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第十一章:「海の向こうから」
・11-20 第184話:「たくらみ:2」
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・11-20 第184話:「たくらみ:2」
ユーフェミア王女がメイドとしてエドゥアルドの下で働く、という話は、驚くほどスムーズに進んで行った。
イーンスラ王国の全権大使、バリントン伯爵が積極的に協力した、というのが大きい。
エドゥアルドは今回のイーンスラ王国との外交交渉で具体的な盟約を結び、タウゼント帝国が置かれている苦境から脱しようと決意している。
そのためには相手方の機嫌を損ねるわけにはいかず、やんごとなき淑女(レディ)の趣向というのはルーシェと同じくよく理解できない様子だったが、受け入れた。
「お初にお目にかかります。
イーンスラ王国から参りました、バリントン伯爵の姪(めい)、ユフィでございます。
しばらくの間、お仕えさせていただきます。
何卒、よろしくお願い申し上げます」
エドゥアルドの前でユーフェミアはそう挨拶をすると、恭(うやうや)しく一礼して見せる。
(あわわわわわ……っ!
そ、そのお方は~……っ!!! )
外交の成否を質に取られているルーシェは、ハラハラとしながら成り行きを見守っていることしかできなかった。
やはり、メイドに化けたイーンスラ王国の王女は、なにかを企んでいる……。
バリントン伯爵の姪(めい)であるというのは間違いないし、ユフィというのはユーフェミアの愛称だから、ごまかしているわけではない。
なに一つ、ウソはついていない。
しかし、正体は巧みに隠している。
自身がイーンスラ王国の王女、ユーフェミアであることは打ち明けずに、[バリントン伯爵の姪、ユフィ]で押し通そうとしているのだ。
エドゥアルドは、まさか一国の王女がメイドに扮しているなどとはまったく想像できない様子だったし、疑おうともしていない。
イーンスラ王国の王家の家族構成は知っているはずだったが、頭の中で現在の状況とそれがまったく結びつかないのに違いない。
せいぜい、
(ユーフェミア殿下とよく似たお名前だな……。
あやかって名づけられた、とかだろうか? )
程度にしか思っていないだろう。
ルーシェは、主にすべてを打ち明けたかった。
相手はなにか目論んでいるのに違いないから、気をつけろ、と。
だが、言えない。
口止めをされており、情報を漏(も)らせば、今回の交渉が失敗するかもしれないと、そう脅されているからだ。
バリントン伯爵が、実の姪(めい)とは言えユーフェミアの唐突な思いつきのような願いを受け入れた点から、彼女の脅迫には信ぴょう性が増した。
ハッタリでもなんでもなく、この王女が一声かければ、事態が動く。
こうして、不気味な意図を秘めたままの異国の王女が、エドゥアルドの近くでメイドとして働くこととなった。
────────────────────────────────────────
「それでは、本日からよろしくお願いいたします、ルーシェ殿」
「は、はい……」
代皇帝への挨拶を終え、いったん引き下がり少年の下を退出した後。
丁寧で気品のある仕草で一礼をして見せたユーフェミアに、ルーシェは引きつった笑顔で応じていた。
二人が一緒にいるのは、長年エドゥアルドに仕えてきたメイドにつき従って仕事をして欲しい、という指示がエドゥアルドからあったからだ。
先輩と、後輩。
指導をする側と、受ける側。
ルーシェは生きた心地がしなかった。
相手は一国の王女で、正体を隠し、メイドとして潜り込んで来た。
いったい、なにを目論んでいることやら。
どうしてもあれこれと想像してしまい、不安でいっぱいになって来る。
そしてそのことを、誰にも相談することができないのだ。
ユーフェミアからは口止めされているし、脅されてもいる。
普段ならば、頼れる赤毛のメイド、シャルロッテが、なにも言わずとも違和感に気づいてくれたかもしれない。
しかし彼女は今、ここにはいなかった。
なにかの用事でどこかに出かけているのだ。
(ど、どうしよう……。
どうすれば……)
普段通りにエドゥアルドのために働く、それだけでいいのだろうか。
ユーフェミアの面倒を見ろと言われているが、そもそも、なにをしたらいいのか。
なにをするべきではないのか。
「まぁまぁ、落ち着きたまえよ」
困惑していると、横からアリツィアの声がかかる。
「……えっ!? 」
振り向いて、驚いた。
なんと、彼女までメイド服を着用しているのだ。
「あら? アリツィア、どういうつもりなのかしら? 」
「いやぁ、なに。
面白そうだな、って思ってね」
すっと双眸(そうぼう)を細め、「真似するな」とでも言いたそうな棘(トゲ)のある口調になったイーンスラ王国の王女に、オルリック王国の王女はひょうひょうとした態度で肩をすくめてみせる。
「キミからの呼び出しを受けて来てみれば、何日も放置されるし。
それで、今度はメイドごっこ、だろう?
