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全ての始まり
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合格発表は見に行かなかった。
行く気にならなかった
家の電話が鳴る
僕は普段の電話には出ないのだか今日はあいにく母親がいないので出ることにした
【はい。小林で】
人の話を遮った
【侑希!受かったぞ俺も、お前も】
【そう…良かった】
【おう、これから3年間またよろしくな】
【あのさ…わざわざありがとう】
【なに、気にすることないよ】
【うん、じゃあね】
【はいよ】
たったの15秒の会話
僕の合格と稜也の合格を知らせてくれた
僕は安定の合格圏内。稜也はギリギリ合格圏から外れていた。稜也が受かるとは思っていなかった
受験勉強していた様子は見られなかったし
2月に入ってもサッカーに時々誘われていたから
今回の倍率は8倍。
例年通りである。狭き門と言われているが
努力すれば誰でも入れると思う
こんなに微妙な合格の嬉しさは後にも先にもないだろう
行く気にならなかった
家の電話が鳴る
僕は普段の電話には出ないのだか今日はあいにく母親がいないので出ることにした
【はい。小林で】
人の話を遮った
【侑希!受かったぞ俺も、お前も】
【そう…良かった】
【おう、これから3年間またよろしくな】
【あのさ…わざわざありがとう】
【なに、気にすることないよ】
【うん、じゃあね】
【はいよ】
たったの15秒の会話
僕の合格と稜也の合格を知らせてくれた
僕は安定の合格圏内。稜也はギリギリ合格圏から外れていた。稜也が受かるとは思っていなかった
受験勉強していた様子は見られなかったし
2月に入ってもサッカーに時々誘われていたから
今回の倍率は8倍。
例年通りである。狭き門と言われているが
努力すれば誰でも入れると思う
こんなに微妙な合格の嬉しさは後にも先にもないだろう
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