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第十一章:「海の向こうから」
・11―28 第192話:「新たなる盟約」
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・11―28 第192話:「新たなる盟約」
それまでの停滞が、噓であったかのように。
タウゼント帝国とイーンスラ王国との交渉が進み始めた。
転機は、いったい、どこにあったのだろうか。
いったいなにが変化して、こうなってくれたのか。
エドゥアルドは不思議でならなかった。
帝国が盟約するのに値する実力を持つ相手だと、地道に全権大使のバリントン伯爵にアピールし続けたのが良かったのか。
考えられる理由として思い浮かぶのはそのくらいだったが、どうにも、違うような気がする。
時期としては、バリントン伯爵の依頼で、ユフィという貴族の令嬢をメイド見習いとして受け入れた時に一致していた。
だが、伯爵の姪(めい)とはいえ、帝国のメイドの働き方を学んでみたいという要望を叶えたくらいでなにかが起こるとは、到底思えない。
エドゥアルドは原因について深く追求するつもりにはなれなかった。
なぜなら、順風満帆、物事がうまく運び出していて、今は詳細に分析しているような余裕もないほどに忙しかったし、ことがうまく進んでいるのだから、それは「どうでもいいこと」に思えたためだ。
交渉の議題としてのぼった事柄は、多岐に渡っていた。
アルエット共和国に対する軍事的な盟約が主なものだったが、それ以外にも、経済や領土に関することまで。
まず両国は同盟を結ぶことが決まった。
共和国の脅威が取り除かれるまで、という区切りで、海上は主にイーンスラ王国が、陸上は主にタウゼント帝国が主力となって戦うという約束だ。
もちろん海のことは王国だけで、陸のことは帝国だけで、というわけではなく、双方がその時々でできる限りの戦力を融通し、互助する。
細かなところでは、両国間で武官の交換留学も行われることが決まった。
これは元々、海軍大臣のマリアン伯爵の発案で、こちら側の軍人を相手方の海軍士官学校で学ばせて欲しい、という要望を通してもらう過程で、それならば交換して互いに学び合おうと決まったものだ。
これによって帝国側は経験豊富で先進的なイーンスラ王国の海軍の要素を受け入れることが可能となり、王国側は、共和国との戦争で変化した最新の陸戦についての知見を獲得することができる。
また、こうした交流は、それぞれの軍人間で相互理解と融和を図ることにもつながり、将来も友好関係を持続する、となった時に、ひとつの礎(いしずえ)になる取り組みとなるはずだった。
こうした軍事的な同盟を結び、共和国に反撃するきっかけとすることがエドゥアルドたちにとっての最大の目的であったが、バリントン伯爵が「この際、せっかくですから」と提案し、経済・領土に関する取り決めも行われた。
ひとつは、タウゼント帝国の商船を、イーンスラ王国が自国の商船と同様に保護する、という約束だ。
イーンスラ王国との盟約によって共和国の海上封鎖が打破できれば、落ち込んでいるタウゼント帝国の経済も復活できる。
だからこうして、王国の海軍力によって帝国側の海上通商航路を守ってもらえる、というのは、実にありがたい話だった。
もちろん、このことを実行してもらうためには、こちらも条件を飲まなければならなかった。
そうでもなければ、帝国の商船を保護するために戦わなければならない王国側の一方的な献身になってしまう。
相互に利益を得られなければ、交渉というのはうまくまとまらない。
公平感を欠いてしまう。
これに対し、王国側が求めて来たのは、同国が世界各地で確保している勢力圏に対して、帝国が生産した商品の輸出を控える、というものだった。
要は、保護貿易を認めろ、ということだ。
王国は自国の影響下にある地域での利益を最大限に確保するため、帝国側が進出して来ないようにしようとしている。
(こんなに広いのか……)
バリントン伯爵が世界地図で示して来た[王国の勢力圏]の広大さに、エドゥアルドは思わず目を見張ってしまっていた。
文字通り、[世界中]に存在している。
その要求を、代皇帝は大筋で受け入れた。
元々こちら側が確保している海外の権益というのはあまり大きなものではなかったし、共和国の海上封鎖を突破できない限りは、まったく手も足も出ないという状態だったのだ。
足元を見られているのかもしれないと、そう思わないでもなかった。
それでも、王国側が主張する権益を認めて、それで現状の経済状況を打破できるのであれば、十分だ。
無が有になるのだ。
ただ、この点について、丸のみにはしなかった。
交渉中、ブレーンのヴィルヘルムなどから助言を受けたのだが、バリントン伯爵が主張して来た範囲はかなり誇張されたものであるらしい。
たとえば、イーンスラ王国は世界中に自国の勢力を拡大するために各地に拠点を築いているが、それは、沿岸の一都市を抑えているだけで、その地域全体を支配しているわけではない、というケースがあるのだが、伯爵はそこを大げさに拡大解釈し、地域全体が自国の勢力圏であるかのように見せていた。
この交渉でタウゼント帝国にそのことを認めさせれば、利益(パイ)の分配において、王国がもっとも大きな部分を確保することができてしまう。
だがそれでは、本来であれば交易の対象とできた地域までもエドゥアルドたちは手出しができなくなってしまい、不利益を被ってしまう。
だからこれを是正させ、確実に支配が及んでいる部分にだけ、相手の権益を認めるようにした。
バリントン伯爵も、過大な要求をしているという自覚はあったのだろう。
すんなりと誇張していたことを認め、実態に即した内容にあらためられた。
(あるいは、交渉の手段であったのかもしれないな)
最初に大きな要求を見せつけておいて、後から本来の要求を出して、飲ませる。
そういう交渉術であったのかもしれないが、エドゥアルドはひとまず、合意できたことで満足しておくことにした。
ヴィルヘルムからは、「これは一時的なことで、共和国を打倒し我が国の立場を強化した後、あらためて交渉し、撤廃させることもできるでしょう」と進言されたこともある。
この一言でエドゥアルドは自身が目の前のことにかかりきりになっていて視野が狭くなっていたことに気づき、ようやく、もっと先のことを見すえる気持ちを持つことができた。
———こうして、タウゼント帝国とイーンスラ王国との間で、新たな盟約が結ばれることとなった。
連日の交渉を経て、取り結ぶ条約の文面を整え、必要な書類にサインを済ませる。
それから、代皇帝・エドゥアルドと、全権大使のバリントン伯爵は、互いににこやかな笑顔で、固い握手を交わした。
もちろんこれは、周囲に見せつけるためだ。
両国がいかに友好的なムードにあるのかをはっきりと示し、できれば、新聞社などを通じて、広く知らしめてもらう。
(ムナール将軍は、どんな顔をするだろうな)
エドゥアルドは、まだ面識もない、共和国にとっての英雄の姿を思い浮かべ、来たるべき対決に向けて気を引き締めていた。
それと同時に、彼は、自身のこれまでの努力が着実に形になっていくことに、充足感を覚えてもいた。
天才という者は、いる。
確実に。
戦場においては、アレクサンデル・ムナールに対し、いつも一歩も二歩も先を行かれてしまっていた。
しかし、外交ではどうだろうか。
———代皇帝は手ごたえを感じ、自信を取り戻しつつあった。
それまでの停滞が、噓であったかのように。
タウゼント帝国とイーンスラ王国との交渉が進み始めた。
転機は、いったい、どこにあったのだろうか。
いったいなにが変化して、こうなってくれたのか。
エドゥアルドは不思議でならなかった。
帝国が盟約するのに値する実力を持つ相手だと、地道に全権大使のバリントン伯爵にアピールし続けたのが良かったのか。
考えられる理由として思い浮かぶのはそのくらいだったが、どうにも、違うような気がする。
時期としては、バリントン伯爵の依頼で、ユフィという貴族の令嬢をメイド見習いとして受け入れた時に一致していた。
だが、伯爵の姪(めい)とはいえ、帝国のメイドの働き方を学んでみたいという要望を叶えたくらいでなにかが起こるとは、到底思えない。
エドゥアルドは原因について深く追求するつもりにはなれなかった。
なぜなら、順風満帆、物事がうまく運び出していて、今は詳細に分析しているような余裕もないほどに忙しかったし、ことがうまく進んでいるのだから、それは「どうでもいいこと」に思えたためだ。
交渉の議題としてのぼった事柄は、多岐に渡っていた。
アルエット共和国に対する軍事的な盟約が主なものだったが、それ以外にも、経済や領土に関することまで。
まず両国は同盟を結ぶことが決まった。
共和国の脅威が取り除かれるまで、という区切りで、海上は主にイーンスラ王国が、陸上は主にタウゼント帝国が主力となって戦うという約束だ。
もちろん海のことは王国だけで、陸のことは帝国だけで、というわけではなく、双方がその時々でできる限りの戦力を融通し、互助する。
細かなところでは、両国間で武官の交換留学も行われることが決まった。
これは元々、海軍大臣のマリアン伯爵の発案で、こちら側の軍人を相手方の海軍士官学校で学ばせて欲しい、という要望を通してもらう過程で、それならば交換して互いに学び合おうと決まったものだ。
これによって帝国側は経験豊富で先進的なイーンスラ王国の海軍の要素を受け入れることが可能となり、王国側は、共和国との戦争で変化した最新の陸戦についての知見を獲得することができる。
また、こうした交流は、それぞれの軍人間で相互理解と融和を図ることにもつながり、将来も友好関係を持続する、となった時に、ひとつの礎(いしずえ)になる取り組みとなるはずだった。
こうした軍事的な同盟を結び、共和国に反撃するきっかけとすることがエドゥアルドたちにとっての最大の目的であったが、バリントン伯爵が「この際、せっかくですから」と提案し、経済・領土に関する取り決めも行われた。
ひとつは、タウゼント帝国の商船を、イーンスラ王国が自国の商船と同様に保護する、という約束だ。
イーンスラ王国との盟約によって共和国の海上封鎖が打破できれば、落ち込んでいるタウゼント帝国の経済も復活できる。
だからこうして、王国の海軍力によって帝国側の海上通商航路を守ってもらえる、というのは、実にありがたい話だった。
もちろん、このことを実行してもらうためには、こちらも条件を飲まなければならなかった。
そうでもなければ、帝国の商船を保護するために戦わなければならない王国側の一方的な献身になってしまう。
相互に利益を得られなければ、交渉というのはうまくまとまらない。
公平感を欠いてしまう。
これに対し、王国側が求めて来たのは、同国が世界各地で確保している勢力圏に対して、帝国が生産した商品の輸出を控える、というものだった。
要は、保護貿易を認めろ、ということだ。
王国は自国の影響下にある地域での利益を最大限に確保するため、帝国側が進出して来ないようにしようとしている。
(こんなに広いのか……)
バリントン伯爵が世界地図で示して来た[王国の勢力圏]の広大さに、エドゥアルドは思わず目を見張ってしまっていた。
文字通り、[世界中]に存在している。
その要求を、代皇帝は大筋で受け入れた。
元々こちら側が確保している海外の権益というのはあまり大きなものではなかったし、共和国の海上封鎖を突破できない限りは、まったく手も足も出ないという状態だったのだ。
足元を見られているのかもしれないと、そう思わないでもなかった。
それでも、王国側が主張する権益を認めて、それで現状の経済状況を打破できるのであれば、十分だ。
無が有になるのだ。
ただ、この点について、丸のみにはしなかった。
交渉中、ブレーンのヴィルヘルムなどから助言を受けたのだが、バリントン伯爵が主張して来た範囲はかなり誇張されたものであるらしい。
たとえば、イーンスラ王国は世界中に自国の勢力を拡大するために各地に拠点を築いているが、それは、沿岸の一都市を抑えているだけで、その地域全体を支配しているわけではない、というケースがあるのだが、伯爵はそこを大げさに拡大解釈し、地域全体が自国の勢力圏であるかのように見せていた。
この交渉でタウゼント帝国にそのことを認めさせれば、利益(パイ)の分配において、王国がもっとも大きな部分を確保することができてしまう。
だがそれでは、本来であれば交易の対象とできた地域までもエドゥアルドたちは手出しができなくなってしまい、不利益を被ってしまう。
だからこれを是正させ、確実に支配が及んでいる部分にだけ、相手の権益を認めるようにした。
バリントン伯爵も、過大な要求をしているという自覚はあったのだろう。
すんなりと誇張していたことを認め、実態に即した内容にあらためられた。
(あるいは、交渉の手段であったのかもしれないな)
最初に大きな要求を見せつけておいて、後から本来の要求を出して、飲ませる。
そういう交渉術であったのかもしれないが、エドゥアルドはひとまず、合意できたことで満足しておくことにした。
ヴィルヘルムからは、「これは一時的なことで、共和国を打倒し我が国の立場を強化した後、あらためて交渉し、撤廃させることもできるでしょう」と進言されたこともある。
この一言でエドゥアルドは自身が目の前のことにかかりきりになっていて視野が狭くなっていたことに気づき、ようやく、もっと先のことを見すえる気持ちを持つことができた。
———こうして、タウゼント帝国とイーンスラ王国との間で、新たな盟約が結ばれることとなった。
連日の交渉を経て、取り結ぶ条約の文面を整え、必要な書類にサインを済ませる。
それから、代皇帝・エドゥアルドと、全権大使のバリントン伯爵は、互いににこやかな笑顔で、固い握手を交わした。
もちろんこれは、周囲に見せつけるためだ。
両国がいかに友好的なムードにあるのかをはっきりと示し、できれば、新聞社などを通じて、広く知らしめてもらう。
(ムナール将軍は、どんな顔をするだろうな)
エドゥアルドは、まだ面識もない、共和国にとっての英雄の姿を思い浮かべ、来たるべき対決に向けて気を引き締めていた。
それと同時に、彼は、自身のこれまでの努力が着実に形になっていくことに、充足感を覚えてもいた。
天才という者は、いる。
確実に。
戦場においては、アレクサンデル・ムナールに対し、いつも一歩も二歩も先を行かれてしまっていた。
しかし、外交ではどうだろうか。
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