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第四章:「代皇帝出陣」
・4-2 第54話:「休暇未遂」
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・4-2 第54話:「休暇未遂」
実務的な仕事だけではなく、代皇帝としての儀礼的な公務に明け暮れ、連日朝早くに出かけ、夜遅くに帰って来るということをエドゥアルドがくり返していたある日のこと。
「エドゥアルドさま。お休みにはなられないのですか? 」
着替えを手伝ってくれていたメイドのルーシェが、唐突にそうたずねて来た。
なんだか、とても心配そうな顔をしている。
「はは……。僕は、そんなに疲れている顔をしているかい? 」
実際、疲労感はある。
だがそれは充実した、心地の良いものだ。
そんなふうに心配する必要はないよと励ます意味も兼ねて冗談めかして微笑みかけてみたのだが、ルーシェはそれでは納得してくれなかった。
「エドゥアルドさまは以前、私におっしゃって下さいました。きちんと休みは取りなさい、と。シャーリーお姉さまも、休むのも仕事の内だとおっしゃいました。……この半年、エドゥアルドさまはずっと働き通しでいらっしゃいます。少し、お休みした方が良いのではないでしょうか? 」
「もしかすると、ルーシェのワーカホリックが染(うつ)ったのかもしれないな」
休めるものならば、自分だって休みたい。
しかし、今が正念場なのだ。
せっかく共和国軍の侵攻を遅らせることができたのだから、ここで手を緩めるわけにはいかない。
この僥倖(ぎょうこう)を最大限に活用し、帝国の体制を盤石なものとしたい。
もしそうすることができれば、共和国と戦争をすることもなくなるかもしれないのだ。
こちらの防衛態勢が強固だと思えば、相手も迂闊(うかつ)には手を出して来ることができない。
そうなれば、数万人……、いや、数十万人が救われることになる。
休むとしたら、その成果を見届けてから、ゆっくりと休めばよい。
自分だって休みを取っていくらでも怠けていたいのだが、そうするわけにはいかないのだ。
心配してくれるのはありがたかったが、それは余計なおせっかいだと、ほんの少しのいら立ちも込めてからかうと、メイドはぷく~っと頬を膨らませてこちらをねめつけて来る。
「ルーシェは、退屈でございます」
「……うん? 」
「エドゥアルドさまと一緒にいられると思っていたのに、この半年間ずっと、こうして朝と夜のほんの少ししかお話しすることができません。あんまりだと思うのです」
エドゥアルドは思わず、きょとんとしてしまう。
唐突に休暇を取れなどとルーシェが言い出したのは、間違いなく、少年の体調を心配してのことであったのだろう。
だが、それは理由の半分に過ぎない。
残りの半分の理由は、自分がエドゥアルドにかまってもらいたかったから。
仕事ばかりでずっとツフリーデン宮殿に詰めてばかりいるので、寂しいと言っているのだ。
(コイツ……)
憎らしいと思うのと同時に、かわいらしいとも思ってしまう。
こちらが、国家のために、人々のために、メイドのためにと必死に働いているというのに、たまには自分にもかまえだなどと我がままを言うなんて。
なんのためにこれほど苦労しているのか、まるで分かっていないのかと、腹が立ってくる。
だが、かわいらしいと思ってしまったのは、エドゥアルドが、ルーシェがどれほど献身的に尽くしてくれているのかをよく知っているからだった。
いつも主より早起きして、遅く寝て。
この半年間ずっと欠かさずにお弁当の用意を、しかも飽きさせないような工夫をしてくれていたし、いつでも部屋に戻ってくれば快適に休むことができ、リラックスしながら美味しいコーヒーを楽しむことができた。
すべて、彼女のおかげだ。
こんなことは、真剣にエドゥアルドのことを案じてくれていなければ、とても続けることなどできはしない。
そう思って複雑な気持ちで見つめている間にも、メイドはグチグチと不満を口にしていく。
「オスカーも、カイも、寂しがっているのですよ? オスカーは相変わらず自由気ままですが、いつも、エドゥアルドさまがいらっしゃらないイスを見て寂しそうにしています。カイは、覚えた芸を披露したくてうずうずしているのです。それに、私だって、マーリアさまからいろいろとお料理を習ったりしたので、エドゥアルドさまに召し上がっていただきたいのです。ですが、毎日宮殿にお仕事に行ってしまわれるので、せいぜい、お弁当をご用意させていただくことしかできません。……なんだかとっても、やるせないのです」
