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第八章:「海軍建設」
・8-6 第117話:「メイド、暴走する:2」
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・8-6 第117話:「メイド、暴走する:2」
なぜ、この惨状が生まれたのか。
シャルロッテはその宣言通り、手短に、事実だけを淡々と述べて行く。
「陛下がご無事にお戻りになられるとうかがい、あの子も、私(わたくし)も、とても喜んでいたのです。
しかしながら、なかなかいらっしゃらない。
そして陛下のお帰りを待ち焦がれる間に、———あの子は段々とおかしくなっていきました」
「ルーシェが、おかしく? 」
「はい。
身近にいる方々に毎日、たくさんの食事を作り、振る舞うようになっていったのです」
食事を振る舞うことの、どこがいけないのだろう?
一瞬そう思ったが、すぐに、納得した。
テーブルの上に山盛りにされた料理。
苦しそうにうめいているペーターや、親衛隊の将兵たち。
それらを見れば、言葉にせずともわかる。
「最初に犠牲になられたのは、プリンツ・ヨッヘム。……元帥閣下でございました」
「ヨッヘム公が? 」
「陛下がいらっしゃらない間、帝国元帥の体調を気づかって、あの子はいろいろとお世話をさせていただいたのです。
きっと、陛下がなかなかお戻りになられない、その寂しさを紛らわすためだったのでございましょう。
ルーシェは毎日食べきれないほどの料理をこしらえ、ヨッヘム公に召し上がっていただくようになったのでございます。
それはもう、毎日、毎食、お腹がはち切れそうになるまで」
エドゥアルドの中で、すべてがつながる。
あの、具合が悪そうなヨッヘム公の姿。
顔色が悪く、苦しそうで、それなのに病気などではない、という軍医の診断。
単純な話だ。
食べ過ぎ、いや、食べさせられ過ぎ、だったのだ。
「し、しかし、食べきれないのなら、そう言えばよかったのではないか? 」
するとシャルロッテは小さく首を左右に振る。
「陛下は……。
これから捨てられると分かっているのに、それでも貴方に従い続けます、と、そういう健気な子犬のような瞳であの子から見つめられて、それを無下にすることができますか? 」
即答できる。
———無理だ。
「私(わたくし)も……、体型を維持するだけで、精一杯でございました」
絞り出すようなその言葉は、震えていた。
壮絶な日々だったのだろう。
その一言で、今、目の前に広がっている惨状にも、すべてがつながる。
エドゥアルドたちが帰って来たと知ったルーシェは、これまでに降り積もった寂しさもあって、よほど張り切って料理を作ったのだろう。
そして親衛隊の者たちは、代皇帝がヨッヘム公からこれまでの報告を受けている間、それを食べさせられ続けたのだ。
きっと、美味しかったのに違いない。
嬉しかったのに違いない。
だから断ることもできずに食べ続け、吐き出すこともできずに苦しんでいる。
そしてペーターは、そんな部下たちを脱出させるために一人で最後まで食卓に踏みとどまり、[戦った]のだ。
「い、いったい、ルーシェはどれくらい、料理を用意しているんだ? 」
震える声でたずねると、短く返って来る。
「食材だけで、馬車、一台分ほどは」
「馬車、一台分!? 」
驚愕せざるを得ない。
馬車一台分、を、一般的に用いられている輸送用のものと同等、とすると、その積載量は一トン程度。
すべて食糧だとすると、数百人分にもなる。
「ば、ばかな!
ルーシェは、どうやってそれだけの食材を手に入れたんだ?
まさか、補給から回したのか!? 」
「いえ、すべてあの子の自費でございます。
これまで陛下にお仕えして来た際にいただいていたお給金、ほとんど手をつけずに貯めていた様子でございますから。
陛下がお帰りになられると聞き、ノルトハーフェン公国のアンネ・シュティに手紙を送って、用立てていただいたのでございます」
アンネ・シュティというのは、ルーシェの友人でメイド仲間だ。
エドゥアルドの従兄で現在はノルトハーフェン公国の統治を代行しているヨーゼフ・ツー・フェヒターに仕えていて、過去に関わりを持って以来、二人のメイドは離れていても手紙をやり取りするなど、仲良くやっているらしい。
わざわざノルトハーフェン公国に、エドゥアルドの故郷に連絡して送ってもらったのだからきっと、主の好物ばかりを取り寄せてくれたのだろう。
量もあるし、輸送費もかかるし、きっと値が張ったのに違いないが、公爵家のメイドとして相応に支払い続けられていた給与を貯めこんで来たのなら、十分に代金を用立てることができたはずだ。
「へ、陛下……!
