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第八章:「海軍建設」
・8-5 第116話:「メイド、暴走する:1」
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・8-5 第116話:「メイド、暴走する:1」
エドゥアルドの親衛隊の兵士たちが倒れ、苦しみながらうめいている場所の中央にあった天幕の中で行われているのは、食事会だった。
そこでは三人の人物が、山盛りになった料理を囲んでいる。
といっても、食べているのは主にペーターだった。
メイドは給仕するのが仕事だ、と言わんばかりの態度で立っており、料理を勧めたり、飲み物を勧めたりしている。
一見、和やかな食卓だ。
だが、違和感というか、———張り詰めた圧迫感のようなものを感じる。
ペーターは笑っている。
ルーシェも、にこにことしている。
中将が遠征先で起こった出来事をやや誇張して大げさに伝えられると、メイドのころころとした朗らかな笑い声が聞こえて来る。
楽しそう。
その、はずなのだ。
だが、エドゥアルドにはペーターが相当に無理をしている、ということがわかった。
その顔色は外で倒れている者たちと同じように青白く、冷や汗が浮かび、苦しそうだ。
ふと、少年は、赤毛のメイドと目が合ったことに気がついた。
どうやらシャルロッテはこちらがのぞき見していることを察知したらしい。
その唇が、動く。
(に、げ、て……? 逃げて……? )
その形から、声にならないままに発せられた言葉が警告だと理解した少年は、表情を険しくする。
確かに、天幕の中の雰囲気は異様なものだった。
一見すると和やかそうに思えるが、実際はまったく違う。
ペーターは笑っているが、まるで、瀕死の重傷を負いながらも、使命を果たさんと決死の覚悟で踏みとどまっている戦士のような表情にも見える。
凄絶だ。
料理も美味しいはずで、しかも、かわいらしいメイドに丁重に給仕までしてもらっているというのに。
明らかに、おかしい。
そして、シャルロッテからの警告。
赤毛のメイドは会話には加わらず、天幕の片隅で、まるで自身が人形になってしまったかのように澄ました態度で立っていた。
すべての感覚を遮断し、感情を押し殺して、無心で。
まるで現実逃避をしている様子だった。
らしくない態度だ。
シャルロッテはメイドだが、特殊な立場にいる。
というのは、ノルトハーフェン公国で代々諜報を担当して来た[裏]の一族の末裔であり、その技術を継承していることから、彼女も諜報員のような役割を果たすことがあり、そうするのに必要な技能を身に着けているからだ。
そのためか、何事にも動じない胆力、冷静さを持っている。
普段ならば、後輩のメイドであるルーシェが間違ったことをしでかしていれば、きっちりと叱りつけて修正しているはずなのだ。
それが、なにもせずに現実逃避をしていた。
そしてエドゥアルドに逃げろ、と言っている。
(いったい、何が起こっているんだ……? )
どれほど深刻な状況が起こっているのか。
そのことに戦慄(せんりつ)さえ覚えたが、———代皇帝は引き返さなかった。
なにが起こっているのにせよ、それを解決し、収拾する責任は、主君である自分にこそあると思ったからだ。
「あ~っ!!! エドゥアルドさまっ! お帰りなさいませっ!!! 」
天幕の中に入ると、何かを言う前にルーシェがこちらのことに気づき、喜び勇んで駆けよって来る。
「ご無事のお帰り、わたし、とっても嬉しいです!
たくさんたくさん、お料理を頑張って、お待ち申し上げておりました!
どうなさいますか!?
さっそく、召し上がられますか?
それとも、お着換えからなさいますか?
コーヒーも、いつでもご用意できるように準備を整えてございます! 」
エドゥアルドに喜んで欲しい。
その一心からなのだろう、メイドの口からは矢継ぎ早に質問が浴びせられる。
「あ、ああ、ええっと……」
その気迫に、少年は気圧されてしまって言いよどむ。
明確にルーシェがなにか悪いことをしていたというのなら、厳しく𠮟ることだってできただろう。
しかし、彼女がたずねてきたことはどれもメイドとしての使命にも合致していることで、責めるべきことではない。
天幕の中の異様な雰囲気、そしてその外側に広がっている惨状も、まだ、ルーシェの仕業と確定したわけでもない。
表面的にはただ、ごちそうで客人をもてなしているだけ、なのだ。
「ああ、陛下、よくお戻りで!