(一日くらいなら、休んでみてもいいだろうか……)
エドゥアルドはふと、そんなことを考えてしまう。
自分勝手なことを言うな、といういら立ちよりも、ルーシェのわがままを叶えてやりたいという欲求が大きくなりつつある。
だって、こんなに寂しい、寂しい、と必死にアピールされたら、嬉しいではないか。
しかも、数日間いなかったからというのではない。
半年も仕事ばかりで、一緒にコーヒーとお茶菓子でも楽しみながらのんびりする、ということが一度もなかったのだ。
年に一回か二回のわがままくらい、叶えてやりたくもなってしまう。
もし、「よし、わかった。休みを取って、一緒にゆっくりしよう」と言ってやったら。
ルーシェは、それはもう喜ぶのに違いない。
そして張り切って、メイド長のマーリアに教えてもらったのだという手料理の数々を披露(ひろう)してくれるだろう。
彼女の作る料理は、なんというか、社交パーティなどで提供される料理とは違う。
美味しい、という点では同じなのだが、ビジネスライクでどこか血の通っていない印象のパーティの料理とは違って、温かみがあってほっとする。
家庭の味なのだ。
さらに、側(かたわら)には二匹のもふもふ。
猫じゃらしでオスカーと戯れたり、練度をあげたカイの芸を見せてもらったり、二匹の毛並みや肉球の感触を思う存分に堪能(たんのう)できたら、どんなに心穏やかに、幸福になれるだろうか。
今は二匹とも遠慮しているのか距離を取っているが、こちらをじっと、期待する眼差しで見つめてきている。
———よし、わかった。一日だけでも、休みを取ろう。
半ば衝動的にそう口にしかけた時、部屋の扉が慌ただしくノックされる。
「陛下。急ぎの報告でございます! 」
入室を許可されるや否や駆け込んできたのは、近衛隊長のミヒャエル・フォン・オルドナンツ大尉。
彼がエドゥアルドに差し出したのは、クラウス・フォン・オストヴィーゼから発せられた書簡だった。
「クラウス公より、知らせがありました。……いわく、共和国の議会において近々ムナール将軍の出兵が議論され、可決される公算が大、とのことです! 」
どうやら、代皇帝の休暇は未遂に終わったらしかった。
実務的な仕事だけではなく、代皇帝としての儀礼的な公務に明け暮れ、連日朝早くに出かけ、夜遅くに帰って来るということをエドゥアルドがくり返していたある日のこと。
「エドゥアルドさま。お休みにはなられないのですか? 」
着替えを手伝ってくれていたメイドのルーシェが、唐突にそうたずねて来た。
なんだか、とても心配そうな顔をしている。
「はは……。僕は、そんなに疲れている顔をしているかい? 」
実際、疲労感はある。
だがそれは充実した、心地の良いものだ。
そんなふうに心配する必要はないよと励ます意味も兼ねて冗談めかして微笑みかけてみたのだが、ルーシェはそれでは納得してくれなかった。
「エドゥアルドさまは以前、私におっしゃって下さいました。きちんと休みは取りなさい、と。シャーリーお姉さまも、休むのも仕事の内だとおっしゃいました。……この半年、エドゥアルドさまはずっと働き通しでいらっしゃいます。少し、お休みした方が良いのではないでしょうか? 」
「もしかすると、ルーシェのワーカホリックが染(うつ)ったのかもしれないな」
休めるものならば、自分だって休みたい。
しかし、今が正念場なのだ。
せっかく共和国軍の侵攻を遅らせることができたのだから、ここで手を緩めるわけにはいかない。
この僥倖(ぎょうこう)を最大限に活用し、帝国の体制を盤石なものとしたい。
もしそうすることができれば、共和国と戦争をすることもなくなるかもしれないのだ。
こちらの防衛態勢が強固だと思えば、相手も迂闊(うかつ)には手を出して来ることができない。
そうなれば、数万人……、いや、数十万人が救われることになる。
休むとしたら、その成果を見届けてから、ゆっくりと休めばよい。
自分だって休みを取っていくらでも怠けていたいのだが、そうするわけにはいかないのだ。
心配してくれるのはありがたかったが、それは余計なおせっかいだと、ほんの少しのいら立ちも込めてからかうと、メイドはぷく~っと頬を膨らませてこちらをねめつけて来る。
「ルーシェは、退屈でございます」
「……うん? 」