この場は自分に任せて、いったん、お下がりください……! 」
ルーシェがどれほどの勢いで暴走しているのか。
馬車一台分の食料を自費で買いつけ、それで料理を作ってエドゥアルドに食べさせるつもりでいるほどなのだ、と知って呆然としていると、今にも力尽きそうなペーターの声が聞こえる。
「我が戦友はみな、倒れましたが、ここに、我、ペーターは、健在……で、ございます!
ご覧ください、この、長年かけて培(つちか)いましたる腹肉を!
食して来た料理は、数知れず!
たとえ馬車一台ごとき、陛下に代わって、平らげて見せましょう! 」
「私(わたくし)からも、お願い申し上げます」
さらに、シャルロッテがその視線をまっすぐに向け、懇願するように言って来る。
「陛下は、帝国にとって大事な御身。
もうしばらくすればあの子も落ち着くでしょうから、ここは、いったんお引きくださいませ」
代皇帝は、決断を迫られていた。
臣下たちの言う通り、ここは一時撤退し、メイドの暴走が納まるのを待つか。
それともこの場に残り、腹がはち切れるまで料理を食べさせられるか。
主の帰還が遅れたことでこじれてしまったルーシェの感情は、容易には収まらないだろう。
それは、親衛隊の兵士たちや、再会の挨拶に訪れただけのペーターやアーベルたちに料理を食べさせまくっても、止まらないほどだったのだ。
もう、十分だ。
そうエドゥアルドが言ったとしてもきっと、なんだかんだ言いながら料理を盛りつけ、なんとか食べてもらおうとするだろう。
そして少年はそれを、拒めない。
どうして自分の料理を食べてくれないのか、と、切なさと寂しさでその黒い瞳を涙で潤ませ、じっと見つめられたらもう、どんな願いでも叶えてやりたくなってしまうのに違いないからだ。
メイドは、もうすぐ戻って来る———。
「いいや。……僕は、逃げない」
「そんな、陛下! 」「陛下っ! 」
「僕の使用人のことだ。……主君である僕が、すべて、受け止めてみせる! 」
その言葉に、ペーターは「それでこそ……っ! それでこそ漢(おとこ)というもの! 」と感極まって涙をこぼし、シャルロッテは神に祈って両手を組み合わせる。
大げさな、と笑い飛ばすことはできない。
すでに、幾人もの勇者たちがメイドによって倒されている。
これは、勝ち目の薄い戦いだ。
(さぁ、来い、ルーシェ。
僕が、相手になってやる! )
それでもエドゥアルドは、ベルトを緩めながらイスに腰かけ、食卓についたのだった。
なぜ、この惨状が生まれたのか。
シャルロッテはその宣言通り、手短に、事実だけを淡々と述べて行く。
「陛下がご無事にお戻りになられるとうかがい、あの子も、私(わたくし)も、とても喜んでいたのです。
しかしながら、なかなかいらっしゃらない。
そして陛下のお帰りを待ち焦がれる間に、———あの子は段々とおかしくなっていきました」
「ルーシェが、おかしく? 」
「はい。
身近にいる方々に毎日、たくさんの食事を作り、振る舞うようになっていったのです」
食事を振る舞うことの、どこがいけないのだろう?
一瞬そう思ったが、すぐに、納得した。
テーブルの上に山盛りにされた料理。
苦しそうにうめいているペーターや、親衛隊の将兵たち。
それらを見れば、言葉にせずともわかる。
「最初に犠牲になられたのは、プリンツ・ヨッヘム。……元帥閣下でございました」
「ヨッヘム公が? 」
「陛下がいらっしゃらない間、帝国元帥の体調を気づかって、あの子はいろいろとお世話をさせていただいたのです。
きっと、陛下がなかなかお戻りになられない、その寂しさを紛らわすためだったのでございましょう。
ルーシェは毎日食べきれないほどの料理をこしらえ、ヨッヘム公に召し上がっていただくようになったのでございます。
それはもう、毎日、毎食、お腹がはち切れそうになるまで」
エドゥアルドの中で、すべてがつながる。
あの、具合が悪そうなヨッヘム公の姿。
顔色が悪く、苦しそうで、それなのに病気などではない、という軍医の診断。
単純な話だ。
食べ過ぎ、いや、食べさせられ過ぎ、だったのだ。
「し、しかし、食べきれないのなら、そう言えばよかったのではないか? 」
するとシャルロッテは小さく首を左右に振る。
「陛下は……。
これから捨てられると分かっているのに、それでも貴方に従い続けます、と、そういう健気な子犬のような瞳であの子から見つめられて、それを無下にすることができますか? 」
即答できる。
———無理だ。
「私(わたくし)も……、体型を維持するだけで、精一杯でございました」
絞り出すようなその言葉は、震えていた。
壮絶な日々だったのだろう。
その一言で、今、目の前に広がっている惨状にも、すべてがつながる。
エドゥアルドたちが帰って来たと知ったルーシェは、これまでに降り積もった寂しさもあって、よほど張り切って料理を作ったのだろう。
そして親衛隊の者たちは、代皇帝がヨッヘム公からこれまでの報告を受けている間、それを食べさせられ続けたのだ。
きっと、美味しかったのに違いない。
嬉しかったのに違いない。
だから断ることもできずに食べ続け、吐き出すこともできずに苦しんでいる。
そしてペーターは、そんな部下たちを脱出させるために一人で最後まで食卓に踏みとどまり、[戦った]のだ。
「い、いったい、ルーシェはどれくらい、料理を用意しているんだ? 」
震える声でたずねると、短く返って来る。
「食材だけで、馬車、一台分ほどは」
「馬車、一台分!? 」
驚愕せざるを得ない。
馬車一台分、を、一般的に用いられている輸送用のものと同等、とすると、その積載量は一トン程度。
すべて食糧だとすると、数百人分にもなる。
「ば、ばかな!