ところで、ルーシェちゃん? ワインが欲しいな。取って来てくれないかい? 」
「あっ、はいっ、かしこまりました! 」
そこで唐突に口を挟んできたのは、ペーター・ツー・フレッサー中将だった。
そしてそれを聞いたメイドは、嬉しそうににこにことしながら奥の方に向かい、そこから外に出て行く。
「陛下。逃げてください! 」
黒髪のツインテールが見えなくなった瞬間だった。
イスから立ち上がろうとして、しかしそうすることができずによろめき、何とかその場に踏みとどまったペーターは、顔面に冷や汗を溢(あふ)れさせながらそう言って来る。
「ペーター! それは、どういうことなのだ?
外で倒れている者たちは、いったい、どうしたというのか!? 」
「そ、それは……、うぐぐっ」
質問に答えようとするが、中将は慌てて自身の口元を抑える。
必死に、何かをこらえている様子だった。
「……代わりに、私(わたくし)からご説明いたしましょう。
あの子が戻って来るまで時間がございませんから、手短に」
代わって口を開いたのは、シャルロッテだ。
その口調はどこか重く、おどろおどろしい。
「あ、あまり脅かさないでくれ、シャーリー!
いったい、何が起こっているんだ? 」
「すべては、陛下が戻って来られるのが、ゆっくり過ぎたのが原因なのです」
「ぼ、僕の……? 」
「左様でございます。
最初にこちらに向かっておられるという報告をいただいてから、ずいぶんと経ってしまいました。
それが、……あの子を、ルーシェを暴走させてしまったのです」
悲しそうに伏せられた視線。
やや青ざめ、大理石の彫像のようになった顔。
その美しさ、そして恐ろしさに背筋が寒くなる。
「ルーシェが、暴走を? 」
だが、エドゥアルドはその場に留まった。
使用人の不始末は、主君が片付けねばならない。
それに、自分がなかなか帰って来ないことで寂しさをこじらせて、というのが原因であるのならば、その気持ちはできるだけ受け止めてやりたかったからだ。
エドゥアルドの親衛隊の兵士たちが倒れ、苦しみながらうめいている場所の中央にあった天幕の中で行われているのは、食事会だった。
そこでは三人の人物が、山盛りになった料理を囲んでいる。
といっても、食べているのは主にペーターだった。
メイドは給仕するのが仕事だ、と言わんばかりの態度で立っており、料理を勧めたり、飲み物を勧めたりしている。
一見、和やかな食卓だ。
だが、違和感というか、———張り詰めた圧迫感のようなものを感じる。
ペーターは笑っている。
ルーシェも、にこにことしている。
中将が遠征先で起こった出来事をやや誇張して大げさに伝えられると、メイドのころころとした朗らかな笑い声が聞こえて来る。
楽しそう。
その、はずなのだ。
だが、エドゥアルドにはペーターが相当に無理をしている、ということがわかった。
その顔色は外で倒れている者たちと同じように青白く、冷や汗が浮かび、苦しそうだ。
ふと、少年は、赤毛のメイドと目が合ったことに気がついた。
どうやらシャルロッテはこちらがのぞき見していることを察知したらしい。
その唇が、動く。
(に、げ、て……? 逃げて……? )
その形から、声にならないままに発せられた言葉が警告だと理解した少年は、表情を険しくする。
確かに、天幕の中の雰囲気は異様なものだった。
一見すると和やかそうに思えるが、実際はまったく違う。
ペーターは笑っているが、まるで、瀕死の重傷を負いながらも、使命を果たさんと決死の覚悟で踏みとどまっている戦士のような表情にも見える。
凄絶だ。
料理も美味しいはずで、しかも、かわいらしいメイドに丁重に給仕までしてもらっているというのに。
明らかに、おかしい。
そして、シャルロッテからの警告。
赤毛のメイドは会話には加わらず、天幕の片隅で、まるで自身が人形になってしまったかのように澄ました態度で立っていた。
すべての感覚を遮断し、感情を押し殺して、無心で。
まるで現実逃避をしている様子だった。
らしくない態度だ。
シャルロッテはメイドだが、特殊な立場にいる。