「エドゥアルドさまと一緒にいられると思っていたのに、この半年間ずっと、こうして朝と夜のほんの少ししかお話しすることができません。あんまりだと思うのです」
エドゥアルドは思わず、きょとんとしてしまう。
唐突に休暇を取れなどとルーシェが言い出したのは、間違いなく、少年の体調を心配してのことであったのだろう。
だが、それは理由の半分に過ぎない。
残りの半分の理由は、自分がエドゥアルドにかまってもらいたかったから。
仕事ばかりでずっとツフリーデン宮殿に詰めてばかりいるので、寂しいと言っているのだ。
(コイツ……)
憎らしいと思うのと同時に、かわいらしいとも思ってしまう。
こちらが、国家のために、人々のために、メイドのためにと必死に働いているというのに、たまには自分にもかまえだなどと我がままを言うなんて。
なんのためにこれほど苦労しているのか、まるで分かっていないのかと、腹が立ってくる。
だが、かわいらしいと思ってしまったのは、エドゥアルドが、ルーシェがどれほど献身的に尽くしてくれているのかをよく知っているからだった。
いつも主より早起きして、遅く寝て。
この半年間ずっと欠かさずにお弁当の用意を、しかも飽きさせないような工夫をしてくれていたし、いつでも部屋に戻ってくれば快適に休むことができ、リラックスしながら美味しいコーヒーを楽しむことができた。
すべて、彼女のおかげだ。
こんなことは、真剣にエドゥアルドのことを案じてくれていなければ、とても続けることなどできはしない。
そう思って複雑な気持ちで見つめている間にも、メイドはグチグチと不満を口にしていく。
「オスカーも、カイも、寂しがっているのですよ? オスカーは相変わらず自由気ままですが、いつも、エドゥアルドさまがいらっしゃらないイスを見て寂しそうにしています。カイは、覚えた芸を披露したくてうずうずしているのです。それに、私だって、マーリアさまからいろいろとお料理を習ったりしたので、エドゥアルドさまに召し上がっていただきたいのです。ですが、毎日宮殿にお仕事に行ってしまわれるので、せいぜい、お弁当をご用意させていただくことしかできません。……なんだかとっても、やるせないのです」
(一日くらいなら、休んでみてもいいだろうか……)
エドゥアルドはふと、そんなことを考えてしまう。
自分勝手なことを言うな、といういら立ちよりも、ルーシェのわがままを叶えてやりたいという欲求が大きくなりつつある。
だって、こんなに寂しい、寂しい、と必死にアピールされたら、嬉しいではないか。
しかも、数日間いなかったからというのではない。
半年も仕事ばかりで、一緒にコーヒーとお茶菓子でも楽しみながらのんびりする、ということが一度もなかったのだ。
年に一回か二回のわがままくらい、叶えてやりたくもなってしまう。
もし、「よし、わかった。休みを取って、一緒にゆっくりしよう」と言ってやったら。
ルーシェは、それはもう喜ぶのに違いない。
そして張り切って、メイド長のマーリアに教えてもらったのだという手料理の数々を披露(ひろう)してくれるだろう。
彼女の作る料理は、なんというか、社交パーティなどで提供される料理とは違う。
美味しい、という点では同じなのだが、ビジネスライクでどこか血の通っていない印象のパーティの料理とは違って、温かみがあってほっとする。
家庭の味なのだ。
さらに、側(かたわら)には二匹のもふもふ。
猫じゃらしでオスカーと戯れたり、練度をあげたカイの芸を見せてもらったり、二匹の毛並みや肉球の感触を思う存分に堪能(たんのう)できたら、どんなに心穏やかに、幸福になれるだろうか。
今は二匹とも遠慮しているのか距離を取っているが、こちらをじっと、期待する眼差しで見つめてきている。
———よし、わかった。一日だけでも、休みを取ろう。
半ば衝動的にそう口にしかけた時、部屋の扉が慌ただしくノックされる。
「陛下。急ぎの報告でございます! 」
入室を許可されるや否や駆け込んできたのは、近衛隊長のミヒャエル・フォン・オルドナンツ大尉。
彼がエドゥアルドに差し出したのは、クラウス・フォン・オストヴィーゼから発せられた書簡だった。
「クラウス公より、知らせがありました。……いわく、共和国の議会において近々ムナール将軍の出兵が議論され、可決される公算が大、とのことです! 」
どうやら、代皇帝の休暇は未遂に終わったらしかった。
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