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第九章:「苦しい冬」
・9-14 第140話:「代替品を探せ:1」
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・9-14 第140話:「代替品を探せ:1」
国債を利用して大規模な失業対策を実施し、停滞気味だった経済を活性化させる。
輸出入による発展が見込めないのだから、国内でできるだけ回っていくようにするしかない。
いわゆる内需の拡大を志向した施策を実行に移すのと同時に、エドゥアルドは別のことにも着手していた。
それは、———代替品を探すこと。
これは人々の生活を守るため、という目的ももちろんあることだ。
だがその最大の理由は、酷く利己的なものでもあった。
「コーヒーが飲みたい……。
砂糖入りの……」
そういう気持ちが抑えられなくなりつつあるのだ。
コーヒーは、代皇帝にとって必要不可欠な飲み物だった。
香ばしく深みのある味わいは彼を楽しませてくれ、飲むと頭がシャッキリして仕事がはかどる気がするし、気分が落ち着いて集中できる。
いつでもどこでも、何かあればコーヒーを飲む。
そういう生活がすっかり根づいていたのだ。
それなのに、ここしばらくは口にできていない。
代皇帝ほどの地位にもなればコーヒーくらい、いくらでも手に入れることはできた。
オルリック王国を経由して輸入することもできるし、市場に残っているわずかなものを買いつけることだってできる。
庶民からすれば高額なものとなってしまっていたが、エドゥアルド一人が飲む分くらい、国家予算と比較すれば些細(ささい)なものでしかない。
しかしそれをしてしまうことは、できるだけ国民に寄り添う、という現在の方針には反することだった。
今、帝国で人々が平穏を保って生活することができているのは、代皇帝が率先して倹約する姿勢を見せることで彼らの苦しみについての連帯を示しているからだ。
それなのに自分だけが権力を利用してコーヒーを飲んだりしてしまっては、示しがつかないことになってしまう。
そういった姿勢を見せることができずに民衆の反感を買い、革命に至ってしまった例が、隣国にある。
民衆と苦しみを共有するという姿勢を示すことは、個人的な心情として正しい、というだけでなく、政治的にも重要な意味を持っていた。
だから代わりとして、ハーブティーを飲むようにしている。
これはこれで美味しいし、毎回、ルーシェがいろいろ工夫を考えてくれるので飽きずに楽しめてはいたのだが、やはりどこか物足りない気持ちがしてしまう。
いい加減、あの味わいが恋しくてしかたがなくなっていた。
渇望とも言える感情を覚えたエドゥアルドは、コーヒーの代替品を探すように世間に対してお触れまで出した。
もっとも、タウゼント帝国の人々にとってもコーヒーは愛されている飲料であったから、この命令自体はむしろ、当然のものとして受け入れられている。
またいつでも好きに飲めるようになって欲しいと考えているのは、彼一人だけではないのだ。
「思えば、僕はずいぶん、贅沢(ぜいたく)な暮らしをしていたんだなぁ……」
代用コーヒーについての案があがって来るのを待ち遠しく思いながら、エドゥアルドは自分のこれまでの恵まれた生活を実感する。
いつでも飲みたいと思えば淹れたてのものが出て来る。
しかも、常に自分の好みを完璧に満たしてくれる状態で。
もしたまには違うものが飲みたいとわがままを言っても、ルーシェはにこにこしながら叶えてくれる。
ありがたいな、とは思っていた。
だがそれがどれほどであったのか、この時ほど強く思い知らされたことはない。
———待ちかねた知らせがもたらされたのは、代用コーヒーを探すようにお触れを出してからしばらく経ってのことだった。
「あの、エドゥアルドさま。
代用コーヒーの件で、いくつか案があがって参りましたので、準備してみたのですが……。
お試しいただけますでしょうか? 」
ホテル・ベルンシュタインの部屋で休息していると、メイドのルーシェがトレーにマグカップをいくつか乗せてやって来る。
「ああ。もちろん」
エドゥアルドは言葉少なにうなずき、はやる気持ちを何とか落ち着かせながら、少女がテーブルの上にカップを並べて行くのを待った。
見ると、そのどれにもそれぞれ、コーヒーによく似た琥珀色の飲み物が注がれている。
香ばしい匂いが漂い、それだけでもなんだか無性に泣きたいような気分になってしまった。
この中からコーヒーの代用品としてふさわしいものが決まれば、帝国として、その増産に努めることとなる。
味見などと言えば些細(ささい)なことだが、責任は大きいものがあった。
「これらは、どういうものなんだい? 」
「はい。
エドゥアルドさまの左手側から、それぞれ、レンズマメのコーヒー、ソラマメのコーヒー、大豆のコーヒー、ドングリのコーヒーでございます。
いずれも焙煎(ばいせん)してから砕いて、抽出(ちゅうしゅつ)しています」
「どんぐり? あの、木の実の? 」
豆を焙煎した、というのは想像できる。
そもそもコーヒーというのは、コーヒーノキから収穫した種子を焙煎して砕いたものから抽出(ちゅうしゅつ)した飲み物で、その種子は「コーヒー豆」と呼ばれているからだ。
同じ豆なら、味も似るのではないか。
そういう考えに行きつくのは容易いだろう。
しかし、ドングリというのは……。
「コーヒー豆も木の実でございますよ、エドゥアルドさま」
「そういえばそうだったね。コーヒーの木、というものな」
「それに、わたし個人的にはコレが一番、本物に近い気がいたしました」
「へぇ。それは楽しみだな」
別に好きでも何でもないが、コーヒーの味のことはよく理解しているルーシェの言葉に自身の中での期待値が大きくなるのを感じながら、順番に試飲していく。
それらはすべて、エドゥアルドの好みの飲み方に調整して用意されているらしかった。
ミルクと砂糖が入っている。
普段の彼がもっとも慣れ親しんだ、そして恋焦がれている味わいに近いものはどれなのか、それを確かめやすくするためだろう。
「うん……。
確かに、ドングリのコーヒーが一番、いい感じかな。
違うと言えばやっぱり違うんだけど、美味しいと思う。
大豆のコーヒーもなかなか良かった」
「はい!