というのは、ノルトハーフェン公国で代々諜報を担当して来た[裏]の一族の末裔であり、その技術を継承していることから、彼女も諜報員のような役割を果たすことがあり、そうするのに必要な技能を身に着けているからだ。
そのためか、何事にも動じない胆力、冷静さを持っている。
普段ならば、後輩のメイドであるルーシェが間違ったことをしでかしていれば、きっちりと叱りつけて修正しているはずなのだ。
それが、なにもせずに現実逃避をしていた。
そしてエドゥアルドに逃げろ、と言っている。
(いったい、何が起こっているんだ……? )
どれほど深刻な状況が起こっているのか。
そのことに戦慄(せんりつ)さえ覚えたが、———代皇帝は引き返さなかった。
なにが起こっているのにせよ、それを解決し、収拾する責任は、主君である自分にこそあると思ったからだ。
「あ~っ!!! エドゥアルドさまっ! お帰りなさいませっ!!! 」
天幕の中に入ると、何かを言う前にルーシェがこちらのことに気づき、喜び勇んで駆けよって来る。
「ご無事のお帰り、わたし、とっても嬉しいです!
たくさんたくさん、お料理を頑張って、お待ち申し上げておりました!
どうなさいますか!?
さっそく、召し上がられますか?
それとも、お着換えからなさいますか?
コーヒーも、いつでもご用意できるように準備を整えてございます! 」
エドゥアルドに喜んで欲しい。
その一心からなのだろう、メイドの口からは矢継ぎ早に質問が浴びせられる。
「あ、ああ、ええっと……」
その気迫に、少年は気圧されてしまって言いよどむ。
明確にルーシェがなにか悪いことをしていたというのなら、厳しく𠮟ることだってできただろう。
しかし、彼女がたずねてきたことはどれもメイドとしての使命にも合致していることで、責めるべきことではない。
天幕の中の異様な雰囲気、そしてその外側に広がっている惨状も、まだ、ルーシェの仕業と確定したわけでもない。
表面的にはただ、ごちそうで客人をもてなしているだけ、なのだ。
「ああ、陛下、よくお戻りで!
ところで、ルーシェちゃん? ワインが欲しいな。取って来てくれないかい? 」
「あっ、はいっ、かしこまりました! 」
そこで唐突に口を挟んできたのは、ペーター・ツー・フレッサー中将だった。
そしてそれを聞いたメイドは、嬉しそうににこにことしながら奥の方に向かい、そこから外に出て行く。
「陛下。逃げてください! 」
黒髪のツインテールが見えなくなった瞬間だった。
イスから立ち上がろうとして、しかしそうすることができずによろめき、何とかその場に踏みとどまったペーターは、顔面に冷や汗を溢(あふ)れさせながらそう言って来る。
「ペーター! それは、どういうことなのだ?
外で倒れている者たちは、いったい、どうしたというのか!? 」
「そ、それは……、うぐぐっ」
質問に答えようとするが、中将は慌てて自身の口元を抑える。
必死に、何かをこらえている様子だった。
「……代わりに、私(わたくし)からご説明いたしましょう。
あの子が戻って来るまで時間がございませんから、手短に」
代わって口を開いたのは、シャルロッテだ。
その口調はどこか重く、おどろおどろしい。
「あ、あまり脅かさないでくれ、シャーリー!
いったい、何が起こっているんだ? 」
「すべては、陛下が戻って来られるのが、ゆっくり過ぎたのが原因なのです」
「ぼ、僕の……? 」
「左様でございます。
最初にこちらに向かっておられるという報告をいただいてから、ずいぶんと経ってしまいました。
それが、……あの子を、ルーシェを暴走させてしまったのです」
悲しそうに伏せられた視線。
やや青ざめ、大理石の彫像のようになった顔。
その美しさ、そして恐ろしさに背筋が寒くなる。
「ルーシェが、暴走を? 」
だが、エドゥアルドはその場に留まった。
使用人の不始末は、主君が片付けねばならない。
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