだった。
艦隊はすでに出港してしまっており、今さら引き返すこともできない。
エドゥアルドのメンツが潰れる、という個人的な理由もあったが、それは帝国の権威が傷つけられるということをも意味しており、そのような事態は簡単には容認できない。
「帰ったら、みなに笑われてしまうだろうな……」
それ見たことか。
大っぴらにそんなことを言うような臣下は誰一人としていなかったが、内心では一様にそう思うのに違いなかった。
あれだけ、今回の作戦は良くないと反対したというのに。
無理矢理に強行するから、こんな醜態をさらしてしまうのだ。
———人として、交わした約束は誠実に守るべきだ。
帝国海軍が出撃したのは決して利己的な目的ではなく、そういう義理を重んじての行動であったが、失敗してしまえばどうしようもない。
人々の物笑いの種とされるのが、せいぜいだろう。
航海を続けるうちにエドゥアルドの心中にあった激しい熱意は冷え、段々と悔やむ気持ちが生まれつつある。
先行きは暗いと言わざるを得ない状況だからだ。
今はただ、祈る他はなかった。
無事にイーンスラ王国海軍との合流を果たし、アルベルト王子らへ軍需物資を送り届けることができるように。
その時、部屋の扉が四回、丁寧にノックをされた。
渋い顔をしていたエドゥアルドはカップをソーサーに戻すと、自身の身支度に粗相(そそう)がないかを素早く確認し、側に控えていたルーシェに目配せをする。
するとメイドは心得たようにうなずき、扉まで向かうと、窓越しに相手の姿を確認。
それから「どうぞ、お入りくださいませ」と言いながらそれを開き、訪問者を招き入れた。
「陛下、失礼いたします!
ローレンツ提督より、陛下にご報告をせよ、との命令を受けて参りました! 」
中に入るなり姿勢を正して敬礼をしたのは、いつぞやエドゥアルドたちに王国海軍との合流予定海域に到着したと伝えてくれた少尉だった。
代皇帝の部屋に入るということでやや緊張した面持ちの彼の仕草は固いもので、血色がよくなっている。
若さのために、身分のある者を前にすると落ち着かないのだろうか。
(若い、というのなら、僕も変わらないはずだが……)
少尉と言えば、士官学校で軍事教育を受けているはずだから、おそらくは二十代であるはずだ。
十九歳の代皇帝とはほとんど変わらないどころか、おそらくは少し年長であるはずなのに、こうもアガってしまっているというのは、やはり遥か雲の上の相手と対面しているのだと思っているからなのか。
———あるいは。
横にいる、ルーシェのせいかもしれない。
基本的に男性しか乗り込んでいない艦内で、若くて、しかもかわいらしいメイドというのは、案外と眩(まぶ)しく見えるのだろう。
「聞こう」
あのちんちくりんのどこが、などと内心で思いつつ、エドゥアルドは手短に催促(さいそく)する。
確かにルーシェは女性らしくなったかもしれなかったが、少年からすれば、出会った時と大して変わっていないような印象のままだ。
「はっ!
艦隊は、間もなくタリーク海峡を通過する、とのことでございます! 」
その報告には、小さなショックを受けてしまう。
タリーク海峡というのは、ヘルデン大陸の南端、袋状になっているズュート海の唯一の出口となっている水路のことだった。
名前の由来は遠い昔にこの辺りを支配していた人物の名前というが、その歴史上の登場人物のことはほとんどの人が覚えていなくとも、この海峡のことを知っている者は多かった。
なにしろ、交通の要衝だ。
ズュート海から船舶が出ようとすれば、絶対にこの海峡を通過しなければならない。
その重要性のため、この地は度々、戦乱の焦点となって来た。
そして現在でも、アルエット共和国海軍とイーンスラ王国海軍が通行権を巡って対立している。
エドゥアルドがショックを受けたのは、ズュート海の端まで、友軍と合流できないまま到達してしまった、ということだった。
幸いにして敵とも接触していなかったが、この調子で行くと、結局帝国が単独で目的地にたどり着いてしまうかもしれない。
(いっそのこと、僕たちだけで輸送を済ませてしまうか……)
そう思いもしたが、物資の揚陸中に共和国海軍に襲撃を受けたら大損害を受け兼ねないとため、やはり足踏みをしてしまう。
———とにかく。
「せっかくお知らせいただいたのだ。
余も、あの有名なタリーク海峡を見学させてもらうとしよう」
せめて、憂鬱(ゆううつ)な気分だけでも変えたい。
そう考えたエドゥアルドは立ち上がると、ルーシェを伴って船尾楼甲板へと向かった。