いつまでたっても待たされそうじゃないか。
それだったらこちらも、と思ってね」
「あの……、エドゥアルドさまから、ご許可は? 」
「いただいてないよ? 」
代皇帝の身辺に、あまり不用意に人を増やすのはいかがなものか。
そう思ってルーシェがたずねると、アリツィアはそれがさも当然、という態度でうなずいてみせる。
「けれど、嫌、とはおっしゃらないだろう。
エドゥアルド陛下としては、オルリック王国との関係も重視されているはずだ。
ユーフェミアのやり方に習えば、すんなりと行くんじゃないかな? 」
「それは、そうかもしれませんが……」
先ほどのエドゥアルドの様子を見るに、この考えの通りに行く可能性は、非常に高いと思われた。
アリツィアには気ままなところがあり、今までも自由な振る舞いを見せて来たから、急に「私もメイドになる! 」などと言い出しても、意外だとは思われないかもしれない。
「そのメイド服、なかなか良いですわね?
普段から持っていらして? 」
「いやいや、マヤに頼んで、急いで彼女の予備を仕立て直してもらったんだよ」
「いいですわね、それ。
私(わたくし)の分も、お願いできませんでしょうか?
こう、なんだか動きにくくて」
「ほう。やはり急いで買ったからかな? 」
「そのようですわね~」
二人のメイドは、こちらのことなどおかまいなしににこにこと談笑している。
その様子を眺めていたルーシェは、途方に暮れて天を仰ぎ見ていた。
(なんだか、頭が痛くなってきました……)
果たして、自分なんかが王女様を、しかも二人同時に相手にしていくことができるのか。
そのことを思うと、不安しかなかった。
ユーフェミア王女がメイドとしてエドゥアルドの下で働く、という話は、驚くほどスムーズに進んで行った。
イーンスラ王国の全権大使、バリントン伯爵が積極的に協力した、というのが大きい。
エドゥアルドは今回のイーンスラ王国との外交交渉で具体的な盟約を結び、タウゼント帝国が置かれている苦境から脱しようと決意している。
そのためには相手方の機嫌を損ねるわけにはいかず、やんごとなき淑女(レディ)の趣向というのはルーシェと同じくよく理解できない様子だったが、受け入れた。
「お初にお目にかかります。
イーンスラ王国から参りました、バリントン伯爵の姪(めい)、ユフィでございます。
しばらくの間、お仕えさせていただきます。
何卒、よろしくお願い申し上げます」
エドゥアルドの前でユーフェミアはそう挨拶をすると、恭(うやうや)しく一礼して見せる。
(あわわわわわ……っ!