上手に再現できるか、何度か試行錯誤したのですが、うまくできたみたいで嬉しいです! 」
主が喜べば、自分も喜ぶ。
そんなメイドの姿に今日も癒されながら、エドゥアルドはふと、疑問を口にする。
「しかし、砂糖なんてどこで手に入れたんだい?
確か、市場の流通量の不足に合わせて、使う量を制限していたはずだろう? 」
「あ、その件なのですが。
実は、エドゥアルドさまが出かけておいでの間に、オズヴァルト準男爵さまがいらっしゃいまして。
サトウキビから精製した砂糖の代替品が見つかったと、試供品をいただいたのです」
「オズヴァルト準男爵から? 彼は、帝都まで来ているのかい? 」
「はい。それで……、できればエドゥアルドさまと直接お話をする機会をいただきたい、とおっしゃっておられました。」
コーヒーと同じく砂糖も節約し、なるべく使わないようにしていたのだが、どうやら今回しっかりと甘みを感じられたのには、こういうカラクリがあったらしい。
(また、商売がらみの話なんだろうなぁ……)
オズヴァルトの強欲な性格を思い出したエドゥアルドはややしかめっ面を浮かべたものの、溜息をつくとすぐに、表情を和らげていた。
「分かった。会えるように調整をしてみるよ」
国債を利用して大規模な失業対策を実施し、停滞気味だった経済を活性化させる。
輸出入による発展が見込めないのだから、国内でできるだけ回っていくようにするしかない。
いわゆる内需の拡大を志向した施策を実行に移すのと同時に、エドゥアルドは別のことにも着手していた。
それは、———代替品を探すこと。
これは人々の生活を守るため、という目的ももちろんあることだ。
だがその最大の理由は、酷く利己的なものでもあった。
「コーヒーが飲みたい……。
砂糖入りの……」
そういう気持ちが抑えられなくなりつつあるのだ。
コーヒーは、代皇帝にとって必要不可欠な飲み物だった。
香ばしく深みのある味わいは彼を楽しませてくれ、飲むと頭がシャッキリして仕事がはかどる気がするし、気分が落ち着いて集中できる。
いつでもどこでも、何かあればコーヒーを飲む。
そういう生活がすっかり根づいていたのだ。
それなのに、ここしばらくは口にできていない。
代皇帝ほどの地位にもなればコーヒーくらい、いくらでも手に入れることはできた。
オルリック王国を経由して輸入することもできるし、市場に残っているわずかなものを買いつけることだってできる。
庶民からすれば高額なものとなってしまっていたが、エドゥアルド一人が飲む分くらい、国家予算と比較すれば些細(ささい)なものでしかない。
しかしそれをしてしまうことは、できるだけ国民に寄り添う、という現在の方針には反することだった。
今、帝国で人々が平穏を保って生活することができているのは、代皇帝が率先して倹約する姿勢を見せることで彼らの苦しみについての連帯を示しているからだ。
それなのに自分だけが権力を利用してコーヒーを飲んだりしてしまっては、示しがつかないことになってしまう。
そういった姿勢を見せることができずに民衆の反感を買い、革命に至ってしまった例が、隣国にある。
民衆と苦しみを共有するという姿勢を示すことは、個人的な心情として正しい、というだけでなく、政治的にも重要な意味を持っていた。
だから代わりとして、ハーブティーを飲むようにしている。
これはこれで美味しいし、毎回、ルーシェがいろいろ工夫を考えてくれるので飽きずに楽しめてはいたのだが、やはりどこか物足りない気持ちがしてしまう。
いい加減、あの味わいが恋しくてしかたがなくなっていた。
渇望とも言える感情を覚えたエドゥアルドは、コーヒーの代替品を探すように世間に対してお触れまで出した。
もっとも、タウゼント帝国の人々にとってもコーヒーは愛されている飲料であったから、この命令自体はむしろ、当然のものとして受け入れられている。
またいつでも好きに飲めるようになって欲しいと考えているのは、彼一人だけではないのだ。
「思えば、僕はずいぶん、贅沢(ぜいたく)な暮らしをしていたんだなぁ……」
代用コーヒーについての案があがって来るのを待ち遠しく思いながら、エドゥアルドは自分のこれまでの恵まれた生活を実感する。
いつでも飲みたいと思えば淹れたてのものが出て来る。