イーンスラ王国海軍と合流する予定の海域では、ついに頼みとしていた友軍を発見することができなかった。
やはり、事情があって到着が遅れており、まだ遠くにいるのか。
それとも、———行き違いになってしまったという、もっとも恐れるべき事態が現実に起こってしまっているのか。
目印の無い広大な大海原でのことだ。
一度すれ違ってしまえば、出会うことは非常に困難になってしまう。
いくら帆船のマストが天高くにそびえていようとも、この惑星が丸いことによって形成される水平線によって視界は限られるから、相手の姿を視認できるとは限らない。
見える範囲は限られているが、それなのに海は遥かに広大で、しかも気象条件によっては視認可能距離はさらに減る。
それだけではなく、互いに互いを探し求め、ふらふらと移動してしまうことで、余計に離れて行ってしまう可能性もあった。
(そもそも、無茶な計画だったのかもしれない……)
自室でルーシェに淹れてもらったコーヒーを味わいつつ、エドゥアルドはそのことに今さらながらに気がついていた。
目印の無い広大な海洋で、別々の艦隊同士が合流しよう、というのが、初めから大きな誤りであったのに違いない。
見通しが効く、つまりは水平線の内側にいれば、双方が手旗信号や旗流信号で意思疎通を図ることができるが、その範囲を外れてしまうとまったくお手上げ、連絡手段がないという時代なのだ。
合流するべき相手が、今、どこにいるのかさえ分からない。
そんな手探りで、海上で合流できると考えていたのが、大きな間違いであったのだ。
かといって、どこか、示し合わせた場所で待ち合わせることができたかと言えば、そうでもない。
フルゴル王国の沿岸部ではアルエット共和国海軍の活動が活発であり、のんきに錨泊していられる場所ではなかった。
また、ズュート海のどこかで、と考えてみても、安全に停泊して合流を待つことができる海域があるかと言えば、帝国はもちろん、王国側にもまだ心当たりがなかった。
探せば、どこかには適当な場所があったのだろう。
しかし、海は広いから、まだそのすべてを測量できているわけではなかった。
一見良さそうに思える場所でも、水深が浅くて大型船の停泊ができなかったり、また、未知の敵対勢力がいて、攻撃を受けるという可能性があったりする。
経験豊富なイーンスラ王国の海軍どうしが合流する、というのならば、可能なことであったのかもしれない。
しかし、タウゼント帝国の海軍はこういったことには不慣れで、その問題点が顕著に表れてしまったのに違いない。
結局のところは、———エドゥアルドが急ぎ過ぎたせい、ということになるのかもしれない。
かつて交わした約束を守るため、どうしても、と、今回の支援作戦を実行させたのは、彼に他ならないからだ。
もっと作戦を構想する段階で思慮深く議論を深めていたら、海上で味方と合流するということの荒唐無稽さに気がつくことができたかもしれない。
しかし、後の祭りだった。
艦隊はすでに出港してしまっており、今さら引き返すこともできない。
エドゥアルドのメンツが潰れる、という個人的な理由もあったが、それは帝国の権威が傷つけられるということをも意味しており、そのような事態は簡単には容認できない。
「帰ったら、みなに笑われてしまうだろうな……」
それ見たことか。
大っぴらにそんなことを言うような臣下は誰一人としていなかったが、内心では一様にそう思うのに違いなかった。
あれだけ、今回の作戦は良くないと反対したというのに。
無理矢理に強行するから、こんな醜態をさらしてしまうのだ。
———人として、交わした約束は誠実に守るべきだ。
帝国海軍が出撃したのは決して利己的な目的ではなく、そういう義理を重んじての行動であったが、失敗してしまえばどうしようもない。
人々の物笑いの種とされるのが、せいぜいだろう。
航海を続けるうちにエドゥアルドの心中にあった激しい熱意は冷え、段々と悔やむ気持ちが生まれつつある。
先行きは暗いと言わざるを得ない状況だからだ。
今はただ、祈る他はなかった。
無事にイーンスラ王国海軍との合流を果たし、アルベルト王子らへ軍需物資を送り届けることができるように。
その時、部屋の扉が四回、丁寧にノックをされた。
渋い顔をしていたエドゥアルドはカップをソーサーに戻すと、自身の身支度に粗相(そそう)がないかを素早く確認し、側に控えていたルーシェに目配せをする。
するとメイドは心得たようにうなずき、扉まで向かうと、窓越しに相手の姿を確認。
それから「どうぞ、お入りくださいませ」と言いながらそれを開き、訪問者を招き入れた。
「陛下、失礼いたします!