そ、そのお方は~……っ!!! )
外交の成否を質に取られているルーシェは、ハラハラとしながら成り行きを見守っていることしかできなかった。
やはり、メイドに化けたイーンスラ王国の王女は、なにかを企んでいる……。
バリントン伯爵の姪(めい)であるというのは間違いないし、ユフィというのはユーフェミアの愛称だから、ごまかしているわけではない。
なに一つ、ウソはついていない。
しかし、正体は巧みに隠している。
自身がイーンスラ王国の王女、ユーフェミアであることは打ち明けずに、[バリントン伯爵の姪、ユフィ]で押し通そうとしているのだ。
エドゥアルドは、まさか一国の王女がメイドに扮しているなどとはまったく想像できない様子だったし、疑おうともしていない。
イーンスラ王国の王家の家族構成は知っているはずだったが、頭の中で現在の状況とそれがまったく結びつかないのに違いない。
せいぜい、
(ユーフェミア殿下とよく似たお名前だな……。
あやかって名づけられた、とかだろうか? )
程度にしか思っていないだろう。
ルーシェは、主にすべてを打ち明けたかった。
相手はなにか目論んでいるのに違いないから、気をつけろ、と。
だが、言えない。
口止めをされており、情報を漏(も)らせば、今回の交渉が失敗するかもしれないと、そう脅されているからだ。
バリントン伯爵が、実の姪(めい)とは言えユーフェミアの唐突な思いつきのような願いを受け入れた点から、彼女の脅迫には信ぴょう性が増した。
ハッタリでもなんでもなく、この王女が一声かければ、事態が動く。
こうして、不気味な意図を秘めたままの異国の王女が、エドゥアルドの近くでメイドとして働くこととなった。
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「それでは、本日からよろしくお願いいたします、ルーシェ殿」
「は、はい……」
代皇帝への挨拶を終え、いったん引き下がり少年の下を退出した後。
丁寧で気品のある仕草で一礼をして見せたユーフェミアに、ルーシェは引きつった笑顔で応じていた。
二人が一緒にいるのは、長年エドゥアルドに仕えてきたメイドにつき従って仕事をして欲しい、という指示がエドゥアルドからあったからだ。
先輩と、後輩。
指導をする側と、受ける側。
ルーシェは生きた心地がしなかった。
相手は一国の王女で、正体を隠し、メイドとして潜り込んで来た。
いったい、なにを目論んでいることやら。
どうしてもあれこれと想像してしまい、不安でいっぱいになって来る。
そしてそのことを、誰にも相談することができないのだ。
ユーフェミアからは口止めされているし、脅されてもいる。
普段ならば、頼れる赤毛のメイド、シャルロッテが、なにも言わずとも違和感に気づいてくれたかもしれない。
しかし彼女は今、ここにはいなかった。
なにかの用事でどこかに出かけているのだ。
(ど、どうしよう……。
どうすれば……)
普段通りにエドゥアルドのために働く、それだけでいいのだろうか。
ユーフェミアの面倒を見ろと言われているが、そもそも、なにをしたらいいのか。
なにをするべきではないのか。
「まぁまぁ、落ち着きたまえよ」
困惑していると、横からアリツィアの声がかかる。
「……えっ!? 」
振り向いて、驚いた。
なんと、彼女までメイド服を着用しているのだ。
「あら? アリツィア、どういうつもりなのかしら? 」
「いやぁ、なに。
面白そうだな、って思ってね」
すっと双眸(そうぼう)を細め、「真似するな」とでも言いたそうな棘(トゲ)のある口調になったイーンスラ王国の王女に、オルリック王国の王女はひょうひょうとした態度で肩をすくめてみせる。
「キミからの呼び出しを受けて来てみれば、何日も放置されるし。
それで、今度はメイドごっこ、だろう?
いつまでたっても待たされそうじゃないか。
それだったらこちらも、と思ってね」
「あの……、エドゥアルドさまから、ご許可は? 」
「いただいてないよ? 」
代皇帝の身辺に、あまり不用意に人を増やすのはいかがなものか。
そう思ってルーシェがたずねると、アリツィアはそれがさも当然、という態度でうなずいてみせる。
「けれど、嫌、とはおっしゃらないだろう。
エドゥアルド陛下としては、オルリック王国との関係も重視されているはずだ。
ユーフェミアのやり方に習えば、すんなりと行くんじゃないかな? 」
「それは、そうかもしれませんが……」
先ほどのエドゥアルドの様子を見るに、この考えの通りに行く可能性は、非常に高いと思われた。
アリツィアには気ままなところがあり、今までも自由な振る舞いを見せて来たから、急に「私もメイドになる! 」などと言い出しても、意外だとは思われないかもしれない。
「そのメイド服、なかなか良いですわね?
普段から持っていらして? 」
「いやいや、マヤに頼んで、急いで彼女の予備を仕立て直してもらったんだよ」
「いいですわね、それ。
私(わたくし)の分も、お願いできませんでしょうか?
こう、なんだか動きにくくて」
「ほう。やはり急いで買ったからかな? 」
「そのようですわね~」
二人のメイドは、こちらのことなどおかまいなしににこにこと談笑している。
その様子を眺めていたルーシェは、途方に暮れて天を仰ぎ見ていた。
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