ルーシェは、どうやってそれだけの食材を手に入れたんだ?
まさか、補給から回したのか!? 」
「いえ、すべてあの子の自費でございます。
これまで陛下にお仕えして来た際にいただいていたお給金、ほとんど手をつけずに貯めていた様子でございますから。
陛下がお帰りになられると聞き、ノルトハーフェン公国のアンネ・シュティに手紙を送って、用立てていただいたのでございます」
アンネ・シュティというのは、ルーシェの友人でメイド仲間だ。
エドゥアルドの従兄で現在はノルトハーフェン公国の統治を代行しているヨーゼフ・ツー・フェヒターに仕えていて、過去に関わりを持って以来、二人のメイドは離れていても手紙をやり取りするなど、仲良くやっているらしい。
わざわざノルトハーフェン公国に、エドゥアルドの故郷に連絡して送ってもらったのだからきっと、主の好物ばかりを取り寄せてくれたのだろう。
量もあるし、輸送費もかかるし、きっと値が張ったのに違いないが、公爵家のメイドとして相応に支払い続けられていた給与を貯めこんで来たのなら、十分に代金を用立てることができたはずだ。
「へ、陛下……!
この場は自分に任せて、いったん、お下がりください……! 」
ルーシェがどれほどの勢いで暴走しているのか。
馬車一台分の食料を自費で買いつけ、それで料理を作ってエドゥアルドに食べさせるつもりでいるほどなのだ、と知って呆然としていると、今にも力尽きそうなペーターの声が聞こえる。
「我が戦友はみな、倒れましたが、ここに、我、ペーターは、健在……で、ございます!
ご覧ください、この、長年かけて培(つちか)いましたる腹肉を!
食して来た料理は、数知れず!
たとえ馬車一台ごとき、陛下に代わって、平らげて見せましょう! 」
「私(わたくし)からも、お願い申し上げます」
さらに、シャルロッテがその視線をまっすぐに向け、懇願するように言って来る。
「陛下は、帝国にとって大事な御身。
もうしばらくすればあの子も落ち着くでしょうから、ここは、いったんお引きくださいませ」
代皇帝は、決断を迫られていた。
臣下たちの言う通り、ここは一時撤退し、メイドの暴走が納まるのを待つか。
それともこの場に残り、腹がはち切れるまで料理を食べさせられるか。
主の帰還が遅れたことでこじれてしまったルーシェの感情は、容易には収まらないだろう。
それは、親衛隊の兵士たちや、再会の挨拶に訪れただけのペーターやアーベルたちに料理を食べさせまくっても、止まらないほどだったのだ。
もう、十分だ。
そうエドゥアルドが言ったとしてもきっと、なんだかんだ言いながら料理を盛りつけ、なんとか食べてもらおうとするだろう。
そして少年はそれを、拒めない。
どうして自分の料理を食べてくれないのか、と、切なさと寂しさでその黒い瞳を涙で潤ませ、じっと見つめられたらもう、どんな願いでも叶えてやりたくなってしまうのに違いないからだ。
メイドは、もうすぐ戻って来る———。
「いいや。……僕は、逃げない」
「そんな、陛下! 」「陛下っ! 」
「僕の使用人のことだ。……主君である僕が、すべて、受け止めてみせる! 」
その言葉に、ペーターは「それでこそ……っ! それでこそ漢(おとこ)というもの! 」と感極まって涙をこぼし、シャルロッテは神に祈って両手を組み合わせる。
大げさな、と笑い飛ばすことはできない。
すでに、幾人もの勇者たちがメイドによって倒されている。
これは、勝ち目の薄い戦いだ。
(さぁ、来い、ルーシェ。
僕が、相手になってやる! )
それでもエドゥアルドは、ベルトを緩めながらイスに腰かけ、食卓についたのだった。
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