ローレンツ提督より、陛下にご報告をせよ、との命令を受けて参りました! 」
中に入るなり姿勢を正して敬礼をしたのは、いつぞやエドゥアルドたちに王国海軍との合流予定海域に到着したと伝えてくれた少尉だった。
代皇帝の部屋に入るということでやや緊張した面持ちの彼の仕草は固いもので、血色がよくなっている。
若さのために、身分のある者を前にすると落ち着かないのだろうか。
(若い、というのなら、僕も変わらないはずだが……)
少尉と言えば、士官学校で軍事教育を受けているはずだから、おそらくは二十代であるはずだ。
十九歳の代皇帝とはほとんど変わらないどころか、おそらくは少し年長であるはずなのに、こうもアガってしまっているというのは、やはり遥か雲の上の相手と対面しているのだと思っているからなのか。
———あるいは。
横にいる、ルーシェのせいかもしれない。
基本的に男性しか乗り込んでいない艦内で、若くて、しかもかわいらしいメイドというのは、案外と眩(まぶ)しく見えるのだろう。
「聞こう」
あのちんちくりんのどこが、などと内心で思いつつ、エドゥアルドは手短に催促(さいそく)する。
確かにルーシェは女性らしくなったかもしれなかったが、少年からすれば、出会った時と大して変わっていないような印象のままだ。
「はっ!
艦隊は、間もなくタリーク海峡を通過する、とのことでございます! 」
その報告には、小さなショックを受けてしまう。
タリーク海峡というのは、ヘルデン大陸の南端、袋状になっているズュート海の唯一の出口となっている水路のことだった。
名前の由来は遠い昔にこの辺りを支配していた人物の名前というが、その歴史上の登場人物のことはほとんどの人が覚えていなくとも、この海峡のことを知っている者は多かった。
なにしろ、交通の要衝だ。
ズュート海から船舶が出ようとすれば、絶対にこの海峡を通過しなければならない。
その重要性のため、この地は度々、戦乱の焦点となって来た。
そして現在でも、アルエット共和国海軍とイーンスラ王国海軍が通行権を巡って対立している。
エドゥアルドがショックを受けたのは、ズュート海の端まで、友軍と合流できないまま到達してしまった、ということだった。
幸いにして敵とも接触していなかったが、この調子で行くと、結局帝国が単独で目的地にたどり着いてしまうかもしれない。
(いっそのこと、僕たちだけで輸送を済ませてしまうか……)
そう思いもしたが、物資の揚陸中に共和国海軍に襲撃を受けたら大損害を受け兼ねないとため、やはり足踏みをしてしまう。
———とにかく。
「せっかくお知らせいただいたのだ。
余も、あの有名なタリーク海峡を見学させてもらうとしよう」
せめて、憂鬱(ゆううつ)な気分だけでも変えたい。
そう考えたエドゥアルドは立ち上がると、ルーシェを伴って船尾楼甲板へと向かった。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。

日本は異世界で平和に過ごしたいようです。
Koutan
ファンタジー
2020年、日本各地で震度5強の揺れを観測した。
これにより、日本は海外との一切の通信が取れなくなった。
その後、自衛隊機や、民間機の報告により、地球とは全く異なる世界に日本が転移したことが判明する。
そこで日本は資源の枯渇などを回避するために諸外国との交流を図ろうとするが...
この作品では自衛隊が主に活躍します。流血要素を含むため、苦手な方は、ブラウザバックをして他の方々の良い作品を見に行くんだ!
ちなみにご意見ご感想等でご指摘いただければ修正させていただく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
"小説家になろう"にも掲載中。
"小説家になろう"に掲載している本文をそのまま掲載しております。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?

巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
商人見習いの少年に憑依した薬師の研究・開発日誌です。自分の居場所を見つけたい、認められたい。その心が原動力となり、工夫を凝らしながら商品開発をしていきます。巻き込まれた薬師は、いつの間にか周りを巻き込み、人脈と産業の輪を広げていく。現在3章継続中です。【カクヨムでも掲載しています】レイティングは念の為です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる