絶望の鼎

親から虐待されていた芹花は、小説家になろうでプロになり一攫千金で家を出る決意をするが、読むばっかりで結局一度も投稿することなく14歳のある日、いつものように父親の暴力を受けている際についに殺されてしまう。
死ぬ間際に、「こんな世界に2度と生まれたくない!」と思った。
そして、それをどう解釈したのか、何者かによって、異世界で生まれ変わりを果たすのだった。
小説家になろうで読みあさっていた異世界転生だ!
かつての芹花の記憶は、トラウマと、小説家になろうの知識ごと3歳児のリオルーチェに。
しかし、リオルーチェに現在付与された属性は、王族、ブラコン位で、転生したにも関わらずチート要素は見当たらない。
むしろ生まれつき新聞に書いてある文字くらいは読めていた芹花の方が、チート臭かった気がする。
それどころか、両親にも大事にされているはずなのに軟禁状態。
苦労したまま死んじゃった子たちが、生まれ変わって幸せになる話です。
なろうからの転載です。
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