しかも、常に自分の好みを完璧に満たしてくれる状態で。
もしたまには違うものが飲みたいとわがままを言っても、ルーシェはにこにこしながら叶えてくれる。
ありがたいな、とは思っていた。
だがそれがどれほどであったのか、この時ほど強く思い知らされたことはない。
———待ちかねた知らせがもたらされたのは、代用コーヒーを探すようにお触れを出してからしばらく経ってのことだった。
「あの、エドゥアルドさま。
代用コーヒーの件で、いくつか案があがって参りましたので、準備してみたのですが……。
お試しいただけますでしょうか? 」
ホテル・ベルンシュタインの部屋で休息していると、メイドのルーシェがトレーにマグカップをいくつか乗せてやって来る。
「ああ。もちろん」
エドゥアルドは言葉少なにうなずき、はやる気持ちを何とか落ち着かせながら、少女がテーブルの上にカップを並べて行くのを待った。
見ると、そのどれにもそれぞれ、コーヒーによく似た琥珀色の飲み物が注がれている。
香ばしい匂いが漂い、それだけでもなんだか無性に泣きたいような気分になってしまった。
この中からコーヒーの代用品としてふさわしいものが決まれば、帝国として、その増産に努めることとなる。
味見などと言えば些細(ささい)なことだが、責任は大きいものがあった。
「これらは、どういうものなんだい? 」
「はい。
エドゥアルドさまの左手側から、それぞれ、レンズマメのコーヒー、ソラマメのコーヒー、大豆のコーヒー、ドングリのコーヒーでございます。
いずれも焙煎(ばいせん)してから砕いて、抽出(ちゅうしゅつ)しています」
「どんぐり? あの、木の実の? 」
豆を焙煎した、というのは想像できる。
そもそもコーヒーというのは、コーヒーノキから収穫した種子を焙煎して砕いたものから抽出(ちゅうしゅつ)した飲み物で、その種子は「コーヒー豆」と呼ばれているからだ。
同じ豆なら、味も似るのではないか。
そういう考えに行きつくのは容易いだろう。
しかし、ドングリというのは……。
「コーヒー豆も木の実でございますよ、エドゥアルドさま」
「そういえばそうだったね。コーヒーの木、というものな」
「それに、わたし個人的にはコレが一番、本物に近い気がいたしました」
「へぇ。それは楽しみだな」
別に好きでも何でもないが、コーヒーの味のことはよく理解しているルーシェの言葉に自身の中での期待値が大きくなるのを感じながら、順番に試飲していく。
それらはすべて、エドゥアルドの好みの飲み方に調整して用意されているらしかった。
ミルクと砂糖が入っている。
普段の彼がもっとも慣れ親しんだ、そして恋焦がれている味わいに近いものはどれなのか、それを確かめやすくするためだろう。
「うん……。
確かに、ドングリのコーヒーが一番、いい感じかな。
違うと言えばやっぱり違うんだけど、美味しいと思う。
大豆のコーヒーもなかなか良かった」
「はい!
上手に再現できるか、何度か試行錯誤したのですが、うまくできたみたいで嬉しいです! 」
主が喜べば、自分も喜ぶ。
そんなメイドの姿に今日も癒されながら、エドゥアルドはふと、疑問を口にする。
「しかし、砂糖なんてどこで手に入れたんだい?
確か、市場の流通量の不足に合わせて、使う量を制限していたはずだろう? 」
「あ、その件なのですが。
実は、エドゥアルドさまが出かけておいでの間に、オズヴァルト準男爵さまがいらっしゃいまして。
サトウキビから精製した砂糖の代替品が見つかったと、試供品をいただいたのです」
「オズヴァルト準男爵から? 彼は、帝都まで来ているのかい? 」
「はい。それで……、できればエドゥアルドさまと直接お話をする機会をいただきたい、とおっしゃっておられました。」
コーヒーと同じく砂糖も節約し、なるべく使わないようにしていたのだが、どうやら今回しっかりと甘みを感じられたのには、こういうカラクリがあったらしい。
(また、商売がらみの話なんだろうなぁ……)
オズヴァルトの強欲な性格を思い出したエドゥアルドはややしかめっ面を浮かべたものの、溜息をつくとすぐに、表情を和らげていた。
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