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第八章:「海軍建設」
・8-9 第120話:「海軍の惨状」
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・8-9 第120話:「海軍の惨状」
海軍大臣のマリアンは、清廉潔白(せいれんけっぱく)ではあっても、決して有能な人材として見られては来なかった。
その外見は明らかに不摂生で双眸(そうぼう)には覇気がなく、職務に対する熱意のようなものを感じることができなかったからだ。
しかしそれは、彼の置かれた境遇に原因があった。
タウゼント帝国の海軍大臣という、要職であるはずなのにまったく重要視されてこなかった、せいぜい私腹を肥やすことくらいにしか励む要素の無い閑職に置かれ、鬱屈(うっくつ)とした日々を送っていただけなのだ。
再会した海軍大臣の姿、そしてその受け答えのすべてが、そのことを証明しているように思える。
「まず、現在の我が国が保有する艦隊の概要を教えて欲しい」
「はっ!
まず、その総数ですが、イーンスラ王国が作成した等級基準に合わせてご説明いたしますと、二等戦列艦が一隻、三等戦列艦が三隻、五等、六等戦列艦がそれぞれ六隻。
内、三等一隻、六等二隻が現在北のフリーレン海で活動中、五等二隻が南のズュート海で活動中でございます」
「なに? たったの五隻しか活動していないのか? 」
「一般的な海上の哨戒活動でございます。
他の艦艇は、三等一隻、五等・六等二隻ずつが定期訓練中、三等一隻、五等・六等二隻が定期メンテナンスのために乾ドックに入居中でございます」
「乾ドック、というのは? 」
「艦艇を建造、修復するための、専用の設備でございます。
以前は浜に陸揚げいたしまして建造やメンテナンスを行っておりましたが、それでは効率が悪く、しかも大型船には対応できないために導入されました。
水門を設けたドックに艦艇を入渠(にゅうきょ)させたのちに水抜きをし、底部を露出させた上で必要な整備や修繕を実施しております」
「およそ三分の一は入居中、残りの三分の一は訓練中なのか? 」
「左様でございます、陛下。
船舶は波浪によってダメージを受けますし、長く使用しておりますと部材が劣化いたしますので、定期的に入渠(にゅうきょ)させて修繕し、それでは間に合わなくなる前に新造して更新する必要がございます。
また、陸と同様、海においても、兵員は定期的に訓練を実施したしませんと、練度が低下し戦力を発揮できなくなります。
ローテーションを組み、任務に付く艦、修繕する艦、訓練する艦、と分けております」
「なるほど。だからすべて、三の倍数で整備されているのか」
「左様でございます、陛下」
「しかし、とすると二等戦列艦はどうなっているのだ?
我が海軍最大の艦艇であるのだろう? 」
その質問に、ここまで立て板に水、と受け答えして来たマリアンの表情が曇る。
「我が帝国海軍の旗艦、誇るべきグスタフ・デア・グルーサー(グスタフ大帝)は、現在、母港たるズーディシャーハーフェンにおいて、停泊中でございます」
「停泊中? 」
「はい、停泊中でございます」
「つまりは……、なにもしていない、ということか? 」
「……左様でございます」
エドゥアルドは思わず顔をしかめてしまっていた。
(ただでさえ、限られた戦力しかない、というのに……)
一等には及ばない二等とはいえ、帝国最大最強の軍艦がただ、港にいるだけとはどういうことなのか。
タウゼント帝国の初代皇帝と言われている人物の、伝説的な名前を戴(いただ)いている戦闘艦が。
「それは、どういう訳でそうなっているのだ? 」
「それは……」
「良い。率直に申してみよ。
余は、これまでの受け答えを聞いて、マリアン殿を信任すると決めている」
「……は、は! もったいないお言葉でございます! 」
はっ、と顔をあげて感謝の言葉を述べたマリアンだったが、すぐにまた、その表情が曇った。
「それが、その。
大変に申し上げにくいことなのでございますが……、予算が、ございませぬ」
「……。
なに? 」
「運用するために十分な資金がなく、動かしたくとも動かせないのでございます」
呆気に取られて聞き返すと、海軍大臣は帝国海軍の惨状(さんじょう)を赤裸々に告白した。
「実は、海軍を拡充しよう、と試みられたのは、陛下が初めてのお方ではございませぬ。
先々代の陛下が海軍の充実を志向されたことがあるのです。
グスタフ・デア・グルーサーは、その折に建造されたものでございます。
二等戦列艦で経験を積み、やがては一等戦列艦を多数建造し、他国に匹敵する海軍を保有しよう。
そういう計画であったとうかがっております」
「しかし、我が軍には二等戦列艦が一隻しかないようだが……」
「削減されたのでございます。
元々、先々代の陛下が海軍を強化しようとなされたのは、これも誠に申し上げにくいことなのですが……」
「よい。ここには、余とそなたしかおらぬ」
「はっ!
臣が今の地位を引き継いだ際に先任者から聞いた話によりますと、多分に、趣味的なものであったようなのでございます」
「趣味? 」
「ただ、他国に誇れるような巨大な艦艇を建造し、並べたかった。
それだけだったそうで」
「……そんなことのために? 」
「はい。ですから、途中で予算が断たれ、計画は頓挫(とんざ)したのでございます。
そうして、二等戦列艦が一隻だけ残りました。
予算もなく、また、ローテーションも組めないために、停泊するしかない艦となってしまったのでございます」
「なんと、罰当たりな……」
エドゥアルドは悲嘆するしかなかった。
偉大なタウゼント帝国の初代皇帝、グスタフ大帝の名を冠した軍艦が、そんな顛末(てんまつ)で建造され、なすこともなくただ浮かんでいるだけなど。
先祖に申し訳ないと思ってしまう。
「元々は、別の名前がつけられていたそうでございます。
ですが、大海軍を建設するという計画が頓挫(とんざ)したことで、我が帝国最大の艦艇となりましたゆえ、他につけるべき艦もないだろうと、偉大な大帝の名がつけられたのだとか」
ショックを受けているエドゥアルドを慰(なぐさ)める様にマリアンはそう教えてくれたが、さして救いにはなりそうもなかった。
本来の計画とは違うのだとしても、偉大な大帝の名を持つ軍艦が不遇をかこっているのだ。
良くない、ということは分かりきっていた。
しかし、帝国海軍の現状は、これほどまでにお粗末だ。
あまりにも酷い。
酷過ぎる。
惨状と言うしかない。
(これを、何とかしなければならないのか……)
そのことを思うと気分が重くなり、頭が痛くなってきそうだった。
海軍大臣のマリアンは、清廉潔白(せいれんけっぱく)ではあっても、決して有能な人材として見られては来なかった。
その外見は明らかに不摂生で双眸(そうぼう)には覇気がなく、職務に対する熱意のようなものを感じることができなかったからだ。
しかしそれは、彼の置かれた境遇に原因があった。
タウゼント帝国の海軍大臣という、要職であるはずなのにまったく重要視されてこなかった、せいぜい私腹を肥やすことくらいにしか励む要素の無い閑職に置かれ、鬱屈(うっくつ)とした日々を送っていただけなのだ。
再会した海軍大臣の姿、そしてその受け答えのすべてが、そのことを証明しているように思える。
「まず、現在の我が国が保有する艦隊の概要を教えて欲しい」
「はっ!
まず、その総数ですが、イーンスラ王国が作成した等級基準に合わせてご説明いたしますと、二等戦列艦が一隻、三等戦列艦が三隻、五等、六等戦列艦がそれぞれ六隻。
内、三等一隻、六等二隻が現在北のフリーレン海で活動中、五等二隻が南のズュート海で活動中でございます」
「なに? たったの五隻しか活動していないのか? 」
「一般的な海上の哨戒活動でございます。
他の艦艇は、三等一隻、五等・六等二隻ずつが定期訓練中、三等一隻、五等・六等二隻が定期メンテナンスのために乾ドックに入居中でございます」
「乾ドック、というのは? 」
「艦艇を建造、修復するための、専用の設備でございます。
以前は浜に陸揚げいたしまして建造やメンテナンスを行っておりましたが、それでは効率が悪く、しかも大型船には対応できないために導入されました。
水門を設けたドックに艦艇を入渠(にゅうきょ)させたのちに水抜きをし、底部を露出させた上で必要な整備や修繕を実施しております」
「およそ三分の一は入居中、残りの三分の一は訓練中なのか? 」
「左様でございます、陛下。
船舶は波浪によってダメージを受けますし、長く使用しておりますと部材が劣化いたしますので、定期的に入渠(にゅうきょ)させて修繕し、それでは間に合わなくなる前に新造して更新する必要がございます。
また、陸と同様、海においても、兵員は定期的に訓練を実施したしませんと、練度が低下し戦力を発揮できなくなります。
ローテーションを組み、任務に付く艦、修繕する艦、訓練する艦、と分けております」
「なるほど。だからすべて、三の倍数で整備されているのか」
「左様でございます、陛下」
「しかし、とすると二等戦列艦はどうなっているのだ?
我が海軍最大の艦艇であるのだろう? 」
その質問に、ここまで立て板に水、と受け答えして来たマリアンの表情が曇る。
「我が帝国海軍の旗艦、誇るべきグスタフ・デア・グルーサー(グスタフ大帝)は、現在、母港たるズーディシャーハーフェンにおいて、停泊中でございます」
「停泊中? 」
「はい、停泊中でございます」
「つまりは……、なにもしていない、ということか? 」
「……左様でございます」
エドゥアルドは思わず顔をしかめてしまっていた。
(ただでさえ、限られた戦力しかない、というのに……)
一等には及ばない二等とはいえ、帝国最大最強の軍艦がただ、港にいるだけとはどういうことなのか。
タウゼント帝国の初代皇帝と言われている人物の、伝説的な名前を戴(いただ)いている戦闘艦が。
「それは、どういう訳でそうなっているのだ? 」
「それは……」
「良い。率直に申してみよ。
余は、これまでの受け答えを聞いて、マリアン殿を信任すると決めている」
「……は、は! もったいないお言葉でございます! 」
はっ、と顔をあげて感謝の言葉を述べたマリアンだったが、すぐにまた、その表情が曇った。
「それが、その。
大変に申し上げにくいことなのでございますが……、予算が、ございませぬ」
「……。
なに? 」
「運用するために十分な資金がなく、動かしたくとも動かせないのでございます」
呆気に取られて聞き返すと、海軍大臣は帝国海軍の惨状(さんじょう)を赤裸々に告白した。
「実は、海軍を拡充しよう、と試みられたのは、陛下が初めてのお方ではございませぬ。
先々代の陛下が海軍の充実を志向されたことがあるのです。
グスタフ・デア・グルーサーは、その折に建造されたものでございます。
二等戦列艦で経験を積み、やがては一等戦列艦を多数建造し、他国に匹敵する海軍を保有しよう。
そういう計画であったとうかがっております」
「しかし、我が軍には二等戦列艦が一隻しかないようだが……」
「削減されたのでございます。
元々、先々代の陛下が海軍を強化しようとなされたのは、これも誠に申し上げにくいことなのですが……」
「よい。ここには、余とそなたしかおらぬ」
「はっ!
臣が今の地位を引き継いだ際に先任者から聞いた話によりますと、多分に、趣味的なものであったようなのでございます」
「趣味? 」
「ただ、他国に誇れるような巨大な艦艇を建造し、並べたかった。
それだけだったそうで」
「……そんなことのために? 」
「はい。ですから、途中で予算が断たれ、計画は頓挫(とんざ)したのでございます。
そうして、二等戦列艦が一隻だけ残りました。
予算もなく、また、ローテーションも組めないために、停泊するしかない艦となってしまったのでございます」
「なんと、罰当たりな……」
エドゥアルドは悲嘆するしかなかった。
偉大なタウゼント帝国の初代皇帝、グスタフ大帝の名を冠した軍艦が、そんな顛末(てんまつ)で建造され、なすこともなくただ浮かんでいるだけなど。
先祖に申し訳ないと思ってしまう。
「元々は、別の名前がつけられていたそうでございます。
ですが、大海軍を建設するという計画が頓挫(とんざ)したことで、我が帝国最大の艦艇となりましたゆえ、他につけるべき艦もないだろうと、偉大な大帝の名がつけられたのだとか」
ショックを受けているエドゥアルドを慰(なぐさ)める様にマリアンはそう教えてくれたが、さして救いにはなりそうもなかった。
本来の計画とは違うのだとしても、偉大な大帝の名を持つ軍艦が不遇をかこっているのだ。
良くない、ということは分かりきっていた。
しかし、帝国海軍の現状は、これほどまでにお粗末だ。
あまりにも酷い。
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